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総項目数 2503 最終更新時間 2023 年 11 月 17 日 21 時 08 分

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[悪魔][剣][銃][弾丸][鎧][兜][籠手][靴][道具][魔法][特殊攻撃][地名・場所]
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は...ほ

ハーピー〔はーぴー〕 悪魔
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かすめ取る者。ギリシア神話における風の精。弱い者いじめが好きで、他人の食事を食い散らかす意地汚い悪魔。クレタ山脈のディクレに住むと言われる。真1では最も弱い妖鳥。しかし序盤の優秀な合体要員である。(ARL)怪物のイメージが強いが、ガイアの息子タウマスとオケアノスの娘エレクトラの子で、虹の女神イーリスの姉妹という神々の系譜に連なる者達である。真2・if...においては固有名詞を持つアエロー(疾風)・オキュぺテー(遠く飛ぶ者)・ケライノー(嵐の黒雲)の三姉妹がそれぞれ登場しており、その名から風にまつわる神格である事がうかがえる。(willseek)女神転生を始めとして整った顔に半裸のドキドキなビジュアルで書かれる(恐らくデビルマンのシレーヌの影響)が、伝説上では人体部分は老婆のそれであり、胸部もお察しである。また、上記では人の食べ物を掠め取るとあるが、食べきれなくて残した場合、その上に糞をしていくという、不潔で下品な性格をしている。(HAZE)

ハーリーQ〔はーりーきゅう〕 人名・キャラクター
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DDSATシリーズの登場人物。6大トライブ第5位の勢力である「アサインメンツ」のリーダー。シリーズの記念すべき最初のボス。臆病でヘタレで愛すべきキャラクター。「だってお前ら喰ったじゃねぇかッ!」は有名。イベントでは爆薬仕込みのボーガンを使っている。アートマはバーニングステイク(燃える杭。焼けてるステーキの意味ではない。しかし「ミディアムか?レアか?」という台詞があったりもする)で、ハヤグリーヴァに変身する(この悪魔については、該当単語参照)。DDSAT1では、冒頭で主人公達のトライブ「エンブリオン」と交戦しているところから始まる。「ツボミ」が破裂し、戦場の人間が悪魔化したが、自軍の兵士達がサーフ達に喰われる様を見て恐怖(実は彼も自軍の兵士を喰っているのだが…)し、それが原因で瞳が宿る(感情が芽生える)。それからは臆病者そのものであり(「だってお前ら喰ったじゃねぇかッ!」)、サーフ達(プレイヤー)は逃げる彼を追いかけていくことになる。ほうほうのていで逃げた挙句、追いつかれた際には、彼は「喰われる前に喰っちまえば良い」ということに気付き、恐怖を克服(?)して戦いを挑んでくる(本当に克服したかは不明、2の終盤では…)。相手の命を奪うには、自分の命を投げ出す覚悟が必要なはずであり、彼の考えはまだ甘かったのかもしれない。しかし、プレイヤーに喰わなければ生きてはいけないという世界観を分かりやすく教えてくれたと言える。ラジオ『ATLUS presents めぐみゅうの神楽坂ハッピーチューナー』のドラマによると、彼(ハヤグリーヴァ)はゲームで倒した時の演出通り丸焦げになってるらしい。ヒートがそれについて愚痴を言っている。もし、彼に羅刹モードがあった場合、どうなるのであろうか?シマウマのような姿をしているハヤグリーヴァの武器は鼻の角である。やはり顔が…(テラダイン)アルジラも喰らい合うことに嫌悪感を覚えていたことから、彼を臆病者と罵るのはどうかと思う。芽生えた感情と「喰らい合うこと」の整合性を取るのは困難と言えよう。 …いや、実際逃げ回るんだけど。(HAZE)

ハイドアーマー〔はいどあーまー〕
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ハッカーズより、火炎弱・氷結無効の相性と力+2の装備効果を持つ男性用鎧。同種の足防具「獣皮のすね当て」と共にVQにおけるユダの初期装備。ケブラーベストの数段上の防御性能を持つが、一体何の獣の皮を使っているのか。又、ペル2罰やP3では「ハイドマント」が登場するが、前者では回避高の特徴を持つ事から、こちらは獣皮のマントではなく隠れマントの意か。広義のレザーアーマーの内、なめす程度の加工しかしていない、所謂「革」ではなく「皮」のままの獣皮や毛皮を用いた最も原始的な鎧を指す。ファンタジー系のRPGならレザーアーマー以下に置かれる低質の防具だ。しかしこれは現実に存在する動物の皮を用いた場合であり、空想上の動物、例えばドラゴン辺りの皮膚でこういったものを製作すれば、現実の最新素材製アーマーを上回る防御性能を持たせる事が出来るのかも知れない。参考までにD&Dでは魔法生物の皮膚を用い、特殊な能力を持つ多彩なハイド・アーマーが登場している。又、神話上でもギリシャではヘラクレスがネメアの獅子から剥いだ毛皮を、北欧のベルセルクやウールヴヘジン等も獣の毛皮を纏っており、ゲーム中の性能はその辺も踏まえているのか。(ICBT)火炎弱点と氷結無効の性質から、ずっとハイドロ(hydro、水の、液体の)アーマーと思っていた(HAZE)

ハイドロジェット〔はいどろじぇっと〕
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ペル1に登場するライフル。実在する突撃銃である他のライフル系銃器の性能数値と比較しても、ほぼ同等の威力・連射力を持つ武器となっている。通例ではウォータージェットやポンプジェットとも呼ばれる、船舶などが船底から汲み上げた水を高圧で噴射する事で推進力とする推進方式の事だが、これは水を高圧で発射する放水銃、ハイドロジェット・ガンの事。現実では消火や洗浄・暴徒鎮圧といった用途に使われ、実銃に肩を並べる程の威力は実現されていない。特殊な例として、工作用ウォータージェットカッターは鋼鉄やダイヤモンドを切断する事も可能だが、こちらは武器として用いられる程の射程は備えておらず、装置も大掛かりなものとなる。フィクション作品にて描かれる水を操る攻撃手段に、しばしばこのイメージを持つものが登場する事がある。(ICBT)

ハイピクシー〔はいぴくしー〕 悪魔
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イギリスの小妖精ピクシーの中でも魔力に優れた者たち。「ハイ」は「高位の」と精神的高揚の「ハイな気分」のダブルミーニングでイメージされ、髪を逆立ててデザインされている。…パンクファッションでそういう美人さんもいますよ?真2で初登場し、真3ではピクシーから成長で変化させる事もでき、宝探しや誘惑などの補助スキルも含め便利な存在である。葛葉ライドウ対アバドン王では着物姿のピクシーの姿で登場し、葛葉ゲイリンの弟子・凪をその最期まで支えた…。その後特定イベントを経ると合体作成できるようになる。(willseek)能力的にはハイなのだろうが、ピクシーの方がかわいいと個人的には思う。()伝承内における高位のピクシーの代表例としては、ピクシーの女王「ジョーン・ザ・ワッド」が挙げられる。ピクシー同様コーンウォールにおける伝承に登場する彼女は、ピクシーのみならず同地方の小妖精・小動物達の統率者であるという。名のwadは「(火の着いた)藁束」の意味で、それを持つという事から同じく火を持つ妖精であるジャック・オー・ザ・ランタンやウィル・オー・ザ・ウィスプとも関連付けられる。「ハイピクシー」の名自体は伝承上に見られず創作であると考えられるが、同様に高位とされる妖精種族名を表わした前例にはトールキンが創作し以降のファンタジー作品でも用いられ俗化した語である「ハイエルフ」があり、ネーミングはこれに倣ったともいえる。(ICBT)指輪物語においては、ハイエルフの他にウルクハイというオークの上位種も存在する。まあ、妖精ではないんだけど(HAZE)

ハイレグアーマー〔はいれぐあーまー〕
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股から腰にかけての角度が急な形をした女性用防具。一昔前にハイレグ水着というのが流行ったが、それを知っている方は想像しやすいと思われる。真1ではヒロインの初期装備。レジスタンツ時代の彼女の装備はどれをとっても女王様ファッションである。(ARL)フィクション作品における露出度の高い水着の様な形状をした鎧の一種。類語としては「ビキニアーマー」が代表的であろうか。このビキニアーマーに対し、(本来の語の意味とは少々齟齬があるが)ハイレグアーマーの呼称はレオタード型のものを指すのが通例である様だ。日本では1980年代以降にアニメ・ゲーム等における女戦士の衣装として定着し、それなりにポピュラーなものではあるが、この名称そのものがRPGにおける装備品として登場する事は意外に珍しい。シリーズ常連の装備としてはメガテンの他に、「メタルマックス」シリーズとその後継「メタルサーガ」シリーズでも登場しており、本シリーズの一部の作品では男性でも装備可能であった。(ICBT)ソウルハッカーズでは伝統防具の意地か、「火炎無効・氷結に弱い」という耐性を身に付けた。その為か購入できる頃に突入する天体博物館で重宝する。ペルソナ3では最初に手に入れるであろうセクハラ装備。装備すると女性陣のグラフィックが変化する。そこそこに高い防御力と魔力+2が割とおいしく、6月作戦日位までにはタルタロス探索時に装備させるのも悪くない。 ちなみにハイレグアーマーの色はゆかりが赤、美鶴が黒、女性主人公(P3P)が白。 (M1号)なお、ハイレグというファッションの目的は、ミニスカートと同じく、「足を長く見せる」ためのものであり、男性を色欲に駆り立てるためのものではない…多分。(HAZE)

覇王の剣〔はおうのけん〕
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攻撃力はそこそこで、あれば装備してやってもいいかなという程度の剣。覇王という名前もあまりに漠然としすぎている。もしかしたらこれを装備した人は覇王になれるのかもしれない。というか、そもそも覇王って何なんだ?(ARL)覇王とは、中国、秦を滅ぼした後、劉邦と覇権を争った項籍(通称、項羽)を指す言葉。『覇』は武をもって治め、『王』は徳を持って世を治めるものに送られる位。『王』は『覇』の上の位と古来考えられていたが、項籍が武略を持って天下を治めたことから『覇王』、武が徳を上回るという位を作って称した。(たけでん)

覇王の鎧〔はおうのよろい〕
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真1に登場。カオスサイド専用の男性防具であった。銀座に売られている防具の中では一番性能が良い。もし自分の属性がカオスサイドに傾いていれば是非とも購入しておこう。(ARL)

ハオカー〔はおかー〕 悪魔
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ネイティブアメリカンのダコタ・スー族に伝わる雷神。ばちを振る勢いで風を巻き起こし、手に持つ太鼓を打ち鳴らす音が雷鳴になる。人々の狩猟を守護する神ともされる。その情緒は人とは逆で、嬉しい時には泣き、悲しい時には笑い、暑い時には震え、寒い時には汗を流したという。こうした訳のわからなさが人を超越した者の尺度とされる事もあるのだ。真2が初登場の妖魔。電撃系魔法とハッピーダンスが得意技だ。ジオ系魔法を継承した仲魔作りの素材にもいいかも知れない。(willseek)

ハオマ〔はおま〕 悪魔
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ゾロアスター教における神聖な植物、ハオマ草及びそこから作った神酒の効能を神格化した神。ヤザタに分類され、生命力を活性化させ心身を健康にし、死を遠ざけ、子孫繁栄を司るとされた。金色に輝き、高山の頂上に座して大地と天空を媒介する。ハオマ草が具体的にどのような植物だったのかは不明だが、作られた神酒ハオマは霊的な万能薬で、あらゆる傷や病気を治すとされ、インドのソーマにも通じる。宗教儀式の際にトリップする為の媒介・興奮剤に用いられていたとも考えられている。デビルサマナーシリーズに登場した上位の神樹。どことなく照明スタンドを思わせる姿だ。火炎攻撃には弱いが回復魔法は強力なものを持っている。(willseek)サンスクリット語「ソーマ」のアヴェスター語読みが「ハオマ」なので両者は対応する存在であり、元々は同一のものを指した言葉であった事が伺える。インドの神々デーヴァがゾロアスター教においては悪魔ダエーワとされた様に二者の間では善悪が逆転するのが通例だが、このソーマ・ハオマは例外的に両者とも神聖視された。これはその起源がより古いアーリア人共通の信仰にまで溯れる事に拠るものだとされる。(ICBT)

破壊神〔はかいしん〕 悪魔
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読んで字の如く、破壊を司る神々。当然ながらその力は強大であり、魔神をも凌ぐその力で破壊の限りを尽くす。しかしどこぞの邪神と違って破壊しっぱなし、というのではなく、彼らの行う破壊は次代の創造へ繋がり、やがてまた新しい世界が生まれてくる、というわけだ。…というのは殆どヒンドゥのシヴァの定義そのものであり、メガテンシリーズでの破壊神という分類は要するに魔神に匹敵する・或いはそれ以上の力を持ち、魔神よりも荒々しい性格を持つ神々、という面が強い。ただし、その力で人々に災厄をもたらすだけの者は勿論それは邪神や魔王に分類される。この辺りがDARKとLIGHTの違いなのだろうか。(aba)邪神や魔王との違いは、人や世界を貶めることを目的としていないことだろう。スサノオの様に善行をなす神や、アレスのような軍神もいる。(HAZE)

刃・壊・塵〔はかいじん〕 特殊攻撃
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葛葉の一族の人間が繰り出す剣技の一つ。葛葉ライドウの他に、アバドン王では葛葉ゲイリン、先代ゲイリン、カゲボウシが使用。袈裟斬り→逆袈裟→上段斬りの三連斬を繰り出す。ライドウの場合、袈裟斬り→逆袈裟→袈裟斬り→上段斬り→修羅虎突き→羅刹龍転斬りの最大六連斬を繰り出す。(魔夜)

破戒僧〔はかいそう〕 悪魔
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戒律を破った僧のこと。一旦出家したものの、色と快楽に溺れ去ってしまった者達を一般的にこう呼ぶ。ゲームではガイア教徒として登場する。彼らにとって破戒を正当化するこの教団はさぞかし馴染みやすかったであろう。悪魔解説者鈴木一也によれば「ダーキニーやヤクシニーを相手にする性魔術師者」らしい。(ARL)破戒は一概に悪という訳ではなく、硬直化・形骸化した宗教的権威から一旦離れ、己を追い詰めて真なる悟りに近付く事を志向する求道者達の在り方の一つでもあった。かの一休さん(のモデル)、一休宗純も破戒僧として酒場や遊郭に入り浸っていた事がある。ガイア教徒の破戒僧は性魔術の修練により力を高めているとされ、そうしたノウハウはインドのタントリズムにも、古代エジプトにも見られるものである。そして彼らは大悟の為に過酷な戦いに身を置く「破壊僧」でもあるのかも知れない。容易にその教義を変動させ得るガイア教は彼らを拒む事はない。(willseek)真1の破戒僧はちょっと魔法の強い程度だが、ファミコン版2の狂人に分類する彼らは、どこぞの牙の教会の僧侶よろしく、死の文言ムドを放つ危険な存在だ。(HAZE)

白娘子〔はくじょうし〕 悪魔
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バイニャンツ。明代から中国に伝わる民間伝承「白蛇伝」のヒロイン。元来蛇の化生は男性を魅了し喰い殺す恐ろしい存在とされており、白蛇伝の原型の物語も法師による妖蛇退治物だったようだ。だが広く今に残る物語においては美しい白蛇の精・白娘子は人間界の愛情に憧れ、侍女の青蛇・青々を連れて杭州を訪れる。そこで許仙という書生と出会い、激しい恋に落ちて結婚する。所が金山寺の法海という和尚が何かと二人の愛を妨害しようとする。法海は策略を巡らし許仙に白娘子の正体を見せ、二人を引き離してしまう。そして法海と白娘子の戦いが始まり、白娘子は青々と共に西湖畔にある雷峰塔に封じ込められてしまう。白娘子の愛情を知った許仙は彼女を疑った事を悔い、嘆き悲しむのであった。…が、中国の民衆はことごとく白娘子の味方となったのである。広く伝承を重ねる内に、白娘子の一途な愛情が天地の神の心を動かし最後は雷峰塔から解放されて許仙と再会する、侍女の青々が逃げ延び修行を重ねて逆襲し鉄塔を打ち倒して白娘子を救い出す、白娘子と許仙の子供が成人して仙人の修行をし鉄塔を打ち壊して母親を助けるといったバージョン違いの話がいくつも作られていった。共通するのはいずれも白娘子と許仙にとってのハッピーエンドに終わる事である。ソウルハッカーズ登場の邪龍。中国での実情を鑑みれば龍王か龍神でもいい位だ。マリンカリンによる魅了と電撃反射が要注意ポイント。(willseek)デビルサバイバー2では最初の「憂鬱な日曜日」にて登場する。 浅草の雷門の提灯に封印されていたらしくダイチがうっかりと封印を解いてしまったようだ。 前作のデビルサバイバーのウェンディゴと同じ立場の様だ。(Mr.ダルクン)

白澤〔はくたく〕 悪魔
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全知の獣。中国の黄帝が出会った聖獣で、彼にこの世の全ての妖怪のことを伝えたとされる。真1で登場。この悪魔の持つディアラマとパララディは中盤戦で非常に役に立つ。(ARL)

白魔の鎧〔はくまのよろい〕
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真1に登場。男性用防具で氷結に強い。30000魔貨。スガモプリズンで購入できる防具であるが、もうちょっと我慢して上野まで行き、ヤクトアーマーを購入したほうが良いかもしれない。(ARL)

ハクマ・ブドー〔はくまぶどー〕 悪魔
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ネパールの人々に害を為す悪霊。ハク・マ・プートゥの方が原語の読みに近いらしい。サウォバクの中でも有力な存在だったとされるが、シヴァに調伏され、魔神シュムバとの戦いに使役されたという。剣を持つ悪鬼の姿で表される。ファミコン版1及び2に登場した高位の幽鬼。火炎系魔法に魔力吸収のマカランダ、回避は運次第の即死技の呪いと、凶悪な強さを誇る。破魔系魔法で対抗だ。(willseek)ファミコン版2のハクマ・ブドーの呪いは死より厄介なbooの呪いである。魔法使用不可、ステータス激減に加えて、邪教の館でしか回復出来ない極めて厄介な攻撃である。 (なお、サウォバクはこれに加えてムド系最強呪文を使う)(HAZE)

ハゲネ〔はげね〕 悪魔
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ドイツの国民的英雄叙事詩「ニーベルングの歌」に登場する武将。ハーゲンとも。ブルグント国王グンターの知略に長けた重臣であり、王妃ブリュンヒルトの恥辱を晴らす為に策略を用いてネーデルラント王ジークフリートの弱点を探り出し、彼を闇討ちし仕留めた。だが後にジークフリートの元妃クリームヒルトに主グンター共々戦乱の中囚われる事になる。クリームヒルトはジークフリートの遺産であるニーベルングの財宝を渡すなら命を助けると述べたが、既にそれをライン川に沈め捨て去っていたハゲネが拒絶した為に、ハゲネはグンターと共に首を刎ねられてしまうのであった。ちなみにクリームヒルトも獄に繋いだ相手を斬殺するという卑怯な行いから後に斬られてしまい、ニーベルングの歌の物語は主要人物のほとんどが死に絶える悲劇的な結末で幕を閉じる。ソウルハッカーズに登場する猛将。暗殺者か覆面剣士のような黒っぽいデザインである。ニーベルング伝承絡みで邪龍ファフニールが合体作成には関係する。防御耐性はなかなかだが、攻撃スキルにパッとしたものが見当たらないのが厳しめ。(willseek)

方舟〔はこぶね〕 地名・場所
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真兇砲ける最終決戦の舞台となる地。エデンを内包したセンターの上層部分(50F以上)が宇宙船となったもの。内部にはエデンのほかにターミナルとメシア教会、そして全てを消し去る文字通りの最終兵器、メギド・アークが搭載されている。また、各階には唯一神の分霊たる神霊シャダイ・ツァバト・エロヒムが待ち構え、高位の大天使やメシアンたちが万が一の事態(異教徒や悪魔の侵入)に備えている。LAWルートの場合は、ルシファーを倒した後に何の問題も無く乗り込むことが出来るが、CHAOSルートの場合はルシファーの、NEUTRALルートの場合はSTEVENの力を借りる必要がある。また、一旦方舟に入ってしまうと以後の行動が大幅に制限されてしまうため、ケテル城でルシファーに会う前のセーブデータは必ず残しておきたい。(CF)

狭間偉出夫〔はざまいでお〕 人名・キャラクター
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if...で物語発端となる軽子坂高校魔界転落を引き起こした人物。ハザマは校内でもトップクラスの天才少年で、眉目秀麗な容姿から密かにファンもいる位であった。だがそのメンタルは幼少時の両親の離婚や対人交渉の不得手からくる心理的孤立から闇を孕んでおり、偶然手に入れた悪魔召喚プログラムによりその闇は噴き出してしまう。魔界へ乗り込みエジプト神達を利用して大いなる力を手に入れると今度は働いてくれたエジプト神達を封印し、支配する魔界を自分の望む形に作り変えた。そうした準備の後に学校を魔界に引きずり込み、魔神皇を名乗ったのである。彼の理想は「無」。全てを巻き込み消え去る破滅願望こそが彼の真の望みであった。主人公達のたどる道によっては彼の孕む闇の由来と彼にとっての救いを見る事もできるだろう。なお、彼のマニアックな白い学ランに白手袋は魔力を使って作り出したものらしい。if...PS版パッケージにて己の作り出した「魔神皇」の前で這いつくばっている姿こそが彼の秘める歪みを表しているだろう。(willseek)ケータイのアプリではif…のハザマルートとしてハザマが魔界を統一するまでをプレイできる。(MASA)ケータイ版狭間編で、ゾロアスター経の最高神である神霊ズルワーンを倒してその力を手に入れて魔神皇となった。(mars)天才的な頭脳を持ちながらも悪魔召喚プログラムで悲劇を引き起こす点はまさに初代の主人公中島朱美そのもの。けれども中島と違って彼は結局日常に戻ってくる事は無かった。もしも彼がもう少し早く玲子に救われていたら、あるいはもしも中島が弓子に救われていなかったら……ゲームのタイトルにはそんな意味も込められているのかもしれない。(aba)

初めに闇ありき〔はじめにやみありき〕 特殊攻撃
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真3マニアクスにて大魔王ルシファーが用いる最大の技。敵全体のHPを万能属性でランダムに変化させ(1/2、1/4、1/10、効果無しも)、毒・麻痺・封魔のバッドステータスを追加する。発動時に時の流れが歪むらしく、画面が白黒にフラッシュしながらルシファーの正面にズームして一瞬止まり、直後に炸裂する。この技で瀕死状態になった直後に追い討ちをかけられやられてしまうケースが十分あり得る。旧約聖書のモーセ書は通常5書とされるが、一般には偽書とされる第6・7の書に次のような記述があるという。はじめに闇があった。闇は混沌であって、黒い神は深淵の面を動いていた。黒い神は言った。「光あれ」 こうして白い神があった。(willseek)

破邪の光弾〔はじゃのこうだん〕 特殊攻撃
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真3にて主人公のみが覚える物理攻撃技。左腕を前にかざして右腕で左上腕を支え、破壊の光弾を敵1体に向けて放つ。マガタマニルヴァーナから引き出す技で、LV41から使用可能になる。対単体攻撃技では比較的強力な上に消費HPも少なめで、気合いやタルカジャと併用すれば十分ラスボスクラスにも使用できる。なんといっても技使用時のポーズの格好よさが秀逸。だが一部にはコ○ラのサイコガンを思い出す人もいるという…。(willseek)

破邪の光刃〔はじゃのこうば〕 特殊攻撃
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デジタルデビルサーガ・アバタールチューナー2で登場。 光輝く刃で敵パーティーに物理属性の大ダメージを複数回与え、ステータスをすべて下げる便利な技。隠しボスの一人である大天使ミカエルの専用技の一つ。 ウリエル、ラファエル、ガブリエルと順に戦って大将であるミカエルを苦労して倒すとマントラ「討竜」が出現して覚える事が出来る。(Mr.ダルクン)上記にある通り超強力で、単発でギロチンクロウに匹敵する破壊力を持つスキルだが、複数回であるため隠しボス戦では計画が立てにくくて意外と不便だったりもする。ランダマイザ効果は仇ともなりえる(デクンダされやすいのはもちろんのこと、隠しボスによってはカジャやンダをMAXにすると瞬殺モードに入るという危険性があり、2の仕様ではカジャとンダが3回しか掛らなくなったために2ヒットでもう使用できなくなる)し、某隠しボスに至っては、特定のHPになった時に、攻撃パターンはおろか、全快までするので…また、討竜マントラを取得するのが非常に大変で、さらにピュリプレゲドンが強すぎるため、そういった側面からもなかなかパッとしない。だが、いざ使うと爽快である。頑張って取得して上手く使って、某スイカとサボテンに似た大佐の子供(神話的な意味で。ちなみに開いた状態でないと物理無効)やラスボス等を切り刻んでやろう!(テラダイン)北米版DDSAT2では、大天使ミカエルが使用する際の名称と、曼斗羅で取得した際の名称が違うという不思議な扱いをされている。ミカエル使用時の名称は“Omnipotence”で、「全能、無限の力。全能の神」を意味する言葉である。スキル使用前にミカエルが神への祈りを呟く様子を鑑みれば適当な表記だろう。そして、曼斗羅に実装されている方の名称は“Divine Light”で、直訳すれば「神聖な光」。こちらは日本語版の“破邪の光刃”を大いにリスペクトした英訳である。北米、特にアメリカ合衆国はキリスト教の影響が政治・民間両部門に強く根差す社会なので、大天使ミカエルを通してちょっとしたサービスを披露したのだろうか。(HUM)なお読み方は「はじゃのこうじん」が正しい。(willseek)

秦野久美子〔はたのくみこ〕 人名・キャラクター
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デビルサマナーで主人公の彼女(!)として登場した女子大生。高級住宅地・雲雀が丘に住むお嬢さまで、通う北山大学ではマドンナ的存在である。大事に育てられてきたようでよく言えば上品、悪く言えば空気を読めない人形めいた所がある。実は平崎の古代王国王族の血筋の末裔であり、古代の怨霊覚醒の陰謀に利用されてしまった。事件の中で彼女は主人公への気持ちに改めて気付いたという(しかし病院の植物状態の主人公を見舞いに訪れた描写は特にはなし…)。その後はちょくちょく矢来銀座の探偵事務所を訪ねる事が多いんだとか。(willseek)

八大王〔はちだいおう〕 悪魔
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バーダワン。中国清代の短編怪異小説集・聊斎志異に記される鼈(べつ、スッポン)の王。大層な酒好きで、人に化けて酒を飲んでは泥酔してしまうとされる。ある時スッポン漁をしていた憑生という男に捕まってしまうが、憑生は八大王の願いを聞いて彼を助けた。王の姿に戻った八大王はその礼に幸運をもたらす小人の形をした呪宝を憑生に与えて彼が富豪になる助けとしたという。ソウルハッカーズ登場の幻魔。元ネタの話は浦島太郎的な変身報恩譚を思わせる。仲魔としてはかなり物理戦闘寄りで、異色なのは酒を飲んだ状態で威力が増大する端杯手の突きだろう。(willseek)

八幡〔はちまん〕 悪魔
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日本の八百万の神々の中でも広く知られ信仰される神で、日本の神社の3分の1は八幡神・八幡大菩薩として祀っているとも言われている。にもかかわらずその起源は謎に包まれ、総本宮の宇佐神宮の縁起では応神天皇が八幡神であるという事になっているが、これとは別系統で神道・道教・仏教の影響を受けて成立した神であるとする説もある。ハチマンと呼ばれるようになるのは平安時代以後の事であり、八幡神は元々ヤハタと呼ばれていた。しかし、ヤハタが何を意味するかというのは、やはり諸説あるが未だ定かではない。「ハタ」から渡来系の秦氏の祀る神であったとする説もある。源氏一族の守護神とされていた為、鎌倉時代頃から武家の守護神ともされた。ともあれ現在詣でる人がおり、信仰されている実態がある事こそが大事なのだろう。デビルサマナーでは魔神、ソウルハッカーズでは威霊で登場した。ヨシツネやマサカドの霊を降ろすには欠かせない存在だ。デザインコンセプトは渡来系の人々が持ち込んだ唯一神のイメージだそうである。電撃魔法を持ちそこそこ打たれ強い。(willseek)

ハッグ〔はっぐ〕 悪魔
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イギリスやアイルランドで広く伝承される妖精の老婆。人里離れた野や山に棲み、鼻は鉤のように曲がり、爪を長く伸ばし目つきは鋭く、しわくちゃで醜い老婆の姿をしているとされ、いわゆる魔女の老婆のイメージである。ケルト系の女神の末裔であるとも、山や森の恐ろしい側面の擬人化であるとも言われる。ブラックアニスやカリアッハベーラなど、異名や各国バリエーションも多い。魔法や魔法薬、杖や大釜に乗って空を飛ぶといったイメージが知られている。人を喰らったり苦しめたりするとされるが、正直節分の鬼のようなスケープゴートのような気もしないではない。真2が初登場の序盤レベルの鬼女。裸の鬼婆といった感じで、出刃包丁をくわえている。武装した主人公達にとってはさほど脅威ではないだろう。序盤の交渉練習相手に話してみるのも面白いのではないか。(willseek)

八艘跳び〔はっそうとび〕 特殊攻撃
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鞍馬山の大天狗から貰った魔法の衣のお蔭様でこの様な芸当が出来る様になったらしい(Green Man)

八艘飛び〔はっそうとび〕 特殊攻撃
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英雄(猛将)ヨシツネが使う強力な物理攻撃技。跳躍し八回連続で攻撃を仕掛ける。集団戦だと対象が分散しやすいが対ボス戦なら絶大な効果を発揮する。ペルソナ4にもヨシツネ専用スキルとして登場し、ヨシツネ最強ペルソナの名を欲しいままにした。源平最後の決戦、壇の浦の戦いにおいて源義経は平教経の命によって矢を射かけられたが、重厚な鎧を着込んだまま身軽に舟から舟へと跳び移り、攻撃をかわしたという。あくまで「回避行動」なのであった。(willseek)項目名はデビサマPSP版におけるもので、各作品における表記はハッカーズ「八そう跳び」、NINE「八双跳び」、P4「八艘跳び」と統一されない。デビサマやNINEの英字表記「HASSO-BEAT」がしばしば語り種となるが、P4のUS版名は「Hassou Tobi」と単なるローマ字化だ。ゲーム中の効果である8回攻撃は八艘飛そのものとは無縁だが、義経の剣術の腕前を語る伝説にある、柳の枝を切り落とし、それが地に落ちるまでにさらに8回切りつけた事に由来すると思われる。(ICBT)

八相発破〔はっそうはっぱ〕 特殊攻撃
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真3における仲魔が覚える全体攻撃物理技では最強と思われるもの。残りHPが多い程その威力も増す。出典は直心影流剣術の一つである、刀を右に引いて脇に持ち(八相の構え)、先制攻撃で敵を打ち破る(発破)攻撃法から。攻防一体の優れた体勢になっているのである。…某サムライ格闘ゲームでも柳生十兵衛の必殺技名に使われていた(無論本来は柳生新影流剣技ではない)。(willseek)最強クラスの技であることは確かなはずだが、HP999の時点で威力上昇はカンストするため、威力上昇がレベル依存である冥界破等の方が最終的には強い可能性もある。しかし、何より使って気持ちが良い技である。(テラダイン)

ハットリ〔はっとり〕
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P4の短剣系武器。伊賀忍者の統率者である服部半蔵、若しくは漫画「忍者ハットリくん」を名称の由来とする説もあるが、武器分類や表記的な一致で考えるならば日本国内のナイフメーカー・服部刃物のオリジナルブランド「ハットリ」が最も適当と思われる。同ブラントから発売されたナイフという事だろう。(ICBT)

ハッピーショット〔はっぴーしょっと〕 弾丸
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撃たれると精神的にハイになってしまう弾丸。興奮作用のある薬物でも入っているのだろうか?真1では店で購入出来る最強の弾丸。しかし追加効果を見た場合、閃光弾のほうが良いのかもしれない。(ARL)

ハッピーステップ〔はっぴーすてっぷ〕 特殊攻撃
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ステップを踏む技。それを見た相手は思わず幸せになってしまう。使ってみると「**はステップを踏んだ」と、何も想像力をかき立てさせない表記をされるのだが、一目で幸せになってしまうのだから、実際には素晴らしく愉快で楽しいものなのであろう。一度拝んでみたいものだ。(ARL)なお、真2以降はハッピーダンスという名前に変わった。踊りを見る敵パーティ全員に有効だ。(willseek)

ハッピーソード〔はっぴーそーど〕
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魔神1より、運+5の装備効果を持つ武器。本作の装備品の性能は基本的に能力値へのボーナスのみで表現されているので、強さが加算されないこの剣は素手と同じ威力という事になる。D&Dには幸運の能力値にボーナスを得られる「ラックブレード」という剣、又はエゴ属性(アイテムへの性能付加属性)が存在しており、(意図したかどうかは不明だが)これが原典といえる。happyやluck・luckyの和訳は共に「幸せ」となるがそれぞれのニュアンスは異なり、前者は幸福感や嬉しさ・喜びといった幸運の結果から来る感情や気分を指すニュアンスが強く、後者が事象・出来事としての幸運そのものやその結果としての利益・実益を指す。よってこの「ハッピーソード」の名はHAPPYの追加効果ならともかく、運を上昇させる効果としては不適切だ。但しD&Dを直接参照している他のゲームには、アイテム名をそのまま引用するのではなく近い意味を持つ別の語に一部置き換えて登場させる例が顕著な事もあり、この品の名もそうした引用の結果かも知れない。(ICBT)

ハッピートリガー〔はっぴーとりがー〕 特殊攻撃
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[HAPPY-TRIGGER]
ハッカーズより、銃撃相性の全体攻撃。銃を持つらしい悪魔が使うが、何故かザントマンも使えるのは砂を撃ち出しているからだろうか。NINEではマシンガン装備時に追加される特技「ドライブショット」の多重化版だが、プレイヤー側は銃器系特技を多重化出来る状況が存在せず、敵もまたドライブショットを使う者が複数同時に登場する事が無い為、この多重化技はゲーム未登場だ。他、デビサマ銃撃特技「乱れ撃ち」の英字表記も同じく「HAPPY-TRIGGER」となる。銃を撃ちたがる・好戦的な者を「トリガーハッピー」と言い、戦場にて新兵が陥り易いフルオート射撃を止められなくなる状態も指す。それを元としたネーミングか、もしくはこの言葉は日本では語順を前後入れ換えて呼ばれる誤りも目立つ事から、単なる誤りかも知れない。尚、ここでのhappyの意味は「〜したがる・使いたがる」であり、しばしば「銃を撃つ事に幸せを感じる」と解説されるがこれは誤り。(ICBT)

ハトホル〔はとほる〕 悪魔
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エジプトの豊穣や子孫繁栄を守護する女神。太陽を表す円盤と牛の角を持つ女性の姿で表される。エジプト各地の「牝牛の女神」信仰が習合した神ともされる。名は「ホルスの家」の意であり、天空神ホルスの妃として家庭を守護する。別の伝説ではもうろくしたラーに人類を滅ぼすように命じられ、虐殺を嫌った彼女は血の色に似たビールで地上を満たし、ラーの目を欺いたという。戦闘に関連しセクメトやバステトと同一視される事もあるが、基本的に温和な性質が強調されている女神と言えるだろう。if...でハザマにより封じられたエジプト神の一つで、回復魔法に優れた女神だ。優美な姿も美しい。アキラルートならなんとか仲魔に加えたい所だ。(willseek)NINEでは新デザインとなって登場。イベント悪魔ではないがメディアに現れたことも多くなかなか存在感のある女神だった。止めを刺されたときのモーションが美しい。…しかし口調はギャル風、夫であるホルスも不良風。苦笑。(Sakanon)

花子〔はなこ〕 悪魔
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学校のトイレに住んでいると言われるお化け。特に80年代に広まった都市伝説的存在。学校の特定のトイレ(奥から三番目など)に特定の方法で呼びかけると、誰もいないはずのトイレから返事があるといった話が基本パターン。細かい内容は噂される学校によって変わり、中には生き死にが関わるとするものもある。赤いスカートをはいたおかっぱ頭の女の子の姿であるとされる事が多い。学校は子供達が長い時間を過ごす空間であり、それだけに思い入れる場所や死角になる場所が気になり、想像を巡らすのである。怪談はそうした環境で生まれてくるのだ。if...は学校が舞台だけに、学校の怪談ネタの悪魔も見かけられる。はなこは序盤レベルの悪霊として登場する。〜ンダ系魔法を多用してくるので早めに倒してしまおう。力ずくで越えられるのは気が楽だ。(willseek)某マンガでは下胸の所まで短くなった超ミニのセーラー服を着たセクシーなお姉さん的なホーントとして登場、一部ファンを狂喜乱舞させたとかなんとか・・・(Green)漫画の中ではスク水を着たのじゃロリにされたり、男になったりと、何かと受難なキャラである。(HAZE)

花田〔はなだ〕 人名・キャラクター
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真2、センターの研究所でメシアプロジェクトの研究に関わっていた人物。研究の成果はほとんど同僚の目加田が挙げ、天才のプライドを傷付けられた花田は爆発騒ぎに乗じてセンターを脱走し、ヴァルハラのマダムの下で悪魔召喚関連の研究に没頭した。スラムで妖魔メルクリウスの召喚に成功したものの、召喚手順が誤っていた為、花田は呼び出した悪魔を制御できずに殺されてしまうのであった。チョイ役だが物語を転がすにはこうした人々が不可欠なのだ。バイオ研究者が何故オカルトに傾倒したのかは定かではない…。(willseek)マッドサイエンティスト。序盤でコロシアムに出てくる悪魔はこいつが召喚しているらしい。俺みたいな天才は自由に研究させるべきだと言っているが、その結果がメルクリウスである。実際天才だったのであろうが、自分の事を過剰に評価しすぎたのであろう。(wac_toriaezu)

花村陽介〔はなむらようすけ〕 人名・キャラクター
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ペルソナ4において番長(主人公)の最初の味方となるキャラ。CV森久保祥太郎 生年月日は1994年6月22日で蟹座。身長:175cm 体重:58kg 血液型:A型・・・らしい番長の「相棒」というにふさわしく、大変優秀で使いやすく雑魚敵、ボス双方に相性が良い。本人もフルボッコ時に「行くぜ 相棒!」と言うわけだし。使用ペルソナは「ジライヤ」→「スサノオ」であり、運以外のパラメータがバランス良く伸びるがこれは実際の彼のリアルラックの低さからだろう。ペルソナの使用スキルはアトラス系のゲームでは特に重要なファクターをしめる「素早さ」を上げる「スクカジャ」「マハスクカジャ」を覚え、さらに相手の補助効果を打ち消す「デカジャ」を覚えるうえ、「マハガルダイン」などの強力な魔法攻撃や、「ブレイブザッパー」などの物理の特大ダメージ技、加えてディアラマという回復技も覚える攻守・補助・回復ほぼ全てにおいて完璧。しかも彼のペルソナは転生すると疾風無効・火炎耐性で弱点なしになる。くどいようだがまさに相棒と言うにふさわしいペルソナ使いである。彼のシャドウは(以下ネタバレ注意)「ヒーローになりたい」という彼の歪んだ正義感を象徴するかのように赤いマントをつけている。カエルにのっているのはおそらく忍者ジライヤが由来だろう。彼のシャドウとの戦いはぶっちゃけ番長の(と言うかプレイヤーの)戦闘のチュートリアル同然で、ハッキリ言えばザコ。彼の性格は前述のように基本「正義感が強い」であるが、その正義感が災いしてある人物をTVに入れようとしたり(要するに殺そうとする)することがある。他の特徴としては空気を読むのにたけていて、普段は陽気な性格であるが、クラスメートのある女子に下ネタメールを送ったり、クラスメートのある女子二人の水着姿が見たいが為に林間学校中ずっと水着を隠し持っていたり、「りせちー」というアイドルを「なんてったって、キャワイイ!!」と発言するなど、まさに「口を開けばガッカリ王子」である。しかしなんといっても彼の最大の特徴はそのリアルラックの低さであろう。川にたたきこまれたり、好きな女の子にウザがられてた上に死なれたり、田舎に突如あらわれた「ジュネス」というスーパーの店長の息子であるがゆえに、「ジュネス」によって潰れた店からは反感をかわれたり、天城雪子にフラれた?り、女装させられたり、カレーという名の「物体X」を食わされたりと、挙げればキリがなくとにかくリアルラックの低い男である。また彼の番長に対してのバイト要請電話では断ると、「ちょ ヤダ 聞こえない 断らないで!!」という情けないセリフが聞ける。ちなみにトレードマークはヘッドフォンで、いつも身につけている。某サイト(mi×i)のペルソナ4コミュニティではキャラ人気ランキングで見事一位に光り輝いたキャラである。主なコメントに「こんな友達が欲しかった」などがあるが、(ここからは完全に余談です笑)筆者の友人に彼になぜか容姿、性格、運ともにソックリな人物がいるが、確かに友達としてはいいかもしれない。(キタロー)

花屋の美女〔はなやのびじょ〕 人名・キャラクター
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仮想空間イデアスペースで再現された新宿の花屋で働く美人店員。真・女神転生NINEの物語の中盤に登場し、主人公アズマケイにセフィロトの種を渡す。それだけ? と思われるが、その正体はグノーシス主義の女神ソフィアで、Neutral-Neutralルートの終盤で正体を明かし、愚息のラスボスを倒した主人公を祝福する。グノーシス主義における最も若いアイオーンの一柱で、この世界において重要な役割を持つ。ピスティス・ソフィアとも呼ばれ、ピスティスは「信仰」を、ソフィアは「智恵・叡智」を意味する。この世界は悪の「偽神」により創造された、憎悪と悲しみに満ちた牢獄である。人間は肉体の中の霊的な神性を認識することで善なる「真の神」を知り、肉体の檻から抜け出し、救済される(プレーローマ界に昇華される)と考えられている。ソフィアはプレーローマ界(天上界)の至高神プロパテールから生みだされるが、彼女は原父を愛し、彼を知りたいという欲望に囚われてしまう。プレーローマ界の境界のところで我に返り、1アイオーンに過ぎないソフィアは偉大なる至高神を把握することはできないと納得する。その際、プロパテールへの思い(エンテューメーシス)と熱情(パトス)をプレーローマの外側に投げ捨てた。闇の空間でエンテューメーシスは陰となり、アルコーン(支配者)というライオンと蛇の姿をした怪物の低次霊的存在が生じる。ソフィアはそれを呼びかけ、彼(彼女)を「ヤルダバオート(またはデミウルゴス)」と名付けた。しかし、無知であるヤルダバオートは母やプレーローマの神々の存在を知らぬまま、人間と悪と憎しみが蔓延る物質世界を創造し、自らを造物主と騙るようになる。だが、ヤルダバオートが人間を創りだす際に、ソフィアは人間の肉体に霊的種子を忍び入れたとされる。ソフィアは地上に墜落され、穢れた娼婦として彷徨うが、光のグノーシスによってプレーローマ界へと浄化された霊として帰還する(ソフィア神話)。また、初期のグノーシス主義者である魔術師シモン・マグスは常に元娼婦の女性と同伴して伝道の旅をしたとされるが、その女性が地上に落とされたソフィアの象徴だったと考えられている。(魔夜)

ハニエル〔はにえる〕 悪魔
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「神の栄光・恩寵」を意味する名を持つ天使で、神の恩寵としての愛と美を司る。愛の星である金星や金曜日と深く関わっているとされ、愛らしい少年や少女の姿で描かれる事も多い。カバラではセフィロトの樹のネツァク(勝利)に配され、邪悪な者を打ち破る護符を作る際にも術者を護ってくれるという。真1にて神への崇拝に燃え、カテドラル建設を急がせるイベントキャラクター・ボスとして登場した。当時は全身を翼で覆う様な天使のデザインに馴染みがなく、その異形に驚いたものだった。真2以降はキューピッドを思わせる優美な姿になり、中堅の大天使の仲魔として用いる事ができる。破魔・回復魔法に優れている。(willseek)

ハヌマーン〔はぬまーん〕 悪魔
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インド叙事詩ラーマーヤナに登場する、神通力を有した神猿。風神ヴァーユの息子であり、猿王国の将軍として猿軍団を率いる。ヴィシュヌの化身ラーマ王子を何度も助け戦った。風に乗って空を飛び、身体の大きさや姿を自在に変えられる。民間信仰の対象として今も人気が高い。中国に伝わり斉天大聖孫悟空のモデルになったとする説もある。女神転生シリーズではファミコン版1から登場し続けている有名どころと言えるだろう。種族は妖魔または幻魔であり、神話を反映して衝撃系魔法が使え、また素早さが高い事が多い。タイランドの某特撮ヒーローのハヌマーンとは別物である。…外面だけならありかなとも思わなくはないのだが…。(willseek)

羽付き兜〔はねつきかぶと〕 道具
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NINEより、妖魔ヴァルキリー等のコーディングで得られるプラグイン、対応スキルは「戦乙女の加護」。偽典の頭部防具「ヴァルキリーヘルム」にも解説に「羽根飾りの付いた」とある。日本語だと紛らわしいが、「羽付き兜(winged helm)」は両側面(日本で言えば脇立)に翼の意匠を持つ兜、「羽兜(plumed helm)」は中心の頭頂部から後頭部にかけての部分に羽根飾りを持つ兜を指す。ヴァルキリーは白鳥や鴉に化身し、人の姿の時は羽衣を纏うとされ、人がこれを得る事でヴァルキリーを妻とするといった一種の羽衣伝説も存在する。こうした鳥の化身の表現としてヴァルキリーの兜に翼の意匠を用いるという特徴を描く事が、オペラ「ニーベルングの指環」の発表を機として19世紀末から20世紀初頭にかけて流行し、それが定着したとの事らしい。その発祥は同オペラの挿絵を描いた画家アーサー・ラッカムとするのが日本では通説となっているが、これは後述のナムコ製ゲームが直接の元とした事からの混同の様で、ラッカム以前にも羽付き兜姿のヴァルキリーを描く画家を確認出来る。尚、原典におけるヴァルキリーの兜は「白く輝く」程度の描写しかない様だ。日本でのこのイメージはナムコ製ゲーム「ワルキューレの冒険」とそのシリーズ作品で広く知られる事となったが、そこでは羽飾りを持つ帽子である。また別の作品には額当てやヘアバンド状のものに翼型の装飾といったバリエーションも見られる。メガテンではハッカーズ以降、翼の装飾を持つアイマスクというデザインだ。(ICBT)

母なる大地〔ははなるだいち〕 特殊攻撃
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[Mother Earth]
SJ、全体へ氷結ダメージ、さらにその総量の1/2のHPを吸収する。ボス版ティアマトの専用となっているが、ティアマトは塩水(=海)の象徴とされ太母神ではあるが「地」母神と呼べるものではなく、この様な名称のスキルを持つ事には違和感がある。「母なる海・水」の名としなかったのは何故か。直接的にはインドの地母神プリティヴィーの異名の一つ「プリティヴィー・マータ」の語義だが、通例としては大地そのものやその擬人化である大地母神を表現する言葉の一つ。これと天空父神「父なる天空」を対とする例は印欧圏において古代から散見され、現代においてこの対比は特にフェミニズム信仰で取り上げられる。地母信仰を持つ農耕民族が天空父神を崇める遊牧民族に征服され、その結果地母神が貶められ天空神がその地位に取って代わったとの説は歴史学上では否定されているが、文学創作上のテーマとしてしばしば取り上げられる事はある。又、大地の恵みを讃える地母神信仰は農耕の発達によって発生したものであり、より古代において父なる天空と対となるのは「母なる水」であったとも。(ICBT)

羽ばたき〔はばたき〕 特殊攻撃
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[FLAP-WINGS]
見ての通り、翼を持つ者が自らの翼で羽ばたくのであった。しかし実は敵全員攻撃をしてくれる非常に便利な技だったりする。「暴れ回り」同様に使いたおしてやろう。(ARL)その名の通り、羽がなければできないはずの攻撃であり、例えば人修羅が覚えたりはしない(序盤でいきなり高威力の竜巻である)。ベルゼブブ人型は継承できない。しかし、変化後の蝿王型は継承できる。そこで、スキル変化を頑張り、羽ばたく蝿王様を拝もうとする人もいるとかいないとか…(テラダイン)

ハピルマ〔はぴるま〕 魔法
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[HAPIRUMA]
敵を至福に至らしめる魔法。喰らった相手はHAPPY状態となる。これまた相手に唱えるには地味な魔法である。しかしこちらに唱えられてHAPPYにされた場合、戦闘時に解ければまだ良いのだが、それでも解けなかった場合がかなり厄介である。なんと移動中、魔法が唱えられなくなってしまうのだ。そういうときのことを考え、非戦闘員に一人はパトラ要員を用意しておこう。(ARL)

刃曲がりの籠手〔はまがりのこて〕 籠手
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ペル1、及びそのデータを流用した携帯アプリ作品に登場。名称の「はまがり」は長らく(リメイクであるPSP版ペル1でも)漢字表記されていなかったが、ペルMOにて漸くなされた。戦国時代の黒田家に仕えた精鋭、黒田二十四騎の一人に数えられる野口一成が用いた篭手は、幾本もの筋金を仕込んで特に堅牢にこさえた鉄の篭手であった。彼は左手に嵌めたこれで敵の剣を受け止め、その隙に右手に持った刀で突きを繰り出し仕留めるという戦法を用い、戦場の立合いでは無敗だったという。この一成の篭手の様に頑強な、受け止めた刃が曲がる程の篭手という事なのだろう。(ICBT)

破魔矢〔はまや〕 道具
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神社で初詣などに売られているお守りの一種である。その御利益は神社によってまちまち。真1では回復道場にて販売されている。一つ3000円はまぁ納得の行く値段である。使用するとメギドの効果があるのだから驚きだ。(ARL)元々朝廷で正月に行われていた的当ての儀式「射礼(じゃらい)」に使われた弓矢に由来するとされる。「ハマ」は競技に用いられる的の事であり、これを射る矢を「浜矢(はまや)」と呼んだのである。「浜」が「破魔」と同音という事で関連付けられ、正月に厄を祓い、一年の好運を射止める縁起物として初詣で授与されるようになった次第である。…マハンマでいいような気がするなぁ。(willseek)

ハヤグリーヴァ〔はやぐりーう゛ぁ〕 悪魔
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馬頭観音。ある伝説では、眠っている梵天ブラフマンの口から聖典を盗み出し、ゆえに殺された悪魔。別の伝説では、盗まれたヴェーダを悪魔たちから取り戻すため、ヴィシュヌ自身がハヤグリーヴァの姿を借りた化身(アバタール)とされている。恐ろしい神々の筆頭に位置づけられる。アバタールチューナーに登場。トライブ『アサインメンツ』のリーダー、ハーリー・Qが変身する個我(アートマ)の顕現。喰らわなければ生きていけないという世界観をわかりやすく理解させてくれた。だっておまえら喰ったじゃねえかッ! そしてなぜかシマウマ。ヒ、ヒヒ、火火ーーーーーンッ!「ミディアムが!? レアが!? どう灼いで欲じいんだぁぁぁぁぁ!!?」「燃べろっ!! 燃べ尽ぎろおおおおおお!!!!!」………ハーリー・ザ・かませ犬!(ris-s)女神転生IMAGINE(オンラインゲーム)にも登場。デザインはDDSATのそれである。他にカマソッソとルーパ型ケルベロスも出演していたりするが、DDSATの他の悪魔もどんどん別ゲームに出演してほしいものである。人修羅やライドウが友情出演している前例があるし。(テラダイン)

速さの香〔はやさのこう〕 道具
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使用者の速さのパラメータを1上げてくれるお香である。対象者は一人で、使用すると無くなる。PC版偽典においては「疾風の香」という名前で登場した。もっともあのゲームにおいての「速さ」は「敏捷性」であったが。(ARL)

ハラキリセイバー〔はらきりせいばー〕
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真2が初登場の序盤男性用武器。日本の武士が自害に用いたような短刀と思われるが、セイバーは短剣の名称とは言えないので、なにか異なるいわくがあるのかも知れない。攻撃回数1回ながら、打撃力は中々高い。男性用武器だが何故か鬼女ハッグが落とす事もある。腹切りは主に切腹の名で知られ、日本の武士が自らの腹部を短刀で切り裂いて死ぬ自殺法として海外でもHarakiriとして有名になった。平安時代末期の武士・源為朝が初めて行ったとされ、中世から近世にかけて日本武士独特の習俗として広まった。自決法としてだけでなく、死ぬ者の名誉を尊重した処刑法(賜ると称されていてもあくまで死を強いられているのである)としても採用され、様式化した。処刑法としては正式な作法があり、受刑者が腹に短刀を突き立てると傍に控える介錯人の大刀によって首を斬られ命を絶たれた。また現実問題として腹部に刃物を突き立てた場合、腹部筋が反射収縮を起こし、深くは刺さらない。それでも押し切って切っていくと内臓が溢れ出し、苦しい事この上ない割には中々死ねない、という結果に。見苦しくなく美しく散る為にも、熟練した介錯人の存在は必須だったのである。(willseek)切腹はあくまで自決であり、処刑される場合は斬首のみで切腹は許されない。切腹は自発的な死、斬首は受身の死となり、罪人には自ら死を選ぶような権利も許されなかったという事だ。よって武士は己の最後を切腹か斬首のどちからで迎えるかに非常にこだわったようである。家名が汚れるか否かの重大事なので当然だろう。「忠臣蔵」で有名な赤穂浪士も討ち入り後、その処分が斬首でなく切腹になり喜んだらしい。斬首ならただの暴徒だが、切腹が許された事で、その討ち入りが忠臣として武士の名に恥じぬ行為であった事が認められたわけであり、罪人ではなく武士として立派に生涯を終えられるからだ。現代社会で例えれば、依願退職かクビか、そういう違いであろう。ちなみに切腹に介錯がつくのは、切腹という行為そのものが形式化し、そういった「自ら死を求める」という意味が失われ、死を恐れるあまり自ら死ぬまで腹を捌けない武士が増えたかららしい。そりゃ余程の根性と覚悟がなければ切腹だけの自決なんてできやしない。私などは、介錯つきであっても御免こうむりたい。包丁で指先切るだけでも大慌てである。(クラン犬)セイバー(sabre,saber)とは西洋の刀剣サーベルの事。旧日本軍で軍刀として使用されていた時期もあり、刀身は日本刀だが拵えのみをサーベル型とした「軍刀拵」といったものも存在する。が、切腹と関連する事項は特に無い。名称のセイバーとは、恐らくライトセイバーの略だろう。よって、SEGAのゲーム「ガンスターヒーローズ」に登場したライトセイバー型の武器「ハラキリレーザー」が元ネタ。(ICBT)上記の「死ぬ者を尊重した処刑」は、欧州でも似た風習がある。斬首刑が名誉ある処刑であり、絞首刑が不名誉な処刑とされている。(HAZE)

ハリティー〔はりてぃー〕 悪魔
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インドの多産・育児の女神で、財神クベーラの妻または母とされる。様々な動物たちに乳を与える大いなる母性である。像は多くの乳房を持つ女性の姿で表される事が多かった。仏教に入ると鬼子母神または訶梨帝母(かりていも)になり、自分の多くの子に食べさせる為に子供をさらって人々を悲しませていたが釈迦に自分の末の子を隠され、子を失う母親の苦しみを悟って安産・子育ての護法神になった説話も語られ信仰されるようになった。鬼子母神としては天女のような姿をして自らの子を抱き、右手には吉祥果(ザクロ)を持っている。東京だと入谷の鬼子母神が有名だろう。真1以降、地母神として登場作品は多い。回復魔法と子守り歌、そしてセクシーダンスをよく持っている。…熟女の色気か…。(willseek)「偽典」ではバールによって鬼子母神に閉じ込められ、挙句息子のピャンカラとも離れ離れになってしまうわで何とも悲惨なイベントキャラクターとしての登場。他作品と違ってやたら、その、アレだ、グラフィックがセクスィーに感じるのは気のせいではあるまい。ピャンカラは父親似か?(aba)子供を喰らっていたという前歴のせいか、手に持つザクロは血の味がするために鬼子母神が好んだという話があるが、これはウソ。インドのハーリティー像にザクロを持つものは無い。ザクロは粒が多いので葡萄と同じく豊穣のシンボルであったが、インドでは気候の関係でおいしいザクロが実らないためにハリティーの持物にならなかったと推測される。しかし中国ではザクロを持つ姿でも描かれているので、中国に伝わるまでのどこか、東トルキスタンあたりでザクロが採用されたのではないかとする説がある。(卯月)ストレンジジャーニーではEXミッションで依頼主となる。ザクロ繋がりでペルセポネからザクロをもらい、かつえをしのぐことになる。(HAZE)

ハリ・ハラ〔はりはら〕 悪魔
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デジタル・デビルサーガ・アバタール・チューナーのラスボスとして登場した。 種族は「陰陽神」。 変身前はジェナ・エンジェル。彼女の象徴とするアートマは「メイルシュトロウム(大渦)」である。インド神話。カンボジアに伝えられている、シヴァとヴィシュヌの合体神。 別名アイヤッパン。右半身がシヴァで、左半身がヴィシュヌ。ハリ(白)がヴィシュヌを意味し、ハラ(黒)がシヴァを意味する。つまり、創造と破壊を象徴しているのである。神々とアスラ(阿修羅)たちが、乳海を攪拌した時に、アスラ達がアムリタを神々に飲まれる前に全て飲み干そうとした。その事に気づいたヴィシュヌは、アスラ達を惑わすために、モーヒニーという美女の姿になって彼等を魅了し、その間に神々にアムリタを飲み干させた。その後、シヴァに一目惚れされ、一夜を共にする事になる。そうしてハリハラが生まれたとされる。(Mr.ダックン)ヴィシュヌとシヴァの合体神であるハリハラと、モーヒニーとシヴァの息子アイヤッパンは起源自体が全く異なり、同一視されるという説は余り聞かない。アイヤッパは「ハリハラプトラ(ハリとハラの息子)」の別名を持つ事から混同したものと思われる。上記解説及びその転載元である日本語版wikipedia該当項目の内容(2010.3時点)もアイヤッパとの混同であり、上記では[]がハリハラ、[]がアイヤッパンの解説となっている。ハリ・ハラはヒンドゥ教を取り入れたカンボジアで7世紀頃から信仰され、10世紀頃にはインドに逆輸入された神である様だ。半身が黒もしくは青、もう一方の側が白という姿で表されるが、円盤を持つ前者がヴィシュヌであり、三叉戟を持つ白い側がシヴァの灰を塗った肌を表わしている(ゲーム内では逆とした様だが)。その名は以前からあったヴィシュヌとシヴァの別名を併せたもので、それぞれの語義としてはシヴァの別名「ハラ」が簒奪者・破壊者の意味。ヴィシュヌの別名「ハリ」が太陽や黄金の様な黄褐色・若葉の様な緑色や青などの広い範囲の色彩を表わし、育成者・除去者、獅子や輪廻破壊者といった解釈もある。元々はヴィシュヌ派とシヴァ派に分かれるインドのヒンドゥ教をカンボジアで取り入れた際に、対立が起きないよう二神を合体させ両者共崇めるという信仰上の問題から発した神だとされる。ハリハラは又、性別においても男女の両要素を持つという。9世紀のカンボジアで勃興したクメール王朝の首都は「ハリハララヤ(ハリハラの住処)」と名付けられた。アイヤッパンは南インド起源の男性神で、弓矢を武器とし、虎を乗騎とする。元は土着の祟り神であったものを、ヴィシュヌ・シヴァ信仰を取り込んで比較的後年に成立したとされる。兄マヒシャをドゥルガー女神に倒されたアスラ族の姫マヒシーが、その怒りから苦行を積み、ブラフマー神から「ヴィシュヌとシヴァ、この両者を組み合わせた力を持つ者以外には敗北しない」という恩寵を授かる。当然その様な者は存在せず、事実上無敵となったマヒシーは三界の征服に乗り出す。これの討伐の為にヴィシュヌが美女モーヒニーに化身しシヴァと交わる事で生まれたのがアイヤッパである。地元であるインド南部においては篤く信仰されているものの、他地方では乳海攪拌神話の一バージョンとしてモーヒニーにシヴァが欲情して交わった結果生まれたという逸話が追加された程度のもの(上記参照)や、存在自体が認められていなかったりする等、その扱いは余り良いものではない模様。(ICBT)

ハルパス〔はるぱす〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の一柱で、26軍団を率いる死と破滅の伯爵とされる。鳩、またはコウノトリの姿で現れるという。原典では特に黒バトとは指定されていないようだ。死臭を漂わせ、しわがれた声で語る。人間の肉を好む危険な性質があり、また戦いを好み戦争を引き起こしては自ら剣を振るい相手を斬り殺すという(それが鳩の姿か人型に変身してかは知らないが)。ソウルハッカーズ登場の堕天使。黒いハトが服を着て剣を提げている姿は可愛いと言っていいのかどうか。衝撃系を反射するが銃撃系に弱い。剣技系スキルを持っていないのが残念。(willseek)

晴海〔はるみ〕 地名・場所
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昭和初期に月島4号地(東京湾埋立4号地)として埋め立てられ、1937年(昭和15年)に公募により晴海と命名された東京の海の玄関。戦時中は軍事輸送、戦後は晴海ふ頭の完成と共に東京の貨物輸送の基地となった。今は有明に移転した国際見本市会場、ひいてはコミックマーケットは元々この地のものだった。長く交通アクセスが非常に悪かったが、近年は晴海大橋の完成や晴海トリトンスクエアをはじめとした新施設建設、2016年夏期オリンピックの候補地としての立候補準備など、再開発の動きが盛んである。葛葉ライドウにおいて港東区に存在するとされる港湾街の名に使われた。外国人商人やその居住区、海軍省が存在するのが特徴。海外から帝都への商品荷揚げは大抵ここを介すという。物語における創作設定であり、海の方に見えている勝鬨橋も史実では1933年着工、1940年に完成している。(willseek)確かに、ライドウの活躍した大正20年は西暦で1931年になるため、時期は合わない。が、超力兵団をもたらした技術があれば、既に完工していてもおかしくはないだろう。上記のオリンピックについて、2021年に開催された時は晴海は選手村として使用された。(HAZE)

ハングドマン〔はんぐどまん〕 悪魔
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「吊られた男」の霊。センターの異教徒狩りに遭い処刑された者の霊だろうか。不本意に犠牲になった者とも考えられるが、古来は自らの肉体を死の極限状況に晒し(それを生き延びられれば)霊的な力を手に入れる苦行法でもあった。北欧神話のオーディンはイグドラシルに自らを吊り下げてルーンの知識を手に入れ、新約聖書のイエスは磔にされて後に復活し神またはその一部となったとされる。吊られる姿は何かを代償にして大きな力を手に入れようとする意思を表すとも考えられるのだ。謎めいた「吊られた男」のモチーフはタロットの大アルカナにも用いられており、十二番目のカードにあたる。真2序盤に登場する悪霊。十字を描いた覆面を被り、タロットと同じ逆さ吊りの姿勢で現れる。デスタッチでHPを吸われるものの、戦士ホークならば恐れる程の相手ではないだろう。(willseek)タロットのハングドマンは首ではなく足を吊られている。首(頭)が上だと思われている場合が多いが、そうなるとカードが上下逆になってしまう。タロット占いでは上下逆になると全く意味が変わってしまうので注意。ちなみにヒンドゥーの苦行にも足を吊っている修験者を見る事がある。頭に血が上るので相当辛いだろう。中には片足だけ吊り、もう一方で普通に立っている人もいるが、それはそれで辛いに違いない。まぁ、首を吊るよりましだけど(笑)(クラン犬)上記のように首吊りなら処刑を連想するが、逆さ吊りの場合は連想されるのは拷問である。吊られた状態でムチ打ちされたり、そのまま下に降ろして水責めをしたり、である。タロットカードのイラストも様々であり、処刑された反逆者ユダであったり、上記のオーディンだったりもしているようだ。(HAZE)

半月の石版〔はんげつのせきばん〕 道具
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ペルソナ1に登場した魔法石の一つ。メディアラハンの効力が秘められていて、ペルソナ合体時に用いるとペルソナにメディアラハンを習得させることが出来る。ペルソナ1の隠れたバランスブレイカーの一つ。これさえあれば通常合体で作れる大抵のペルソナにメディアラハンに付けられる上、さらに恐ろしいことにこのアイテムは店で普通に買えてしまうのである。値段も14000とそう高くない。セベク編では中盤限定だが、雪の女王編ならば終盤にいくらでも買える。戦闘時の緊急回復用アイテムとしても非常に有用なので、ある程度のストックを持っておくといい(CF)

反魂香〔はんごんこう〕 道具
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[Hangon-Ko]
中国においての伝説的な蘇生薬。かつての武帝がこれを用いて夫人の霊を呼び返そうとしたという。ゲームにおいてはややメシア教の専売特許という感がある。使用するとサマリカームと同じ効果があり、DEAD状態の者を復活させ、HPを最大値まで回復してくれる。(ARL)死せる神をも蘇らす。FC版2では、死んでしまったイザナミを助けるために使用した。(ツグーン)シリーズによっては治療できるのはDYING、瀕死状態までになっている。死を冒涜し生へ立ち戻るのは本来人間の分を超えた業なのだ。(willseek)香なので決して飲んではいけない(アンソロネタ)(Green Man)香による効果ということは、経皮、もしくは経粘膜による摂取なのだろうか?(HAZE)

ハンサ〔はんさ〕 悪魔
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インド神話の聖なる白い鵞鳥(ガチョウ)、あるいは雁(かり・ガン)。宗教画では白鳥のように描かれる事もある。その背にブラフマー神を乗せるとされる。インドでは冬になるとガチョウやガンが越冬の為に渡って来るが、純白の個体が空を飛ぶ姿は気高さを感じさせ、苦行に対する恩恵を与える神であるブラフマーに至ろうと修行に励むバラモン僧達の心の在り方の象徴とされたようだ。またブラフマーの神妃とされるサラスヴァティもハンサと共に描かれる事がある。デビルサマナー登場の霊鳥。ストレートにガチョウに冠や装身具をまとわせたシュールなデザインだ。序盤の回復とクロズディ要員に役立つ事がある。銃撃には非常に弱いので注意だ。(willseek)

ハンドグレネード〔はんどぐれねーど〕 道具
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棒の先にグレネード弾が付いており、相手に向かって投げつけた後、数秒後に爆発する。真1ではザンマと同じ効果を持つ。値段は150魔貨。兵器色の強い攻撃アイテムである。(ARL)現在では球形や少し潰れた卵型のものが主流で、爆風衝撃ではなく破片で主に殺傷する「破片手榴弾」タイプが使われる。棒が付いたタイプは「ヘアブラシ型」「柄付手榴弾」と呼ばれる、破片ではなく爆圧にて殺傷する旧式のもので、第一次大戦から第二次大戦頃まで使用され、この柄の先に5〜7個の弾頭をまとめて括り付けた「収束装薬」は対戦車戦闘にも用いられた。柄付きは投げ易くはなるがそれ以上に大型で重く嵩張り、また射出機(グレネードランチャー)の小型化・普及により手で遠くまで投げる必要性が薄れた事、さらには戦車の発展により収束装薬が有効でなくなった事等により、柄付き型は廃れ、現在の戦場では余り見られない。(旧約)2では「手投げ弾」の名で登場。偽典では「手榴弾」の他、「GND○○弾」シリーズは意外に多彩な種類があり、攻撃魔法の様な感覚で使い分ける事も可能。真シリーズ・魔神シリーズ等の「煙幕弾」、デビサマシリーズの「スタングレネード」もこのハンドグレネードの一種。この二つの形状は円筒形が主で、両者とも弾体内部に充填する物質を工夫し、煙を吹き出したり閃光と大音響を発したりする非殺傷兵器だ。余談だが、メガテンシリーズには拳銃から対物火器まで様々な銃器が登場するが、グレネード弾を射出するグレネードランチャーに属する銃火器が登場する事は極めて少ない。(全く登場していない訳ではないのだが。)(ICBT)

般若〔はんにゃ〕 悪魔
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恐ろしい顔をした女の鬼。嫉妬や許されぬ恋慕の情に狂った女性の変化が多いとされ、さらに「般若」の名はそうした苦しみを乗り越え悟りを得る為の仏教の「知恵」に由来する。般若心経はそうした真なる知恵を探る為の経典である。能や狂言の演目で盛んに演じられるキャラクターだ。真2・if...に登場する序盤レベルの妖鬼。力が強く、肉弾戦に使えるパラメータだ。ファミコン版2では妖魔ハンジャの名で登場していた。(willseek)

般若長光〔はんにゃながみつ〕
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真2登場のカオス属性専用合体剣の一つ。備前長船を合体素材にするケースもあるのが芸コマ。ソウルハッカーズにも大般若長光の名で後半の悪魔が落とすかなり強力な男性用武器として登場した。大般若長光とも。鎌倉時代の備前国(岡山県)の備前長船派刀工・長光製作の太刀。大小刀おしなべて質が高い事で有名で、国宝指定の銘刀も存在する。室町時代に銭六百貫という当時としては途方もない値が付いた為に、大般若経(だいはんにゃきょう)六百巻にちなんだこの名前が付いた。織田信長や徳川家康も所有したとされ、現在は東京国立博物館所蔵のものが有名である。(willseek)

ハンマ〔はんま〕 魔法
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[HANMA]
アンデッド系の悪魔を即死させることが出来る魔法。まさしく「破魔」である。旧約ではこの魔法の下位クラスの「ハマ」という魔法も存在した。当時はそのあまりにストレートすぎる名前に腰を抜かしたものだ。(ARL)デビルサマナー以降は「ハマ」基準で名称統一が進んでいる。一息で言える語感のよさが重視されたのであろう。(willseek)初期のころは相手に破魔属性のダメージを与えるという普通の攻撃魔法であったが、真シリーズに入ってからは即死魔法となった。(eskarop)

ハンマーグラブ〔はんまーぐらぶ〕 籠手
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魔神2より。同じく「ハンマーブーツ」も同シリーズの商品である。実在するKADOYAの商品「ハンマーグローブ」及び「ハンマーブーツ」。両者とも黒の皮革製で、各所がアルミ合金製プレートで補強されている。同社の商品である「バトルスーツ」に合わせて製作されたものであり、近いデザインとなっている。(ICBT)

ハンマハンマー〔はんまはんまー〕
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女神転生2やLBシリーズで登場。テトラジャアーマー(旧約2では「テトラジャマー」に改名)と同様、魔界魔法の名を冠した武具の一つ、ハンマの魔法を込めた戦鎚。当時のハンマはまだ単なるダメージ魔法なので、この鎚も単に威力が増した武器でしかない。名称自体はアニメ「機動戦士ガンダムZZ」に登場するモビルスーツ「ハンマ・ハンマ」が由来か?(ICBT)

バー〔ばー〕 悪魔
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エジプトにおいて人が死後化身する鳥の姿をした魂。古い時代には名前の無い神々をバーと呼称しており、時代が下ると神々全般の顕現した霊的な姿をバーと表現した。古王国時代の終わり頃には全ての人々がバーを持つと考えられるようになり、次第にバーを死者の精神的・肉体的生命力が形を成したものと解釈するようになった。文書や多くの壁画などで、人間の頭部と鳥(ハヤブサ等)の身体を持つバーがヒエログリフで遺されている。デビルサマナーに登場する最序盤の妖鳥。腹部に人の顔を持った霊体の鳥の姿をしている。特筆できる戦闘能力はないが、交渉や合体の練習相手に。(willseek)ちなみに、話しかけると「オレサマ バー オマエ サマナー」という微妙に韻を踏んだ挨拶(?)をする。(ayidabis)悪魔全書には、死者の魂はバーとカーに分かれて成るとある。ウィザードリィ4には、ドリームペインターというイベント敵を倒した後、この敵のカーをイベントアイテムとして手に入れることができる。(HAZE)

バーイラヴァ〔ばーいらう゛ぁ〕 特殊攻撃
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〔Bhairava〕
「デジタルデビルサーガ」のボス、陰陽神ハリ・ハラがシヴァ形態の際に使う専用スキルで、敵単体に対して万能属性の特大ダメージを与える。エフェクトは、掌から刃を引き出した四本の腕で無数の突きを繰り出し、最後に右腕の一撃と共にサンスクリット文字とヤントラ(神の力を込めた幾何学図)状の紋様を生み出し発光させて相手を撃つ。とにかく威力が高い上に必中に近い命中率を誇り、こちらのレベルが低かったり補助魔法が効いていなかったりすると容易く即死させられる剣呑な技である。スキル名はシヴァの憤怒相である「バーイラヴァ」のことで、その名は“恐ろしい者、殺戮者”という意味を持つ。バーイラヴァは数あるシヴァの相の中でも最も破壊力が強く恐ろしいとされ、ブラフマーの五頭の一つを斬り落とした存在だといわれる。また一方で、サティの死体が切り刻まればら撒かれた際に、死体の一部が落ちた土地がシャクティピータ(聖地)になったので、シヴァはバーイラヴァの姿でそれらの聖地を守護したという。四本腕による嵐の如き猛撃と、神々しい光の幾何学図形、対照的な二つの要素で構成されるこのスキルのイメージは、神話中のバーイラヴァが備える破壊と守護の二面性を表しているのではないだろうか。(HUM)

バーストライザー〔ばーすとらいざー〕
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デビルサマナー登場の銃器で全体攻撃出来る中では最強威力の物。特定悪魔のドロップアイテムで狙うかクリア後ダンジョン探索でしか入手出来ない。元ネタは1990年代初頭に放映されたヒーローアニメ「機甲警察メタルジャック」の主人公、神埼ケンのパワーアップ形態・ハイパーレッドジャックアーマーの主力武器である巨大ランチャー・バーストライザーと思われる。オプションメカのJバードと合体させる事で止め武器であるハイパーバーストライザーになる。バーストライザーはアーマーのバイクやジェット変形後もその構成パーツとして生かされ、当時の玩具でもその可変機構は見事に再現されていた。尽く尽く当時のデビサマスタッフのアニメ好きを想像させる。(willseek)

バードショット〔ばーどしょっと〕 弾丸
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ショットシェルの一種。狩猟用で、鳥などの小型動物を対象として用いられる、直径6mm未満の小粒弾を弾頭内に多数込めた弾薬、或いはそのペレット(散弾の粒)の事。通常、軍隊等で戦闘・対人用途として主に使われるのは、より大きな粒の弾を用いたバックショット(buck=牡鹿、つまり鹿をはじめとする中型動物狩猟用の弾薬)や一粒弾スラッグショットであり、威力不足とされるバードショットが戦闘(対人)目的で用意される事は無い。ハッカーズより。本来の意味とは異なり単発銃用の弾丸となっているが、これは鳥撃ち用の低威力ライフル弾(.22LR辺り)を指していると思われる(どの単発銃でも使用可能なのはゲームシステムの仕様だ)。散弾銃用のものは「バードシェル」の名で登場しており、こちらが本来の意味でのバードショットだが、その呼称は独自のものだ。(ICBT)

バーベガシ〔ばーべがし〕 悪魔
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霜の髭。アルプスに伝わる小鬼である。洞窟の中に住んでおり、雪山救助犬を助けたり人間に雪崩の察知を告げたりすると言われる。冬に活発に活動し、夏には住処で眠っているらしい。真1では品川の召喚師が大量に呼び出してくれる。連発するマハーブフには苦戦必死である。(ARL)

バール〔ばーる〕 悪魔
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もとは古代セム語で「主」や「王」を意味する言葉であり、偉人への敬称といった使われ方が多い。「ハンニバル」などは最も有名な例だろう。海神ダゴンを父に持つカナアンの主神であり、長い間メソポタミア一帯で妻アスタルテ(イシュタル)とともに豊饒神として信奉されてきた。しかしユダヤ教の流入によりアスタルテとともに魔族へと堕とされ、アスタルテは恐怖公アスタロートに、そしてこのバールは様々な悪魔へ結び付けられ、糞山の王ベルゼブブ、地獄の君主バエルなどに代表される大悪魔達に姿を変えていった。「DDS2」ではこの話を意識したのか東京を支配する魔王バエルのなれ果てである小さなカエルをベルゼブブのもとへ連れて行くと分かれた半身が融合し、かくして魔神バアルとして復活、主人公の手助けをしてくれる。しかしこのバールがストーリー中の最も重要なウェイトを占めていると言える作品は「偽典・女神転生」であろう。「真1」で大破壊が起こった直後から物語が始まる、つまり「真1」の救世主達が金剛神界より戻るまでの時間を描いたこの作品だが、この作品でのバールは手早く説明すると「DDS2」のバエルをほぼそのまま踏襲していると言っていいだろう。ただこちらはストーリーに「真1・2」というバックボーンがあるため、単にバールが人間を支配するためだけでなく、より深い思惑をもって戦略を展開していく事が読み取れる。かくして主人公の葛城史人を利用し、宿敵マルドゥークの封印、叛意を持つ部下の抹殺など着実に展開を自分に有利な方向に運ぶバールだが、葛城が「もう一人のメシア」であること、そして葛城に宿る分霊が自分より遥かに強大であったこと、イシュタル(アスタルテ)のコントロールに失敗したこと等が災いし、最終的には葛城の前に敗れ野望は崩れ去ってしまう。エンディングによってはそのまま葛城を吸収し野望を達成するという展開もあるが、結局は「真1」にあるように大洪水で東京は壊滅してしまうので、どんな展開になろうともバールの野望は潰えてしまうのである。ちょっと可哀想だ。(aba)上述のように、広義には「王・主」を意味する象徴系の名前・冠詞であり、女神の主だと「バアラト」になる。今ある一神教の「主」はそうした幾多の主を名乗る神々の勝ち抜き戦でたまたま勝ち残っただけなのかも知れない。本来は単純に善悪で語れる概念・存在ではないのだ。カナアン狭義の豊穣神としてのバアルは治水と雷雨、灌漑の象徴として崇められ、(耕作を行う重要な動物としての)牛の属性を託される事がある。仲魔としてのバアル(またはバール)はファミコン版2における古の魔神として劇的な復活を遂げるイベントが代表的だろう。ファミコン版1では単なる邪神だったが。女性の乳房を持っているのは「バアラト」としての女神のイメージも内包していると思われる。また真2以降は男性神としての優美な姿でデザインされ、雷神として電撃魔法を持っている。またペルソナシリーズにおいてはダゴンの息子説に従ってか、半魚人のようなペルソナとしての姿も見せ、氷結・水撃魔法を用いている。(willseek)

バール三兄弟〔ばーるさんきょうだい〕 言葉
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デビルチルドレンシリーズではぜブル、ベリト、フェゴールとディープホールに住む三人の魔王。長兄のゼブルはベルゼブブが元ネタ。 蝿の姿をし両翅に髑髏の模様が顔は人間の様な少年の様なものである。主に闇と雷電の魔法を得意とする。 神話状と同じくルシファーの友としての設定が多い。次兄のベリトはバルベリトが元ネタ。 姿は真紅の鎧に黄金の冠を被っており真紅の馬に騎乗している魔界最強の剣士。 その名に恥じぬ威力の高い剣系の技が多い。また火炎の魔法も操る三兄のフェゴールはべルフェゴールが元ネタ。 子供の様な姿でアヒルのオマルに乗り杖もしくは槍の様な物を持っている。 氷結と地変の魔法を持っている事が多い(シシン)

バールハダド〔ばーるはだど〕 悪魔
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「偽典・女神転生」に登場する魔神。バエル配下の幹部悪魔で、バールの分霊の一柱。作中ではバエル撃破に沸くペンタグランマにアドニスと共に襲撃をかけて葛城たちを無力化し、更にペンタグランマのリーダーである渡邊伸明と入れ替わって内部から壊滅させている。葛城とは後に天国と地獄の狭間・中有で雌雄を決することになる。カナアンの雷・嵐の神で、ハダドには“痛打するもの”という意味がある。祭儀獣は雄牛でその角を冑につけ、雷光を武器とすると言われる。シュメール神話の天の行政官エンリルに起源を持ち、メソポタミアの暴風神アダドと同一視され、これら二神と同じくハダドも「秩序」を守るために洪水や日照、不毛などの「混沌」の脅威と常に戦う王の力と神の権威を表す存在とされる。バールハダドは言うなれば、豊穣神と嵐神の性格を持つメガテンシリーズの魔神バールそのものである。「女神異聞録デビルサバイバー」でベル・ベリトに吸収されている魔神バールと戦うことになっていたら、“ベル・ハダド”の名称で登場していたかもしれない。(HUM)

バイキングヘルム〔ばいきんぐへるむ〕
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魔神2より、強さ+1の効果が特徴の兜。偽典の「ホーンヘルム」も同一のものを指していると思われる。ペル2では「スパンゲンヘルム」の方が登場し、罪の「良質且つ高価」版である「スパンゲングレイト」は最後期のグレートヘルム型のものだろう。両側の側頭部に角を備えた半球型の兜、所謂ホーンドヘルム(角兜)の事を指す。が、実際にヴァイキングが使用した兜はスパンゲンヘルムであり、角兜を用いる事は無く、角兜を被ったヴァイキングの姿は後世の創作イメージであるらしい。本来は古代ケルトの儀式用兜であったとされる。実際にヴァイキングが用いた兜であるスパンゲンヘルムは金属板を接合して曲面を成形し、頭頂部が円錐状に尖った、全体的な形状は水滴の様な形の兜。名称は独語で留め金を意味するシュパンゲspangeを語源とする。初期のヴァイキングであるノルマン人が使用した事から「ノルマン・ヘルム」とも呼ばれ、その後欧州全体に普及し歩兵の代表的な装備となった。耳も覆うタイプや鼻や顔を守るT字型や眼鏡型の顔当てを付けたバリエーションがあり、後には頭部全体を覆うグレートヘルム型も登場した。(ICBT)

バイコーン〔ばいこーん〕 悪魔
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ニ本角を意味する名のユニコーンと対を成す生物で、額から(またはこめかみから)二本の長い螺旋上の角を生やした漆黒の馬の姿をしている。ユニコーンが純潔の象徴とされるのとは対照的に姦淫の象徴とされるが、荒々しい戦いや破壊に踏み出す意志力の象徴とも考えられる。またユニコーンと同じく旧約聖書中の二本角の動物「レーム」の誤訳とする説もある。真2以降登場する妖獣。補助系魔法を持っている事が多いが、聖獣ユニコーン程成長させるメリットは感じにくい。(willseek)

バイツァ・ダスト〔ばいつぁだすと〕 特殊攻撃
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ハッカーズより、前列の敵全てをBOMB状態とする。SJでは敵専用で、効果範囲が単体となった。元ネタは漫画「ジョジョの奇妙な冒険」弟4部、吉良吉影のスタンド「キラークイーン」の能力の一つ。(さらに元を辿るとネーミングはロックバンド「Queen」の楽曲「Another One Bites The Dust」より。)但し、対象の爆弾化は「第一の爆弾」と呼ばれる基本能力の方であり、元ネタでのバイツァ・ダストは爆破と共に時間を巻き戻す効果を持つ。尚、この言葉自体は「死ぬ・殺される」程度の意味。(ICBT)

バイナルストライク〔ばいなるすとらいく〕 特殊攻撃
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ペル1・2より、行使者は死亡するが残HPの数倍のダメージを敵全体へ与える自爆技の一種。但しこの技で敵を倒す事は出来ず、現HP以上のダメージを与えてもHP1で耐える。ペル1序盤にてモーショボーの群れがこの技の直後にマハザンを使うというのが全滅パターンの一つとなっており、プレイヤーにその印象を刻み付けた。意味自体は「2倍の打撃」だが、これは「ファイナルストライク」のパロディでもある。ファイナルストライクはD&Dに登場する一部の魔法の杖を折る事で発動する強力な攻撃手段。原語では「retributive strike」で、かつてはその和訳としてこの名が使われていた。現在では原義通りの「応報の打撃」という訳に改められている。ファイナルストライクの名は他にもスクウェアのゲーム「ロマンシング・サガ」シリーズに引用されている。(ICBT)

バイブ・カハ〔ばいぶかは〕 悪魔
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戦場の鳥。ケルト神話における戦いの三女神の一人。士気を煽ってくれる軍神。しかし死者の首を食べる魔物でもある。真1に登場。士気を煽ろうとパニックボイスを使う…って、味方を混乱させてどうすんじゃい!(ARL)ノクタンでは魔獣で出演、持ち前の素早さと衝撃系魔法でパーティーを窮地に貶める。だが味方になると回復、衝撃、補助魔法と役に立つ魔法を所持しており能力も「バッドステータスを無効」と非常に頼りになる悪魔といえる。変異するとガルーダになるのだが、何故か「バッドステータスが有効」になり、あまり頼りにならなくなる(爆)グルルの場合も「ハマに弱い」になりやっぱり使えない(滅)状況的には「ガ○ダムから○ムが設計された」というような感じ。悪魔全書を埋めるため、どうしても変異させないといけないのだが、あまり気乗りがしない・・・(ニャルリン)バイブ・カハとは「戦場の烏」を意味する女神達に冠される称号であり、実際その女神達はカラスの姿に化身する事が多いとされる。(willseek)

バインドボイス〔ばいんどぼいす〕 特殊攻撃
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[BIND-VOICE]
うなり声を上げる。追加でBINDになる場合もある。ある程度歳をとってしまった今、何かの声で動けなくなるなんてことはそうそう無いのだが、やはり戦時中に軍で上の方にいたじいちゃんに本気で「整列!」とか叫ばれると、思わず身の縮まる思いをしてしまう。声と言う物は侮れない。(ARL)HPMP消費なしなので毎ターン使用可能&命中率がとても高いのでほぼ確実に敵全体をBINDにできるという、ヒノカグツチと並ぶバランスブレイカーで、真1最強特技。これを使える素早い仲魔(バロン推奨)がいると、ヒノカグツチ力押し攻略をサポートして回復魔法をかなり節約でき、ラストダンジョン探索がとても楽になる。真2以降弱体化したのが残念でならない。なお、ボス戦では役に立たない。()

バエル〔ばえる〕 悪魔
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バビロニアの豊饒神バールがユダヤ教徒によって悪魔へと身を落とされた際に生まれた様々な魔王のうちの一柱。やはり同じ起源をもつベルゼブブと並び、ユダヤ・キリスト教において最も大きな力を持つデーモンの一人とされる。「DDS2」で東京を支配する大魔王として華々しいデビューを飾り(主人公とサレオスの二人だけでも倒せちゃうけど)、その後もルシファー、ベルゼブブに次ぐ「ナンバー3」の座を巡ってマーラ、アスタロト、アーリマン等の列強魔王たちと熾烈な激戦を繰り広げている。強さはともかく見た目の可愛さならチャームポイントのカエルのおかげでブッち切り(のはず)だぜ!!!奥様方の人気は多分マーラには劣るけど。(aba)ソロモン72柱魔神の中でも有名なものの一つ。大いなる王であり、66の軍団を率いる。剣を携えた人間、猫、カエル、蜘蛛またはそれらを合成した姿で描かれる。ファミコン版2のオリジナルデザインも不気味さがあって秀逸ではあった。権能としては権謀術数の知恵と姿隠しの魔力を持ち、性的欲求を満たしてくれるという。(willseek)

バエルの呪い〔ばえるののろい〕 特殊攻撃
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魔王バエルの呪いである。喰らうと蠅に変えられてしまう。何故カエルの魔王であるバエルの呪いで蠅になってしまうのかと言うと、バエルの失った半身が、蠅の魔王であるベルゼブブであるからだと思われる。(ARL)つまり、足元に控える蝦蟇が舌を伸ばして食べるためではない。(墓石ないで)真3ではバアル・アバターが使用し、やはりバアル・バエル・ベルゼブブの連関を感じさせる。(willseek)

バガブー〔ばがぶー〕 悪魔
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バグベア(Bugbear)。ウェールズ地方に伝わる妖精。バガブー・タンケラボーガスなど呼び方は様々で、ゴブリンの一種とされている。容姿は全身毛むくじゃらで、目が赤く、鉄の牙で悪い子供を喰らうといわれている。バグベアは親の言うことを聞かない子供を戒めるために考え出された存在で、大人たちが悪い子供に「夜遅くまで遊んでいるとバグベアに食べられちゃうよ」と言って脅す。外でなくても悪い子の家の中に侵入して食べてくることもある。子供がどこで悪さをしようが、必ずそこにバグベアが現れ、食ってくる。しかし、元々は子供を躾けるために創られた妖精であり、子供が大人になっていくにつれ、次第にバグベアの存在を忘れてしまう。STRANGE JOURNEYではボーティーズを支配する魔王ミトラスの城の研究室で、どういうわけか他の悪魔に虐げられている。助けると、バガブーのアナライズデータに興味を持ったヒメネスに懐き、彼の仲魔となる。一応パスワード入力で召喚できるが、バガブーの他に姿が酷似したNeutralのボギブー、Lawのブギブーの二種が登場する。本来、地霊はNeutral属性であるが、本作のバガブーはChaos属性になっている。Chaos気質のヒメネスと親しくなる中で属性が変動したのだろうか?(魔夜)名前の元ネタ的にはブッカブー、バグスの同類という事である。公式パーフェクトガイドによると、物語中におけるバガブーとヒメネスの極端ともいえる親愛性と後に訪れる「合体」の成功は、二人の霊的性質が極めて近しい事に因るのだという。その関係は前世での縁のようなものと表現されていた。(willseek)

バグ〔ばぐ〕 悪魔
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ファミコン版1に登場したイノシシに似た悪魔で種族は怪獣。同作品の聖獣バクにデザインは似ているが、体色が赤く、体勢が通常状態と逆さま状態を交互に繰り返している。旧約ではなくなってしまったが、表面に「BUG」の文字が点滅してもいる。デジタルデータからの実体化が強調される1の世界において、バグもまた形を得て実体化を果たしたようだ。ある貴重アイテムを手に入れる為には戦わなければならない相手だ。HPが結構高めなのと、時々2回攻撃を行うので油断は禁物だ。(willseek)HPは全雑魚中の第三位である1500。それより上は邪神しかいない。また、このエリアのボスのHPは700だ。つまり、コイツはグラフィックだけでなく、HPもバグってることになる。ファミコン版では、コイツと戦う時にautoを選択すると、専用のメッセージが表示される。(HAZE)

バグス〔ばぐす〕 悪魔
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イギリス、ウェールズ地方の民間伝承に見られるゴブリンの一種。全身毛だらけの化け物の姿をしているとされ、夜になると現れる悪夢や怪物の代名詞としても語られる。なかなか寝ようとしない子供を躾けようとする母親達により、「言う事を聞かない悪い子は、バグスに食べられてしまうよ」と脅かして子供達を寝かし付けるのに利用されるのである。他地方でもバグベア、タンケラボーガス、トムポーカーなどと様々な名前で伝わっている。ソウルハッカーズで怨霊エリカにより呼び出される妖獣。別名のバグ「ベア」からか、ファンシーな熊のぬいぐるみに髑髏を詰め込み、血糊をあしらったシュールなデザインになっている。ぬいぐるみ生地らしく、火炎攻撃には弱い。さらに「心の音」を蘇らせていれば出現そのものを封じる事もできる。(willseek)

バシム〔ばしむ〕 悪魔
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DDS1,LB3より。幻獣・怪獣などに分類される蛇の姿を持つ悪魔。能力的には何ら特筆すべき点はない序盤の雑魚だ。バシュム、バシュムーとも。マルドゥークと敵対したティアマトが生み出した11の怪物の一体、角と前足のある毒蛇で、神々でさえ恐れる強力な毒を持つとされる。ティアマトが倒された後は捕らえられ、マルドゥークらの支配下となった。同じ11の怪物の内ムシュフシュなど蛇の姿を持つ者らと混同・統合される事もある様だ。別の逸話では海で生まれ、地上の人や動物を貪り食ったが、神々は蛇の誘惑者ネルガルを地上へ送り、それを従えさせた。神々の支配に下った後は、エジプトのウラエウスの様に神々の装飾となった様だ。web上のメガテン悪魔解説サイトでは、名の類似からレメゲトンの1柱バティンとして紹介される事が多い様だ。(ICBT)

バジリスク〔ばじりすく〕 悪魔
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冠のような鶏冠を持ち、蛇の王とされる。吐く毒は植物や水を枯らし、動物を殺し、岩をも砕く。その瞳には睨んだ相手を石化させる魔力を持つが、そんなバジリスクの弱点は雄鳥の鳴き声だと言う。真1で登場。伝承の通り、毒を吐き散らし石化睨みを得意とする。(ARL)雄鶏が産んだ卵を蛇が温めて孵化するのがコカトリス、蜥蜴が孵化させたのがバジリスクであると言う説がある(Green Man)伝承では全長30cmと小さな体格であり、デビルサマナーやストレンジジャーニーでは、ピクシー並みの大きさしかない。ストレンジジャーニーではその小ささを生かして大量に出現するため、非常に侮れない存在である。(HAZE)

バステ〔ばすて〕 言葉
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「バッドステータス」を略した語。ユーザーの間ではより以前から、もしくはメガテンシリーズ外においても使われていた可能性が高いが、ゲーム内でこの用語を登場させたのはP3が初とされる。以降ペルソナシリーズ及びデビルサバイバーにて用いられ、一方ライドウシリーズでは世界観にそぐわない為か、この語は見られない。それ以前のメガテンシリーズでは、アバチュにて「BS」と略された事もあった。メガテン以外にゲーム内で「バステ」の語を使用した例は「世界樹の迷宮」シリーズがある。戦闘スタイルの傾向がAUTO基本の力押しから相性重視の戦術的なものに変遷し、それに伴いゲーム内でもステータス画面にて相性耐性が表示されるのが標準化したが、「バッドステータス」では字面が長く表示領域を圧迫する為、この様な略称が生まれる事となった、と推察する。又、過去に開発スタッフの一部がバッドステータスを「バッステ」と略していた事があるらしいが、それが由来であるかは不明。(ICBT)

バステト〔ばすてと〕 悪魔
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バストとも呼ばれるエジプトの猫の女神。ナイル川デルタ地方のブバスティスで特に信仰されたとされる。猫またはネコ科の獣の頭を持つ女性の姿で描かれるが、元来は雌獅子の力強さと関連付けられていたと考えられる。猫を聖獣とし、大変古くから崇められ、王の守護者、ハトホルの眷属たる歌や踊りを司る者、セクメトに繋がる破壊と戦いの女神としてアペプと戦う者など、多くの役割が彼女に投影されていった。ファミコン版1ではネコマタの色違いでしかなかったが、真2で独自デザインになった聖獣。カドゥケウスを持ってるのはアヌビスのグラフィック流用の所為か。力と魔力と速さが高く、中盤仲魔としての活躍が期待できる。(willseek)初代女神転生より聖獣バステトとして登場。(jun)胸像・胸周り・女性の乳房を意味する英語バスト(Bust)の原典にあなったとされる女神様。 名の通り上半身裸体(乳房を露わにした)の彫像も存在する(Green Man)

バックソード〔ばっくそーど〕
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ifにて初登場。ペル1では両手剣分類だが、実際には片手用の向きが強い。backsword、語義としては「背のある剣」の意から転じて「片刃の剣」を指し、日本語で対応する言葉は「刀」。中世欧州では長らく両刃剣が用いられてきたが、銃の登場で鎧が廃れサーベル等の片刃剣が取って代わる事となる。しかしそれまで剣は両刃片刃問わず全てswordの語で表現されていた為、区別して片刃剣を指す言葉として近世初期にジョージ・シルバーによって考案される。従って広義としては片刃剣全般、狭義では上記由来より近世欧州で用いられた片刃のブロードソードを指し、フェンシングにて同剣を扱う為の訓練用の木剣も同じくバックソードと呼ばれる。又、名の由来には当時の騎兵が馬を走らせるのに邪魔にならないよう、剣を腰の横ではなく背中に下げた事からとも。(ICBT)

バックパッド〔ばっくぱっど〕 籠手
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ifより、アイスホッケー部室にて入手する。NINEでも登場。同名の品は幾つかあるが、腕防具という事と入手場所から、アイスホッケー用アームガードの事。名称のbackとは背を意味するが、ここでは胴体ではなく腕におけるそれ、つまり手の甲側の腕の面の事である。(ICBT)

バッグベアード〔ばっぐべあーど〕 悪魔
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後ろ髪引く者。イギリス地方における魔物。と言っても彼らが行うことは人の後ろを付きまとい睨みを効かすだけである。もちろん後ろを振り返ってもバックベアードはその頭を中心に常に後ろへと回りこむので、その姿を見ることは出来ない。真1に登場。最強の外道である彼らはもちろんこちらに攻撃をしてくる。しかしパララアイが厄介なだけで他に目立った強さは持ち合わせていない。(ARL)実は普通にエンカウントする事は無く、銀座の固定エンカウント地点でのみ低確率で出現するレア悪魔である。だが多くのプレイヤーはこいつを見て「てめえなんざどうでもいいからデイビットを出さんかい!!」という感想を抱く。(aba)正しくはバックベアードであり、ファミコン版2にも登場していた。元ネタは妖怪漫画家・水木しげるの創作妖怪で、ニューヨーク出身の光化学スモッグの化身・バックベアードと思われる。光化学スモッグは目や喉の激しい痛みや呼吸困難など、かなり洒落にならない症状を引き起こす。なおビジュアルは19世紀末のフランス画家オディロン・ルドンの目玉絵画シリーズに着想を得たものとも言われている。名前はイギリスの妖精バグベアからの借用のようだ。このロリコンどもめ!(違)(willseek)水木しげるがデザインの直接の元ネタとしたのは写真家・内藤正敏の合成写真作品「新宿幻景・キメラ」とされる。由来自体も全くの創作ではなく、アメリカのTVドラマ「事件記者コルチャック」にて「マッチモニード」の名でも登場した、アメリカ先住民クリー族に伝わる悪霊マチ・マニトゥから着想を得たのではないか、との説がある。(ICBT)

バット〔ばっと〕 人名・キャラクター
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バットとはDDSAT1・2で登場するキャラクターである。CV置鮎龍太郎ルックスは赤い長髪(というか紫?)で、右目に某ロックバンド(KI×S)のメンバーのような星のペイントをしている。某マンガ(ジョ×ョの奇妙な冒険)の五部に出てくるパッショーネというイタリアギャング団のボスに似ているような似ていないような。まあイケメンではあるかもしれない。所属するトライブ(グループのようなもの)はメリーベルだが、裏切りに裏切りを重ね、メリーベル→ソリッド→ブルーティッシュの順に移籍している。性格は前述の通り「裏切り行為」をする上にメリーベルのボスの「ジナーナ」を喰らったような発言「ジナーナは上手かったぜえ」(発言のみなので実際食べたかは不明だが)を「アルジラ」というプレイヤーキャラ(ジナーナと絆を深め合った仲である)に向かってわざとする極悪非道なキャラである。しかしハッキリ言って「小物」であり、ブルーティッシュのボス「ベック大佐」を「バロン」と呼んでしまったことにより「ベック大佐」にキレられるシーンは少し可哀想。極悪非道と述べたが、最終的に勝ったトライブについていった方が「ボス以外」のキャラにとっては有利どころか命にかかわるので、合理主義といえば合理主義かもしれない。悪魔はマヤ神話のコウモリの悪神「カマソッソ」になる。神話通りコウモリのようなデザインで空も飛べるが、口のあたりはキ×タマに見えなくもない。あと多分「シエロ」の変身する「ディアウス」の方が速く飛べる・・・と思う。「バット」という名前は普通に考えるとコウモリの「バット」だろう。アートマはソニックウェーブ(超音波)でアルジラのサイズミックウェーブ(地震波)とは対比させているのであろうか。主人公達はバットと計三回戦うことになるが(DDSAT2もいれると四回)、戦いのたびにスキルや弱点が変わる。一回目の戦いの時は(まだ裏切る気はおそらくなかったのではないかと思われる)メリーベルの構成員として「力試し」的に戦う。戦闘前はナイフを出し「俺の名はバット。お前に最後の名を刻む者だ。」と「カッコいいんじゃないか?」と勘違いさせる台詞を言う。しかし戦闘時は当然「カマソッソ」になるのでナイフは使わない。じゃあなんで出したんだ。一回目は地変無効・魔法全般に強い(万能にも強い)であり、こちらは基本的には物理技で攻めることになる。しかし、「防御」という技(翼で身体を隠し地面に座る)をやってくると地変以外の攻撃はほとんど効かなくなる。だがこの時は地変属性弱点になっているため、普通に戦えば楽勝である。ちなみに筆者は地変弱点に気付かずに「防御してる最中は攻撃が効かないのか」と考えてしまったため「防御」をしてこない時に物理でゴリ押ししました。また他にも「マハブフ」などの全体魔法や「スパイラルエッジ」という全体物理の強力な技をやってくる。他にも「体力泥棒」を使うが、これはおそらくコウモリが「血を吸う」イメージが強いからだと思われる。しかし実際は血を吸うコウモリは少ない。一回目の戦いで勝つと「ヒート」がバットを喰らおうとするが、「アルジラ」がとめる。この屈辱により目に色が入るが、「ジナーナ、こいつらは信用できない。」という台詞はまさに「お前が言うな」である。それにしてもこの時「ヒート」は実にうれしそうに食べようとする。アグニカワイイ笑バットの怯えた顔がなんともいえない。二回目の戦いは再びメリーベルのアジトで戦うが、攻撃内容はあまり変わらない。これも楽勝だろう。三回目の戦いの前にソリッドのアジト(厳密には違うが)であるポイント136でイベントがある。セラを人質にとり、「ヒート」の腹をナイフで刺す。ナイフ役に立って良かったね。しかしセラの「力」によりミック(ソリッドのボス)が敗れ、自分にはミックは力不足だと思い裏切る。しかしこの時すでにブルーティッシュに話しはつけてあったので多分元々裏切る気だったんだろう。三回目はゲイルとシエロの作戦により船におびきだされたところで戦う。三回戦目は今までと比べものにならないくらい強い。具体的には弱点は変わらないが、「ゾチラハの呪い」という厄介な技を使ってくる。この技を喰らうと問答無用で「バット」状態になり、パラメータが大きく減少する。その上衝撃属性が弱点になる。さらに「魔界の風」という衝撃属性の大ダメージ技をやってくるので厄介きわまりない。バアル・アバター以来の厄介さだろう。ちなみに「バット」状態を治すにはただ数ターン待つしかない。筆者は試しに「メシアライザー」(味方のHP全回復+バッドステータス回復)を使ったが治らなかった。この戦いに勝利すると、サーフ達がしかけた爆弾に巻き込まれ、今度こそ死亡する。四回戦目はDDSAT2で太陽で戦う。死んだ者の情報は太陽に行くので、サーフ達の仲間だけでなく敵も復活してしまったというわけである。四回戦目は「悪夢再び」という感じである。三回戦目同様「ゾチラハの呪い」→「魔界の風」のウザコンボをやってくる。しかしなぜか四回戦目は電撃属性が弱点になっているため、集中攻撃すればゴリ押しでも意外といける。まあ少なくとも対策をしっかりとれば三回戦目程大変ではないだろう。ちなみに四回戦目では「アルジラ」が「ジナーナ」より受け継いだ技「セラフィックロア」をこちらが使用すると「何だ今のは・・・ジナーナ だと・・・」「あんたが・・・あんたが悪いんだ・・・俺よりそんな奴等を信じるから・・・」「俺とそいつらの何が違う!?俺が負けたからか ジナーナ!!」という彼の悲痛な思いが聞ける。これにより裏切ったのは「ジナーナ」が「バット」ではなく「サーフ達」を信用したからだということがわかる。少し可哀想なキャラかもしれない。ちなみに「セラフィックロア」は破魔属性なので破魔無効のバットは当然「BLOCK」と出ます。戦いが不利になるのでよっぽど特殊会話が聞きたい人以外は使用しないことを薦めます。ちなみにどの戦闘でも彼の通常攻撃「狩る」は足を使用しますが、コウモリは足の力が大変弱いのでゲーム内でも弱いです。(キタロー)

バットウィングス〔ばっとうぃんぐす〕
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デビサマで登場した序盤用の脚部防具。由来や性能に特別な点は無いが、非売品である。バットウィング・チャプス。チャプスの一種で、脚を通す部分が完全な筒状にはなっておらず、腰のベルトと脚の後部の数本の紐のみで留めるタイプのもので、裾が広がっているのが特徴。名の由来はそのまま「蝙蝠の翼」であり、乗馬時に裾がはためく様がそう見える事から。現在ではロデオ競技において、この形式のチャプスが使われる。(ICBT)

バトルスーツ〔ばとるすーつ〕
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女神転生2や魔神シリーズ、RONDEで登場。通常はコンバットスーツ(この名称では女神転生1に登場)とも呼ばれる戦闘用の衣服を指す。(現実では野戦用の迷彩服を指し、フィクション作品に登場する同名装備も意味自体は同じだが、架空の技術を用いる等により現実のものとは大幅に異なる場合が多い。)が、メガテンにおけるこの品は実在するバイクウェアメーカー「KADOYA」の同名商品と思われる。極厚牛革のジャケットをベースとしてその各所に過剰ともいえる程のプロテクターを配置したこの品は、発売後20年近く経った現在でもトップクラスの防御性能を持つライダースジャケットとしてその名が挙がる。そのデザインもかなり強烈で、着用した姿は「MADMAX」や「北斗の拳」を彷彿とさせるものとなっている。(ICBT)

バトルハンマー〔ばとるはんまー〕
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様々なゲームに登場する有名な武器である。そのためきちんとした定義は出来ないが、相手を数発で殴り殺せるほどの威力を持った金槌であることには間違いない。形は数本のトゲを生やした物から普通のハンマーまで、実に多種多様である。女神転生においては大工用に使う木工ハンマーか、工事現場で使われているような金属製ハンマーのどちらかと思われる。かつてSEGAから出ていた格闘ゲームでも、そんな感じの物を武器として扱うキャラクターが居た。一見不格好で力任せな武器のように思えるが、パンク系の兄ちゃんとかがこれを担ぎ上げれば、それはそれでかっこいいような気はする。やはりこれも世紀末覇者を目指す者には欠かせないアイテムに違いない。(ARL)「水だ! 食料だ!! ヒャッフーッ!!!」と叫ぶことにより(以下略)(通行人)甲冑騎士同士の戦いではブロードソードよりもよっぽど実用的な武器であった。メイスもそうだが打撃部の重みで上から金属鎧をへこませ、敵の肉体に着実にダメージを与えるのだ。…とはいえそこまで厳密に武器の有利不利を再現しているゲームは少ないが。(willseek)別名100tハンマー(こんぺいとう1号)>街の始末屋さんネタ(Green Man)中世欧州の打撃武器であるウォーハンマーのかなりマイナーな別名と見てよいもので、余程細分化した分類をしない限り両者は区別されない。斧で言えば両刃の戦斧バトル・アックスに対し、比較的小振りで片刃とした戦闘用斧ウォー・アックスという細かな分類が一説には存在するが、それに倣えばこのバトルハンマーも鎚頭の片側がピック状となっていない、両手で扱う大型鎚スレッジハンマーやモールには及ばないがウォーハンマー以上の、片手用としては大振りの戦鎚と定義できよう。しかしこのネーミングは、現実では通常「コンバットナイフ」と呼ばれる戦闘用ナイフがメガテンではあえて「アタックナイフ」という独自の呼称とした様に、一般的な名称から僅かにずらす事で独自色を狙った一例とも思える。偽典のゲーム内解説では「柄の長さが1m20cm」とやけに具体的だ。IMAGINEでは鈍器分類としてウォーハンマーと共に登場しているが、その解説設定は両者とも本作独自の定義となる。(ICBT)

バトルヨーヨー〔ばとるよーよー〕
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戦闘用のヨーヨー。攻撃力は大したことはないがその分回数で補っている。しかし最序盤でしか使えないだろう。ヨーヨーを使うキャラクターと言えばスケ番刑事が有名だろう。が、そもそも人に向けて使う物では無い。真似しないように。(daidai)

バフォメット〔ばふぉめっと〕 悪魔
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魔女達のサバトを統括するとされた悪魔。エリファス・レヴィによる山羊頭に女性の胸を持ち、背にカラスの翼を生やしたバフォメットの図案が有名。元来はイスラム教の開祖ムハンマドの名が転訛して異教徒の崇める悪魔か邪神のように考えられたのであろうとされる。十字軍で活躍したテンプル騎士団はこの偶像神を崇めていたとされ、異端審問により廃絶に追い込まれてしまったが、これはテンプル騎士団の財産強奪を狙ったフランス国王フィリップ四世によるでっち上げの陰謀であったとする見方が有力である。真に恐ろしい悪魔は人の心の内にこそいるようだ。山羊頭でレオナルドとごっちゃになってややこしい。ファミコン版2では幻魔で登場し、真2からは堕天使、真3では邪神に出世した。伝承では必ずしも山羊頭の悪魔ではなく様々な姿があるようで、真2等では西洋で不吉な魚ともされるイカをモチーフとした姿になっている。補助・間接攻撃系の魔法が得意な作品が多いようだ。真3プレイヤーとしては氷川が最初に召喚しようとした悪魔というイメージが強い。それとも「ごりっぱな」悪魔を召喚しようとしたとぼけた口調の悪魔?(willseek)

バラタナティヤム〔ばらたなてぃやむ〕 特殊攻撃
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NINE、破壊速度2倍となるRTSアビリティスキルの一種。ガンダルヴァ・アプサラス・キンナリーの組み合わせで発動。対応プラグインは「バラタの演劇書」。現代においてのインドの代表的な伝統舞踊の一種。デーヴァダーシー(神聖娼婦)によって伝えられた二千年以上の歴史を持つ舞踊として語られるが、実際にはデーヴァダーシーによる舞踊はその極一部であり、古くから伝わる舞踊を基礎とはしているものの、バラタナーティアム自体の成立は20世紀に入ってからである。名称の「バラタ」とは表現の三大要素である気分・旋法・拍節法それぞれを意味する語の頭文字の組み合わせであり、1930年代にデーヴァダーシー出身のカリヤーニ姉妹の舞踊にこの名を用いたのが始まりとされる。後にこの名称はインド最古の演劇書「ナーティヤ・シャーストラ」を著した聖仙バラタと結び付ける事でその正当性が強調され、国外に向けたインドの誇る伝統的な演劇芸術として奉り上げられた。(ICBT)

バラタの演劇書〔ばらたのえんげきしょ〕 道具
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NINE、「バラタナティヤム」に対応するプラグイン。入手先はインド系悪魔となる。バーラティーヤ・ナーティヤ・シャーストラ。四大ヴェータ文献に続く第五のヴェーダとして数えられる場合もあり、ナーティヤ・ヴェーダとも呼ばれる。インド最古の演劇芸術の理論書であり、現実的には紀元前4〜2世紀頃に複数の著者によって編纂されたと考えられている。伝説では、人心が堕落した世となるトレーター・ユガの時期に備え、人々の精神性の向上の為に彼等に演劇という芸術を広めようと考えたデーヴァの王インドラの命により、ブラフマーが四大ヴェーダから演劇・舞踊に必要な部分を抜粋し、その知識を与えられた聖仙バラタが編纂した書物とされる。バラタはそれに加え、二人のアプサラスから舞踏の実演を、シヴァからはターンダヴァの舞踏を学び、共に記した。そして彼は自身の百人の息子達にこの演劇の知恵を授け、彼等はそれを実演し地上に広めたという。名称の一致から後世に成立した舞踊「バラタナティヤム」に結び付けられる事となったが、両者に直接的な関連は無い。(ICBT)

バラム〔ばらむ〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の一柱で、三つの頭を持ち、熊に跨ったデーモンとして現れる。一説には牡牛と人間と牡羊の頭、ヘビの尾、燃え上がる眼を持ち、手首に鷹を止まらせているともいう。40の軍団を率い、過去と未来の知識を召喚者に授けるという。ソロモン魔神は能力がダブるものが多い。if...で怠惰界のボスの堕天使として「一応」配置されているが気付かれない事も。…というのも、勤勉のリングを先に掘り当ててしまうと怠惰界クリア条件を満たしてしまい、戦う必要がなくなってしまう為である。ファミコン版2でも比較的序盤に渋谷のボスの邪神として登場した。(willseek)

バリア・ガード〔ばりあがーど〕 特殊攻撃
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ハッカーズ、屍鬼コスモゾンビのみが用いる敵専用特技。防御コマンドの強化版。TAITOの格闘ゲーム「サイキックフォース」より、特定コマンドの入力により球状のバリアを発生させる特殊なガードシステム。(ICBT)

バルバトス〔ばるばとす〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の一柱で、30の軍団を率いる地獄の公爵または伯爵。召喚時には狩人の姿で現れ、命じられれば鉄兜を被り弓矢を持った鷲顔の姿に化ける事も。元は力天使だったとされる。隠された財宝の在りかを知っていたり、動物の言葉を理解出来るなどの能力を持つ。絶望・残酷・無慈悲・悪意・苦難・損失を司るというが、召喚時の権能を見ると首を傾げてしまう。ソロモン魔神自体が元々は精霊的存在だったとも言えるのだが。デビルサマナーに堕天使として登場した。プランシーの「地獄の辞典」で描かれた姿に拠っているようだ。衝撃魔法や物理攻撃が結構強い。シニカル口調が印象的な悪魔の一つでもあった。(willseek)真・女神転生デビルチルドレン光の書・闇の書と続編の炎の書・氷の書では白い頭に三つの金色の眼、赤い鱗の大蛇の姿をしている。 このバルバトスはあらゆる生物の音を過去から未来まで聞く事が出来ると言う(Mr.ダックン)

バルバロッサ〔ばるばろっさ〕
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魔神2より、最高ランクの突剣。パラノイア・アダマにて敵撃破数30以上でのクリアが入手条件となる。敵初期数と増援のタイミングの問題から、20ターン以内でのクリアが入手条件となるグラムとの同時入手は一見不可能に思えるが、撤退を駆使する事で可能となる。イタリア語で「赤髭」の意味。この名で呼ばれた著名な人物は、第三回十字軍の総帥を務めた12世紀の神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世。もしくは16世紀に地中海で活動する海賊を率い、オスマン帝国の提督にまで成り上がった「赤髭の海賊王」ハイレディンが挙げられる。直接の由来は小説「銀河英雄伝説」の登場艦の名称と思われる。同小説の艦名は神話由来であるものが多いが、魔神2ではそれを元に登場悪魔を設定、もしくはアイテム名に引用したと思わしき部分が見られる。同小説から引用した名を持つアイテムが登場する傾向はRONDEにも若干であるが引き継がれている。(ICBT)

バレットM90〔ばれっとえむきゅうじゅう〕
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アメリカ、バレット社製の対装甲車用ボルトアクション式ライフル。通称「バレットライフル」。コンクリートの壁を紙の如く貫く威力を持つが発射煙が視界を遮り、素早い連続使用には向かない。反動も物凄いので本当は対生物用には用い辛い代物だ。真2・if...に登場した男性用銃器。最上位クラスの打撃力ではあるが、単発武器なので用い所が難しい武器だ。デビルサマナーにも登場し、単発銃器ではやはり強いのだが、そのはるか上を行くネコパンチバズが存在するのであった…。(willseek)

バレルヘルム〔ばれるへるむ〕
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『ソウルハッカーズ』に登場。樽型やバケツ型兜などとも呼ばれる。実戦で使用されていたのは12世紀の半ばから14世紀にかけてである。当時の兵卒は頭の鉢の形をした鉄兜やチェーンメイルの頭巾を被っていたのだが、裕福な騎士たちはこの上にバレルヘルムを被っていたのである。
その頃の「ヘルム」の平均重量は約2.5キロぐらいであったが大兜(オーム)と言われるバレルヘルムの一種は3.7キロぐらいであった。後世に登場するゴチック式の兜も3.5キロぐらいなので重量だけならさほど変わらないが、重量を頭だけで支えなければならなかったので、首に相当の負担がかかる上に、重量のかかる頭頂はハゲやすいという弊害もあった。日本にも文字通りの大兜(おおかぶと)というモノがあり、武士は前立(まえだて)などを付けて「こけおどし」にしていたが、騎士たちはバレルヘルムの頭上に派手な頭飾り(クレスト)を載せて「こけおどし」にしていたのである。 コレに比べて「アーメット」は喉当て、肩当てまでが兜と連結して肩で兜の重量を支えることになり、負担が格段に軽減された。今日でいう「人間工学」に基づくモノに変わっていったのである。…などとエラそうに書き連ねてきたが、ぶっちゃけ『真2』に登場する「メシアン:ターミネイター」が被っているアレである。(アレイ)

バロール〔ばろーる〕 悪魔
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ケルト神話の単眼が強調される魔王。その視線を浴びた者はたちまち戦闘能力を失い灰と化す。バロールはダナーン神族の敵であるフォモール族の首領で、その恐ろしい魔眼で名を轟かせた。彼の軍勢は神々の脅威であり、モイトゥラの戦いでは主神ヌァザが討ち取られてしまう。新たなる英雄神にして太陽神、さらにバロールの孫でもあるルーグは単身で彼に挑んだ。バロールがその魔眼を見開いた瞬間、彼は魔眼に魔弾タスラムを投げ付けて撃ち抜き倒した。こうしてかつてあった予言通り、バロールは自らの孫の手にかかって死んだのであった。 メガテンシリーズではいまいち魔王ヒエラルキーの中で強さ面で不遇を被っている。デビルサマナーシリーズでは鳥篭状の頭部に単眼が収まったユニークなデザインだ。一応それなりに魔力は高い。(willseek)

バロールの魔眼〔ばろーるのまがん〕 道具
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NINE、スキル「バインドトラップ」に対応するプラグイン。NINEにバロールは登場しない為、専用品という訳ではない。SJでは魔王バロールから得られるフォルマ「魔王の邪眼」として登場。上記バロールの項目も参照。バロールが魔眼を得た原因は、彼の父を含むドルイド達が毒の魔法の為に薬を調合していたところ、その煙が窓から見ていた彼の目に入った事に拠る。単眼ともされるが、両目がありその片方が常に閉じられているともされ、その場合魔眼は左目であるらしい。バロールは平時はその力を抑える為に魔法の銀の瞼を作って魔眼に覆い被せ、戦闘の時は配下の戦士が四人がかりで棍棒を使い、もしくは鉤縄と滑車を用いてこの銀の瞼を押し上げたという。(ICBT)

バロン〔ばろん〕 悪魔
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インドネシアのバリ島で独自に信仰される、バリ・ヒンドゥの大いなる聖獣。森の王たる存在で、白い体毛を具えている。悪の象徴たる魔女ランダと果てのない戦いを繰り広げる。善と悪の相克の中で世界を動かす活力は生み出されるのであり、バロンとランダは互いに必要な存在として共に崇拝される。バロンはモチーフの獣の種類があり、犬だと嗅覚に優れ、猪だと病魔に対して強いといった具合である。全ての属性を兼ね備える獅子型のバロンはバロン・ケケットとも呼ばれる。古くは人を喰らう事もあり、その名残りか配下に悪霊ブータやカーラを従えている。ファミコン版1から登場している。まぁ当時から製作スタッフはマニアックな事で…。バロンダンスのバロンはまさに獅子舞風であり、シリーズのバロンデザインに反映されている。神獣の中ではかなり上位に配置され、物理攻撃と共にファイアブレスやバインドボイス等を駆使する。(willseek)

バロン・オメガ〔ばろんおめが〕 人名・キャラクター
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DDSATシリーズの登場人物。6大トライブの最大勢力である軍隊のトライブ「ブルーティッシュ」のリーダー。ゲイルを除く、主人公トライブ「エンブリオン」の主要メンバーと浅からぬ因縁を持ち、特にサーフ(+セラと言っても間違いではない)に対しては深い憎悪の念を抱いている(サーフに身に覚えはない)。物語の重要人物であるジェナ・エンジェルとも面識がある。アートマは「タービュランス(乱気流)」で、神話では羅刹の王であり、メーガナーダ(インドラジット)の父親でもあるラーヴァナに変身する。CVは、大物悪役を演じることに定評がある銀河万丈氏である。DDSAT1では、アートマが宿った直後でカルマ教会に呼び出された際に、サーフの顔を見た瞬間に憎悪の念と共に瞳が宿る。それからは「私はベック大佐だ。バロンなどと言うな!」等と、何故か「ベック大佐(1では出てこないが、正確にはテレンス・E・ベック)」という名前に拘るようになる。物語の核心を突くような情報を知っており、ジェナ・エンジェルも驚いていた。神話でラーヴァナが苦行を行ってブラフマーから恩恵を貰ったかの如く、ジェナ・エンジェルからある力を貰った。その力は、ただ一人でナンバー2のトライブである「ハウンズ」を叩きのめすほどの破壊力である。それに対抗するには、セラの力が重要になってくる。また、「ハウンズ」や当の「ブルーティッシュ」の構成員の発言や、バロン・オメガ本人のバットに対しての発言から察するに、危険人物であり、仲間にも容赦をしない性格である可能性が高い。1では、実際に対峙する際には、物語の核心に近付く(ただしミスリードな側面もある)発言を多く話してくる。しかし、息絶える間際のとある発言について、バロン自身とは因縁の無い人物に深い関わりがあったということについては皮肉なことである。(テラダイン)

盤古の双眼〔ばんこのそうがん〕 道具
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NINE、スキル「日月邂逅」に対応するプラグインだが、入手方法は不明。中国の創世神話より、死した盤古の両目が太陽と月となった事から。神の両目を太陽と月に関連させる神話は他にも例が有り、有名なものはエジプトのラーやホルス、日本でもイザナミの両目からアマテラスとツクヨミが生まれている。これらに対し中国の盤古による天地開闢は比較的後世に現れたものだ。(ICBT)

バンシー〔ばんしー〕 悪魔
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アイルランドで死を予言するとされる女妖精。 誰かが死にそうになると前触れとして現れ、泣き叫んで(キーニングと呼ぶ)死を知らせるという。青白い顔で髪が長く、いつも泣いているので真っ赤な目をしており、不吉な灰色のマントをまとっている。誰からも尊敬されるような人物が死ぬ時程多くのバンシーが現れ泣き声をあげるのだという。バンシーは若くして死んでしまった娘の幽霊だとも、「妖精の女」を意味する名の通り、死を司る大地の妖精ともされる。真2・if...に登場した妖精。伝承通り、泣いている髪の長い女性の姿である。氷結・呪殺魔法を扱い、叫び声は敵を混乱させるパニックボイスだ。(willseek)女好きの主人公の99%は心配に託けてナンパを働くのでヒロインは注意する事!(ぉ(Green Man)子育ての才能があり、家の守り神としての側面も持つらしい。お留守番を任せてみよう。(ガーゴイル)

パーホゥラット〔ぱーほぅらっと〕 籠手
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女性専用腕防具(don)真2・if...において剣合体で作り出せる最上位女性用防具の一つ。(willseek)パー・フー・ラット。タイ舞踊の衣装より、胴着の半袖の裾部分に付ける腕輪状の飾り。この名はタイ語で「服の耳の首」を意味し、服の耳=袖を表わす。(ICBT)

パール〔ぱーる〕 道具
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[慈愛の心を育む母なる海の贈り物]
6月の誕生石。健康、清楚、富を象徴する。アコヤ貝やコクチョウ貝等から造り出される真珠のことである。古くは日本においても「白玉」として重宝されていた。中国では「不老長寿の秘薬」としても扱われている。成分は高タンパク、高カルシウムで、確かに健康に良さそうである。でもそんな野暮な知識ばかり知ろうとするのがゲーマーとしての悲しい性。やはり宝石というものはそのありのままの美しさをじっくりと満喫するのが良いのである。真1では「秘薬」を象徴しているのか、ラグショップにてソーマと交換してもらえる。(ARL)外道ヤクザさんあたりが“装備”しててもイイのでは、イヤそのぐふっがふぅ(吐血)(みい)マーラ様のドロップアイテムに設定されている事もある。いやん。(aba)

パールヴァティ〔ぱーるう゛ぁてぃ〕 悪魔
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「山の娘」を意味する名を持つヒンドゥ三大女神の一柱でシヴァの妻。ヒマラヤの化身であり、女神の中で最も美しいと称えられる。より荒々しい存在であるドゥルガーやカーリーはパールヴァティの一側面ともされ、シヴァ神妃としてそうした神格を包摂するマハーディーヴィの名で呼ばれる事もある。シャクティ派における中心的な信仰対象にもなっていった。化身たるカーリーは前から登場していたが、女神パールヴァティとしての登場は真2から。フードを被り花を手に携えた美しくも可憐さをも感じさせる姿である。回復魔法と共にタルカジャが使え、戦闘には非常に役立つ。真3では地母神になり、女神サティが変化するという神話エピソードを生かしている。アバタールチューナー2では特殊敵として登場し、隠しボスであるシヴァに挑む為の鍵を握る。(willseek)インド神話の破壊神・シヴァの正妻。シリーズ全般を通じて「使える悪魔」の上位に位置している。ブラフマーの眷属ダクシャの娘・サティの転生した女神であり、サティの死を振り切ろうと苦行を行うシヴァに付き添い、共に苦行を行い最後にはシヴァの正妻の座を射止める。世界各地の神話を巡り見ても、この両者ほど「バカップル」という言葉が似合う神はいない。中でも最も有名なエピソードが、「シヴァの第三の瞳誕生秘話」。(簡単に言えば、パールヴァティがシヴァに「だ〜れだ?」をやって両目を塞いだことが、シヴァの第三の瞳が生まれた理由だというのだから、なんともかんとも……)(平 敦司)

パイモン〔ぱいもん〕 悪魔
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ペイモンとも呼ばれる、ソロモン72柱魔神の一柱にして地獄の王族の一人。200の軍団を率いると言われる。元主天使の長の一人ともされ、四方のデーモン王の内西の領域を担当する。ルシファーに最も忠実な悪魔だとも言われる。女性的な顔であるが男性デーモンであり、王冠を被りラクダに乗って多くの従者を従えて現れるとされる。召喚者に芸術や科学、魔術等のあらゆる知識を与えるとされ、その助力を得たものは努力なくして威厳や栄光を手にするという。ペルソナ1の上級堕天使としてが初登場。女顔のせいか女性口調を割り振られていた。ソウルハッカーズでも上位の堕天使だが、やはり女性口調である。悪魔絵師はギャンブルの守護者のイメージでマントをチェス盤模様にしたらしいが、何処準拠の情報かは不明である。非常に魔力に優れた仲魔として活躍が期待できる。デビチルでも宝石に目がない魔界のボスの一人として登場した。(willseek)ソロモンの悪魔、駱駝に乗っている、ルシファーの側近…女性顔なのは、ゴモリーと混同されているのでは?(HAZE)

パウザP50〔ぱうざぴーごじゅう〕
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対戦車用ライフル。映画ロボコップ2でも少しだけ登場。威力は強いのだが、いかんせん攻撃回数1は痛い。値段も高いのであまりオススメできる武器では無い。まぁ戦車のように堅い敵には使えそうな武器ではあるが。(ARL)20mm大口径ライフルを作っている事でおなじみのパウザ社製対戦車用ライフル。1992〜1997年までに37挺しか作られていないという貴重な銃なのだが……(マッギネスト)

パスカル〔ぱすかる〕 人名・キャラクター
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真1において主人公が飼っている犬。ハスキー犬。メス。仲魔にした後、邪教の館に行くと悪魔合体を起こし、ケルベロスとなる。序盤なので頼りになる事この上ない。一時離脱するが、TDLの橋の前で再会できる。黄金のリンゴ使用後、パーティに復帰する。が、その頃には戦力として計算しづらいのであった。愛がないとすぐに合体要員。PCE版、メガCD版においては、合体させずに進めても再会を果たせる。いわゆるグレートパスカルと化しており、「犬っぽい悪魔」ケルベロスと違い、「悪魔っぽい犬」になっている。皆が期待していたが、PS版には存在しなかった。悲しい。()GBA版真2にて、元鑑定屋のイースターシステム・ハロウィンシステム専用悪魔として登場。ただし、ケルベロスが仲魔にいると抽出不可。マダムのケルベロスが元はザ・ヒーローの仲魔であったことに関連しての制限だろう。(iqn)メガCD版はパスカルを合体に使用するとケルベロスと同じステータスの魔獣パスカルを作成でき、大破壊後には更にパワーアップしたパスカルが仲魔になってくれる。こちらの見た目はPCE版のバオーっぽい犬と違って豪華なケルベロスという様相である。(aba)ちなみにロンドのジョーカーも同じくケルベロスに変身(覚醒)する(Green Man)名前の由来はパトラッシュとラスカルを足して割ったもの。あの物理学者が由来ではない。GBA版でナカジマさんから貰ったものだと判明する。中島といえば彼しか居ない。彼も吉祥寺に住んでいる。()いわゆるグレートパスカルが仲魔になるメガCD版はケルベロスの立場がまるでない。(wac_toriaezu)

パズス〔ぱずす〕 悪魔
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シュメール文明にて、熱風と共に病魔を運び、疫病をもたらすという風の魔王。疫病とイナゴの王とされる。「女神転生2」では神(おそらくサタン)のパシリとしてオープニングにて主人公と親友に「キミたち神様に選ばれた救世主だからバエル倒してね」(誤訳)と言って悪魔召喚プログラムを与える。そして何も知らない主人公達を操っていくのだが、途中で主人公がパズスの言う事に疑問を持ちはじめ、東京タワーの魔女との出会いで親友と袂を分った所から計画がグダグダに。何とか親友君をバエルにたきつけたのは良かったが、そこで主人公に天誅を下され志半ばにして倒れるのであった。ちなみに素早さがかなり低く、地霊ブッカブーが居ればブフラマ連発でノーダメージで倒せてしまう。仮にも魔王なのに(ランクは一番低いけど)そんなんでいいのか?「真2」では高レベルの邪神で登場。作中最凶の必殺技マヒ引っ掻きを持つのでボス戦で大活躍。でも相性的にニャルラトホテプの方が役に立つかも。(aba)英語ではPazuzuと表記され、元来は「パズズ」と呼ぶらしい。有名になったのは映画エクソシスト(イナゴの災厄と関連するのはあくまで映画オリジナル設定)で名前が使われた事がきっかけだろう。古典コンピュータRPG・ウィザードリィでもパズズまんまの姿ながらマイルフィックの名で登場し、その他にもパズズまたはそのもじった名の神や魔物が登場する創作作品は数多い。(willseek)旧約女神2では黄金ウルトラマンにカナブンの羽がついた様な姿をしている。()上記にある通り本来は「パズズ」が正しく「パズス」は誤りであるが、修正される事なく使われ続けている。漫画「ゴッドサイダー」でも同じく「パズス」の名が使われている。これが女神転生の影響かは不明だが、女神転生1では精霊の一体に過ぎなかったバズスが2で魔王としてイベントに絡む大きな扱いを受けたのは、デザインも含めて同漫画の影響だとする説がある。(ICBT)細かいことを言うと、ウィザードリィのマイルフィック=パズズはファミコンのオリジナル設定であり、元のパソコン版では悪魔の共通グラフィック(骸骨)である。 また、パズズの一般的なデザインは中東で見かけられる彫像によるものである。この悪魔の名前を日本に最も知らしめたのは言うまでもなく、ドラゴンクエスト2である。(HAZE)

パチャカマク〔ぱちゃかまく〕 悪魔
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ペルーの創造神。古くは海岸地方の魚の姿をした神であったとされる。地母神パチャママを妻とする。命と生きる活力を与えるとされるが、人類を創造したにもかかわらず、パチャカマクはその怠惰な性情により、最初の男を餓死させてしまい、後には女とその第一子を殺した。その為第二子ウィチャマに復讐され、海へ落とされたという。魚人モチーフが入ったデビルサマナーシリーズの邪神。衝撃魔法を用い、破魔・呪殺攻撃は通じない。意外に物理攻撃が有効だ。(willseek)ストレンジジャーニーでも登場するが、デビルサマナーのときより、なぜだかサイズが小さい(HAZE)

パック〔ぱっく〕 人名・キャラクター
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真2に登場した悪戯好きな妖精。ダレスに頼まれて浮気草の露を主人公にかけようとした。だが露はヒロコにかかり、その顛末がゲーム中の一連のコミカルなイベントである。元ネタ「夏の夜の夢」の妖精パックとよく似た性格と行動である。地下世界のパックを追跡する専用ダンジョンで追いかけっこを演じる事になるが、パックは毒薬ビンや爆弾を投げてきて結構洒落にならない。捕まえて浮気草の露を手に入れる際には是非粘って慰謝料のごとくマッカまでせしめよう。(willseek)パックを追跡するダンジョンは敵が出てこないので仲魔をCOMPに戻したら安心して(?)妨害を受けよう。(wac_toriaezu)

パッデドアーマー〔ぱっでどあーまー〕
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ハッカーズより、ケブラーベストより1ランク上の性能を持つ防具。布地の間に綿などの詰め物(パッド)をしたクロースアーマー(布鎧)の一種。この様な加工をキルティングという事からキルテッドアーマーとも。中世欧州で使用されたものは、打撃にはそれなりに防御効果を発揮するが、刃物、特に刺突にはからきし弱く、単体で用いずに別の鎧の下に着用するか、板金鎧はおろか鎖帷子すらない下級の兵士が用いたとされる。現在では、ケブラーを何層にも重ね、その間に合成樹脂等を挟む事で単一素材よりも高い防御力を持たせる工夫が見られるが、これもパッデドアーマーの一種といえる。(ICBT)

パトラ〔ぱとら〕 魔法
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[PATORA]
味方の一時状態変化を回復する魔法。地味なようで結構重要な存在である。女神転生シリーズの一時状態変化は戦闘を終了しても治らない場合が多々あるので、この魔法は常に確保しておくようにしよう。もちろんボス戦においてもこの魔法を唱えられる仲魔が一人いるだけで非常に心強い。(ARL)

パトリオット〔ぱとりおっと〕 悪魔
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「愛国者」を意味する名を持つゾンビ達。狂信レベルの愛国心に支配されており、その妄信に忠実に従って生前は勿論、死後も戦い続けている。国家への愛情、忠誠心自体は国家としての総体・求心力の為になくてはならない物である。しかし世の中は立場を違える価値観や主義主張も存在するものだという冷静な視点も必要だろう。世界全ての価値観を統一できるというような安易な考え方はナショナリズム・グローバリズムの危険な側面でもある。デビルサマナー登場の高レベル屍鬼。某地対空ミサイルの名前と一緒だったり、赤白縞の国旗らしきものを肩に巻いていたり、政治ネタ的にヤバそうな悪魔である。パニックボイスでこちらを撹乱し、乱れ撃ちで銃撃してくる。(willseek)上記のように赤白模様の旗を身に纏っているが、真4での会話では、「日本にそぐわぬ異分子」と言われる。どこの方ですか?(HAZE)

パトリムパス〔ぱとりむぱす〕 悪魔
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リトアニアでかつて信仰された主要な三神の一柱である海と水の神。他の二柱は雷神ペルクナスと悪と死の神ピクラスである。パトリムパスは頭に麦穂の冠を被った若い男性か、渦巻状に立ち上がる人頭の蛇の姿で表された。水が象徴する恵みを与えてくれる慈悲深い神だったとされる。海が荒れたりすればその怒りを表す訳でもあるが。デビルサマナー登場の龍神。リトアニアとはマイナーな処からの出典である。麦の穂を束ねた冠を被った男性があぐらをかいた姿だ。衝撃攻撃を反射し、力も中々強いが呪殺に弱いのが泣き所だ。(willseek)

パトる〔ぱとる〕
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真3でのゲームオーバーの俗称。同義語にはネコる(アバタールチューナー2)イゴる(ペルソナ3,4)説教部屋(葛葉ライドウ)がある。名前の由来は、アニメ「フランダースの犬」の最終回から。真3のゲームオーバー画面が、「フランダースの犬」の主人公ネロと愛犬パトラッシュが天に召される場面に似ている事からそう呼ばれる。最強の悪魔候補も常に危険と隣り合わせなのだ。一瞬の不注意がパトる原因となる。連続で全滅すれば正にパトRUSH。(H.I.T)

パニックボイス〔ぱにっくぼいす〕 特殊攻撃
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[PANIC-VOICE]
追加でPANICになる特殊攻撃。普通にダメージも喰らう。実際に使ってみると「何やらつぶやいた」と表示される。何故それだけのことで混乱してしまうのか謎である。しかし、大好きな女の子がこちらを向きながら何かボソボソと言っていたら確かに混乱しそうである。しかしそんなことくらいで混乱するようじゃ、言われていることなんて大抵悪口なんだけどね。(ARL)

パピルサグ〔ぱぴるさぐ〕 悪魔
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バビロニアに伝わるサソリ人間。サソリ人間の図案自体はアッカド語で「ギルタブ・ルル」といい、魔除けの役割を果たしたという。パビルサグ(Pa Bil Sag、サソリの尾)とは射手座のバビロニア名であり、エンリルの子であってララク市(現テル・エル=ウィラヤ)で祀られた神とされ、サソリの尾を持つ半人半馬の姿で表わされた。マルドゥーク達との戦いにティアマトが引き連れたサソリ人間とはギルタブ・ルルであり、パビルサグとは別物であるようだ。共によく弓を引いた姿で登場するので混同されやすいのである。ファミコン版2に聖獣として初登場した。真シリーズでも安定した登場回数を誇っている。サソリと人間の混合の割合でデザインアレンジがあるようだ。その内ケンタウロス型も登場するかも知れない。毒針か麻痺針を飛ばす能力を持つ事が多い。(willseek)「デジタルデビルサーガ2」以降の3Dデザインで登場してからも、IMAGINE、ペルソナ4、アバドン王などなかなかの作品登場率を誇っている。特に「デジタルデビルサーガ2」のOPムービーでは、主人公側の変身悪魔も含め作中悪魔の中で登場一番乗りを果たし、さらに変身したサーフと戦うなどかなり目立っている。ただし、OP終盤には頭部を唐竹割りにされて地に伏しているパピルサグが映し出される。(HUM)

パラヴァニ〔ぱらう゛ぁに〕 道具
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NINEに登場。破壊神カルティケーヤをコーディングして得られる同悪魔専用プラグインソフト。スキルが「天覇の将」となり、攻撃回数と速さが上昇する。カルティケーヤの乗騎である、神速で天空を翔ける孔雀。名は「最も偉大な声・音」の意。カルティケーヤが天軍の将の座に即いた際にデーヴァ達から様々な品を授けられたが、その内の一つ、ヴィシュヌ(またはガルーダ)からの贈り物が、ガルーダの息子であるこの孔雀である。又、カルティケーヤと同一視されるムルガン神の伝承によれば、この孔雀はラクシャーサ王スーラパダマンを討った時にその死体が変化して生まれたとされる。(ICBT)

パラケルスス〔ぱらけるすす〕 人名・キャラクター
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ルネサンス期ヨーロッパの代表的錬金術師として有名な人物。本名はテオフラトゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバトゥス・フォン・ホーエンハイム(長い)。スイス出身で、実際の彼は錬金術師である以上に医師であり、自然科学者であったとされる。バーゼル大学の医学教授に就任したが、キリスト教を批判した為に追放され、放浪と苦難の生涯を送った。「パラケルスス」は、古代ローマの高名な医師であったケルススを凌ぐ存在、という意味のあだ名。パラケルススはまず医師であったのだが、伝説では完全な生命を生み出すために錬金術師になったと伝えられる。人造人間ホムンクルスをつくった、賢者の石を所持していたなどはよく創作作品でも語られる題材である。また四大精霊サラマンダー・ウンディーネ・シルフ・ノームは彼の著作に見られた名である。彼は自然科学的な業績が特筆でき、アリストテレスの四大(火・空気・水・土、いわゆる地水火風)、アラビアの三原質(水銀・硫黄・塩)を再発見したり、黄金生成が主な目的だった錬金術に生命科学の探求の意義を持たせた。(willseek)

パラサイト〔ぱらさいと〕 悪魔
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英語で寄生生物、寄生虫の意。転じて親族の元で生活を依存し自ら働こうとしない気性の者達を揶揄して呼ぶ事もある。キリギリスは冬が訪れれば越す事はできないのだ…。if...で邪神オーカスの体内に寄生していた飽食界の真のボスである妖虫。尻尾の針や消化液、切り裂く糸を吐きつけて襲ってくる。(willseek)激し過ぎる活動が宿主の生態を著しく変化させ、ともすれば支配してしまう例もある…ものの、つねに何かと寄り添っておかなければ生きていけない、実にか弱い存在。そう説明すると、「なんだ、他の生き物もみんな同じじゃないか…」と、生命の真理が垣間見えるのだ。岩明均は天才やねホント。って全然メガテンと関係無い!…そう、か弱い主人公一人では呪殺や連続攻撃であっと言う間に終わってしまう。しかし同じく一人ではか弱い仲魔達と寄り添えばそれは何ものにも止める事の適わない無敵の力となるのである!!いや、別に主人公一人プレイが達成出来ない言い訳とかじゃないっすよ。(aba)

パラシュ〔ぱらしゅ〕
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魔神2に登場する斧系武器。威力は高いものの命中率が低く、このランクの武器にしては能力上昇等の特殊効果も備えておらず、使い難い。サンクスリット語で「斧」を意味するが、特にヴィシュヌ第6の化身パラシュラーマの持つ斧を指す。本来はシヴァの武器であったが、シヴァの信者であるパラシュラーマに授けられた。これを得て斧の名手となった彼は、この斧を用いて家族の仇である戦士階級クシャトリヤを滅ぼし尽くした。又、ガネーシャが片牙である理由を語る逸話は複数存在するが、その一つにシヴァもしくはパラシュラーマが投げたこの斧で折られたというものがある。(ICBT)

パラスアテナ〔ぱらすあてな〕 悪魔
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単にアテナとも呼ばれるギリシャ神話の戦いと芸術・工業の女神。気高い処女神にしてアテナイ(アテネの古名)の守護女神である。傍らに勝利の女神ニケーを従え、その戦いは知性と国家を護る意思で導かれていた。同じ戦神でも荒ぶる破壊的性格が強調されたアレスとは対照的である。ゼウスが訳あって飲み込み同化した知恵の女神メティスの子である為、アテナも聡明な性格とされる。ただし過剰に潔癖でヒステリックな部分も伝えられ、機織女アラクネやメデューサらゴルゴン姉妹は彼女の不興を買って悲惨な運命を辿った。なおアテナは元々リビアの三相一体の女神メティスの若者の相・アナトであったともされ、ここでのアナトはヘファイストス、パン、あるいはパラスの妻とされた。「パラス」の呼称はリビア時代の伴侶・ロバが象徴とされる両性具有神パレスに由来する呼称である説、ニケーの息子で古代においてはアテナの配偶神であったが後に名前のみ受け継がれたパラス神由来説等があり、友人の少女の名をもらい受けたとする逸話は後の時代に作られたものである。某コスモを燃やす漫画の元ネタ女神様、強いけど結構えげつない部分もありです。デビルサマナーシリーズに登場し、ほとんどの物理攻撃を無効化または反射し、攻撃・回復メンバーの女神としてかなり有能な仲魔になる。性格に多少難があろうが、能力ある者とはいい距離感で付き合っていきたいものである。(willseek)パラスアテナのパラスとは少女時代に遊び相手だった女の子を決闘ごっこで過って殺害してしまった事に後悔し、 一生忘れない為にその子の名前を自分の名前の頭に付けたもの(Green Man)

パラダイムX〔ぱらだいむえっくす〕 地名・場所
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ソウルハッカーズで登場した電子ネットワーク上の仮想空間。大きなレジャー街の様相をしている。行政と世界有数のハイテク企業アルゴンソフトの全面協力で天海市内でテスト展開しているネットサービスである。各家庭に配布された高スペック端末を用い、視覚や聴覚、嗅覚などにまで訴えるシミュレーション空間になっているらしく、その没入感は従来のネットゲームの類とは比べ物にならない。テスト公開の為参加者はモニターのみに限られ、そのIDを手に入れようとする希望者は後を絶たない。(willseek)

パララアイ〔ぱららあい〕 特殊攻撃
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相手を睨んで麻痺にしてしまう特殊攻撃。実際に使ってみると「**の目が光った」と表示される。これではイイ女を見つけたときの男のそれと一緒である。(ARL)

パララディ〔ぱららでぃ〕 魔法
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[PALYLA-Di]
味方一人の麻痺を治す。唱えられた者はPALYZEが治る。麻痺になった者は逃げること以外何も出来なくなってしまうので、この魔法はいつでも唱えられるようにしておくことをお奨めする。女神転生シリーズでの麻痺は一時状態変化では無いのだ。(ARL)

パレードアーマー〔ぱれーどあーまー〕
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if...登場の男性用胴防具。儀礼用に装飾された板金製プレートアーマーである。ヘルム・グラブ・ブーツとシリーズになっており、中盤の男性用防具としてはかなり使えるだろう。しかしとんでもなく重い代物だと思うが。(willseek)

パレス〔ぱれす〕 悪魔
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リビアを起源とする両性具有のロバ神。古代オリエント世界においては、広い地域でロバを象徴とする神、パレスの祭儀が行われていた。パレスチナ、フィリステア、ローマのパラティヌス丘は、パレスに由来する名である。ギリシャのパラスアテナやローマのヴェスタとの関連性も指摘されている。英語の「宮殿」palaceもパレス神の名に由来する。後にキリスト教がヨーロッパを席巻する中では、古き信仰は偽り・邪教として駆逐されてしまうのであった。デビルサマナーシリーズに登場する最上位クラスの邪神。ロバの頭部に骨のみのロバの身体を具えている。破魔・呪殺攻撃の効果は期待できない。呪殺攻撃に備えた上で挑もう。(willseek)

パワー〔ぱわー〕 悪魔
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天使九階級で中級第三位に位置する能天使。ラテン語で力・支配を意味するポテンティアに由来するという。天界を武装した姿で警備し、悪魔の侵入を退けると共に、善と悪の力の拮抗を保つ役割を担うとされる。その為善悪の間で揺れやすい性質を持ち、天使の内で最も堕天する者が多いともいう。力天使ヴァーチャーとの名称の混同も見られ、指導者はラファエルともカマエルともされる。シリーズの多くに登場する中級の天使。攻撃力が高く破魔魔法を扱い、タルカジャも使う作品が多い。中盤の前衛には十分な戦闘力だ。(willseek)

パワーチャージ〔ぱわーちゃーじ〕 魔法
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DDSATシリーズに登場するスキル。次回の物理攻撃の威力を倍以上に増加させる強力なスキル。対となるスキルに「マインドチャージ」がある。他作品での「気合い」や「チャージ」に相当するスキルと言える。対となる「マインドチャージ」が消費MP10なのに対しこちらの消費は5であり、ある意味お得である。おそらく、物理攻撃を使用するために使うスキルなのにMPを使ってしまうという点への配慮だろうが…1ではこれと「ギロチンクロウ」によるコンボを多用した人も多いはず。(テラダイン)

パワードスーツ〔ぱわーどすーつ〕
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全身を覆う機械制御された鎧。ロボットを着込む感じというと解りやすいだろうか。真1ではスガモプリズンで購入できる防具。装備すると全能力値が2上昇する。(ARL)最近は生体電位信号を検出して制御できる介護支援用のロボットスーツやアメリカで開発中の軍用身体能力拡張スーツなど、現実が次第にSFに追いついてきた感触である。価格と動力が一般普及の為の課題となるか。(willseek)

パンチガン〔ぱんちがん〕 道具
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真2より「敵1体を吹き飛ばして戦闘離脱させる」という消費アイテム。ボス以外であれば必ず効果を発揮するが、対象は逃走扱いとなる為に経験値等は得られない。デビサマの「ネコパンチバズ」やSJの「ネコパンチS」もある意味これの同類で、猫版パンチガンといえるだろう。実在するものとしては、非致死性弾頭であるゴムボール弾(「スタンショット」を参照)を俗にパンチ弾と呼び、これを発射する銃が「パンチガン」である。具体例には、フランスのマニューリン社製非致死性火器・35mmゴムボールランチャー「MR-35」がパンチガンのニックネームを持つ。又、架空のものではラリー・ニーヴンのSF小説「Procrustes」にて登場する大口径拳銃の一種がこの名で呼ばれる。が、これらはゲーム中に登場するものとは関係無い。カートゥーンでは文字通り、拳による「パンチ」を放つ銃として描かれる(こんなのをマジメに解説するのもどうかと自分でも思うが、ゲーム中に登場するのは間違いなくこちらだ)。引き金を引く事で銃口からバネが伸び、その先端に付けられた拳(手の形だったり、ボクシンググローブだったり、単純な球状だったりする)から繰り出されるパンチが哀れな犠牲者に炸裂するのだ。その犠牲者は当然、カートゥーンらしく派手に吹っ飛ばされてしまう事となる。しかし殺傷力は低いらしく、その犠牲者は大してダメージを受けていない場合が多い。(ICBT)

パンツァースーツ〔ぱんつぁーすーつ〕
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[PANZER SUIT]
女性装備可能を目的とした機動性重視の装甲。機械制御されており、装着することで腕力等も上昇する。真1では女性用鎧。シリーズでヘルメット、ブーツ、グラブがある。(ARL)

パンデモニウム〔ぱんでもにうむ〕 地名・場所
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ミルトンの「失楽園」で描かれた、サタン(=ルシファー)の玉座として築かれた地獄の首都。マンモンが採掘した金鉱を基盤とし、ムルキベルが設計と建築の指揮を行ない、サタンと共に失墜した堕天使達の様々な能力を駆使する事で驚くべき短時間で完成する。ドーリア式の柱を周囲に建ち巡らせたギリシャ神殿風の広壮な外観を持ち、その内部は平滑な敷石が一面に敷かれ、天井からは煌々たる吊り燈火が無数に垂れ下げられているという。万魔殿・伏魔殿などと和訳される。この名は万神殿パンテオンの捩りであり、ギリシャ語の語幹にラテン語風の語尾を付けた造語で「全てのデーモン達」や「全てのデーモンの場所」といった意味として捉えられる。後世には英語に取り入れられ、悪魔の巣窟や大混乱といった意味を持つ英単語となった。ミルトンの作品に直接由来し、魔神1では魔界に在るルシファーの居城として登場。後の作品ではスキルや合体魔法となる。入手にルシファーが絡む拳銃系銃器「万魔の銃」の北米版名称も又「Pandemonium」である。和訳である「万魔殿」は金子一馬画集のタイトルとしても用いられている。(ICBT)

パンプキンボム〔ぱんぷきんぼむ〕 弾丸
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ハッカーズでは散弾銃用の弾丸、NINEではスキル「マイントラップ」に対応したプラグイン。いずれも妖精ジャックランタンの魔晶変化やコーディングによって得られる。ハッカーズではBombの意味に含まれる炸裂弾頭にアレンジされたが、NINEではより元ネタに近い爆弾そのもののイメージだ。元ネタはアメコミ「スパイダーマン」。ヴィランであるグリーン・ゴブリン、及び彼の装備を受け継いだ模倣犯ホブゴブリンが使用した小型爆弾がパンプキン・ボムである。形状はカボチャに顔を描いたジャックランタン風のユーモラスなデザインながら、その爆風の威力は凄まじく、厚さ3インチのスチール板を貫徹爆砕する程。彼等グリーン・ゴブリンやホブゴブリンは特定の個人ではなく所謂「悪役」であり、スパイダーマンに倒される度に別の人物がゴブリンに成り代わって登場しスパイダーマンと敵対し続けるのだが、この四代目ホブゴブリンとなった人物のそれ以前の悪役名が「ジャック・オー・ランタン」であった。余談だが、長崎に投下された原爆「ファットマン」の事前データを得る為に、ほぼ同じ形状と重量配分をした構造を持つ「模擬原爆」として製造・投下された通常爆弾の名も「Pumpkin bomb」という。(ICBT)

ヒート〔ひーと〕 人名・キャラクター
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DDSATシリーズの登場人物。まさに燃えるような赤い髪を持つ男で、トライブ「エンブリオン」のアタッカー。もともとはリーダーであるサーフの指示を適確にこなす、攻撃の要と言える人物だった。しかし、瞳が宿ってからは直情的な性格になり、セラに対して不思議な感情を持ち、常に何かと苛立ちや不安を感じるようになる。(特にセラを巡って)サーフをライバル視するようにもなった。アルジラと違い、敵を喰らうことに躊躇いは無い。しかし、根は悪い人ではなく、不器用(でツンデレ)な男である。アートマはファイアーボールで、アグニに変身する。人間時にはグレネードを使用するが、何故かマシンガンのようなものを使用している場面もあった。CVは緑川光氏。DDSAT1では、最初からパーティに参加しているが、2度程離脱する場面がある。セラを見た時から「どこかで会ったような気がする」としてセラのことを気にしていたが、トライブ「アサインメンツ」のリーダーのハーリーQに尋問している時に瞳が宿り、それからまさにセラに固執する直情的で激しい性格になった。セラを助けるためには負傷することもリーダーを殴ることも厭わない(笑)。そんな彼だが、「エンブリオン」のメンバーに対しては純粋な仲間意識を見せることもある。内憂外患ではないが、敵は味方にいないとも限らない。リーダーであるサーフ(プレイヤー)は彼にどう立ち向かうのか?DDSAT2では、当初行方不明である。それで、サーフ達は意外な形で彼と対面することになる。さらにその後には…通称「赤毛のアスラ」。ある時は「宇宙を塞ぐ者」。パラメータは力と体に優れ、魔が低くて速にも不安が残る。中盤までは使いやすくて強いが、後半になってくると魔が低いことが災いし、弱点(氷結)じゃない魔法によるダメージも深刻になってくる。しかし、魔を上げるドーピングアイテムであるマジックノイズは比較的手に入れやすい(1ではホルスが落とすが、某所で大量発生する)ので、要は愛である。また、他の仲間よりもレベルアップが遅く設定されており、ノイズによるパラメータアップの誘導(キャラの上がりやすいパラメータをノイズで限界まで高め、レベルアップ時には他のパラメータが上がるようにすること。特に手に入れにくいノイズに対応するパラメータを上げる時に有効な手段)に適しており、上手く育てれば非常に強くなる。そうなればまさに敵は「ミンチ」である。要は愛である。しかし、場合によっては2ではあれなので…ヒーホーリング(装備者に氷結無効付加)があるなら便利なのだがそれ以前に…やっぱり要は愛である。2の羅刹モードの彼は以外にも静かである。彼の本質なのであろうか?ロアルド同様、力に優れる彼は羅刹モードとの相性は抜群であり、きっと活躍できるだろう。オブライエンという(くすんだ)金髪で彼とそっくりな登場人物がいる。彼は短編小説「ザッツキャッチ22」の主人公であり、DDSAT2でも登場する。しかも2では…とりあえず一言で言うと「強い」。ヒート同様に不器用な性格で、さらに実はシスコンであった。(テラダイン)

ヒートウィップ〔ひーとうぃっぷ〕
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デビルサマナーで初登場の鞭。比較的ありきたりなネーミングであるが、追加効果SHOCKという特性はその名称とは一見ミスマッチに思える。それは元ネタが初代「機動戦士ガンダム」、グフのヒートロッドだからであろう。この「ロッド」は杖でなく鞭の意味。この武装は熱で装甲を溶かし切る他のヒート兵器とは趣が異なり、電撃を流して敵を機能停止に陥らせる事が狙いである。(ICBT)

ヒートウェイブ〔ひーとうぇいぶ〕 特殊攻撃
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真2が初登場の物理攻撃技。刃状武器を使用する悪魔の技。敵2〜3体に結構なダメージを与えることができる。真3では敵パーティ全体に有効だ。ヒートウェイブの名の通り、英語では元来自然現象等による熱波の事である。ゲーム中では特に火炎属性だったりはしないので念の為。(willseek)

ヒートグレイブ〔ひーとぐれいぶ〕
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グレイブとは槍の一種で、広い片刃包丁のような穂先になっている。振り回した時の切り裂く破壊力が強いのが特徴だ。薙刀もグレイブの一種と言える。「ヒート」という事で刃を発熱させる機構を仕込んだグレイブらしい。真2・if...では序盤の武器だったがデビルサマナーでは強烈な攻撃力を与えられ、あるのとないのとでは中盤戦の難易度が大違いである。(willseek)元ネタは初代「機動戦士ガンダム」。ゲルググの武装の一つ「ビームナギナタ」に、ゲルググ以前のジオンMSの白兵戦兵器の名称「ヒート○○」を併せたのだろう。(なお、ドムの武装「ヒートソード」もDDS2やRONDE・LBシリーズで登場している。)現在では理解が進み、形状は近くとも全くの別物と認識されているが、当時は薙刀の英訳をグレイブとする場合がしばしば見受けられた。初登場である真2では攻撃回数2だが、これはビームナギナタに倣い、柄の両側に刀身を備える事の表現であろう。又、ロボット兵器の武装という事から、TRPG覚醒篇ではパワードスーツ各種(パンツァー・ヤクト・シュツルム)の基本武装として設定されている。さらにはP4のペルソナ・トモエのデザインにもこの武器の影響が見られる。そして遂にP3Pにて薙刀系武器として「ビームナギナタ」自体が登場した。(ICBT)

ヒートライザ〔ひーとらいざ〕 魔法
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ランダマイザの対となる全能力上昇の魔法スキル。初出はペルソナ4で合体による継承は出来ない。しかしレベル77で習得するヨシツネに付けさせることで、合体予報で習得するランダマイザ+チャージ付きの八艘跳びで猛威を振るわせたプレイヤーは少なくないだろう。(魔夜)(ペルソナ4で、)表のラスボスのペルソナも使ってくる。そのカットインがかっこ良いと評判らしい。(テラダイン)北米版「ペルソナ4」でも“Heat Riser”表記である。直訳すると“熱を上昇させるもの”だが、“Heat”には猛烈・憤激・最高潮、“Rise”には感情が強くなる、激しくなる、元気が出る、生じるなどの意味がある。いずれの単語も動的な精神状態を表現していて、新たな自分に向き合い真実に前進するというペルソナ4の主題にぴったりのスキルと言えるだろう。(HUM)

「ヒーホー」〔ひーほー〕 発言・表示
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真1で初登場した言い回し。ジャックフロストやジャックランタン等の子供っぽい悪魔が感嘆して叫んだりする時に多用された。これが好評だったようで、次第にフロスト・ランタン辺りはヒーホー掛け声、「〜ホー」語尾が定着していった。人間じゃないから許されるし、可愛らしく見えるのであった。(willseek)悪魔に口癖があるというのは珍しい。当初からジャックフロストをマスコットに仕立てようと金子は狙っていたのだ。それらしいデザインなのもそのため。()

光の小太刀〔ひかりのこだち〕
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序盤にロウサイドを象徴する武器。赤怪人が持っている。武器としての性能はまぁ普通。名前だけではあまり詳しいことも考察出来ない。しかし光と言うだけあってとても神々しい物のように思える。(ARL)

光の弾丸〔ひかりのだんがん〕 弾丸
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神の力が込められた弾丸。ロウサイド専用である。威力は弾丸の中では最強である。しかし追加効果が無いのはとても寂しい。(ARL)葛葉ライドウでは二周目プレイにおいて、金王屋の新たな品揃えに「光の弾倉」なるものが加わっている。異次元に繋がると噂される丑込め返り橋に落ちていたそうである。購入すると通常弾を無限に使えるようになり、銃撃活用に極めて有効。…未来世界に弾切れはなかったもんなぁ。(willseek)

氷川〔ひかわ〕 人名・キャラクター
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真3において世界創世を争う事になる男で、悪魔を操り、ニヒロ機構なる組織の総司令である。元々はガイア教団の幹部を務める人物であったがその中でも異端の存在で、不毛な争いの止まぬ現世に失望し、世界を変える力を求めていた。ガイア教団の書庫にて予言書たるミロク経典を発見した氷川はそれを読み解き、創世を導く「東京受胎」を呼び起こす事を画策する。大手通信会社サイバースのチーフ・テクニカル・オフィサーという表の顔を利用しアマラ転輪鼓という世界の深層に接続する道具と多くのそれを接続するネットワーク環境を整えた。東京受胎や創世時に必要になるエナジーを集める巫女として同じく現世に絶望している高尾祐子を引き込み、代々木公園の騒動を利用して敵対するメシア教徒や同胞でも相容れないガイア教徒達を始末した。悪魔の世界にも前もって介入し、ニヒロ機構の体制作りを行ったと思われる。ボルテクス界においても一貫して創世の為に動き、優れた知略で敵対勢力を叩き、創世に必要な大量のマガツヒを手に入れた。創世にて志向する方針、コトワリに「シジマ」を掲げ、カグツチを目指す。主人公及びプレイヤーの選択で彼への対応は変わるだろう。デビルサマナーらしく、左手首の数珠がCOMPにあたるらしい。強力な悪魔を行使でき、多くの妖魔、夜魔、堕天使、邪神や魔王がニヒロ機構構成員として登場する。理性的に行動するが、必要とあれば同胞でも容赦なく始末できる。掲げるコトワリ「シジマ」はエゴある自己を否定し、全てを循環する一つの平穏なシステムに収斂させる静寂の世界を志向するものだ。平和な世界ではあるが、新たな創造の活力は望めなくなる。女子学生などに人気があったりもしたようだが、プレイヤーが気になるのはあのMみたいな前髪だろうなぁ。(willseek)シジマの考え方を見る限り真2までのLAWに該当しそうだが、残念ながら天使はヨスガの千晶に付いていってしまっている。(wac_toriaezu)

飛行三鈷〔ひぎょうさんこ〕
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インドには古くからヴァジュラという武器があったのだが、それが密教において堅固不壊の心を標示する法具に転じた。そういう物を総じて「金剛杵」と言うのであるが、かの空海が中国からの帰りに船中から投げた三鈷杵が、はるばる高野山にまで飛んで落ちたと言われる伝説があり、それが今でも「飛行三鈷」と言われ信仰の対象になっている。「ヴァジュラ」と言えば凄く強そうなのに、なんだか弱そうな名前になってしまったものである。そのためか、攻撃力はそこそこ高いのだがあまりパッとしない。(ARL)

秘孔針〔ひこうばり〕 道具
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秘孔を突くのに十分な長さを持った針である。やはり呪術的な要素が強く、数本の針がそれぞれ敵に飛んでいき、確実に相手の秘孔を突き、死に至らしめる。ちなみに秘孔を突かれた相手は「あべしっ」「ひでぶぅ」と言いながら瞬殺されてしまうのであった。真1では使用するとムドオンと同じ効果を発揮する。値段は130魔貨。やることのえげつなさに比べると、かなり安い値段で落ち着いている。(ARL)三面拳のロン毛の人の使う暗器の事ではない(Green Man)即死させる針使いの元祖と言えばなんと言っても藤枝梅安だろう。梅安はTVドラマにもなった池波正太郎の時代小説「仕掛人・藤枝梅安」シリーズの主人公で、優れた鍼医者として生きる一方、世の不条理に恨み辛みを持つ者達の無念を晴らす為、金を貰う事を対価として悪人を殺す裏家業を持っている。暗殺用の針は医療用のものよりも太く強度を持たせた物を使っている。(willseek)ペル2やNINEでは特技として、偽典では武器として登場。「秘孔」という語は、少林寺拳法の用語「経絡秘孔」から発想を得て(もしくは単に略して)漫画「北斗の拳」で生まれた造語である。よって「あべし」「ひでぶ」が元ネタの解説として正しい。ただ、本編で秘孔を突いた針は、ケンシロウがカイオウとの戦いで髪の毛を針状にして使った一度のみ。この様にわざわざマイナーな方を登場させていたのだが、ペル2では「秘孔突き」というあからさまなものに加え「あたたた」「ほあた」という名称の特技が登場しており、これは流石にパロディとしても悪乗りが過ぎると思う。なお、上記解説にある梅安の鍼は、偽典に登場する武器「仕置きの長針」が恐らくそれである。名称の齟齬は「必殺仕置人」との混同か、武器名称としての分かり易さを重視した結果かと。(ICBT)

肥後正国〔ひごまさくに〕
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魔神転生2に登場する刀。九州肥後の刀工一派「同田貫」の中でも特に有名な一人。元は国勝と銘していたが、肥後の国主である加藤清正から「正」の一字を授かり正国と改めた。同田貫の刀は堅牢な造りの実用本位な戦場刀として知られる一方、それ故に実戦で酷使され完全な形で現存するものは少なく、美術的な鑑賞価値にも乏しいとされるが、その中でも正国の刀は美しさも他の名刀に劣らず、清正をはじめとする戦国武将達に重用されたという。(ICBT)

秘神〔ひしん〕 悪魔
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名前から分かるように人間の秘される部分、つまり性や排泄などに深く関係している神々である。この分類は「デビルサマナー」より登場。やや見た目がアレ気味なのが多いが、マーラやアリオクに比べれば可愛いものか。また「真2」以降に登場する魔神アルダーもどちらかと言えばこのカテゴリに近いものと思われる。(aba)道教の予言神ネコショウグンや日本の古の神事を司るアメノフトタマなども含まれており、秘神とはより広い意味で人の生活に関わり、なおかつその性格に謎や秘めねばならぬ部分を併せ持つ神々であると言えるだろう。(willseek)

聖丈二〔ひじりじょうじ〕 人名・キャラクター
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アメリカ帰りのフリージャーナリスト。アメリカ留学で何も得られなかった挫折を経ている。現在はオカルト雑誌「月刊 妖(あやかし)」でカルト教団・ガイア教について執筆しており、教団及びその幹部氷川を追いかけている。その際氷川の所持品としてアマラ転輪鼓を目撃してもいたようだ。ガイア教と繋がっていると噂される東京衛生病院へ向かう途中で東京受胎に巻き込まれるが、気付いた時には病院の一室にいた。主人公と再会してからはアマラ転輪鼓を使って行動を指示したり、ボルテクス界の謎を解く助けとなってくれる。が、アマラ転輪鼓を通して流れ出るマガツヒエナジーの負の思念にあてられたのか、次第に自ら創世を志向していく。挫折した自分の人生、さらにアマラ転輪鼓を通じて知ってしまった自分の正体と「呪い」から脱却しようと切羽詰っていったのだろうか。その裏事情は部分的ながら真3マニアクスで明かされる。ともあれ彼にはどんなに願ってもコトワリを啓く事はできず、勇に捕らわれマガツヒを引き寄せる触媒に利用されてしまう。最後は先走ってしまったものの、清濁を見詰め、自分なりの道を進もうとしたヒジリを単純に責める事はできないだろう。蛇腹ジャケットが珍しい。紫の帽子は持ってるだけかと思ってたら途中でかぶってくれた。アマラ車を触ったり回したりする姿が多いので、自然とパロディ作品ではアマラ車フェチネタが多い。最後まで協力してくれてたら面白かったのだが。(willseek)名の由来は竜退治の聖人ゲオルギウスを英語読みした日本語表記「聖ジョージ」からか?しかしエピソードに関連は見られないので、名前のみを取り入れたか、意図せずの一致だろう。(ICBT)

引っ掻き〔ひっかき〕 特殊攻撃
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相手を自分の鋭い爪で引っ掻く技。シリーズで「毒引っ掻き」と「麻痺引っ掻き」がある。プロレスラーでこの技を使う者も居る。乱暴ながらもなかなかダメージの大きな技だ。(ARL)

必殺〔ひっさつ〕 特殊攻撃
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何かしらの必殺技を使う技。敵には普段の二倍のダメージを与える。必殺と言いながらも、世の中には「必ず殺す技」で無いものが溢れている。これは絶対におかしいと思うのだが、どうか?(ARL)

畢方〔ひっぽう〕 悪魔
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ビファン。中国・崑崙山脈からはるか西方、章莪之山に棲むとされる怪鳥。名前は火中で竹箸がはじける「ビッポウ(火+畢、火+朴)」の音に由来するという。青い一本足の鶴に似た姿で体に赤い斑点があり、嘴は白い。常に炎をくわえており、現れると人家を焼き払い大火を引き起こすとされる一方で、火と木の神鳥として黄帝に従うとする説もある。デビルサマナー登場の序盤レベル凶鳥。序盤ではアギでもくらうと痛い。片付けるのは氷結系攻撃等で早めに。(willseek)

一言主〔ひとことぬし〕 悪魔
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一言主神。奈良県葛城山に鎮座する神である。古事記では慶事も凶事も一言で言い放つ神として雄略天皇の前に全く同じ姿をとって現れた。賀茂氏が祀っていた神ともされ、賀茂氏の政治力低下と共に一言主の神威も低下していったと思われる。時代が下った日本霊異記では一言主は役行者(彼も賀茂氏の一族である)に使役される神にまで地位が低下してしまっており、修験道を含めた仏教勢力の隆盛を感じさせる。信仰は現在も続いており、葛城山麓では「いちごんさん」と呼ばれ、一言の願いであれば何でも聞き届ける神、「無言参り」の神として信仰されている。なお、名前の類似から事代主と同一視される事もある。真1で比較的序盤レベルの鬼神として登場した。土着神の系譜という事で、真2・if...では国津神になっている。役行者との逸話で己の醜さを恥じたとある事を反映してか、豚のような顔を持ち下半身が木の根のようになった異形の姿になっている。またソウルハッカーズでは木の葉が風で人型に集まっているような姿であり、やはりどこかしら世を忍んでいるような印象である。容姿になどこだわらず敬意を払えば、神は応えてくれるもの…だったらいいな。(willseek)

人修羅〔ひとしゅら〕 悪魔
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アバタール・チューナーに隠しボスとして登場。発狂しそうになるほど強い。実際発狂したかもしんない。やってらんねぇ・・・。呪殺魔法で即死攻撃を仕掛けてきたりするが、防ぐ手段がないので勝てるかどうかは完全に運しだいである。やってらんねぇ・・・。膨大なHPを地道に削り、あとちょっとで倒せる! という所でマハムドオンで理不尽に全滅させられたりすると、生きる事が本気で馬鹿馬鹿しくなってくる。(SOLEIL)DDSAT1どころか、RPG史上最強のボス。鬼畜な強さを誇るが、彼を倒した場合、2でアマラリングがイベントで貰える引き継ぎ特典がある。そのイベント時のフラロウスの台詞は必見。しかし、このアマラリングはある裏ボスを倒した時に手に入るオーラリングよりもしょぼい…オーラリングが手に入るのは、(特にあるアイテムが必要となるため)終盤中の終盤であり、使い勝手はアマラリングの方が良いのだが…(テラダイン)

人修羅〔ひとしゅら〕 人名・キャラクター
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真3主人公が冒険の舞台となるボルテクス界、アマラ深界で呼ばれた通称。最初に呼んだのはシブヤの酔っ払いの思念体である。後にニヒロ機構の氷川や襲い来る魔人達も真3主人公をその名で呼び、ボルテクス界にもその風評が広がっていった様である。学生であった真3主人公は友人達と共に病院へ恩師を見舞った当日に東京受胎と呼ばれる世界の破滅に巻き込まれ、その際金髪の少年と喪服の老婆にその可能性を見出され、悪魔の能力を得られるというマガタマ(禍魂)、マロガレを埋め込まれ、悪魔と人間の狭間とも言える存在と化す。そして彼は異界と化したトウキョウを彷徨いながら己の目指すべきものを探して力を蓄えていき、後には創世の戦いを左右する存在になっていくのである。その容姿としては全身に刺青の様な模様が浮かび上がり、それは蒼く、また生命力が衰えると赤く輝く。後頭部からツノ状の器官が突き出しているが、これは脳幹が肥大・発達したもので、人間が技術によってではなく霊的に進化した時の姿を表すらしい。実際霊力・魔力の成長可能性には人間を超越するものがある。悪魔を説得し従え、召喚する力を持つ事から、従来のCOMPの能力をも持ち合わせていると思われる。旅の途中で手に入れるマガタマを飲み込み力を引き出すごとに、新たな悪魔の力を使える様になっていく。第一印象での彼は、「半裸で変なタトゥーの男」…?頭部に突起があり身体が線状に色分けされ、光線技や格闘技を使いこなし、「改造」された経歴を持つ…。そう、人修羅は特撮ヒーローだったのだ(?)。世界の守り手となるか、ダークヒーローとして魔道を求めるか、プレイヤーが導いてみるのも面白い。(willseek)御存じ僕らのノクタン君。ところで、彼の利き腕はどちらなのであろうか?まず、通常攻撃は右手で殴る。ヒートウェーブ等の際も右手でビームソードを振るう。しかし、アイテムは左手で使い、竜巻等の魔法も同様の動きで行う。某サイ○ガンも左手で発射する。死亡遊戯の際の居合切りモーションも左手である。そこで、左利きであるジャックフロストについて考えてみる。DDSAT2であるように、たぶん彼は左利きであり、通常攻撃は左手で殴る。しかし、魔法の際はクルっと回って右手を上げる…よってジャックフロストを前例とすると、人修羅は右利きだ!…そもそも両利きで良い気がするが…。(テラダイン)

ヒトミ〔ひとみ〕 人名・キャラクター
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遠野瞳(とおのひとみ)。ソウルハッカーズに登場した主人公の幼馴染。マンションの同じ階に住んでいるが、考古学者である父親は留守が多く、幼少時はよく主人公一家と共に過ごしていた。真面目で非常にしっかりして見えるが、主人公など限られた人間の前では素の自分を見せる。スプーキーズに入ったのは主人公の影響で、そうでなければハッカーという存在に偏見を持っていただろうと思われる程、規律には厳しい方である。電霊ネミッサに憑依され、主人公と共に大事件に巻き込まれる事になる。赤いダウンベスト姿は自然体で可愛いと思うのだが、ネミッサにはダサいと言われてしまった。(willseek)金子一馬氏によれば、デザインのコンセプトは「ダサちんのイモ姉ちゃん」...らしい。(hito)

ヒドラ〔ひどら〕 悪魔
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ギリシャ神話に登場する怪物で、ヒュドラとも。元々古ギリシャ語で「水蛇」を意味する名であり、神話のヒドラはヘラクレスの試練に登場する九頭(異説も)の強大な怪蛇を意味する。テュポンとエキドナの子でアルゴス近くのレルネの沼地に棲み、強烈な猛毒といくら頭部を斬り落とされても再生する生命力を具えていた。ヘラクレスは甥のイオラオスの手を借り、ヒドラの首を落としては切り口を焼かせて再生を封じ、一本だけあったという不死身の首も巨大な岩の下敷きにして倒した。ヘラクレスはヒドラの猛毒を手に入れ、それを矢に塗って強力な武器として用いるようになった。ファンタジーでは超有名な怪物。ファミコン版の1・2に妖獣または怪獣として登場している。高い体力と毒ガス系攻撃が特徴だ。神話みたいに無限再生されなくて助かった。(willseek)

火鼠の皮衣〔ひねずみのかわぎぬ〕 道具
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NINE、火炎耐性が上昇するが、氷結耐性が低下するプラグイン。SJでは魔獣カソから得られるフォルマとして「魔獣の火皮衣」が登場する。読みは「〜のかわごろも」とも。「竹取物語」の中に火をつけても燃えない布としてその名が登場する。執拗に求婚を迫る右大臣・阿倍御主人(あべのみうし)に対し、かぐや姫はこの品の入手という難題を課す。右大臣は財力にものを言わせてそれらしき物を購入するが、それは偽物であった。また「和名抄」によれば、この衣は汚れた時は焼く事で清潔になると伝えられる。これらと全く同じ特徴を備えたものが中国の伝承にも登場する。火鼠の毛で織った火浣布がそうであり、火鼠の皮衣が火浣布をモデルとしているのは明らかである。火をつけても燃えないという性質は現実では石綿(アスベスト)が実際に備えており、西洋から伝わった石綿布が中国にて火浣布とされたのだろう。当時、実際にその火浣布が唐から伝わり正倉院に納められていたともいわれ、竹取物語の作者はそれを着想の元としてこのアイテムを創作した、との説がある。(「火鼠」の項目にも関連解説あり。)(ICBT)

飛縁魔〔ひのえんま〕 悪魔
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今ではあまり見られないだろうが、かつては「丙午(ひのえうま)の女は男を喰う」などとされ、丙午の年に生まれた女が忌まれる事も少なくなかった。飛縁魔はそうした喩え話の中から生まれた妖怪で、元来は仏教の「縁障女」の説話に由来するとも言われる。女は魔性の存在であり、言う事を聞いてばかりいると終いには身を滅ぼすという話であるが、今なら男の方が身を正して振舞えばいい話だという事にもなるだろう。悪女の魔物である飛縁魔は男を(性的にも肉体的にも)喰らったり、血を吸うなどとされるが、これも財産を食い物にされ、血の一滴まで吸い取るという寓意とされる。殷の紂王に取り憑いた妲己は妖狐とされるが、同時にその立ち振る舞いから飛縁魔にも喩えられる。デビルサマナー登場の夜魔。頭巾で目元を隠した色っぽい夜鷹(遊女)の姿でデザインされている。呪殺攻撃を持ち合わせており、非常に危険な相手である。仲魔にしておいての会話で戦闘回避は賢明な選択だろう。ペルソナ1にも呪殺攻撃の脅威と共に登場した。(willseek)

火之迦具土〔ひのかぐつち〕 悪魔
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日本神話に登場する代表的な火神。迦具土(かぐつち)・火産霊(ほむすび)・火之毘古(ひのかがびこ)など異称も多い。伊邪那岐と伊邪那美の神産みの最後に産まれたが、燃え盛る神であった迦具土は伊邪那美の陰部を焼き、結果伊邪那美は死んでしまった。嘆きのあまり伊邪那岐は我が子の首を十拳剣(とつかのつるぎ)で刎ねて殺してしまう。…父親失格だな。だが迦具土の亡骸や流れ出た血からは数多くの神々が生じ、その強い創造性を覗かせる。火の焼き尽くす破壊の力と陶器や鉄器などを生み出す生成の力を象徴する神であり、火伏せの神や鍛冶・焼物の神としても信仰されている。神は死しても人の内に「生きる」のである。剣以外でも真シリーズにおいては鬼神または天津神として登場している。燃え盛る人型の炎の姿で、やはり火炎系攻撃に優れている。真3におけるボルテクス界を照らす人工太陽のごとき存在もカグツチと呼ばれているが、これは火之迦具土が自らの血から神々を生み出した神話になぞらえて、ボルテクス界の者達に生命の活力を与え、創世の要を成す存在に対してその名が当てはめられたのであろう。従うにしろ逆らうにしろ、自分を育む存在について思うのは無駄ではないだろう。(willseek)

火之迦具土〔ひのかぐつち〕
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デジタルデビルストーリー女神転生においてヒノカグツチ神が母であるイザナミに忠誠を誓い、イザナギの転生である中島を助けたというのがそもそもの始まりである。中島は意識的にヒノカグツチを召喚し剣として扱っていた。以降、FC版女神転生1から真女神転生2までの間、表向きには最強の剣として扱われるようになる。FC版女神転生2では満月の夜に魔界のとある場所で突き刺さっているので忘れずに拾いに行ってあげよう。真1、真2共に合体剣によって生み出すことができる。1では天叢雲と精霊サラマンダーで作れるが、なんだか納得行かない。それに比べ、真2では天津神ヒノカグツチを絡めた製造方法がありスッキリしている。(ARL)魔神1のコミックでは練気の剣+オルトロス→神剣草薙+神霊火之迦具土→退魔剣火之迦具土に変化する(Green Man)3DS版のソウルハッカーズにてクリア後の追加ダンジョンにて入手可能。今回は宝箱の中に入っており、随分と雑な扱いになってしまった。もっとも入手するまでにやたらと手間取る事にはなっているのだが。(D)

檜の木剣〔ひのきのぼっけん〕
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真2から登場の序盤レベルの武器。取り回しやすく、序盤の他の武器よりも命中率が高め。悪魔が落としてくれたらラッキーだと思おう。檜は日本各地に幅広く繁殖する針葉樹であり、長く建築材として利用されてきた。伊勢神宮も含めた神社・寺院の建材としても用いられ、耐久性・保存性は世界最高級とされる。軽く柔らかい為加工も容易で、スギ建材よりも貴重とされる。(willseek)

ヒヒイロカネ〔ひひいろかね〕 道具
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真2NEUTRALルートに登場するアイテムで、マサカドの刀を構成する霊的金属である。旧アカサカのドワーフの鍛冶屋達に託す事で再びマサカドの刀に鍛えてもらう事が出来る。古史古伝の一つ、竹内文書に記された超金属。原典の竹内文書が偽書と言われるのでヒヒイロカネも創作または未知の金属とされる。アトランティスのオリハルコンにも似ており、太陽のごとく輝き、常温で容易に加工できるが合金にすると極めて堅固になり、錆びる事もない。日本の絡むファンタジー・SF創作作品では比較的用いられる事の多い物質だ。(willseek)小説版デビルサマナーではこれ製の短剣をキョウジが使っており、力を込めて振ると光の刃が相手目掛けて飛んでいったりするらしい。これがかなり高熱らしく、まともに食らったらケロイドみたいになったりするんだそうな……核爆かね。(ビット)

ヒミコ〔ひみこ〕 悪魔
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ペルソナ4に登場した久慈川りせ(くじかわ りせ)の専用ペルソナ。アルカナは「恋愛」。 情報支援に特化した探索系の能力を備え、適宜情報提供をして戦闘を間接的に支援する。パーティHP・SPを戦闘終了後に少量自動回復させるスキルを習得する。 また、コミュをランクアップする事によって宝箱の居場所や敵の居場所を感知できる能力を持つ 情報支援のペルソナである為かパラボナアンテナがある卑弥呼(ひみこ)と書く。本の弥生時代後期における倭国の女王(倭王)。邪馬台国を治めた。 鬼道に詳しくその霊的な力を持つ歴史上の人物である卑弥呼の人物比定には日女命説、天照大神説など様々な説があるがどれも確証はないのである。。(シシン)

卑弥呼のサンダル〔ひみこのさんだる〕
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女神転生2と偽典より、女性用足防具。邪馬台国の女王・卑弥呼の力を受けたサンダル。元ネタは、実在する婦人靴メーカー「卑弥呼」。同社は特にサンダルが有名なファッションブランドである事からの発想。(ICBT)

百七拾八式鉄耳〔ひゃくななじゅうはっしきてつみみ〕
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ソウルハッカーズ登場の、珍獣イナバシロウサギの魔晶変化品。外見はウサギの耳とシッポがついた鉄兜。178式という事で「イナバ」を洒落たネーミングだ。見栄えはアレだが、運も+4されるゲーム中最強兜。恥ずかしくないですか、ナオミさん。(willseek)

百烈の拳〔ひゃくれつのこぶし〕 特殊攻撃
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[Hundred Fist]
アバチュ2より、ボス版ヘカトンケイル専用特技。上記英語表記は北米版から。元ネタはもちろん「北斗百裂拳」だが、「百の手」ヘカトンケイルとも掛けている。因みに英語版・北斗の拳における百裂拳の表記は「Hundred Cracks Fist」。百“烈”拳はポピュラーな誤表記で、パロディとして使われる事もある。(ICBT)

ヒュプノス〔ひゅぷのす〕 悪魔
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ギリシャ神話における眠りを擬人化した神。夜の女神ニュクスの息子で死の神タナトスの兄弟。また、夢の神モルペウスの父でもある。タナトスと共に冥府に館を構え、ニュクスが地上に夜をもたらす際に彼も付き従って人々を眠りに誘うという。一般には有翼の美青年の姿で表され、疲れた人間の額を木の枝で触れたり、角の杯から液体を注いだりして眠らせ休ませる慈悲ある神である。とはいえ眠らされるタイミング次第なのだが。デビルサマナーで最上位の夜魔として登場した。黒いマントと茨に身を包んだちょっと耽美系のデザインである。ドルミナーや呪殺系魔法が得意なようだ。ペルソナシリーズでもイベントボスのペルソナとして登場し、ペルソナ3においては使い手の精神を反映してか、頭から紅の翼を生やした白い人型の毒々しい姿になっている。(willseek)

ヒランヤ〔ひらんや〕 道具
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六芒星であるペンタグラマを金属でかたどったお守り。ヒランヤとはそもそもサンスクリット語で黄金を意味する。一昔前に「ピラミッドパワー」なるものが流行ったが、ヒランヤはそれに似た物として用いられることが多い。例えば普通のコップと、下にこのヒランヤを敷いたコップを用意し、それぞれに水を浸して金魚を入れる。この場合金魚が長生きするのは、間違いなく下にヒランヤを敷いたコップのほうなのである。このことにはどうもヒランヤから発生される「螺旋状の気」が深く関わっているらしく、そのことについては講談社マガジンコミックスから発刊されているMMRという漫画で深く検証がなされている。真1においては気を活性化させてくれるアイテムとして登場。使用するとHPとMPを回復してくれるのだ。(ARL)東京黙示録では京子が平将門を目覚めさせる際に相馬小次郎の首のかけた。あれは儀式における動作なのか、それとも…()ペンタグラムにも説明があるが、六芒星はヘキサグラムである。(willseek)オカルトグッズとしての起源は、瞑想家・山田孝男の弟子が瞑想中にコンタクトしたという黄金世界からインスピレーションを得た図形を、山田氏と別の弟子で設立したヒランヤ研究所が商品化した事に拠る。このヒランヤ研究所から発売される商品には「ヒランヤ」の名が付き、初期の頃は六芒星のデザインが多かった事、そして当時のそれがラジオ番組や漫画で紹介された事から、日本ではヒランヤ=六芒星として認識された。但しヒランヤという語自体に六芒星の意味が有る訳ではない。ヒランヤ研究所でも後に六芒星型以外の商品も発売しているが、それらにもヒランヤの名が与えられている。偽典やTRPG版に「銀のヒランヤ」なるアイテムが登場しているが、その名称の意味は「銀の黄金」という妙なものとなる。ただ、これは実際に存在した商品名であるらしい。又、P4でも6身合体や12身合体にヒランヤスプレッド・ダブルヒランヤスプレッドの名称が与えられている。対アバドン王にもヒランヤは登場し、時代設定的にその名で呼ばれる事は本来おかしい筈なのだが、この品に絡む者達を見ればそれも納得である。(ICBT)

蛭子〔ひるこ〕 人名・キャラクター
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水蛭子とも。国産み神話において、イザナギ・イザナミから生まれた最初の子。間違った作法で結婚の儀式を行った為、骨のない蛭のようで、三年経っても立つ事の出来ないヒルコが生まれたとされる。ヒルコは「葦船」に乗せられ流し棄てられた。ひでぇ親もあったものだ。お国が違えばへパイストスの様に立派にやってる者もいるのに…。流されたヒルコが流れ着いた伝説が伝わる場所が各地にあり、夷三郎(えびすさぶろう)として西宮恵比寿になったとするものや、事代主神と同一視するものもある。生まれてすぐに流されてしまうヒルコへの哀れみの感情が再生の神話を形作った側面もあったのかも知れない。またヒルコの呼称は旧くは太陽の男神を意味する「日子」に由来するという説もある。なにかと不遇な役を割り振られる事の多い神様だ。真2では騙されて日本の神々が封じられるきっかけを作ってしまい、償いの再起を図って旧六本木地下のミュータントエリアに身を潜めていた。アマテラス達と和解できてなにより。重ねて述べるが、真っ当な扱いをされぬ魂は水子よろしく、怨念の元にもなり得るものである。だからこそ日本には水子供養のような習慣も存在した。流されたヒルコが人の魂の中に潜在するという解釈の存在が葛葉ライドウにおける蛹体ヒルコである。人体内のヒルコ因子は脳から分泌される不安抑制物質(セロトニン?)を餌に成長し、手足の生えた亀のごとき霊的生物に進化する。その過程で宿主の人間はストレスが蓄積し、負の思念で満たされていく。普段から強い不満を抱えていた者はその頂点で人体が変質し、悪魔化してしまう。ヒルコが完全に成長しきるのは稀だが、外部から霊的・電磁的刺激を与え続ければ大量の蛹体ヒルコを育成できるかも知れない。大量のそれを集めた時、それは大いなる災いの種にもなり得る。流し隠した災いは決して消え去る訳では無いのだ。(willseek)昔は間引きというのは別段珍しい事でもなかったので、不具だから捨てられた・というのも古事記の編集当時の時代背景が色々と想像できて面白い。「偽典」ではデカラビアにテロられて死亡。爆弾テロとは随分直接的な殺り方だなぁ…爆殺するんならダムドラオンの一発でも唱えてくれよ。関係無い話だけどSF漫画の巨匠・諸星大二郎の傑作シリーズ「妖怪ハンター」の記念すべき第一弾「黒い探求者」ではこのヒルコが題材であった。ここではヒルコを地球の生命体をアマテラスの子孫としてそれに対する「影の生命体」と位置付け、所謂「悪魔」に代表される、人間が恐れる邪悪な未知の存在そのものとする設定である。それはともかくとしてこの漫画でのヒルコの見た目がこれまたインパクト絶大な形状であり、初めて「真2」をプレイした際に「ヒルコ」と聞いて「なにぃ!?」とビビってしまったのは多分筆者だけであろう…。(aba)

ビームウィップ〔びーむうぃっぷ〕
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プラズマソードと同じような原理でプラズマ粒子をコーティングした、焼き切るような攻撃を加えられるハイテク鞭と思われる。自分や味方に当てないよう細心の注意を払った扱いが必要だろう。デビルサマナー登場の鞭では最上級の物。例によって何故か女性専用だ。強力な打撃を敵前列全体に与える。運が良ければ悪魔との戦闘で手に入る事がある。(willseek)ガンダムネタかとも思われたが、意外にもガンダムシリーズの正規設定にはこの名称の武装・攻撃手段は存在しない。(スピンオフ作品でこの名が使われた事はあるが。)では元ネタは何かというと、特撮「ウルトラマンタロウ」で初登場した極悪宇宙人の異名を持つ、テンペラー星人の能力。光線を鞭状にして放つ攻撃。(ICBT)デビルサマナー・デビルバスターを職業とする女性専用の光線鞭…これってもしかして元ネタ、GS美神で美神さんが使ってた神通棍(終盤で霊力出力が上がり過ぎて原型を保てなくなり光線鞭状に変化した)ではないでしょうか。(花梨)

ビエン開放〔びえんかいほう〕 出来事
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ファミコン版1において魔王メデューサを倒し、石化していた天空の街ビエンを復活させた戦い。ルシファーが人間界に出現させた飛鳥大魔宮の内、ビエンは空中を街ごと浮遊・移動する力を持ち、住民は世界一楽しい街であると自負していた。だが魔王メデューサの支配下に組み込まれ、街の機動力が危険視されたのか、街の人々はことごとく石化させられ、静寂と好戦的な悪魔どもが辺りを支配していた。ナカジマ達の活躍によりメデューサが倒され、ビエンが石化の呪いから開放されると街の人々は謝礼と共に街でエリア間を自由に移動させてくれるようになる。最終エリアのアンフィニ宮殿にいきなり乗りつける事もできてしまったりする。街を飛行・移動させるのはものすごい技術なり魔力が費やされているはずで、それをタダで利用させてくれる街の人々の恩は覚えておいた方が人情だろう。(willseek)

毘沙門天〔びしゃもんてん〕 悪魔
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多聞天。ヴァイスラヴァナ。インドではクヴェーラと呼ばれる富の神。ヒンドゥー教、仏教、共に須弥山の北方を守護する四天王の一人である。彼はシヴァから富の守護神に任命され、父であるヴィスラスラヴァスと共にランカー島(現スリランカ)に渡ってきた。その際ランカー島の先住者であるアスラ族のスマーリンがヴィスラスラヴァスに自分の娘を嫁がせ、その間に生まれたのがラーヴァナである。クヴェーラはランカー島に宮殿を建てて住んでいたが、千年の苦行を遂げた異母弟ラーヴァナに攻撃され島を追放される。その後逃げ込んだ南インド方面も支配されてしまい、辛くも須弥山と呼ばれるヒマラヤ山脈に逃げ込んだのであった。それ以来彼は仏教界において多聞天と呼ばれ、帝釈天インドラの家来として北方を守護する武神として名を連ねるようになった。また、元々富の守護神であった彼は七福神の一人としても祭り上げられることとなる。日本の戦国時代において上杉謙信が自らを毘沙門天の化身と語っていた話はあまりに有名。確かに彼の出陣する戦は全て勝利しており、信長のライバルであった武田信玄を長年甲斐の山奥に引き付けていたのは間違いなく謙信である。彼に毘沙門天の霊力が備わっていたと考えてもおかしくはない。(ARL)某ゲームでは軟弱な主人公に対するオシオキと称して『毘沙門アッパー』や『毘沙門ラリアート』などプロレス技を使用してくる(Green Man)

ビジョンクエスト〔びじょんくえすと〕 言葉
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ソウルハッカーズにて、レッドマンにより主人公が体験した魂による他者との繋がりの儀式。電脳空間の映画館において他者の人生最後の数瞬を映画のような演出で体験していった。ウラベの家族を殺された憎しみと力尽きる無念さ、ユダの迷いと主人公に遺された問い掛け、ナオミの垣間見た地下の大いなる力とそれを侵す業、それぞれの人生の追体験の中で主人公は己の進む道を問われていくのである。レッドマン自身の心と願いを見せてもらう事もあるだろう。ビジョンクエストはネイティブアメリカンの霊的儀式の中でも個人の意識に焦点を置いたものである。元々は子供から大人になる時期の「通過儀礼」の役割を担っていたが、人生の中で岐路に立った時や次のステップに進む準備が整った時にも行なわれる。大いなる自然の魂、グレート・スピリットの懐に抱かれ、繋がりを感じながらそこから直感や人生の指針を受け取るのである。タバコは本来そういう儀式の時のみに用いられる聖なる香草(メディスン)だ。(willseek)

ビストロアングリー〔びすとろあんぐりー〕 地名・場所
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ファミコン版2の魔界、怒りの地に出店しているレストラン。「どんなお客様にもご満足頂けるメニューを」がゾンビ姿の店主のモットー。珍味ディナーやスタミナ定食は人間が食べるに堪えるもののようだが、パンとぶどう酒のみの割にはやたら高いユーカリスト、フナムシの踊り食いや蛆ピラフが入ったゴージャスセットなどもあり、さすが魔界のレストランは普通ではない(だが それがいい)。大河や海を渡してくれるモーラの中にはここのあるメニューが好物な者がおり、テイクアウトで渡してやると喜んでくれるようだ。(willseek)

備前長船〔びぜんおさふね〕
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備前長船兼光作の刀剣。長船派は鎌倉時代から戦国時代に続く流派の一つ。兼光自体は南北朝時代の人。真1では地味な存在であるが、真2になるとカオスサイドのなかなか強い武器である。しかしあまり目立つことは無いが。(ARL)

備前の短刀〔びぜんのたんとう〕
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現在の岡山県東南部はかつて備前と呼ばれ、刀鍛冶が盛んであった。そこで作られた刀なわけだから、そこら辺のなまくらに比べればよっぽどは出来が良いのであろう。何故か女性専用武器だったりもする。良くも悪くもない武器である。(ARL)

ビッグバードスーツ〔びっぐばーどすーつ〕
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ペル1より、悪魔会話にて特定の条件を満たす事で入手可能で、会話時に特殊な効果を発揮する防具の一つ。これは鳥族に関わるもの。アメリカ発のTV番組「セサミストリート」の代表的なキャラ「ビッグバード」の着ぐるみに由来か。US版名「Spinney Suit」は同番組でビッグバードの人形操作を担当したキャロル・スピニーに由来。(ICBT)

ビッグフット〔びっぐふっと〕 悪魔
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しばしば雪山に住むイエティ等と同一視されるが、一般には未確認生物と言われる、全身毛むくじゃらの山男である。2〜3メートルほどの巨体で、1967年カルフォルニアで初めて発見される。しかし学者からは「人間の入った着ぐるみ」と判断された。真1に登場するのはロボットの入った着ぐるみであろうと思われる。(ARL)

ビットボール〔びっとぼーる〕 悪魔
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監視偵察用マシン。戦闘能力も備わっているが、射程範囲は10メートルと短い。真2に登場するマシン「メデューサ」の主力武器。五つのビットボールが危険分子を速やかに排除するのである。(ARL)倒すと「封魔の鈴」を落とす。部品の一部なのか!?(N.T)

ビデオマッスル〔びでおまっする〕 地名・場所
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ソウルハッカーズ、芝浜コアにあるショップのひとつ。表向きは主に怪しい映画やB級ホラー映画を取り扱うレンタルビデオショップだが、サマナー相手には各種武器を販売してくれる。メガテンシリーズでは数少ない、銃器と剣を同時に取り扱う武器屋である。店主はメガネをかけたのんびりとした性格の中年男性で、それ故に個性的な人物揃いの芝浜コアショップ店主の中では影が薄いが、その知識は確かである。しかし、彼が一体どのような経緯でこんな裏商売を行うようになったのかは明らかにされていない。なお、シックスはここの常連で、よくホラー映画を借りに来るらしい。シックスが銃器マニアであることを考えると、シックスのコレクションのいくつかには、ここの店主から譲ってもらったものもあるのかもしれない。普段から二人してマニアックな映画や武器の話題で盛り上がっていそうである。(CF)

ビフロンス〔びふろんす〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の一柱で、26の軍団を率いる地獄の伯爵。召喚者の前に現れる時の姿を明確に記す文献はなく、召喚者に命令されるまで怪物の姿でいるとのみある。博識で占星術や鉱物学、植物学等に精通しており、召喚者にそれらの知識を授けるとされる。また鬼火やロウソクを灯したり、怪奇現象を引き起こす力を持つともいわれる。名前についてはローマのヤヌス神の別名を借りてきた可能性がある。デビルサマナーシリーズに登場した中堅どころの堕天使。はっきりした容姿の描写がないので自由にデザインし易そう。ゲーム中では燃える燭台を掲げ、髑髏の顔を晒して駆ける怪人の姿だ。夜の洋館などで出くわしたらさぞ恐ろしい事だろう。(willseek)

白虎〔びゃっこ〕 悪魔
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古代中国に発祥する天の四方を司るとされた四聖獣の内、西方を象徴する神獣。中国における百獣の王は虎である事を反映し、細身の体をした白い虎の姿で描かれる。秋の季節と陰陽五行で「金」も象徴する。真2が初登場の聖獣。力と速さが高いのが特徴だ。アイスブレスが得意技だ。(willseek)

ビリー・クラブ〔びりーくらぶ〕
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ソウルハッカーズに登場。警棒、及びそれに類する短めの棒状武器の事。名称の由来はヴィクトリア朝時代のロンドンの警官が携帯していた1フィート程度の棒を「ブリー・クラブ」(「Bully」とは当時の警官を指す俗語)と呼んだ事から。ゲーム中解説の「3段までのびる隠し武器」という事から、特殊警棒・三段伸縮警棒などと呼ばれるタイプのもの。短縮した状態から一振りするだけで伸ばす事ができるので、素早く戦闘に対応できる。また、これを発展させた殴打武器として、棒の打撃部分をスプリングに置き換えた「スプリングビリー」、その先端に革で覆った鉛を仕込んだ「レザービリー」などが存在する。(ICBT)プレイヤーの連想する物は餓狼伝説シリーズのビリーカーンの武器だろう(HAZE)

ビリケン〔びりけん〕 悪魔
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1908年にアメリカの女性芸術家、ホースマン氏(プリッツ氏説も)により生み出された、トンガリ頭につり上がった目をした彫像。夢で見たユニークな幸運の神をモデルに制作したそうである。当時の大統領ウィリアム・タウトの愛称ビリーからビリケンと名付けられた。その翌年にはビリケンの貯金箱や小さな置物が発売され世界中に広まっていった。日本でも人気を集め、七福神にビリケンを加え、八福神と称する所もあった。その愉快な笑顔は慈愛・富を、手を腰に伸ばしてゆったり座る姿は自由を祝福する精神を象徴し、ふくよかな体には健康への願いが込められている。現在では大阪通天閣五階にちょこんと安置されているものが有名で、その足の裏をさすると幸運を授かれるとされる。アメリカではスポーツゲームの応援マスコットとしてよりアクティブに頑張っている。キューピーの系統と思いねぇ。ソウルハッカーズに登場する秘神。ナニワ発祥のマスコットと思ってたら色々面白い歴史があったようだ。ゲームでは髪と服、足裏のLUCKの文字でアレンジを加えている。ちゃんと回復魔法を使い、あらゆる攻撃に耐性があるので序盤の方だと馬鹿にできない戦力になり得る。(willseek)

ビルヴィス〔びるう゛ぃす〕 悪魔
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ドイツにおいて魔の集うヴァルプルギスの夜か、イースター直前の日の出前に現れ、畑を荒らす魔物。顔は醜く、背が高く痩せた姿だとされる。足の指に鎌を結んでおり、畑を歩き回りながら穀物を刈り取ってしまう。人々は対策として畑の四隅に十字架を埋めたり、問題の日の出前に畑越しに鉄砲を撃ったりしたとか。一説には昔からあったミステリーサークル現象を昔のロジックで説明する存在なのだともいう。ソウルハッカーズ登場の序盤レベル妖鬼。農作業中の悪魔な感じ?序盤なら、かすみ斬りはある程度役に立つ。(willseek)

琵琶法師〔びわほうし〕 悪魔
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日本各地を巡って琵琶を爪弾きながら伝承物語を語る盲目の僧。古典である平家物語の語り手として有名である。幽鬼として登場する彼らは物語に込められた無念の想いに引きずり込まれた者達なのかも知れない。ファミコン版2に登場する幽鬼。PANIC効果をもたらす歌とPALSY効果の睨みを使ってくる。破魔系魔法で対抗しよう。実はファミコン時代の発売メーカー、ナムコのアクションゲーム「源平討魔伝」に登場する敵キャラクターが元ネタ。一定時間前方の空中に浮かび琵琶を弾きながら「南無阿弥陀仏」と唱え、触れたらダメージを受ける鳥獣戯画のウサギとカエルを放ってくる。通常倒せないのがなおうっとうしい。(willseek)

ビンボウガミ〔びんぼうがみ〕 悪魔
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「デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王」に登場した魔人。逆さまの状態で雲に乗っている。序盤に登場する強敵。二度目は幸運の人間に取り付いたため弱り撤退、第四章で三度登場する。日本の昔話では基本的には薄汚れた老人の姿で、痩せこけた体で顔色は青ざめ、手に渋団扇を持って悲しそうな表情で現れるが、どんな姿でも怠け者が好きなことには変わりないとされる。家に憑く際には、押入れに好んで住み着くという(シシン)最近の漫画では、流行り(?)の女体化によって、冴えない男性の家に居着くパターンがみられる。(HAZE)

貧乏神〔びんぼうがみ〕 悪魔
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窮鬼とも呼ばれ、日本の民話や例え話によく登場する貧窮をもたらすたたり神・妖怪。座敷童とは正反対な性格の屋敷神としても伝わっており、怠け者の家には特に憑きやすい。だが家の主の勤勉や祀り上げの努力により追い払ったり、逆に福の神に転じさせる事も可能なのだという。葛葉ライドウ対アバドン王にて最初の魔人として登場した。帝都そのものの運勢がさる理由によって低下していた為、土地に憑く形で現れたのだろう。雲から逆さ吊りの和装の大入道な容姿でなかなかに不気味だ。ボスとしてはトリッキーな攻撃パターンのかねあられ等を繰り出し、ライドウとは複数回対戦する事になる。なんか温もりが欲しい人らしい。再三の再戦での打倒以降仲魔にできるが、小さくなる上に口調が魔人共通の味気ないものに変わってしまって残念。(willseek)

ピアレイ〔ぴあれい〕 悪魔
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スコットランドの水辺に現れるとされる危険な精霊。名の意味は「もじゃもじゃなもの」。毛深い人間の上半身に山羊か鹿の下半身を持つウリシュクと呼ばれる精霊の一種(またはその長)で、生態として孤独を感じると人間の仲間を求めて旅人などを追いかけ回すとされる。悪意はないのだが人間からすると水底に引きずり込まれてしまう訳で、恐れられてもやむを得ない存在ではあった。一応人間の手伝いをする事もあるらしい。ソウルハッカーズ登場の妖獣。山盛りの藻を被り逆さにデスマスクを着けた怪しい河童男な容姿である。丸かじりはダメージが大きく、水棲の見かけに反して電撃攻撃を反射するのは要注意。(willseek)

ピースメーカー〔ぴーすめーかー〕
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コルトS.A.Aピースメーカー。西部開拓時代、カウボーイが使っていた銃である。軽い発射音と早撃ち可能なところが特徴。S.A.Aはシングルアーミーアクションの略。カプコンのバイオハザード2にも隠し銃として登場。充填弾数は6発だが連射が効くなかなか面白い銃であった。真1ではカオスサイド最強の銃。悪魔の力を秘めたこの銃を持てば、大陸を征服していった者達のごとく世界を征服出来るのかもしれない。(ARL)

ピクシ−〔ぴくしー〕 悪魔
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イギリスコーンウォール地方の悪戯好きな妖精。赤毛で緑色の目をした姿が定説。旅人を道に迷わせるという。性質はブラウニーに近い。真1にて登場。人気の高い女悪魔である。しかし真2ではその姿を消してしまった。非常に嘆かわしいことである。(ARL)真3で復活。しかも「マニアクス」ではイベントによって「スーパーピクシー」とも言うべき劇的なパワーアップを遂げる。姿は元の可愛いままなのでご安心を。(HAL)真1では悪魔使い初心者の心強い味方であり、ロウヒーローが加わるまで貴重な回復係である。真2ではシンジュクのNPCとして登場するのみだが、真3ではストーリー面でも悪魔使い初心者の心強い味方となってくれた。マニアクス版に至ってはもはや実質ヒロインと言っても差支えがないのではないだろうか。(iqn)魔神1コミックのファンはしっかりヴァルキリーとシルフに変身させてあげよう(Green Man)上記にあるように、マニアクスでは、最初に仲魔になるピクシーの血統の仲魔を連れてアマラ深界第5カルパの「古くからの友の扉」に行き、その仲魔を使用してイベントを起こすとスーパーピクシーとも言える優れたピクシーに変身する。スキルは「メギドラオン」や「マハジオダイン」、「メディアラハン」を備えている。ただ、そのスーパーピクシーになる前の姿である仲魔については消えてしまうので注意が必要。必要ならば悪魔全書への登録を忘れずに。DDSATにおける隠しボスである人修羅の仲魔にもピクシーがいる。「メギドラオン」「マハジオダイン」「メディアラハン」を使用してくるあたり、マニアクスのスーパーピクシーなのかもしれない。ピクシーに限らず、ざっと見渡してみると…DDSAT系の中だけでも、人修羅やサタン、「カオスとロウとニュートラル」に対しての「ジェナとマルゴとエンブリオン」、アマラリング、頭にターミナル(アマラ輪転鼓)を備えたブラフマン、等々、あらゆるものが他のアトラスゲームに繋がっていることに気付く。これらの繋がりについては、DDSAT2のEDに通じるものでもあるかもしれない。「 我は汝 汝は我 」「 私はあなた あなたは私 世界はあなた 世界は私 」…アトラスは遊び心満載である。(テラダイン)ファミコン版2で登場。「アクマをコロしてへいきなの?」で有名(ピクシーだけでなく、女性悪魔全般のものだが彼女に結び付けられることが多い)ストレンジジャーニーではイベントにて、悪魔会話のやり方を教えてくれる。ソウルハッカーズとライドウ対アバドン王では、サブイベントに「メギドラオンを継承したピクシー」が関係してくる。…と、なにかと扱いが良いため、女神転生のマスコットはヒーホー野郎ではなく、ピクシーである(断定)。(HAZE)ファミコン版2で登場。「アクマをコロしてへいきなの?」で有名(ピクシーだけでなく、女性悪魔全般のものだが彼女に結び付けられることが多い)ストレンジジャーニーではイベントにて、悪魔会話のやり方を教えてくれる。また、最初のエクストラミッションの依頼主であり、のちにそのピクシーは妖精の町を作ろうと、主人公に各種妖精を集めてほしいと依頼してくる。ソウルハッカーズとライドウ対アバドン王では、サブイベントに「メギドラオンを継承したピクシー」が関係してくる。…と、なにかと扱いが良いため、女神転生のマスコットはヒーホー野郎ではなく、ピクシーである(断定)。(HAZE)

ピクシーダスト〔ぴくしーだすと〕 道具
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NINE、妖精ピクシー専用プラグイン。運のみが極端に上昇し、ナビ時にDrive容量が2倍となる。妖精の粉、フェアリーダストとも。妖精が飛び回る際にキラキラ光るのは、このピクシーダストを妖精が身に纏っている為だとされる。これを人に振りかけると、空を飛ぶ事が出来たり、簡単な魔法が使える様にもなるという魔法の粉である。これは神話伝承を由来とするものではなく、1904年から上演が行なわれた戯曲「ピーター・パン」を原典とする。最初の脚本ではこの粉は登場せず、ピーターパンの後を追った子供達も自由に空を飛ぶ場面があった。それを見た子供達が真似をして高所から飛び降りるという事故が多発した為、それを防ぐ目的で、空を飛ぶ前にピーターパンが子供達に「妖精の粉」を振りかける場面を付け加えた、というのが「ピクシーダスト」が生まれた由来である。IBM社が開発したハードディスク容量増大の技術にAFC(反強磁性結合)メディア技術というものがある。希少金属ルテニウムの原子層を記録に使われる磁性層同士の間に挟む事で高密度磁気下での不安定さを解消し、記録密度をより高める事が出来るというもの。このルテニウム層を開発者が先述の魔法の粉に倣い「ピクシーダスト」と通称していた事から、この技術自体がピクシーダストと呼ばれる。NINE発売当時は最新技術だったが、現在では最早珍しいものではない。(ICBT)

ピクシーナイフ〔ぴくしーないふ〕
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デビサマ、RONDE、SJに登場。入手にはいずれもピクシーが関係し、攻撃性能自体よりも追加効果や装備時能力上昇が特徴となる。妖精の羽根の様な装飾を持ち、見た目的には投げナイフの様だが、後列からの攻撃は不可、そもそも投具分類ではない。よって作中では白兵戦用武器として、手に持って切りかかる・突き刺すといった使い方をしているものと思われる。しかし初出デビサマの書籍であるワールドガイダンスでは投げナイフと解説され、TCGやTRPGでも投げナイフ・投擲武器として扱われている。アメリカのナイフメーカー・ガーバー社に「ピクシー」の商品名を持つナイフが実在する。ゲーム中に登場するのはそれそのものではないが、着想の元になったとは思われる。(ICBT)

ピコリュス〔ぴこりゅす〕 悪魔
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ペル1・2より。1では神聖・暗黒魔法の両者を所持しDEVILルシファー作成の特殊合体に絡むという特殊さを備える。2では所持魔法は水撃系に変更され、何の変哲も無い雑魚悪魔と成り果てたが、所持魔法の一つ「不幸のフラダンス」は人々に不幸をもたらすという伝承由来であろう。デビチルでの名称表記は「ピフリュス」であり、かつてのギリメカテ的な誤字が見られる。ピクラスとも。リトアニアにおける主要な三神、雷神ペルクナス・水神パトリムパスと並ぶ一柱である死と破壊の神。豊饒の季節である春をもたらすパトリムパス、雨季である夏を表わすペルクナスに対し、ピクラスが司る季節は冬だとされる。普段は地獄に住み、大きな鼻に長い白髭を持つ老人の姿で人々の前に現われては悪・憎しみ・不幸を振り撒く。特に高貴な人物の死の前兆として現れ、その死を回避する為にピクラスが要求する獣脂や家畜の頭部、人間の血などを捧げてこれを宥めたという。「ピコリュス」のカナ表記はプランシーの「地獄の辞典」日本語版に拠る。他の多数の項目同様、その解説には著者であるプランシーの脚色や独自の解釈があり元来の伝承には見られない記述も多い。さらに和訳版ではこの独自の名称表記が用いられている為か、日本語資料におけるピコリュス解説の典拠は本書が唯一と言って良い状況で、元のリトアニア伝承のピクラスと結び付けて解説するものは皆無である様だ。(ICBT)

ピシャーチャ〔ぴしゃーちゃ〕 悪魔
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インドにおける餓鬼の一種で、食屍鬼である。また、植物の精髄を吸ったり、生きた人間を襲うこともある。魔術によって姿を変えることも可能。死の前兆として現れ、これを見た人間は九ヶ月以内に死んでしまうという。真1にて登場。マヒかみつきが厄介なモンスターだ。(ARL)真3マニアクスでは誰もがストックに入れている悪魔。長い間連れ添っていると見た目のグロテクスさも何故か可愛く思えてくるから不思議なもの。ちなみに第二カルパの呪いの空間を突っ切るときに非常に役に立つ。(iqn)上記マニアクスのピシャーチャは闇ブローカーから購入したものだろう。リフトマやライトマなど移動で役に立つ魔法を一通り習得している。デビルサマナーでは最初に登場するイベント戦の悪魔。キョウジのシャッフラーでサクッと退治され、主人公の経験値となってくれるストレンジジャーニーではジャック大佐と共に強化悪魔のピシャーチャが登場。恐怖のスキル、バイツァダストを使用してくるので、早急に撃破しよう。(HAZE)

ピッケル〔ぴっける〕
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ifより、校内1Fの物置にて入手出来る最序盤用武器。かつて登山部でもあった名残なのだろうか。pickelとは独語で「つるはし」の事だが、日本では鶴嘴状の氷雪登山用道具、独語名アイスピッケルeispickelを特に指す名として用いる。30〜70cm程の柄に鶴嘴の様な、しかし左右それぞれは異なる形状の刃を持ち、これを用途によって使い分ける。柄の反対側には槍の様な尖った石突を持つ。斜面や壁面に刃を突き刺して登攀の手掛かりとしたり、杖として用いたりと、多目的なツールだ。その用途上、鋭い刃を持つ手斧の一種と言えるもので、殺人事件の凶器として使われた事例もある。(ICBT)武器として形状特化したものに、ウォーピックと呼ばれるものがある(HAZE)

ピナーカ〔ぴなーか〕
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ソウルハッカーズで剣合体で破壊神シヴァを合体させるとできる槍状武器で最強の打撃力。ところが実はピナーカは本当はシヴァの持つ弓矢の事である。シヴァは槍としては第三の目の閃光を象徴するパスパタと、いわゆる三又の槍としてトリシューラを用いる。(willseek)シヴァの持つ弓で、名は「天を覆う」の意。この弓の起源はヴェーダ時代のルドラ神から引き継がれている。弓矢を主な武器とするルドラは「矢を持ち武装する者」「射手」といった弓矢に関する別名を多数持ち、その彼が用いた弓の一つが時代が下りシヴァへと継承され、それが現在ピナーカと呼ばれる。後述する三都破壊もルドラの神話が元となっている。三都破壊の逸話において、スメール(須弥)山を弓本体、ヴァスキ龍を弦として、全てのデーヴァ達から分け与えられた力を使い、シヴァが創り出した。三都には「最高の神が放つ一本の矢のみが通用する」という条件付きの無敵の加護があり、それを一撃で滅ぼす為にデーヴァ達がシヴァの弓と一本の矢にその力の全てを集結させたという経緯を持つ。これと同時に用意された一本の矢は矢本体がヴィシュヌ、鏃がアグニ、矢羽がヴァーユ(別の説では月神ソーマとも)という三神の化身によるもので、これはパーシュパターストラの名を持つ。これら弓矢は太陽と月をその車輪とする地母神プリティヴィーが姿を変えた戦車に載せられ、その御者はブラフマーが務めた。三都の破壊後もシヴァはデーヴァ達から得た力を彼等に返却する事は無かった為、何者にも優る強大な力を持つに至ったシヴァはデーヴァの中でも最も偉大な者として「マハーデーヴァ」の別名を得る事となる。ラーマーヤナに登場する「シヴァダヌス(シヴァの弓)」もピナーカと同一視され、以下の様に描かれる。デーヴァ達はヴィシュヌとシヴァのどちらが強いかを知る為、謀略を用いて二神を不和とした。ヴィシュヌの咆哮がシヴァの弓の力を消し弱めると、デーヴァ達はヴィシュヌの勝利を認め二神を和解させた。その後この弓はミティラー国王家に伝えられる。力を弱められたとはいえこの弓はミティラーでは誰も引く事が出来なかったとされる強弓であり、この弓を引き弦を張る事がシーター王女との結婚の条件とされた。これに挑戦した者は弓を引く事はおろか持ち上げる事すら適わなかったが、ラーマが行うとそれは軽々と持ち上がり、引き絞ると弦を張るどころか真っ二つにへし折ってしまった。又、異説ではある聖仙がその身から草木が生い茂る程に修行に夢中になり、それを祝福する為に現れたブラフマーが彼の頭から生えた美しい竹を切り取り、それを素材として工匠神ヴィシュヴァカルマンが製作したとも。その形状は七つの蛇頭と千の毒牙がコブラの喉の様に広がったものとされる。ピナーカが三叉戟だとする解説を行なったのは「真・女神転生のすべて 悪魔復活編」(1992.12)におけるシヴァの項が初だと思われる。又、混同の別例としては日本語版wikipediaのシヴァの頁にて「三都破壊はトリシューラを用いて行なわれた」という旨の記述もある。(ICBT)

ピュートーン〔ぴゅーとーん〕 悪魔
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ギリシャ神話で聖地デルポイにてガイアの名代にして娘として神託を下していた巨大な蛇神。ヘラの嫉妬による命令でアポロンとアルテミスの母であるレトを追い回した。レトはポセイドンらの助力により無事出産し、後にアポロンは報復にピュートーンを射殺し、聖地デルポイと予言の権能を自らのものとしたという。後ろめたかったのか、アポロンはピュートーンを埋葬して葬礼競技大会ピュティア祭を開催し、新たな自らの神託所の巫女にもピュティと名乗らせたという。パイソン(ニシキヘビ)の名称はこのピュートーンに由来している。蛇の女神系統だったくさい。かわいそーに。デビルサマナーシリーズの邪龍の一つとして登場している。蛇の頭蓋骨に細長い黒煙が尻尾のようにまとわり付いている。一度殺されているという描写であろうか。属性魔力攻撃が効きにくいので、物理か破魔系攻撃で戦おう。(willseek)

ピュリプレゲトン〔ぴゅりぷれげとん〕 特殊攻撃
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DDSTAのルーパことケルベロスのリンゲージ技。火炎属性の特大ダメージで火炎ドレインなどのシールドを張らないと壊滅的になる。 また、続編のDDSTA2では、終盤のあるイベントでゲイルが覚える事が出来る。(Mr.ダルクン)名前の原典はヘラス(ギリシャ)神話の冥界における「火をあげて燃え上がる川」から。楽園エリュシオンと深淵の牢獄タルタロスへの分かれ道、その崖下にあるラダマンテュスが裁判を行う城を三重に取り囲んで流れているとされる。(willseek)これのマイナー版、2頭で行うリンケージ「プレゲトン」も神話上では同一の川の略称的な別名であり、IMAGINEでは槍系武器として登場。又、魔神1における魔界の地名の一つ、魔王ベリアルが待ち受けるステージ「フレゲトン回廊」の名にも使われているが、原語である古ギリシャ語読みでプレゲトン、英語読みでフレジトンなので読みの混同が起きている。IMAGINEに登場する片手剣「フロギストン」(正しくは原語読み「プロギストン」、英語読み「フロジストン」)はプレゲトンと語源を同じくする言葉で「点火する」の意。この語自体は物体の燃焼に関わる燃素と呼ばれる元素が存在するとした仮説「フロジストン説」にて有名であり、この説は現在では科学的に否定されたが、ファンタジー等のフィクション作品では実在するものとして設定される事も。尚、プレゲトン・ピュリプレゲトンの語義はそれぞれ「燃える」「火が燃える」程度の意味。プレゲトン川はまた男性神でもあり、ステュクス女神に愛されるという。ダンテの神曲では「フレジェトンタ」の名で、そこでは火ではなく煮え滾る血が流れる川として地獄の第七圏第一の環に配されている。(ICBT)DDSATシリーズにおける、ゲームバランスを破壊しかねない最強クラスのスキルの1つ(他に「破邪の光刃」「終わる世界」等がある)。上記にある通り、1ではルーパことケルベロスのリンケージスキルで、2では条件が満たされていた場合にゲイルことヴァーユが取得できるスキル(消費MP70)。2におけるエフェクトは、ヴァーユの掛け声とともにケルベロスが背後から召喚され、次いでヴァーユが口を前に突き出すと同時にケルベロスが炎を纏った突撃(1におけるエフェクトと同様のエフェクト)をお見舞いするもの。カジャやンダ、マインドチャージ、そしてダブルブースターを併せてこのスキルを上手に使用すると、まさにチート級の破壊力を発揮する。シヴァやヴィシュヌもかなり容易に斃すことができる。(テラダイン)

ピラー〔ぴらー〕 道具
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ファミコン版2と真2に登場した「柱」という名の魔術アイテム。太陽や太陽系の惑星をそれぞれ象徴しており、全部で七個ある。ピラーは直立する雄々しい力を象徴し、シヴァ信仰等でも扱われる男根崇拝に通じる面も持っている。全てのピラーの力を合わせる事で現世と魔界の境界を崩し、移動する大いなる魔力を得られるのである。なお天文学用語では三脚と並んで望遠鏡を支える柱状の道具である。(willseek)

ピンクショット〔ぴんくしょっと〕 弾丸
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ソウルハッカーズにおける夜魔サキュバスの魔晶変化アイテム。ピンク色の口紅を模った単発銃専用の弾丸で、一体に付き二十個入手できる。相手をCHARMにする追加効果を持つが、威力はさほど高くない。普通に進めている場合、これを入手できる頃には威力でこれを上回り、かつPALYSEの追加効果を持つ神経弾が買えるようになっているはずなので、実戦で使われる機会はそんなに多くないだろう。ところで、口紅の(形をした)弾丸を銃に込めるといえば、往年の某有名アニメのOPが思い出されるのだが、やっぱり狙っているのだろうか。(CF)

ピンクルーパー〔ぴんくるーぱー〕 悪魔
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女神転生1にて物怪(旧約では外道)として登場。特殊な攻撃手段も持っておらず、数の多さで攻めてくる序盤の雑魚敵である。亜種であるサンドルーパーは石化を使ってくるが、こちらは殆ど出会う事の無いレア敵。Looperとはシャクトリムシの事だが、その姿から触手モンスター「ローパー」のパロディだろう。ローパー自体の原典はD&Dだが、このバリエーションのネーミングは「ドルアーガの塔」や「イシターの復活」といったナムコ製ゲームが直接の元ネタか。又、SEGAのゲーム「スペースハリアー」に登場するクラゲ型の敵「ルーパー」の影響もあるのかも知れない。旧約では名称本来の意味を踏まえた上でリデザインしたのか、触手の動きがシャクトリムシっぽい。原典であるD&Dのローパーは単体で高レベルの冒険者達に大損害を与える様な相当に強力なモンスターの筈なのだが、何を勘違いしたのか、日本のCRPGではスライム同様ザコモンスターとして取り入れられた様だ。(ICBT)

ピンポンハット〔ぴんぽんはっと〕
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真2・ifより、序盤カジノの景品。運の上昇効果と全対応の防具相性を持つ。TV番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」の早押しクイズで使われた帽子。呼称は「ウルトラハット」や「早押しハット」の方がポピュラーな様だ。形状はシルクハット型だが大型で派手な彩色がされており、連動する早押しのボタンを押す事で「ピンポーン」の音と共に頭頂部のハテナマークが立ち上がる仕組みを備える。(ICBT)

ファーガスの剣〔ふぁーがすのけん〕
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別名カラドボルグ。ケルト神話でコノート国の将軍にしてクー・フーリンのライバルとして登場したファーガスの持つ剣。エクスカリバーのモデルになった説もある魔剣で、カラドボルグがアイルランド語で激しい稲妻を意味する事から、光輝く剣であったとも考えられる。三つの小山の頂上を切り飛ばす程の切れ味を持ち、また頭上に半円の虹を出現させ打ち振るう事で広範囲を攻撃し、一部隊を壊滅させる事もできたという。だがファーガスはクー・フーリン共々無駄な争いを嫌い、クー・フーリンと示し合わせて勝ち負けを交互に譲り合ったり、相手の苦境には手助けしたりしたという。真2・if...に登場する中堅クラスの剣。伝承程の派手な威力はないが、複数回攻撃ができ、CLOSE効果追加と、安定した使い勝手ではある。ソウルハッカーズでは前列一体を貫通する最上位クラスの剣にパワーアップしていた。(willseek)

ファイアガード〔ふぁいあがーど〕
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炎に対しての耐性がある鎧。真1では破壊後の新宿に売られている。値段と性能のせいか、見向きされることは少ない。しかし女神転生シリーズでは雷魔法よりも炎魔法の方が攻撃力が高いので、それを防ぐためにも少しは購入を考えてあげよう。(ARL)

ファイアスタータ〔ふぁいあすたーた〕 道具
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[Molotov]
アバチュより、火炎系の全体攻撃アイテム。一部の敵が使う事も。US版名は火炎瓶の俗称。着火器。マッチやライター等を広く指すが、サバイバルツールとしてはマグネシウム塊とフリント(火打石、及びそれに類する装置)をセットとしたものが特にこう呼ばれる。念力発火能力パイロキネシスを用いる少女を主人公としたスティーヴン・キング作の同名タイトル小説から、同様の超能力者を指してこの名が用いられる事も。(ICBT)

ファイアブレス〔ふぁいあぶれす〕 特殊攻撃
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[FIRE-BREATH]
相手に炎を吐く技。もちろん相手には火炎によるダメージを与える。威力はマハラギを唱えたときと同程度。5人〜8人に効果があるのでそこそこ便利。(ARL)葛葉ライドウシリーズでは直線上の敵に連続ダメージを与える強力な火炎攻撃スキルとして活躍する。(willseek)

ファイアボール〔ふぁいあぼーる〕 特殊攻撃
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相手に炎を飛ばす技。火の玉をぶち当てるのだ。効果はアギラオを唱えたときと同程度。1人〜3人に効果があるので悪くはない。(ARL)登場は真1・魔神1。又、ライドウ1の合体技「紅蓮熱線」の北米版名が「Fireball」。アバチュではヒートのアートマ印だ。熟語としてのファイア・ボールfire ballはそのまま「火」の「玉」を意味し、上記の様に丸めた火をぶつける攻撃手段の名としてよく用いられる。しかし一つの単語としてのファイアボールfireballでは意味が異なり、爆発の発生によって炎が球状に広がる現象、爆炎・熱波が及ぶ範囲としての「火球」を指す語である。従ってこちらの意味で用いた場合、単に火をぶつけるのではなく、爆発を起こし広範囲を無差別に薙ぎ払う攻撃手段となる。RPGの原点であるD&Dに登場する魔法使いの攻撃呪文としてのファイアボールは単語としての後者を指していたが、後発の作品、特に日本国内では専ら熟語としての前者の意味で用いられている。単純に和訳の問題もあるのだろうが、火の玉をファイアボールと呼称する著名な例には任天堂のマリオシリーズがあり、これに影響を受けたとも考えられる。(ICBT)

FIGHT〔ふぁいと〕 コマンド
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戦闘意志を伝えるコマンド。選ぶときはもちろん敵出現時である。まるで格闘ゲームの対戦でも始まるかのような一言である。(ARL)真シリーズでは選んだ瞬間にBGMが変わるのもテンションが上がる。(MASA)

ファクトリー〔ふぁくとりー〕 地名・場所
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TOKYOミレニアムを構成するエリアの一つ。デミナンディを飼育するファームや大破壊前の遺物を発掘する作業場などが存在し、ミレニアムの生産活動の大半を担う。人々は皆勤労奉仕の意思を強く表に出し、日々労働に励んでいる。しかし、それらはあくまでも表の顔でしかない。ミレニアムに逆らう政治犯などを極秘裏にこのエリアの収容所に隔離しており、また魔界から拉致してきたセイレーンの歌声で人々を惑わし、半ば洗脳に近い形で人々に強制的に勤労意欲を植え付け働かせているのである。ファクトリー上層部には魔力によって隠された監視塔が存在し、塔の最上階から監禁しているセイレーンの歌声を流して人々を操っているのである。また、塔の番人として魔王ベルフェゴールが配置されている収容所には政治犯以外にもヴァルハラのコロシアムチャンプであるゴウ・ミフネやトーマス・タンク等も収容されており、操られるがままに強制労働に従事していた。出現する敵はデモノイドやメシアン、マシン、あるいは屍鬼などが主流。屍鬼が多数出現するためマグネタイト稼ぎに向いている。労働デモノイドスレイヴやメシア教の宣教マシンラビ、あるいは死してなお働き続ける屍鬼ワーカホリック等の敵が多く出現する所から、ファクトリーの実態が窺い知れる。(神庭直登)屍鬼ワーカホリックはブードゥーの刑罰にあるゾンビ薬で仮死状態にして労役に使われた罪人達の伝承のように、ミレニアムにとって不都合な人々を自我のない状態で操っているようだ。セイレーンの歌に耐性を持つ人々がこのような形で酷使されているのだろうか。(willseek)

FATMAN〔ふぁっとまん〕 人名・キャラクター
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真2とif...に登場する謎のロシアンルーレット仕切り男。一定の場所で1/32の確率で出会え、連れている仲魔1体の命を賭けて勝負できる。勝てば対戦相手の死んだ悪魔をもらえるし、負ければ死なせた自分の仲魔を失う寸法だ。ものすごく自分と相手の仲魔が不憫な気がしないでもないが、どうせギャンブルは背徳の遊びだし生き抜く為よ…。真2では4人、if...では3人のへんてこりんな対戦相手(ダレスは違うか)を紹介されるが、その時のFATMANの紹介口上が熱くてサイコー。個人的にはノドンさぶろうが気に入った。(willseek)なお、ロシアンルーレットの対戦相手達の名はアメリカのロックバンド「DEVO」に関連しているようだ。タイミングX・ミスターDNAは曲名、DR.デトロイトは劇中曲を担当した映画のタイトル(邦題は「Dr.デトロイトを探せ!」)。残り3名の由来は不明。(ICBT)

ファハン〔ふぁはん〕 悪魔
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スコットランドの怪物。毛むくじゃらの手が一本、尻から生えた足が一本、一房だけ生やした髪を持つ頭に目が一個という姿をしている。人を呪うとも言われる。真1ではザコキャラの部類に入る地霊。見かけられることも少ない。(ARL)別名フンババやハンババと呼ばれる緑色の肌の巨人で吐く息は疫病をもたらし、視線により相手を石化させると言う(Green Man)小人説もあるが、ケルト神話の異形の巨人族フォモールを祖先とする為に単眼、または巨体であるともされた。フンババはメソポタミア神話の存在なので別物。(willseek)

ファフニール〔ふぁふにーる〕 悪魔
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北欧神話に登場するドラゴン。欲の権化となった人間が自らの財産を守るために変身したもの。空を自由に飛び回り、炎を吐き散らし、その血は浴びた者に不老不死を与え、その心臓を食した者は全知に目覚めるらしい。英雄ジークフリートが地面の窪みに身を隠し、下から突いて殺したという。真1では最強の邪龍。しかしタフなことだけが取り柄で驚異では無い。(ARL)ソウルハッカーズでは鋼鉄の外皮を具えた、半ばロボットドラゴンのようなアレンジデザインになった。弱点の心臓の位置が判り易くなってるのが芸コマ。物理攻撃で倒すのは至難の技であり、特技のメガトンプレスは結構痛い。…が魔法攻撃にはからきし弱いのであった。(willseek)

ファライ〔ふぁらい〕 悪魔
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女神転生1にて鬼女として登場。下半身が蛇体となった女の姿で、LB3にも同様のイメージで登場している。ファライーとも。モラクスの別名の一つで、魔導書「グラン・グリモア(大奥義書)」にその記述がある。しかしゲーム内の姿は一般に語られるモラクスの特徴とは一致しない。これは佐藤有文の著作「いちばんくわしい 世界妖怪図鑑」からの引用である為と思われる。本書で記述されるファライの解説は、頭に角を持ち、毒蛇を絡ませた鬼女の姿だとされる。しかし本書以外にこの様な特徴を記した資料は存在せず、又モラックスが別項に記載されている事からも、これは著者の創作だと推測される。本書は実際の伝承と著者の創作が入り交じった記述が多く、資料としての信頼性に欠けるものとして知られているが、本書で記載され他ではあまり見られないカナ表記の悪魔名称がFC版に登場する悪魔に採用されている事からも、当時は本書が悪魔設定の資料として使われていた可能性が高い。(ICBT)

ファリードゥーン〔ふぁりーどぅーん〕 悪魔
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古代ペルシャ、ゾロアスター教聖典「アヴェスタ」などに記される、民衆を導き蜂起させ、邪龍にして悪王アジ・ダハーカを倒して正当な王権を打ち立てた英雄。スラエーオタナとも。ただしアジ・ダハーカは傷付けると猛毒の生き物を次々に生み出す為、殺さずに縛りあげ、ダマーヴァンド山に封印したという。ファリードゥーンは輝く雌牛ビルマーヤに育てられ、また龍の姿に変身できたともいう。ファリードゥーンは500年の間王国を治め、善政を敷いたとされる。ド○ゴラムを使えたらしいペルシャの英雄。デビルサマナーで英雄合体で作れる一人。大天使サンダルフォンが作成に絡むが本来はゾロアスター天使スラオシャだったらしく、PSP版では改められている。強力な物理攻撃技を持つが、他の英雄の方が使え過ぎる為、いまいち地味な印象。(willseek)

ファンガス〔ふぁんがす〕 悪魔
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女神転生1に登場する地霊で、物怪マイコニドロの色違い。旧約では逆立ちしたモヒカン男の姿にデザイン変更されたが、これが意図するものはよく分からない。菌類を意味する英語fungus。D&Dに同名モンスターが存在するが、これは意志疎通など無縁の菌類の化物であり、会話で仲魔に出来る地霊種族とされるには違和感がある。出典はレイモンド・ブリッグズの絵本「いたずらボギーのファンガスくん」か?(ICBT)

ファントム〔ふぁんとむ〕 悪魔
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ゴーストの中でもより暗黒の力を帯びた者をこう呼ぶ。一般的なゴーストよりも含有マグネタイト量が多く、より強く現実世界に干渉出来るのである。真1に登場。キャラクター性も存在も地味である。(ARL)元来はギリシャ語の「虚像・幻」が原義。正体不明な存在の呼称にも使われる。「オペラ座の怪人」で登場する神出鬼没な仮面男もそのようにして呼ばれている。真3では吸魔でこちらのMPを奪った上で電撃魔法や自爆・特攻と強烈な攻撃を仕掛けてくる。素早く倒さないとこちらが危ない。(willseek)

ファントムソサエティ〔ふぁんとむそさえてぃ〕
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デビルサマナーシリーズにおいて、悪魔の力を用いて世界各地で暗躍する組織。首領である「大いなる存在・主」に有史以前に作られたとされ、人類に文明をもたらしたのも実はその「大いなる主」なのだともいう。長き人類の歴史に裏から影響を及ぼし、ある時は神の慈悲を、またある時は悪魔の残酷さを事件の中で演出してきた。その究極の目的は文明の中で育てた人間のソウル(精神・魂)を回収し、今は地球を離れている「大いなる主」に捧げる事である。その目的の前には時代時代によって変動する人間の善悪の観念は意味を成さない。ファントムソサエティは人間文明を育成する為に政治・経済・宗教等あらゆる搦め手から社会生活に食い込んでいる。組織の真の目的は正体が悪魔である最上級幹部達と幹部のサマナー達以外は知らず、他の一般構成員のサマナー達は大いなる成功の為の準備として、または戦いや生活の糧を得る為に所属するマフィアのような秘密結社としか認識していない。だがその活動は人間社会に相対的に害悪をもたらす事が多いので、ファントムサマナー達は敵対する者達からダークサマナーと呼ばれるのである。かつては誘拐や暗殺・破壊活動による死者の魂の回収が主流だったが、情報が行き渡るようになったグローバル化社会においては公権力や経済力なども活用して効率よく、秘密裏に大量の魂を回収しようとしている。ソウルハッカーズにおけるサイバーネットワークの利用計画もその一環である。幹部たる大物悪魔はまだまだ尽きないようである。大首領にあたるのは「大いなる主」なのだろうが、一体どんな存在なんだか。クズノハのサマナー達が仮面のバイクヒーローにダブりそうなノリも感じなくはない。(willseek)攻略本の記述によると、名称の頭文字はプレイステーションの略称「PS」に合わせたとの事らしい。前作デビサマに登場した「天堂組」も任天堂が由来だとか。デビサマ・ハッカーズ当時のプラットフォームがセガサターンであり、ライバルであるゲームハードやそのメーカーを敵組織名に用いたという一種のパロディだ。(ICBT)ファントムソサエティがPS、天堂組が任天堂を指すのであれば、ライドウ対アバドン王の敵勢力「天斗」も任天堂なのだろうか?(HAZE)

法縄〔ふあっそお〕
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風水における魔除けの道具。蛇の頭を象った木彫りの像に、蛇の身体を表わす縄を結びつけた置物。縄は蛇がとぐろを巻くように巻き付けておく。デビルサマナーやRONDEの鞭系武器。何故か中国語読みでの名で登場。鞭として振り回すのは使い方として多分間違っている。(ICBT)

フィネガン〔ふぃねがん〕 人名・キャラクター
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ソウルハッカーズで登場した、ファントムソサエティ所属のトップクラスの実力を持つダークサマナー。ネットワーク関連にも強く、天海市のマニトゥネット計画関連では西と共に中心になって立ち回った。元ボクサーであり、それを生かした格闘戦に優れ、ナックルダスター(護拳)型のCOMPを用いる。所定操作の後ジャブを繰り出すと悪魔が召喚されるのだ。戦う事自体に意義と誇りを抱くサマナーであり、主人公と何度も対峙した。だが展開次第では共闘する事もあり得る。世の中には嫌な相手と協力して乗り越える困難もあるのだろう。ナックルダスター型のCOMPで殴って壊れたりしないんだろうか。対戦時に繰り出してくる特技・造魔焼却はこちらの造魔を一発退場させる嫌な攻撃だ。ウラベとのやり取りを見ても殺し合いや民間人殺傷に罪悪感は感じないようだ。(willseek)

風鬼〔ふうき〕 悪魔
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天智天皇または村上天皇の御代に朝廷に対し反乱を起こした人物、藤原千方が従えた四鬼の一つ。千方は伊賀・伊勢周辺を支配し、率いていた鬼とは本来は修験者、または忍者だったとも言われている。風鬼は台風並みの風を巻き起こし、敵兵や城を吹き飛ばしたという。だが朝廷側討伐軍大将・紀朝雄に「地上は全て天皇のものであり、鬼の住まう所ではない」という内容の和歌を贈られると、その呪の力で四鬼は退散させられ、千方は敗死したのであった。真3に登場した上位の妖鬼で、イケブクロ坑道に潜む四鬼の一人。薄青色の体色で、身体のあちこちに風の渦巻きが描かれている。ついでに顔にも穴が開いて風通しはよさそうだ。話しかけるとだまし討ちで戦いを挑まれる。マガタマ集めコンプの為には戦わねばならない相手だ。(willseek)

風神剣〔ふうじんけん〕
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練気の剣と妖魔テングの合体により手に入る剣。これを入手した瞬間に真1のゲームバランスは脆くも崩れ去るのであった…真2でも合体剣として登場。それなりの強さを誇るが、この剣を造るよりも早くゲームをクリアする人の方が多いのでは無いか?(ARL)この剣を手に入れるために、悪魔と合体し打倒オザワに燃えるカオスヒーローを強引に代々木四天王の館へ引っ張っていき、テングのシバブーとマハザンマの前に敢え無く散っていく人は多いという。(iqn)

封魔術〔ふうまじゅつ〕
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悪魔召喚プログラムやコンピュータのないはるか昔から、召喚師や陰陽師といった者達は人ならざる怪異達を従え、呼び出していた。封魔術はそうした悪魔達を制御・管理する法術の一つで、呪文の詠唱を以って悪魔を特別な金属製の管の中に封じるものである。そこから必要に応じて呪文によって仲魔として呼び出し、行使するのである。アナログ方式で呪文詠唱を行う為大変な精神集中力が必要で、COMP時代のように同時に大勢の悪魔を行使できる者は多くはなかったと思われる。管に封じる前段階として、悪魔に打撃を与えてあらかじめ弱らせる場合と、交渉によって封魔(というより仲魔契約)に同意させる場合があるようだ。(willseek)上記のようにこの術は制御が難しく、超力兵団との戦いを経て、ようやく同時に二体の悪魔を召喚出来るようになった。…が、何故か対超力兵団でも対アバドン王でもデモムービーの最後に魔神転生位でしか行わないような8体同時召喚を行おうとする。(デモムービーはそこで終わるため、結果は不明。) (HAZE)

封魔の鈴〔ふうまのすず〕 道具
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古くから魔を遠ざける音を発するとして、鈴はお守りなどによく使用されてきた。封魔の鈴はその名の通り、魔物の出現を封じる鈴なのである。真1ではエストマと同じ効果を発揮する。しかしこのアイテムを入手するよりもエストマ自体を確保したほうが賢い。(ARL)

フーリー〔ふーりー〕 悪魔
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イスラム文化圏に伝わる女妖精・天女。名は「白色の乙女達」を意味するという。敬虔な信者は死後楽園に入ると同時に彼女らに迎えられ、地上においてラマダン月に断食した日数と善行を行った数だけ彼女達と楽しむ事が許されるとされる。イスラムでは天国のイメージに関しては享楽的性質を認めているようである。ファミコン版2で回復に優れた妖魔として登場した。また真2ではイベントが用意され、日本の羽衣伝説のように水浴び中の彼女の羽衣を失敬したり返したりという事態になる。必要とはいえ卑怯だぜ、救世主さまよ。(willseek)「真供廚任亘盂Δ粒い膿緲瓩咾鬚垢訶圭として登場。ケルビムの門を掻い潜るために、フーリーが水浴びをしている隙に羽衣を盗む必要がある。後で返してやると、目の前の相手が盗んだ犯人とも知らずに主人公の全能力を上げてくれる。白い肌をした美しい金髪の乙女で、イスラム教における天国にやってくる敬虔なイスラム信者の男を迎え入れ、セックスを催す。さらに一人につき72人ものフーリーが相手するといわれる。セックスで処女膜が破れてもすぐに再生するため、彼女達は「永遠の処女」とも呼ばれる。イブン・カスィールによると、教祖のムハンマド・イブン=アブドゥッラーフは「天国では一日に100の処女とセックスができる」と説き、「セックスを終えた後には、彼女は清らかな乙女に戻るのだ」を述べている。さらにイマーム・スユーティーは「フーリーと交わるたびに、あなたは彼女が処女である事を知るであろう。さらに勃起したペニスは萎える事はなく、永遠に勃ち続ける〜中略〜ムスリム人男性はこの世の妻に加え、70人のフーリーを娶れる。彼女達は皆、あなたの欲望をそそるような名器の持ち主である」を語っている。このような天国での快楽描写がジハード(聖戦)を推進する原動力と指摘され、過激派組織が自爆テロ人員の募集の際に天国の快楽描写を用いる事が多く、問題となっている。また、反イスラム主義者からは「イスラム教の天国は単なる売春宿である」「キリスト教から取り入れた天国の思想を官能的欲求に合わせ、作り変えた」と痛烈に批判している。近年の研究によると、これらの描写は比喩的なものと解釈する学者が多く、イスラム教の聖典コーランに記されている天国の処女とは白い果実だという説が出てきている。天国に逝けば美しい天女達と好きなだけセックスを愉しめるわけだが、その思想に惑わされ、14歳の少年が自爆テロを起こしている。 人を救うはずの宗教は、時に人を死に追いやる。宗教に誘惑されない強い心を持つ事が大切である。(魔夜)上記の快楽とテロほ話を聞くたびにいつも思う。イスラム教徒って現世ではモテないのだろうかと。(HAZE)

フェイ〔ふぇい〕 悪魔
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LB3、本作のランクアップ(真3でいう変異)は基本的に同型・色違いのものへと変化するが、ピクシーから変化するこれのみがその例外で姿そのものも別物となる。デビチルでは「フェアリー」が登場、他シリーズでのピクシーの様な妖精少女の姿だが、これはデビチルのピクシーが男の子として描かれている事の対比か。フェアリーの名での初出は真2にメッセンジャーとして登場、ピクシーそのものの姿であり、真2では「ピクシー」の名では登場していない。又当然ながら、US版各作品における悪魔種族「妖精」の英訳名も「Fairy」となる。日本では「妖精」の訳語が採られた原語であるフェアリーもしくはフェイ。現代英語表現であるこの2つの名はそれぞれ別の言語が起源ではあるものの、現代ではその意味は合流し同じものを表わす異称とされている。広義には欧州全般であったり世界中の類似存在をも含むが、狭義・元来の意味としてはケルト圏であるブリテン・アイルランドに伝わるものを特に指す。総称であり膨大な種類の妖精達が内包され、そのイメージは千差万別だが、このフェアリーという名のみで描かれる共通イメージとしては蝶や蜻蛉の翅を持つ小人の姿が挙げられ、これは20世紀初頭に妖精ノームの姿を写真で撮影したというコティングリー妖精事件の影響が強い様だ。妖精の総称は一般にはフェアリーの語が用いられる事が多く、フェイの方は稀に見られる程度でこちらはむしろ美しい女性の魔法使いとして中世文学、特に騎士譚に現れており、その代表例はアーサー王伝説に登場する魔女モーガン・ル・フェイだ。(ICBT)

フェイチャー〔ふぇいちゃー〕
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ペル2罪に登場する投具。飛叉。三叉の鋭く尖った針状の刃を持つ、中国の投擲武器。ゲーム内で登場するものは投げナイフ状の小型のものだが、他にも投げ槍状の長柄を持つ大型のものや、柄に鎖を繋いだもの等も存在する。(ICBT)

フェクダ〔ふぇくだ〕 悪魔
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デビルサバイバー2に登場する謎の侵略者「セプテントリオン」の1体。火曜日の侵略者。人類に差し向けられた第3の刺客。禄存星を司る。一応この辞典では悪魔と分類しているが、実際は悪魔とはまた別種の存在である。ジプス名古屋支局での暴徒率いる栗木ロナウドとの戦闘中、乱入してくる。結界の基点であるタワーの一つ、名古屋テレビ塔に電力を供給している変電施設を破壊し、タワーの機能を停止するために変電施設のある名古屋支局へ襲撃してきた。2ターンごとに分裂・合体を繰り返す厄介なヤツ。強烈な放電をしているような描写があるが、放電するのは分裂した2体が合体する直前のみだったりする。合体中は全属性の攻撃を無効化するため、通常この時点ではあまりダメージが通らない。さすがにドゥベのように万能までは無効化してこないが、1週目の場合、この時点で使える万能スキルは吸魔くらいしか無いからだ。また、耐性は無効なので貫通を持っていれば物理も通るが、それをやるためにはレベル37以上に主人公を鍛え上げ、クーフーリンを創るしか1周目では方法が無い。ちなみにフェクダのレベルは32。そんな酔狂なことをやる人間は存在するのだろうか…?分裂すると物理弱点で他全属性無効のものと物理無効で魔力以外全属性弱点の2体になる。攻撃は通りやすくなるが、厄介なことにこの2体の内一方でも残った状態で合体するともう片方が復活する。合体中に吸魔で削り殺すもよし、分裂中に弱点をついて一気に叩き潰すもよし。ただし、合体・分裂中問わず射程2マスの攻撃範囲を持つのでそこは注意。また、前述の通り合体の直前、周囲3マスに放電攻撃「暗黒の雷光」を放ってくる。できることなら合体させない様速攻でケリをつけたい。スペックだけ見れば中々強い相手で、かつロナウド達との連戦になるのだが、この戦闘ではロナウドが一緒に戦ってくれることもあってかそこまで強く感じない相手。厄介ではあるがそれ以上ではない、といったところだろうか。(ad)

フェニックス〔ふぇにっくす〕 悪魔
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ギリシャ神話の幸運と不滅を象徴するとされる聖鳥。ギリシャ原語ではポイニクス。寿命が近付く数百年に一度、自ら香木を積み重ねて火を点けた火中でその身体を燃やし尽くし、新たな身体で再生する。元イメージはエジプトの霊鳥ベヌウであるともいう。後の中世ヨーロッパの悪魔学ではソロモン72柱魔神の中に含められた。いい加減なものである。手塚治虫の「火の鳥」のモチーフにもなっている。ファンタジーものでは有名なモチーフだろう。元来は自身が燃えてた訳ではないようだが。ファミコン版2から聖獣または霊鳥として登場を続けている。ファイアブレスと破魔・蘇生魔法は定番所持スキルだ。(willseek)

フェンリル〔ふぇんりる〕 悪魔
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北欧神話における誇り高き狼の怪物。ロキとアングルボザの一人息子である。しかし彼は凶暴で手が付けられないため、神々はリングヴィ島においてグレイプニルという鎖で彼を繋ぎ、顎の間に剣を突き刺しておとなしくさせることに成功する。しかしそのときにも彼は凶暴で、ティールの右手を喰いちぎったという。そんなフェンリルを繋いでいるグレイプニルもラグナロクにおいては解けてしまい、彼は太陽や月や主神オーディンまでをも飲み込むのである。しかしその後オーディンの息子であるヴィダルに倒され引き裂かれてしまうのであった。真1では最強の妖獣であるが、その評価は誰もが納得できるものである。(ARL)その大きさはあまりに巨大であり頭は天の天蓋にとどき、その大顎は大地に引きずるほどである。(ぴっぱ)一説には彼はアングルボザの心臓を喰らったロキよりヨルムンガンド・ヘルと共に「生まれた」ともされる。また太陽や月を飲み込んだのはフェンリルの子とされる魔狼スコルとハティである。別名ヴァナルガンド(破壊する杖)。この名は葛葉ライドウ対アバドン王にて錬剣術で作成するかなり強力な斧系統の合成剣に用いられている。(willseek)

フォービ〔ふぉーび〕 悪魔
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旧ユーゴスラビア、シャール地方の魔神。七つの首を持った半獣人のようであり、それぞれの首から炎を吹き出し、人間を瞬時に黒焦げにしてしまう。この地方で起きる原因不明の火災はフォービの所為とされ、火災除けのために東ヤトペルにあるフォービの祠への捧げ物が必要とされた。…所がこれは水木しげるの「水木しげるの世界妖怪事典」(1985年刊)に登場した創作妖怪であり、更に言えば水木が中岡俊哉の「世界の魔術・妖術」(1984年刊)の創作妖怪から引用した物である。旧ユーゴにはシャール地方も東ヤトペルも実在していないのだ。バックベアードといい、水木御大の功罪は色々だなぁ、と。デビルサマナーに妖獣として登場した。水木や中岡のイラストでは多頭のヒドラのような獣の姿だったが、ゲーム中ではボール状に丸い胴体から二本足といくつもの細い首が生えているユーモラスなビジュアルアレンジだ。火炎攻撃は受け付けず、ファイヤーブレスや炎の壁を駆使するやっかいな相手だが、氷結攻撃には弱い。(willseek)魔神転生1にも登場。邪龍であり、羽の生えた蛇(ケツアルコアトルの同型)である(HAZE)

フォーモリア〔ふぉーもりあ〕 悪魔
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ケルト神話の悪の巨人、フォモール族。フォモールとは元来は地底や海の神々の事を意味する。アイルランドにはダーナ神族以前から住んでいた先住民族であり、悪役とされた神話では山羊や馬の頭を持った獣面の蛮族として描かれる事も多い。インデッハ(インジッヒ)や邪眼のバロールといった王に率いられた。外海から訪れる種族の侵入を再三に渡って阻んできたが、最終的には邪眼の王バロールが光の神ルーグ率いるダーナ神族に倒された事で歴史の表舞台から姿を消した。初登場はファミコン版1の妖精である。この頃から山羊頭であった。真3では夜魔として登場し、氷結系に優れ、体力が高い。速さがかなり低いのがネック。(willseek)

フォーン〔ふぉーん〕 悪魔
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ギリシャ神話の牧神パンのローマ神話での呼び名であるファウヌスの英語読み。山羊の下半身をした人間の若者の姿をしており好色とされ、よくニンフや美少年を木陰や茂みで待ち伏せしたという。if...で女性主人公の場合に体育館に出現する序盤のボスの魔獣。パニックボイスを使うが、残り体力に気を付ければそうそう敗北する事はないだろう。(willseek)

フォシャール〔ふぉしゃーる〕
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ペル1の槍系武器。RONDEでは英語名の「フォチャード」で斧分類として登場。11〜14世紀にかけての欧州にて使用された長柄の戦闘用鎌の一種、fauchard。フォシャールは仏語読みで、英語読みでフォチャードやファウチャードとなる。仏語で大鎌を意味するフォーfauxを語源とする事からも農業用の大鎌から発展した武器とされ、形状はグレイヴに近いが、反りの外側ではなく内側に刃を備える。しかしこの鎌刃は戦闘向きではなかったらしく、後期には刀身の棟側に槍型の直刃が追加された改良版が用いられ、これは後の時代には「フォチャード・フォーク」との名で呼ばれ区別された。「棟側に鉤爪を付けたグレイヴ」との解説は誤解であったらしく、それは正しくは「グレイヴ・ギサルメ」と呼ばれる。又、上記のフォチャードフォークもしばしばギサルメと誤解・混同された様だ。(ICBT)

フォッグ〔ふぉっぐ〕 悪魔
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女神転生1より、最上位の物怪(旧約では外道)。FC版では黒一色の姿だったが、旧約では海賊風の亡霊にリデザインされている。偽典でも外道として登場しており、こちらは霧そのものの姿だ。1980年公開の映画「ザ・フォッグ」で登場した、霧に姿を変える事の出来る幽霊。百年前に殺された6人の船乗りが、復讐の為に亡霊となって現れたものだとされる。(ICBT)上記の黒一色という表現は正確ではない。確かに、悪魔が表示されるべき中央部分は黒一色(=何も表示されていない)が、特筆すべきは本来赤色である背景が灰色になること=部屋一面が霧に覆われた状態に見えることである。つまり、この悪魔は大魔王ルシファーのように画面全てを使って表現されているのである。、(HAZE)

フォッグブレス〔ふぉっぐぶれす〕 特殊攻撃
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霧を吐き、相手の攻撃の命中率を二分の一にしてしまう。よほどの濃霧を吐くのであろう。攻撃が当たりづらくなる霧の量とは並では無い。(ARL)後期の作品ではスクンダ二回分の効果である。ぶっちゃけるとマヌー(ry(HAZE)

フォトンショット〔ふぉとんしょっと〕 特殊攻撃
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[PHOTO’N-SHOT]
デビサマより、カメラマンの怨霊であるカシヤマ専用特技。魔力属性、敵全体をCARD状態とする。同時出現するエンクのファイヤーブレスが脅威となる為、消費アイテムを惜しまずに使って対処すべき。カナ表記のみでは「光子の射撃」の意味に見えそうだが、英字表記を見れば分かる様にこれは「photo and shot」の事で、photo・shot共に写真を意味する語であり、「写真撮影」程度の意と解釈するのが相応しいだろう。漫画などにありそうな、カメラのシャッターを切る事で相手を写真の中に封じ込める技だ。(ICBT)

フォルトゥナ〔ふぉるとぅな〕 悪魔
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古代ローマの運命の女神で、ギリシャのテュケと同一視された。元来は豊穣や多産に関わる地母神的な女神で、幸運を祈願する対象だったのが次第に運命の女神として変化していったようだ。ラティウム地方のプラエネステで特に崇拝されたとされ、偶然の絡む運命を支配する事が強調される。幸不幸、成功と失意を共に司り、気まぐれに人々に与える。運命を象徴する車輪を持ち、もたらす運命が恣意的にならないように目隠しをした姿が有名。古くは豊穣を意味する角や運命を操る意味の舵を手にした姿で表現される事も多かった。偶然性が強調されるのがパルカイ等他の運命の女神とは異なり、フォルトゥナはギャンブルの守護女神とされる事もあった。英語のフォーチュン(運命・運勢)の語源にもなっている。ソウルハッカーズ登場の女神。アレンジデザインとして胴に運命の車輪が一体になっており、スカーフやスカートのなびかせ方が陰陽マークを模している。回復役として前半頼る事は多いだろう。性格も友愛なので、主人公の危機に結構庇われた事もあり助かった。(willseek)

フォルネウス〔ふぉるねうす〕 悪魔
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ソロモンの七二柱の悪魔の一人。地獄の29個軍団の指揮者。その姿は海の怪物として描かれる。言語学、修辞学に通じ、敵の愛や憎しみを反転させる力を持つという。また、良い名前を教えてくれるともされる。女神転生シリーズではエイとして描かれている。結構強く、印象に残っている方も多いのでは?(ARL)DDS2でもやっぱりエイ。早くに仲魔にできる妖魔だが、ジオラマがかなり強力で序盤は頼りになる。なお、某ゲームでは魔貴族の一柱としてプレイヤーの前に立ちはだかり、メイルシュトロームで半端な挑戦者を粉砕してくれる。(aba)真3では最初の中ボスとして登場。マガツヒを独占することばかり考えて、親友デカラビアとの約束を守れなかった男。「結局フォルネウスは来なかった…」(iqn)真3のビューモードでよーく見てみよう。中に人が…(テラダイン)ディープストレンジジャーニーでは追加ボスとして登場。調子のいい悪魔で、倒すと、仲魔になる(=合体解禁される)から赦してくれと言ってくる。(HAZE)

フォルマ〔ふぉるま〕 言葉
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STRANGE JOURNEYにて舞台となるシュバルツバースに出現・埋蔵される物質の総称。人間世界の常識を超えた性質を示すものも多見され、調査隊の物質合成装置によって驚異的な武装・アイテム生成に欠かせない素材となる。ゲームにおいては探索に伴う様々なフォルマの収集・アイテム合成が重要な目的にもなっている。マップの階層移動ごとに頻繁に出現するフォルマもあり、資源・エネルギー的に活用の可能姓を感じるのは無理もないと言える。「滅びと再生」の地で力が蓄積されている過程で生じている作用と考えられなくもないのだが…。フォルマFormaは構造式や分子式に用いられるFormula(形態・様式)のラテン語原型で、転じて理想・様式美Formalも意味する。シュバルツバースに現れる、夢の発明を作り出す素材になり得る未知なる構造物に、大いなる魅力や様式美を感じた者もいたのかも知れない。…アーヴィンとか。(willseek)SJのゲームエンジンが「世界樹の迷宮」シリーズの流用であるのは周知の事で、これに関してもゲーム面の扱いとしては同シリーズにおける素材システムを引き継いだものとなる。探索や戦闘で素材を入手しアイテムを作成するゲームシステム自体は他作品でも以前から多々存在し、メガテンでもペル2罰で一部高位の装備品に限りこの形式が見られたが、ATLUS内では特に「世界樹の迷宮」でほぼ全てのアイテムが戦闘探索で得た素材を必要とする形式が用いられた事を皮切りに、以降メガテン系列作品でもP4や対アバドン王に採用されている。それをSJにて本作独自の設定を付加したのがこの「フォルマ」だ。装備品や消費アイテムの作成には、3Dマップ上でのフォルマサーチによって得られる「ベースフォルマ」と、悪魔のドロップアイテムとして得られる「アシストフォルマ」の二種が必要となる。後者が仲魔のレベルアップ時にギフトとして得られる可能性があるのに対し、前者が完全に各エリア特有のものとして設定されており、イレギュラー的に高位のフォルマを入手する機会が全く与えられない為、結局これは「新エリアに到達する事で店に新たな品が並ぶ」という旧来のシステムに、フォルマの入手という新たな枷を加えたに過ぎないものとなっている。これは「世界樹」での素材の入手方法が敵モンスターのドロップか、スキルを用いた3Dマップ上における特定地点での採集行動の二通りとなるのに倣ったものだと言えるが、こちらの場合はいずれか片方のみの素材で作成可能なものが多いのが異なる点だ。シリーズ中最多の悪魔数と同じだけ存在する(正確には遭遇する者のみで、さらに複数悪魔に重複するものもあるが)フォルマの種類は無意味に過剰ですらある上、それを素材とする装備品の恩恵を得られるのは「世界樹」シリーズではパーティ最大数の5人となるのに対し、SJでは主人公ただ一人のみ。攻撃範囲・所持スキルや防御相性に個々の特徴がある銃や防具はともかく、フォルマで作成出来る剣の殆どが攻撃力以外に全く差異が無く、又イベントや宝箱等で入手可能な剣の多くがフォルマ作成のそれよりも高性能である事が、このシステムの意味をさらに薄めている。以上の事からSJのフォルマは「世界樹」程の楽しさを発揮出来てはいなかった、と個人的には感じる。(ICBT)上記の説明には語弊がある。作成出来る剣には複数回攻撃や追加効果など他の作品に比べて遜色無いラインナップだし、スーツやリングなどの多彩な相性・効果のある防具、香を含む消費アイテムも作成出来る。(最も、香は魔人の落とすアシストフォルマが必要だが)(HAZE)

深川〔ふかがわ〕 地名・場所
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東京都江東区の下町の一つ。徳川家康が江戸へ入府した際に下総国から武蔵国に編入され、当時湿地帯であったその地の開拓に大いに貢献した深川八郎右衛門の姓に由来する地名とされる。富岡八幡宮の門前町として発展し、後には商業開港地域となり、遊郭等も設置され花街となる。1878年に東京に区制が施行された際に深川区とされる。これは現在の江東区の内横十間川より西側の地域全てであり、現在の深川よりはるかに広い範囲である。この深川区は戦後1947年に城東区と合併して現在の江東区となっている。葛葉ライドウでは長屋等の江戸情緒を色濃く残す下町として登場した。大正20年という架空の時代を表現する為か、千寿区という架空の区名が使われている。(willseek)

復讐の籠手〔ふくしゅうのこて〕 籠手
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真2で初登場した腕防具。防御力はさほどでもないが、呪殺攻撃を無効化できる。ドルフィンヘルム・髑髏の稽古着と併せて主人公に装備させれば強力な防御効果が期待できる。(willseek)

文車〔ふぐるま〕 悪魔
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文車妖妃(ふぐるまようび)。平安朝文化における手紙、または文車(宮中等で手紙や文書を運ぶ車)に宿った霊が妖怪となったもの。付喪神の一種と言える。特に恋文にまつわる強い情念の化身としての逸話が有名で、書物の知識を得る云々よりもその強烈な情念・怨念に取り込まれないように注意すべき存在だろう。優れた文章が人を虜にする事もあるのだ。デビルサマナーで臨海公園図書館に出現したボス悪魔の鬼女。読みもしない書物を集める現代人を冷笑している。元来図書館のある場所には古代からある目的で設置された社があったらしく、それを潰して図書館は建てられたらしい。フグルマの戦法としてはドルミナーで眠らせてからアギで焼き殺そうとしてくるので、回復を小まめにしながら素早く決着を付けよう。(willseek)

鳬渓〔ふけい〕 悪魔
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とがった耳を持つ人面雄鳥である。鹿台之山に住んでいるとされ、戦乱や災害等の凶兆を表すと言う。真1では序盤に登場する影の薄い敵。速やかに撃ち殺そう。(ARL)真1では序盤に凶鳥として登場。この怪物が現れた時には天下に大乱が起き、世の中が乱れるといわれる凶事の兆しである。登場の後、その伝承どおり核戦争が発生、大破壊の末に文明は滅びてしまう。(スナギモ)

巫蠱術〔ふこじゅつ〕 言葉
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何らかの怨念を媒介にして行われる呪術の総称。その用途は相手の呪殺や没落など、ほぼネガティブなものばかりである。中国発祥の毒虫同士を喰い合わせる蠱毒(こどく)や、犬の怨念を利用する犬神法などもこの中に含まれ、日本でポピュラーな呪術媒介は犬、蛇、狐であった。葛葉ライドウ対アバドン王には「第八巫蠱衆」なる暗殺集団が登場する。名前からするとあと七つは巫蠱術を操る集団が日本各地に居るようだ。第八巫蠱衆は運喰い虫や戦斗虫などのオーバーテクノロジーが物語中で目立つものの、スタンダードな毒虫を用いた毒殺や、触媒を用いた呪術などのノウハウも持ち合わせていると思われる。(willseek)

藤原市長〔ふじわらしちょう〕 人名・キャラクター
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デビルサマナー登場の平崎市長。その実態は市議会議員山城の操り人形である傀儡市長である。責任感の欠片もなく自らの保身にしか気が回らない。山城に言われるままに平崎市再開発計画を進める。主人公達が執務室に踏み込むとただただ震え上がり、命乞いをするばかりであった。死ぬのを怖がるのはしょうがないとして、無駄な税金が使われるのはこうした責任を取ろうとしない政治家達によるのだろう。(willseek)

二つ名〔ふたつな〕 言葉
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特に思い入れを込めて対象を呼ぶ為に用いられる名前の一種。称号、愛称の類。身体の特徴や対象の関係したエピソードや性格にちなんで命名される事が多く、単に名前を縮めて呼ぶといったものではない。歌舞伎役者などは二つ名で覚えてもらう事が一種のステータスだったと言える。鼠小僧や弁天小僧といった名前は本名ではなく、人々が名付けた二つ名である。葛葉ライドウではライドウが仲魔の忠誠を十分に受けるとそれが評価され、上司にあたる人物から二つ名を授けられ、最大所持マグネタイト量や最大仲魔数が増える。その例としては「大正妖都の純情」「モダン陰陽生」「綺羅星の如し」……これ何て羞恥プレイ?(willseek)

二人の出会いの場所さ〔ふたりのであいのばしょさ〕 言葉
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女神2で東京タワーでの少女とのイベントが終わった後、またイベントの場所へ戻ってみるとこの台詞が聞ける。このイベントで相棒とは決別し、代わりに少女と旅立つ事となる。初対面の少女の言う事よりも、昔からの親友である相棒の言う事の方が信じられるのだが、ストーリー上は前者なのだ。当の主人公はというと相棒と別れたにも関わらず、出会いの場所等と称している。おそらくは少女に人目惚れしたのだろう。また、転生の因縁でも働いているというのも有り得る。()

斑駒〔ふちこま〕 言葉
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ぶち・まだら模様のある駒。または神統記や大祓詞などに記載のあるまだら毛の天馬、天乃斑駒(あめのふちこま)の事。斑駒は天上界高天原において神々が用いる乗馬であり、その意思を乗せて走らせるものでもある。スサノオが高天原で暴れた際、斑駒を皮を逆剥ぎにして機屋に放り込んだ逸話は有名。死体とは穢れそのものであり、この事から斑駒は穢れを背負い棄てられる象徴にも喩えられる。葛葉ライドウではライドウがとある人物の呪いを肩代わりして引き受ける儀式を斑駒と呼んだ。呪い=穢れである。ちなみに高天原の乗り物としての斑駒の性格は攻殻機動隊のマスコットメカ・タチコマの命名元になったと思われる。(willseek)攻殻原作には元々「フチコマ」の名を持つメカが登場しており、タチコマの名の直接の由来はこちらのフチコマである。商品展開上の問題か何かで名称変更が行なわれ、本来は原作フチコマのアニメ版名称がタチコマとなる筈であったが、アニメーション表現に適したデザイン変更も同時に行なわれた結果、フチコマとタチコマは設定上でも別種のメカとして扱われる事となった、という経緯らしい。フチコマがアニメ版に登場出来ないのは権利関係の問題だとファンの間では推察されている様だ。(ICBT)

経津主〔ふつぬし〕 悪魔
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日本書紀に記され古事記には登場しない刀剣の神。斎主神・伊波比主神(イワイヌシノカミ)とも。伊邪那岐が火之迦具土を斬った時に十握剣から滴る血から生じた神々の系譜とされる。または神武東征において建御雷之男(タケミカヅチ)が神武天皇に与えた神剣・布都御魂(ふつのみたま)の神格化であるともいう。はたまたタケミカヅチと同一神格的扱いをされる事も。国譲り神話においては高天原の軍勢を率い、荒ぶる国津神達を平らげていったとされる。千葉県香取神宮の主祭神である。経津主の元になったともされる神剣・布都御魂は「(音+市の上端の`を除いた字)霊」とも表記され、呪的目的でか刀身に穴を開けた剣を振った時に生じる「フッ」という音を表した綴りなのだという。悪魔絵師等は信じ難いなどと言っているが、神や神剣の名前には確かな意味合いが持たされているものだ。ソウルハッカーズに中堅クラスの鬼神として登場した。沢山の青銅剣に囲まれ宙に浮く銀色に輝く男性の姿である。刀剣の神だけに物理攻撃力が高めだ。魔神転生2でも天神ユニットの一人として登場している。(willseek)P4では戦車のアルカナの最上位ペルソナ。敵攻撃の命中率が半分になる「アリ・ダンス」と敵の攻撃を必ず受けてしまうがダメージが半分になる「仁王立ち」の2つを覚える珍しいペルソナ。お好みでどうぞ。山○達郎に似ていると思ったのは内緒の話(笑)(テラダイン)

布都御霊〔ふつのみたま〕
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奈良県の石上神社に鎮座する剣。古くは建御雷之男の神が大国主の治める葦原の中つ国を平定しに行ったときに持っていた十握剣。彼はこの剣先に座り、大国主を問いただしたそうだ。その後、日向の神倭伊波礼比古の命が東へ遠征した際、熊野村(現和歌山県新宮)において高倉下に献上され、この剣で土地神をうち破ったそうだ。ちなみに神倭伊波礼比古の命は天皇家第一代・神武天皇のことである。熊野に住む高倉下は、ある晩夢を見た。そこでは天照大御神と高御産巣日の神が建御雷之男の神を召しだし、こう言っていたのであった。「最近葦原の中つ国が騒がしい。そこであなたが私の子孫を助けに天下りしてくれないか?」すると建御雷は「私が行くまでも無い。高倉下の倉の屋根の頂上に穴を開け、そこに私の太刀を投げ込もう。」と言い、自らの太刀を下界に投げたのであった。目を覚ました高倉下の耳に「この縁起の良い太刀を見つけたら、すぐさま天つ御子に献上せよ」との声が聞こえ、そこで彼は早速その剣を見つけだし、土地神に苦戦する神倭伊波礼比古の命の元に届けたのであった。ゲームでは三回攻撃可能の剣であるが、全てはヒノカグツチへのステップアップでしか無い。(ARL)6〜8世紀頃の日本で製作された鉄刀に日本刀のルーツ説もある蕨手刀(わらびてとう)があり、これの刀身に穴を開け振った時に音が生じるようにしていたものがあったという。その振った時の「フッ」という音から「(音+市の上端の`を除いた字)霊」とも表記する布都御魂の剣名が生まれているとする説もある。一説には建御雷之男と共に国譲りを進めた経津主(フツヌシ)神はこの布都御魂の神格化されたものとも言われる。(willseek)

フトミミ〔ふとみみ〕 悪魔
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真3に登場する、マネカタの長。厳密には悪魔ではない。マネカタ達の中でも一際強い力を持ち、特にその予知能力によって未来を見通しマネカタ達を導く役割も持つ。その力ゆえにマントラ軍によってカブキチョウ捕囚所に捕らわれており、人修羅はここを開放することによりフトミミと出会うことになる。やがて、誰もが苦しむことのない、平等な世界を夢見た彼は創世を志すもヨスガの襲撃に遭い失敗、千晶の手にかかり悲壮な最期を遂げる。どのみち、マネカタである身にコトワリを啓くことは適わないのだけれど。また、それまでのルートと選択肢次第ではフトミミにトドメを刺すのは人修羅たる主人公の役目に。最後の力を振り絞り、人修羅に戦いを挑む際に彼が放つ台詞はなかなか熱い。アマラ深界ではフトミミのルーツである少年の思念体と会うことができるが、その姿はフトミミとは正反対のナイフを持った非行少年。もっともそんな彼も心の奥底では人の温もりや優しさを強く求めており、その思いの強さがフトミミとなったようだ。そんな彼も後生の土鈴イベント後は鬼神フトミミとして普通に合体作成が可能に。攻撃系スキルこそ地味なものしか覚えないが補助系のスキルは結構よさげであり、また耐性が強力なのもあってスキル継承次第では十分に活躍してくれるだろう。鬼神フトミミの力をもってミフナシロの三天使やバアル・アバターを粉砕した人も多いとか多くないとか。ところで、彼を仲魔にした後のギフトイベント等のセリフはなんだか特定の嗜好を持った人々を狙ったっぽく見える。いや、だからどうって訳じゃないけれど。ついでにフトミミは見ての通りの美形である。いや、だからどうって訳じゃないけれど。(HGTR)名前の原典は記紀において日本の但馬に渡来した新羅王子・天日槍(アメノヒボコ)の義理の父となった太耳(フトミミ)と思われる。ミミとは古代和語で「長」を意味していたと考えられている。また「太」は占いの太占(ふとまに)に由来すると思われ、フトミミは占いを行う長を意味する名、という事になる。フトミミの元になった人間は非行少年どころか、血を見て喜ぶ連続殺人鬼である。少年法の盾に隠れ狡猾に生きていたと思われる。さて、そんな彼を彷彿とさせるはみ出し者のマネカタがいなかっただろうか。(willseek)

不動明王〔ふどうみょうおう〕 悪魔
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五大明王の筆頭。ちなみに他の明王とは、降三世、軍荼利、大威徳、金剛夜叉。それらは皆異形の姿をしているのに対し不動明王は普通の姿をしており、倶利伽羅の剣と羂索という縄をそれぞれの手に持ち炎と共に現れるのである。実は平将門を滅ぼしたのも不動明王の魔力であったとされる。将門の乱が起きたとき、都は千葉の成田へ遍照寺の寛朝という僧を派遣。彼はそこで新勝寺を開き、この不動明王の像をもって将門の力を封じ込めようとしたのだ。その後将門は俵藤太によって新勝寺の御神矢に射抜かれ絶命したという。(ARL)サンスクリット語ではアチャラナータ(動じぬ尊者)であり、元来は「不動尊」とするのがルーツに近いらしい。成立にはシヴァ信仰の影響もあるとする説もある。大日経(だいにちきょう)や摂無礙経(しょうむげきょう)などの経典において大日如来の使いまたは教化し難い衆生を救済する為の忿怒相、教令輪身(きょうりょうりんじん)とされ、日本で信仰が盛り上がった(その為インドや中国ではほとんど知られない)。他の明王ほど異形ではないとは言え、その顔貌は左目のみを細め、上下互い違いに突き出た牙を噛み合わせる恐ろしげなものである。だが左肩から垂らしたおさげはかわいい。矜羯羅(こんがら)・制多迦(せいたか)の二童子を従えたり、手に持つ利剣に倶利迦羅(くりから)龍王を巻き付かせた像などがある。日本では如来よりも近付き易い所為か、交通安全や受験合格・商売繁盛等の生活絡みの願いを託される事も多い。(willseek)真1での悪魔解説においては「アスラ王直属でありChaos陣営に属するが、自身の気性としてはLawである」という旨が記述されており、個の性質としての属性と勢力・陣営としてのLaw・Chaosはこの時点では明確に別物として設定されていた事が読み取れる。他の例としてはLaw属性の邪神ながらChaos陣営の重鎮としてゲーム中に登場していたエキドナもその一つと言えよう。しかしこの二通りの意味を持つLaw・Chaosは、ユーザー間はおろか開発者側においてすらも後に混同された解釈が横行する事となる。ifではアキラ専用ガーディアンだが、これはアキラの元ネタの一つであるデビルマンの不動明(ふどう あきら)の名がこの「不動明王」から採られている事に由来する。(ICBT)

フライシュッツ〔ふらいしゅっつ〕 特殊攻撃
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真・女神転生STRANGE JOURNEYに登場する銃、メテオドラグーン装備時に使用できる万能属性全体攻撃。威力が主人公の使用できる銃スキルの中でもトップクラスでかつ全体攻撃なので、多数の悪魔を相手取る時に活躍するスキルである。スキル名の元ネタは、ドイツオペラの「魔弾の射手(Der Freischütz)」。“Frei”は自由にする(命中させる)の意で、これに“kugel”を加えることで作中・邦訳の“魔弾”となる。“schütz(e)”は射撃の名手を表す。ちなみに、北米版「真・女神転生-NOCTURNE」の「至高の魔弾」の表記は“Freikugel”である。(HUM)「魔弾の射手」を参照。SJにおけるこのスキルは漫画「HELLSING」の登場人物の二つ名が直接の元ネタである模様。SJには他にも銃器周りに本漫画から引用されたと思わしき名称が幾つか見られる。(ICBT)

フラロウス〔ふらろうす〕 悪魔
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ソロモンの七二柱の悪魔の一人。豹の姿で現れるとされる。魔方陣によって召喚者に呼ばれる際、その魔方陣の中にいる間は偽りしか話さないと言う。炎を扱うと共に未来を予知することができ、他の悪魔達への対抗方法を知り得ていると言うが、この堕天使はどちらかというと七二柱の悪魔のいくつかを同一視された姿なのであろう。元は天使「パワー」に属していたとされる。真1では最強の堕天使として君臨する。得意魔法の炎を扱い主人公に対抗してくるのであった。(ARL)原典では正しくは「フラウロス」であり、ハウレスと呼ばれる事もある。北欧の女神フレイヤをルーツとするという説があるが、信憑性には乏しいようだ。(willseek)「デジタルデビルサーガ2」では、前作に当たる「デジタルデビルサーガ」の隠しボス“人修羅”を撃破したデータを引き継ぐことで、特殊カルマリング“アマラリング”をドロップする存在として登場する。イベント戦闘として、以下の口上が用意されている。「部長に授かった このアマラリングに賭けて 我等人より修羅となりて テクノシャーマン必ずや奪還する!」DDSATでは、束の間の幻影として扱われた人修羅の存在が明確な実像として扱われ、しかもジェナ・エンジェル派士官の切り札として用いられるのはなんとも感慨深く、そして女神転生シリ−ズとDDSAT世界の明確な脈絡を感じさせる粋な設定と言えるだろう。(HUM)真3では、オセと共に「ハレル」として、バアル・アバターの配下として同時出現する。上記のアマラリングのイベントについてだが、1作目では幻として片付けられたが、この時の舞台は仮想空間であることを鑑みると人修羅も悪魔データとして確実に存在していたのだろう。そして、仮想空間のキャラデータはチップに搭載されて戦闘員に提供されるということはストーリー上で語られている(2作目の現実空間での人の悪魔化とは明確に異なるプロセスである)。つまり、このフラウロスは人修羅のデータを搭載したチップを使用していたのかも知れない。(HAZE)

フランキー〔ふらんきー〕 悪魔
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TOKYOミレニアムに登場するデモノイドの一つ。デモノイド計画の初期に試作されたタイプである。その為比較的機械部品が多めな姿をしている。名のフランキーは召使いを意味するflunky、あるいは彼らが凶暴なようで気を許すと意外に朴訥で素直であるfrank(素朴)に由来すると考えられる。試作体だった彼らは知性と肉体のバランス調整が失敗し、暴走してスラムなどに逃げ込み野生化してしまったのである。その姿から元ネタはフランケンシュタインの怪物と考えられる。古典ゴシックホラー映画のアレンジの所為で知性の低い怪物と思われがちだが、メアリー・シェリーの原作では高い知性と自己の存在意義に悩む繊細さを併せ持つ存在であり、フランケンシュタイン博士とのすれ違いの末に物語は悲劇に繋がっていく。名前すらちゃんと付けてもらえなかったんだよなぁ。ちなみにデビルサマナー世界ではフランケンシュタイン博士は存命だったりする。真2序盤登場のデモノイドで、暴れたり殴ったりくらいしか戦闘能力はない。序盤では要警戒ではあるが。せっかく召喚プログラムを持っているのだし、会話で戦闘を回避してもいいだろう。ちゃんと会話を重ねていればフランケンシュタインの怪物も憎悪に狂わなかったろうから。(willseek)

フランベルジュ〔ふらんべるじゅ〕
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この名称での初出はRONDEの剣系武器、その後はSS版ハッカーズ・NINE・新約LB系に登場し、IMAGINEでは両手剣に分類。別名では魔神2の突剣「フランバーグ」や、P3Pのレイピア系武器・ペル2罪の剣系武器「フランベルク」及びそれの良質且つ高価版「フランベルジェ」がある。flamberge、フランベルジェとも。仏語で、直訳すると「炎の川岸・縁」の意味、転じて「炎型の刃」を指し、17世紀頃を発祥とする波状の刀身を持つ両刃剣の事。その波状の刀身は傷口を複雑にして殺傷力を高めるといわれるが、これは理論上、もしくは過去に存在した波状の刀身を持つ武器が発揮した効果からの推測である。フランベルジュ自体が実戦で用いられた事は殆ど無く、パレード・アーマー同様に儀礼用の装飾としての意味合いが強い。又、その波状の刃は敵の剣を受け流すのに効果的であったとも。フランス語形のフランベルジュは両手持ちの大剣を、ドイツ語形のフランベルクはレイピアをそれぞれ指すといわれるが、これは英語圏でも長らく続いた誤解であったらしい。正しくはレイピア型片手剣のみを指して特にフランベルジュと呼び、これの独語読みがフランベルク、英語読みでフランバーグとなる。それ以外(特に両手剣)もしくは波刃剣の総称としてフランバールflambardやフラマールflammardの名があり、独語でフラメンシュヴェルトflammenschwert、英語でflame-bladed swordとなる。又、フランベルジュの名は仏語flamboyantに因むとの俗説があるが、正しくはこの語は形状の元となったといわれる建築様式であり、名の由来という訳ではない。シャルルマーニュ伝説の騎士ルノー・ド・モントーバンが持つ剣も同名である。元はフロベルジュflobergeの名であったが後世に訛化したらしく、その名は古ノルド語由来で「岩狩り」の意だといわれる。イタリア語形でフスベルタとも呼ばれる。この名は形状を指したものではなく剣の固有名であり、特に波状の刃を持つという記述は無い。オートクレール・ジュワユーズと同様に刀匠ガラスによる作で、これらは剣一本毎に三年かけて鍛えられたとされる。ルノーは従兄弟である魔術師モージから名馬バヤールと共にこれを授かった。(ICBT)

フリアイ〔ふりあい〕 悪魔
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ローマ神話の復讐の女神達。ギリシャのエリニュス(エリニュエス)にあたり、英語フューリー(憤怒・激怒)の語源である。アレクト(無慈悲)、ティシポネ(血の復讐者)、メガイラ(闘争)の三姉妹であるとされ、神々の許可の下、不正を働く者や公正な裁きを逃れようとする者をその鋭い翼と爪で苦しめる。地獄で罪人達を罰する存在であるとされ、まぎれもない神の遣いである彼女達はエウメニデス(慈悲深い者達)と呼ばれた。ファミコン版2にハーピーのダーク版な感じの鬼女として登場した。真1からは凶鳥になり、羽ばたきとムドを得意技としている。正直、DARK系はMAG消費が激しいから使い辛い。(willseek)

フリスカープラス〔ふりすかーぷらす〕
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ペルソナ1に登場する拳闘具。グローブを主とするタクティカル用品を製作している米国ダマスカス社の商品。掌部分にレザーを重ねたケブラー製防刃グローブ。ゲーム中は武器扱いだが、実物は純粋に防護具であり、特にパンチ力を増強させるような効果はない。同シリーズの商品として、レザー部分がないケブラーのみの「フリスカー」やスペクトラ製の「フリスクマスター」、またグローブ以外にもフェイスマスクやスリーブもあり、米国の警察や軍隊などで使用されている。デビサマに登場する腕部防具「ダマスカスグラブ」も同社製グローブを指す。(ICBT)

フリッツヘルム〔ふりっつへるむ〕
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特殊樹脂製のヘルメット。頭から耳までを一緒に包み込むような形をしている。真1では破壊後の新宿においての男性用兜。お金に余裕があれば主人公のものだけでもきちんと購入しておこう。(ARL)

フルーレティ〔ふるーれてぃ〕 悪魔
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多くの兵団を指揮する地獄の副将。夜の世界を見守ることを主な仕事とし、そのときの力は万能に近いとされる。また、どこへでも雹をふらせることができ、氷の悪魔とも呼ばれる。真1で登場。フラロウスよりも弱い悪魔と設定されているのは、炎>氷というゲーム全体の傾向によるものか。(ARL)

フルヘルム〔ふるへるむ〕
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頭をスッポリと包み込む形状をした兜。西洋の鎧などでよく見かける。真1では破壊前の新宿において2800円で売られている。よって、フルヘルムとは言ってもマスクに近い物だと思われる。どちらにしろ、街中で装備するには恥ずかしい。(ARL)値段や防御力から見ても板金兜はあり得ない。バイク用のフルフェイスヘルメットであろう。にしても通常はウン万円の代物なので新宿の品はえらく安いが。(willseek)「オートバイ用のフルフェイスヘルメット」と取扱説明書のアイテム解説に明記されている。言葉の意味としては両者とも含まれるが、通常「フルヘルム」の呼称は中世の板金兜に対して使われる事が多い。バイク用のものは「フルフェイス」の呼称が一般的で、TRPG版や偽典・ペル2罰ではこちらの名称となっている。(ICBT)前述に金属のフルヘルムは街中で装備すると恥ずかしいとあるが、バイク用なら恥ずかしいどころか、まず通報されるだろう。とくにコンビニとか、銀行とか。(HAZE)

フレイ〔ふれい〕 悪魔
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北欧神話の有力な神の一柱であり、眉目秀麗な豊穣神として崇拝された。父ニョルズ、妹フレイアと共に元々ヴァン神族出身で、アース神族との戦争の終結時に交換人質として父と妹と共にアースガルズに移り、やがて祭司として重要な地位を占めるようになっていったとされるようだ。ユングヴィ、フロディ、イングワズといった異名も数多く、また妖精の国アルフヘイムの支配者ともされる。水中・空中を自在に駆ける黄金の猪グリンブルスティや伸縮自在の魔法の船スキーズブラズニル、正しい者が持てばひとりでに戦う魔法剣(固有名不明)など、豊穣神としてマジックアイテムの持ち合わせにも事欠かない。だが巨人族の女性ゲルズの愛を手に入れる為にひとりでに戦う剣は手放してしまい、以降鹿の角の棍棒で戦う事になった(ベリという巨人をその棍棒で倒してもいる)。だがラグナロクにおいては炎の巨人スルトに力及ばず倒される事になる。ペルソナ1にアヤセの上位専用ペルソナとして登場した。魔力に際立って優れており、地属性であるマグナ系魔法に優れる。魔神転生2においては最初に作成できるレベルの魔神であり、安定した能力を頼みにできるユニットになり得るだろう。真シリーズでの登場も待たれる。(willseek)実は既に真・女神転生シリーズには登場している。メガCD版のみの追加悪魔であるが。(HAZE)

フレイア〔ふれいあ〕 悪魔
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ヴァナディース(ヴァン神族の女神)とも呼ばれる北欧神話の愛と美の女神。海神ニョルズの娘で豊穣神フレイの妹。兄と同じく豊穣を司り、その恵みを分け与える意味から性的に非常に奔放とされる。…今だと淫乱呼ばわりされてしまうんだろうなぁ。魔女として呪術セイズを司り、また戦いにも関わり戦場の戦死者の魂の半分をオーディンと分け合うとされる。金曜日Fridayの名称はフレイアに由来し、フレイ及びフレイアに捧げられた実りの日である。陽光の神オードが夫らしいけど家出状態。伝承によっては再会してアースガルズに戻り、陽光が戻る春の到来説話になったという話もあるらしいが。彼女に付き合う相手はしんどそうではある。真2・if...に回復・補助魔法を得意とする女神として登場した。サバトマが結構便利。綺麗どころの仲魔の一つとも言えるだろう。(willseek)彼女は猫の引く戦車に乗って戦場に駆けつけるとされる。ヨーロッパのキリスト教世界でみられる、黒猫は悪魔や魔女の化身だという言い伝えは、猫というものが「異教の」女神フレイアと深い関係にあることから生まれたのだとか。…猫戦車といってもかわいくはないんだろうなあ。(Sakanon)

フレイ・ソード〔ふれいそーど〕
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ソウルハッカーズ登場の男性用剣。ラスダンレベルの悪魔のドロップアイテムであり、それに見合う攻撃力を誇る。神話でフレイの決戦相手であった魔王スルトや地霊ムスッペルが落とす事があるのが皮肉だ。北欧神話の豊穣神、フレイが所持していたとされる魔法剣に由来する。正しい者が持てばひとりでに戦い、敵を打ち倒すという。この剣は正式名称不明であり、「勝利の剣」と呼ばれる事もあるがこれは近代にスウェーデンの作家が名付けたものである。フレイは巨人族の美女ゲルズと結ばれる為に従者のスキールニルにこの剣を与えてしまい、ラグナロクでは鹿の角の棍棒を武器にスルトと戦った末、敗れたのであった。(willseek)

フレイタニエル〔ふれいたにえる〕
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フレイタニエルfreiturnier(英直訳でfree tournament、カナ表記は「フライトゥルニエ」の方が発音的により近い)は中世騎士の馬上試合(トーナメント)における一形式の独語名で、障壁を用いない試合形式を指す。種目としては様々な武器を用いる一騎打ち「ジョスト」を指し、特にランスを用いた一騎打ち「チルト」と区別して使われる言葉となる。防具の名とされたのはその競技用の全身鎧を指しての事だろうが、文字数制限の為とはいえこの名称はトーナメント・アーマーを略して「トーナメント」と呼ぶ様なものだ。日本語資料におけるフレイタニエルは、トーナメントで用いられる全身鎧トーナメント・アーマーの一種(の胴部分や腕部分)として紹介されているらしい。トーナメント用の鎧は主にプレートアーマーを基礎とし、競技者の安全の為に防御力を追求した設計がされている。この種の鎧は非常に重量がかさみ、可動範囲も狭く身に付けた時の動作は非常に制限されるので、実戦に用いる様には出来ていない。トーナメントの種目の内、特にチルトで用いられる全身鎧チルト・アーマーが兜から胴部分・肩当てにかけてを一体化して堅牢さを高めているのに対し、日本語資料ではフレイタニエルはそうなっておらず動作の自由度が確保されており、篭手と一体化した盾「タージェ」が肘部分に設けられているという。ペル2罪より、男性用防具。同じく足防具「チルトレッグ」はチルトアーマーの脚部分を指すのだろうが、チルトにおいて下半身の防御は特に重視されず、通常のプレートアーマーのものとの大きな違いも無い筈。(ICBT)

フレイミーズ〔ふれいみーず〕 悪魔
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古代ギリシャのエンペドクレスやアリストテレスに発祥し後にパラケルススにまで継承された、物質が火・水・地・空気(風)の四元素から成るとする四大説の内、火を構成するエナジー。四元素のパワーバランスの変化により集合離散が繰り返され物質は変化するが、この内火の力は熱と光を生命力として植物の種子に宿らせ、天界に至る方向である上方に燃え、生物の情熱や愛情を司る。人の内に宿るものはその人の心が至高の愛や神への敬虔に至ると共に救済され、後に天に受け入れられるともされる。真1から登場している精霊。サラマンダーより実体化が弱く、炎の塊が半ば人の上半身の形で空中に燃え上がったような姿をしている。ファミコン版ではスライムの一種とされていた。火炎系魔法を若干使えるが、精霊合体で仲魔をパワーアップさせる方により役立つ。真3ではエナジーの溢れるアマラ経絡に数多く出現する。(willseek)

フレスベルグ〔ふれすべるぐ〕 悪魔
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北欧神話に登場する巨人族の末裔である大鷲。 死者の魂を運ぶので「死者を飲み込む者」を意味する名を持っている。その巨体で起こす羽ばたきは世界に風をもたらす。世界樹イグドラシルの頂上にとまっていつも下界を見下ろしており、その為地上の物事に非常に詳しいという。イグドラシルの根元に巣食っている邪龍ニーズホッグ(怒りに燃えてうずくまる者)とは敵対しており、死者の魂の配分を巡って争い続けている。また双方の間をラタトスクという名のリスが走り回っては争いを煽っているのだという。「ギュルヴィたぶらかし」に登場する鷹ヴェズルフェルニルを眉間にとまらせた、名称不明の「鷲」をフレスベルグと見る向きはあるが、雄鶏ヴィゾフニルと同一視されるという話の出典は定かではない。真シリーズ全作に登場している最上位クラスの凶鳥または妖獣。氷結系攻撃と羽ばたきが脅威だ。その翼の内側に苦しむ死者の顔が浮き上がっている。銃撃か火炎攻撃がないと敵対するのは危険だろう。(willseek)ヴィゾフニルという鶏と同一視される。ニーズホッグとラタトスクとは仲悪いお友達である。真3では、耐性や覚えるスキルがそれなりに優秀であり、地味に活躍できる仲魔である。(実用性はともかくとして)魔法4属性反射も夢ではない。ホルスのようなまぶしさは無いので安心して使うことができる。(テラダイン)

フロストナイフ〔ふろすとないふ〕
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RONDE、アタックナイフにジャックフロストを封印する事で作成される剣系武器。武器自体は氷結系とは無縁の性能。スウェーデンのナイフメーカー・フロスト社製のナイフと思われる。社名のフロストは社長の名であり、工房のある製造地名からモラ・ナイフとも呼ばれる。ハイカーボンに合金のコーティングを施した二層構造により、折れ難さとシャープさを兼ね備えた刀身がウリとされる。(ICBT)

フロストファイブ〔ふろすとふぁいぶ〕 悪魔
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ソウルハッカーズでパラダイムXの王国屋悪魔トレードでドクタースリルの依頼を酔狂にこなしてもらえるフロスト5体を集めると誕生するフロスト戦隊。戦士達の名はいちご、Bハワイ(ブルーハワイ)、レモン、メロン、ミルきん(ミルク金時)の5人。自分はいちごシロップが好みで…いやいや。業魔殿に連れて行くとヴィクトルが「おまえらがその力と心を1つに合わせることができれば、その身も1つになるであろう…」とのたまい、フロスト達は「いちご!Bハワイ!レモン!メロン!ミルきん!5体そろって、フロストファ〜イブ!!」と合体する。その戦闘力は物理・魔法攻撃はほぼ全て反射し、氷結・破魔・回復魔法を使いこなす。しかし万能系攻撃は効いてしまうので、HP55では一撃くらえばアウトである。御魂合体も不可能である。強いんだか弱いんだか。王国屋でもらえるフロスト戦士達はドクタースリルが合体秘術を尽くして作り上げたレアものフロスト達である。その材料は栃木産最高級苺、北海道産最高級小豆、最高級マスクメロン(一万五千円也)、と大層こだわっているらしい。…強い訳でもないんですがね。(willseek)

フロストブーツ〔ふろすとぶーつ〕 道具
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NINE、妖精ジャックフロスト専用プラグイン、速さ・運・火炎耐性が向上しスキル「疾駆」を得られる。ペル2罪では同悪魔のレアドロップである足防具「ヒーホーブーツ」となる。ifでもKフロストシリーズ装備の内、足部位が「Kフロストブーツ」であった。尚、ハッカーズの「おかしの長ぐつ」(該当項目参照)は一般的にはクリスマスブーツやサンタブーツと呼ばれるもので、同悪魔の魔晶変化品となったのは冬やブーツといったイメージの一致からだろう。ジャック・オ・フロストの解説として語られる特徴の一つに「ブーツを履いている」というものがある。フロストが雪の上を足跡も付けずに駆け回り、冬のよく冷えた日には家々の窓に霜を張って回るイメージがゲーム中の効果の由来か。(ICBT)

フロッグヘルム〔ふろっぐへるむ〕
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真2が初出の兜。おそらく十五世紀の馬上槍試合用の「カエル口兜」のことであると思われる。「名は体を表す」でカエルの顔によく似ている。ちょうどカエルの口にあたるスリットから前を見る格好になる。前傾姿勢での使用が前提なので直立姿勢では斜め上空しか見えないという。 (アレイ)

フンババ〔ふんばば〕 悪魔
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その姿は前足が獅子、禿鷹の爪、角のような硬い鱗で全身を覆い、頭には野牛の角を生やし、尾と男根の先端は蛇の頭で一つ目という姿をしています。 体も非常に巨大で、フンババが倒れると21キロにもわたって森の木々がざわめくほどだったといいます。 また、目は、見た者を石にしてしまう能力を持っており、更にその叫び声で洪水を起こし、口からは炎と毒、ペスト(病気)を吐きます。古代バビロニアの『ギルガメッシュ叙事詩』に登場した怪物。フンババは神の森を守っていました。ある時、この森にある杉の木を切り倒し、天下に名をはせようと訪れた英雄ギルガメッシュと、親友エンキドゥにより倒されてしまいます。エンキドゥが1本の杉の木を斧で切り倒したとき、「わしの森に入り込んで、わしの杉の木を切ったのは何者だ」と、怒りの声を鳴り響かせフンババが現れました。 彼らは悪戦苦闘の末、天の神シャマシュの加護により、「大いなる風、北風、南風、つむじ風、嵐の風、凍てつく風、怒涛の風、熱風」の八つの風がフンババに対して巻き起こり、その目を閉じさせられ動きを封じられたフンババは降参しました。登場したのは真・女神転生デビルチルドレンシリーズ。 ただし、黒、赤、白の三つの書では額に一角が生えて手が無いワイバーンの様な姿。 光、闇、炎、氷の四つの書では片方の角が折れて赤い単眼の獣の姿と二種ある。(クク・ルギ)フンババは降伏し命乞いまでしたが、ギルガメシュらは容赦なく命を奪ったとニネヴェ出土の粘土板にはっきり記述されている。ギルガメシュはフンババの首を金桶に納め、ウルクに凱旋したという。…が、自然を蹂躙したしっぺ返しは後々訪れるのである。(willseek)

ブーシャヤンスタ〔ぶーしゃやんすた〕 悪魔
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ゾロアスター教にて、人々に眠りと怠惰をもたらすと言われる魔女。長い手足を持つと伝えられる事から、蜘蛛の姿で描かれる事もある。「if...」のアキラ編に登場したボスである。実は「プーシャヤンスタ」ではないか、という声も無きにしも非ずである。が世界中の様々な神々を様々な解釈をした様々な文献から引用しているメガテンシリーズおいてそんな事言ってたらキリが無いので細かい突っ込みは無し…の筈だが同作品に登場する妖獣アオパシャがハザマ編において「アパオシャ」になってたのを見るとやっぱり誤植だったのかなあ、とも思う。タペトの街の住人を全員眠らせ、街の機能を完全に停止させているさまは初代「女神転生」のメデューサを髣髴とさせる。強さの方はというと一つ前のボスのアオパシャのHPが980なのに対してその5倍の5050。何とオオツキ先生モビルスーツ形態より高い。デカジャ、ラクンダ、タルンダと多彩な補助魔法で脇をガッチリと固め、ドロップボイスでこちらのパーティを眠らせた後にメガトンプレスで録に装備も揃ってない主人公及びアキラに即死級のダメージを与えてくる。まあ平たく言うと「ムチャクチャ強い」という事だ。破壊神アレス辺りでも連れて行かないと勝利は難しい。こいつのせいで進行が止まってしまったプレイヤーもそれなりにいるのでは無いだろうか。(aba)Bushyanstaでブーシュヤンスターという読みはありらしい。日本語発音ではズレも生じるものである。ゾロアスター教では早起きの者(要は真面目な者)は天国に行く事になっており、それを邪魔する事こそ悪魔たる彼女の使命なのだ。(willseek)

ブエル〔ぶえる〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の1柱で、50の軍団を率いる地獄の総裁。太陽が人馬宮の方角にある時に召喚できるとされ、ヒトデの様な姿、または銀色に光輝く肌のケンタウロスの姿、あるいは車輪のように放射状で5本のヤギか馬の足を持った獅子頭の姿で現れるが、人の姿をとる事は無いとされる。美徳・教訓・薬草学・語学・哲学・論理学に精通し、望めばその知識を授けてくれる。特に薬草学と治癒能力に優れ、触れるだけであらゆる病や怪我を完治させる事が出来るともいう。精神医療にも優れ、あらゆる人間、特に男性の悲しみや苦しみを解き放ち、安らぎと自信を与えるカウンセラー悪魔だ。if...に堕天使として登場した。悪魔の頭部に車輪状に有蹄類の足を5本生やしている姿だ。伝承を反映して回復・補助系魔法を数多く持つが、堕天使としては珍しい。(willseek)

ブッカブー〔ぶっかぶー〕 悪魔
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イギリスのコーンウォール地方に伝わる豊饒の地霊。崇める者には恵みを与え、崇めない者には冷気を扱い作物を凶作に見舞わせる。夜歩きする子供を食べる化け物としても言い伝えられる。真1に登場する序盤のラクカジャ使い。しかし体力が低くボス戦での活躍は難しいかもしれない。(ARL)ファミコン版2にも地霊で登場。両作品とも、伝承通りブフ系呪文を唱える。(HAZE)

ブッチャー〔ぶっちゃー〕 悪魔
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「屠殺人」を意味する名のメシア教徒。畜産用デモノイド達を管理し、必要に応じて屠殺・解体までを行う。持っているギロチンアクスで大型のデモノイドの処理まで手がけるのである。真2に登場したメシアンの一者。ファクトリーや発掘現場などに出現する。ビジュアルデザインのモデルは過去の某有名プロレスラーであり、特技「地獄突き」もちゃんと持っている。序盤レベルの相手であり、本来非戦闘員なのでさほどの脅威ではない。(willseek)

ブネ〔ぶね〕 悪魔
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ソロモン72悪魔の一つ。 人間、グリフォン、犬の3つの首を持ったドラゴンの姿で現れます。 甲高い声で話し、愛想が良いとされています。 また3つの首は犬、グリフォン、ドラゴンとする説も有ります。 墓地より死者を動かし、悪魔を墓場に集めます。 死霊術に長けており、死の呪文を支配しています。 術者に富をもたらし知恵を授け、雄弁にします。 龍公という爵位を持つ。登場したのは携帯アプリ「真・女神転生競丱肇襯灰蹈轡▲燹廚任△襦 ペクヨンやセイリュウを赤くした姿で種族は妖魔。 「真・女神転生デビルチルドレン炎の書・氷の書」にも登場し氷の使徒に仕える白銀のドラゴンとし登場している。(シシン)

ブフ〔ぶふ〕 魔法
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[BUFU]
猛烈な冷気で敵を凍らせてしまう魔法。冷気に弱い敵に効果が大きい。四大攻撃魔法の中で最も威力は弱いが、追加効果で敵をFREEZにしてしまうのは大きい。逆に敵がこの魔法を連発すると、結構危険な状態に陥ってしまう。(ARL)真3、ストレンジジャーニーでは相手を凍らせると、全属性の耐性が「普通」になる。このため、ストレンジジャーニーでのアラハバキ(破魔・万能・氷結以外無効 氷結弱点)を狩る(高額の換金アイテムを持つため)為にマハブフダインは欠かせない(HAZE)

ブラーク〔ぶらーく〕 悪魔
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イスラムの聖なる幻想動物。アラビア語発音ではボラクであり、稲妻を意味する名である。冠を着けた人間女性の頭部、馬または牛の身体、孔雀の尾を持ち、背中に翼がある場合もある。印象としては女顔の人面馬(牛)だ。預言者ムハンマドは天国や地獄の有り様を見せられた一晩、この動物に乗せられたとされる。見える範囲はあらゆる距離をひと跳びで駆け、天国や地獄を巡って戻って来たのは棚から花瓶が落ちる一瞬の出来事であったという。ソウルハッカーズに登場した聖獣。瞬間天国地獄巡りのエピソードからか、タイムマシンモチーフを混ぜたメカっぽいデザインになっている。序盤向け仲魔なので特筆すべき能力はリフトマ位だが、ソウルハッカーズのシステムが許せば本来はトラポートやトラエスト等も使えていたであろうと想像される。(willseek)

ブラウニー〔ぶらうにー〕 悪魔
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スコットランドの妖精。ホビットとも呼ばれる。1メートルほどの身長しかない小人で、褐色の姿をしているという。存在自体はコボルトに近く、コボルトがどちらかと言うと鉱山の妖精であるのに対し、ブラウニーは家の精である色が強い。デビルサマナーデビルコレクションにおいてブラウニーに対する逸話が記述されていたのでその話を少々。「森で迷子になったお姫様はブラウニーに助けられ、そのお礼に彼の姿をかたどった”お菓子のブラウニー”を贈ると大変喜ばれ、そのお返しに鉱脈の在処を教えて貰った」ということらしい。この話からはブラウニーがお菓子好きで、コボルトとともに鉱山の精であることが伺える。真1で登場。もっとも弱い地霊であるが、仲魔にしておくと序盤の合体要員として役に立つ。(ARL)

ブラスターガン〔ぶらすたーがん〕
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真2より。センターのアーセナルで開発中の兵器の一つであったが、悪魔の侵入に乗じストーカーに強奪される。その後魔界ティフェレトにてB&Sの景品となっていたり、金剛神界・旧都庁の宝箱にて入手出来る。又、SJでは拳銃型の「ブラスターP」が登場、火炎攻撃を行う事から熱線銃である模様。主に海外SF作品に登場する架空の銃器分類で、「ブレードランナー」や「スターウォーズ」のものが有名。通例は「ガン」を付けずに「ブラスター」とのみ呼称する。架空の兵器である為に原理や構造は各作品毎に異なるが、実体の弾丸ではなく光線やプラズマといったエネルギー体を発射する兵器として描かれる事は共通している。日本国内では「レイガン=光線銃」に対して「ブラスター=熱線銃」と区別される事があるが、これは漫画「コブラ」での分類であり、全てのフィクション作品で通用する訳ではない。これらは実際には明確な区別などは存在せず、各作中で指向性エネルギー兵器をどのように呼称するかの問題でしかない。先述の「コブラ」の例の様に、これら両者が共に登場する場合のみに作品独自の区別が付けられるといった具合である。日本発の作品ではレイやブラスターといった広い表現よりも、レーザーやビーム・プラズマといったより狭い表現が好まれる傾向がある様だ。ビームの場合は「荷電粒子ビーム」の様により狭めた表現がされる事も。(ICBT)

ブラックウィドウ〔ぶらっくうぃどう〕 悪魔
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「黒衣の未亡人」、つまり喪服に身を包んだ女性の意。同名の有名な毒蜘蛛がおり、そこから黒い蜘蛛女の魔物のイメージが出来上がった。糸で巣を張り獲物(特に男)を誘い込んで喰らい尽くす。これは日本の妖怪女郎蜘蛛に似た生態とも言えるだろう。危険なイメージから夜間戦闘機や悪女の名等にも使われている。真2・if...に登場した妖獣である。なかなかに妖艶な容姿で、麻痺針や糸でBIND状態にする巻きつきがやっかいである。容姿にだまされず早めに倒してしまおう。(willseek)

ブラックウーズ〔ぶらっくうーず〕 悪魔
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スライム系の魔物の中でも強力な黒色タイプ。名前のウーズは粘液状のものがじくじく滲み流れる様を表す英語である。粘液状なだけに通常攻撃が効きにくい事が多い。ファミコン版シリーズを発売したナムコゲーム「イシターの復活」に同名のモンスターが登場していた。真1が初登場の外道。強力な悪魔の実体化し損なった姿だろうか。スライムよりもはるかに体力があり、物理攻撃では倒しにくいだろう。毒や混乱などの状態異常攻撃を持っている事も多い。(willseek)

ブラックオルロフ〔ぶらっくおるろふ〕 道具
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NINEに登場する宝石。本作における宝石は主人公専用の装備品であり、その内これはキーパーツと呼ばれる特殊な宝石の一つ。キーパーツとは入手後自動的に装備される換装不可の固定装備で、実質はイベント扱いの強制レベルアップと同義である。このアイテムは最終ボス撃破時に入手できるが、そこでゲームはエンディングとなる為に使用する事は不可能。NINEオンライン版で使用する予定だったのだろうが、そのオンライン版が世に出る事は無かった為に無意味な物となってしまった。ブラックダイヤの中でも世界的に有名な一つ。同じくオルロフの名が付くダイヤモンド「オルロフのダイヤ」と混同されがちだが別物である。所有者であったロシア王女オルロフ(Nadia Vyegin Orlovとも、ナジェージダ・ペトロヴナ・オルロフとも)の名から命名され、ロシア革命の際、逃走資金を得る為に彼女が売却し、それが欧米市場に現れた。別名を「ブラフマーの眼」といい、元はインドの寺院のブラフマー神像の眼に嵌められていたが、それを盗み出したといわれる。その時に寺院の僧侶から呪いをかけられ、先述のオルロフ王女を含む少なくとも三人の所有者が変死した、呪われた宝石として知られる。元は195カラットだったが呪いから逃れる為に3つに分割され、その内の最大の一つ、クッションシェープの67.5カラットのものが現在この名で呼ばれる。しかしこの逸話の内、呪いに関しては事実無根である模様。これを取り扱う予定だった宝石商の一人が飛び降り自殺したというのは確かだが、それ以外の者が変死したという事実は無い事が確認されている。又、インドの寺院から盗まれたというが、インドで黒は一種のタブーであり、果たしてダイヤであっても黒色の物を神像の一部に使うのか、という疑問がある。尚、インドは18世紀までは唯一のダイヤモンド産出国で、世界的に有名なダイヤの幾つかは実際にインドからの盗品であり、そしてそれらには先述の呪いと類似した逸話がもれなく付加されている事を併記しておく。この宝石の近年の行方は、しばしばアメリカのオークションに出品されており、現在はペンシルバニア州のディーラーが所有、2005年にはロンドン自然史博物館で公開展示された。(ICBT)

ブラックマリア〔ぶらっくまりあ〕 悪魔
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ヨーロッパやラテン系諸国のキリスト教会の一部にその存在が認められる黒い(または褐色肌)の聖母マリア像。マグダラのマリアだとする意見もあるが、中東やヨーロッパ、中米の古い地母神に由来するとする見方が有力である。元になったと考えられる女神の候補としてはエジプトのイシス、ローマのディアナ、小アジアのアルテミス(ギリシャのものとは異なる)など多岐に渡る。デビルサマナーでは地母神、ソウルハッカーズでは威霊として登場した。戦力として特筆できるのはサマリカーム持ちな事位か。デザインはアルフォンス・ミュシャのポスター画「メディア」に着想を得ていると思われる。黒くてもやはりキリスト教の聖母ではあるので、造魔合体でジャンヌ・ダルクを呼び出す要になる。(willseek)黒い聖母はアフリカや南北アメリカのキリスト教化した国々にて、特に黒人層による信仰を受けている様だ。尚「黒い聖母」は英語圏ではBlack MadonnaやBlack Virginの名で知られる。このMadonnaは聖母マリアの異称の一つ「我が淑女」のイタリア語形で、日本では余り用いられないが英語圏ではそのまま聖母を指す名の一つとなっている。Black Mariaという名が黒い聖母の意味で用いられる事は余りないらしく、この名は囚人護送車の俗称やトランプゲーム「ハーツ」の別名として使われる。(ICBT)

ブラックライダー〔ぶらっくらいだー〕 悪魔
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ヨハネの黙示録の4騎士の1騎。黒い馬に乗り、手に食料を制限するための天秤を持つ。地上に大飢饉を引き起こし、経済も狂わせる役割を担っているとされる。マニアクスに登場。知恵のメノラーを持つ。レッドライダーを倒し、オベリスクをクリアした後にシンジュク衛生病院分院B204号室に出現。4騎士の中でも分かりずらいところに出現。その台詞からも、性格がとりわけクールな印象である。固有スキルは「ソウルバランス」で、魔力属性で攻撃して敵のHPを半減し、さらに魔封にするという厄介な技を持ち、「絶対零度」や「メギドラ」「メギドラオン」も使ってくる。しかし、「デカジャ」も「デクンダ」も持っていないため、上手くいけば前の2騎(ホワイトとレッド)よりも楽に倒せるだろう。仲魔にすると、「ソウルバランス」は時に非常に役立ってくれる。雑魚を文字通り黙らせるのにピカイチだが、ぜひ終盤のボスであるヨスガのトールに使ってみてほしい。また、「我が渇き…いかなる血にても 潤うことなし……」という台詞の通りに、「吸魔」を覚えるが、どうせなら「吸血」にしてほしかったものである(だいそうじょうの「瞑想」と被るが)。(テラダイン)

ブラッドスチール〔ぶらっどすちーる〕 特殊攻撃
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呪文を唱える。喰らうと呪われる場合がある。そうでなくともダメージは喰らう。これまた漠然とした技である。一体どういう呪文を唱えているのであろう?やはり相手の血を汚すようなものなのだろうか?と、そう考えたら急に恐ろしい技に思えてくるのであった。(ARL)bloodsteal「血を盗む」の意味、つまり吸血の事で、真2以後はそのまま「吸血」の名となった(「吸血」の項目も参照)。真1ではBATやVAMPといった状態異常がまだ登場していない為、この特技の付加効果にはCURSE状態が充てられている。使用メッセージが「〜は呪文を唱えた」となっているが、これは噛み付いて行う直接的・物理的な吸血行為ではなく、D&Dに登場する魔法「生命強奪(Steal life)」、及びそこから発した和製ゲームに登場する魔法「ライフスティール」等のイメージからの魔術的な吸血行為を表わす意図なのだろう。TCG版のヴァンパイアの攻撃手段に「ライフスティール」がある事からもそれが推察出来る。(ICBT)

ブラフマー〔ぶらふまー〕 悪魔
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その起源はバラモン教で宇宙の根本的な真理を指す言葉である「ブラフマン」を人格神として崇拝したのが始まりである。かくして人格神としてのブラフマーは宇宙を創造した最高神として崇拝された訳だ。ヒンドゥ教において「創造」を司る最高神である。最初にこのブラフマーが宇宙を創造し、次にヴィシュヌがその宇宙の秩序を維持し、最後にシヴァが壊す。そしてまたブラフマーは宇宙を創造するのである。ヴィシュヌ、シヴァをはじめとしたヒンドゥの神々は様々な逸話が残っており、それが現在でのヒンドゥ教の神話の人気ぶりの主な要因となっているのだが、このブラフマーにはその手のエピソードが殆ど無い。それと言うのも前述の通りブラフマーのルーツが「万物の真理」という極めて曖昧な概念に由来しているのが大きな理由であろう。かつての最高神も現在での知名度は3柱神の中でも抜きん出て最低である。仏教では「梵天」である。ここでも宇宙を創造した最高神という扱いで、帝釈天(インドラ)とセットで仏教の護法神として崇拝されている。…が、やはり人気は帝釈天にかなり劣る。理由はヒンドゥでのそれと大体同じである。多神教では偉くても親しみの無い神様ってのは全然モテないのね…。「DDS2」ではちゃっかりヴィシュヌ・シヴァとセットで魔神としてデビューしていたりする。でもレベルは最低で実用度もこれまた最低…だが「ペルソナ2」では「法皇」の中でも最高ランクのペルソナである。実用性も素晴らしいが、グラフィックが使いまわしというのはどうにかならなかったのか。あと一人称「朕」は無いでしょ。(aba)仏教説話において、釈迦は悟りを開いた後その悟りの内容の深遠さに誰も理解できないであろうとためらい不説に傾いていたが、その悟りを広めるべきだと勧めた者こそが梵天とされ、これを梵天勧請(ぼんてんかんじょう)と呼ぶ。この説得がなければ世界三大宗教の一つは存在しなかったとも考えられるのだ。アバタールチューナー2では元の根源的創造原理に近いイメージでブラフマンとして堂々登場を果たした。シヴァに斬り落とされる前にそうあったという5つの頭を具えている芸の細かさである。どこかではトーテムポールとか機関車トー○スとか言われてるらしいが。登場シーンでは脳が象徴的なモチーフとして使われており、神の存在や想いは人間の思索と切っても切れないという事なのかも知れない。生も死も、快も不快も、体内酵素も病原菌も、認識され善悪の概念分けをされるまではただ世界に存在する構成要素である。苦行を経れば世に災いをもたらすアスラやラクシャーサであろうと恩恵を与えるブラフマーのスタンスはそうした世界全体の包摂性を象徴しているようだ。…自然と物語では裏方になりやすいですわな。(willseek)DDSATシリーズを締めくくるラスボスとして登場。トリ○アの泉や機関車トー○スを思い出させる、以外に親しみやすい(?)ラスボスである。戦闘BGMや「自分と戦え」という言葉の表現、頭にある真3のターミナル(アマラ輪転鼓)、倒した後のEDと、怒涛の演出で締めくくってくれる。奥が深いラスボスである。(テラダイン)DDSAT2のブラフマンの備える五つの相に関して、神話のブラフマーの話以外に興味深い例がある。シヴァの数ある相の一つに「パンチャーナナ(五つの顔をもつもの)」というものがある。この神は文字通り五つの顔を備えた姿をしていて、それぞれの顔が世界を構成する“火、水、風、地、空”や“天頂、東、西、南、北”という五つの要素・方角を象徴している。またシヴァ神の五つの神格を表しているともいわれ、“全ての創造”に始まって“世界の維持”、“一意専注”、“輪廻の暗黒”、最後に“解脱への過程”を意味するという。以上のパンチャーナナの五顔が象徴するものは、DDSATブラフマンの五つの相やその戦いを通してセラフ達に問いかけ、見せようとしたものと無関係ではないように思える。(HUM)

ブラフマーストラ〔ぶらふまーすとら〕
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真2・if...における最強クラスの銃で、クロスボウのようなビジュアル。合体で作成できる。材料の剣は二作で異なるが、シヴァを合体させるのは共通している。元来はインド叙事詩マハーバーラタで言及される超兵器で、広範囲を焦土に変える威力らしい。名の意味は「ブラフマーの神威のごとき飛び道具」といったところ。トンデモ説では古代の核兵器だともされる。ラーマーヤナでも同様の効果の超兵器の描写があり、近年の作品においてブラフマーストラは英雄ラーマ専用の強力全体攻撃技として登場している。(willseek)元の伝承におけるブラフマーストラは「矢」だとされるが、このゲーム中で「銃」として登場するのは「装填されたあらゆる弾丸をブラフマーストラと化して放つ超兵器」とでも解釈すればよいのか。確かに原典では周囲に存在する普遍的な物にマントラを吹き込む事で神々の矢と化す描写が存在するが。デビサマの英字表記は「BRAHMA-SUTRA」、アバチュ2のUS版名も「Brahma Sutra」の綴りとなっているが、これでは意味が「ブラフマーの教典」であり、誤りだと考えられる。スートラsutra(教典)ではなくアストラastra(飛び道具・矢)が正しく、「ブラフマー・アストラ」を繋げた読みが「ブラフマーストラ(Brahmastra)」である。一応、教典としての「ブラフマ・スートラ」も存在し、インド哲学の一派・ヴェーダーンタ学派の開祖ヴァーダラーヤナが著した同学派の根本聖典の名であり、学派名から別名ヴェーダーンタ・スートラとも。その内容は梵我一如の追求、つまりブラフマンとアートマの一致を目指す事から、アバチュ2では本当にこちらを指しているのかも知れない。創世神ブラフマーが世界を創造する際、創造された世界における法と真理の維持を目的とし、この2つを乱す敵が現れた時にはその者が滅ぼされるよう、ブラフマーが瞑想によって創造した武器とされる。対象を具体的に決定しなければならないが、その威力は対象としたものを例外なく完全に破壊するという。この矢を放つ事が出来るのは一度の生涯において一回限りであり、他の神々の矢を相殺しその効果を打ち消すとも。製作者であるブラフマー自身がこれを用いたという逸話は確認出来ないが、ラーマーヤナやマハーバーラタにおいて人間が扱える中では最高の武器の一つとして、超一流の戦士達がこの武器を用いる様が描かれる。解説はこの武器と同種といえる神々の矢である「アグネヤストラ」や「ヴァーヤヴィヤ」の項も参照せよ。マハーバーラタにおけるアルジュナの宿敵・カルナはパラシュラーマに師事する事でこの武器を扱う為のマントラを修得するが、身分を偽っていた事が露見し、必要となる場面でこのマントラを忘却する呪いをかけられる。そしてその呪いによりアルジュナとの決戦でブラフマーストラを使う事が出来ずに敗北する。又、同じくマハーバーラタにおいてアルジュナは、最後の敵将アシュヴァッターマが放った最後の一撃を相殺する為にこの武器を使った。しかし両者の武器の衝突が世界を崩壊させる程の余波を生み出す事から、神々や聖仙達の介入によってアルジュナは相殺が完了する前にこの武器を引き戻したが、アシュヴァッターマは武器を引き戻す方法を修得していなかった為に攻撃の対象を変更する方法を取った。ラーマーヤナではラーマの弟ラクシュマナが羅刹の将にてラーヴァナの息子の一人アティカーヤを倒す際に用いる。アティカーヤは苦行を積みブラフマー神によりあらゆる攻撃を防ぐ鎧を与えられたが、この矢はそれすらも撃ち抜いた。又、隠行の術によって不可視の攻撃を仕掛けるインドラジットに対し、この武器を用いて羅刹軍諸共皆殺しにする事をラクシュマナがラーマに進言している。その他、インドラジットがラクシュマナとの最終決戦にて、温存していた最強の武器であるこの矢を含む三大神の力を宿す3本の矢を同時に放つが、その内の1本であるヴィシュヌの力を宿す矢・ヴァイシュナーヴァーストラがラクシュマナへの命中を拒否し、命中する前に他の2本の矢と共に消滅している。そしてラーマーヤナにてラーマがラーヴァナを討つ際に、神弓サルンガと共に用いる。その時の描写は、この武器は天地のあらゆる元素から成り、矢羽には風、鏃には太陽と火、矢軸には天空が宿るとされる。これらの表現は神々の名でもある為、矢羽はヴァーユ、鏃はスーリヤとアグニ、矢軸はディヤウス、それぞれの神そのものが宿るとも解釈出来る。この矢が番えられるとそれは轟々と鳴り響いて自ら光を放ち、そこから発される重圧は須弥山とマンダラ山の二山を併せたかの如きもので、この時万物は恐怖にとらわれ大地すらも震撼したという。又、これとは別に「ブラフマシラーストラ(ブラフマーの首の矢)」と呼ばれる武器もあり、その似た名称からしばしば混同されている。この武器は前述のアシュヴァッターマが最後の一撃において使用した他、ラーマが聖仙より与えられた幾多の神々の武器の中の一つにその名がある。この武器も相手を確実に死に至らしめる強力なものである様だ。(ICBT)

ブリガンダイン〔ぶりがんだいん〕
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ソウルハッカーズでショップで購入できる男性用胴体防具では上位のもの。プレートアーマー登場以前に用いられた鎧でコート・オブ・プレートとも呼ばれ、メインの鎧の上から着込み、弱点を補強する為の板金製胴衣であった。重さは8〜10キログラムもあったという。プレートアーマーの登場と共にその使命を終えたと思われたが、ブリガンダインはその後も外見を奇抜で装飾的に装う為の外套のように用いられた。PS版ではカジノ景品にワールドアーマーが増え、そのあおりでかなくなってしまった。(willseek)

ブリジット〔ぶりじっと〕 悪魔
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ブリギット、ブリーイッドとも。イギリスからスペインの一部、フランスまで広く信仰された三相一体の女神。医術、農業、詩、知識教養、出産、工芸、鍛冶、火と多くのものを司る。特に火の女神として魔法の火鉢を持つ姿で描かれる事がある。ケルト圏では他の女神にも見られるように戦い(briga)の守護女神でもあり、ブリジットの加護を受けた戦士達はbrigands(ブリガンズ)と呼ばれていた。ブリジットを祀る神殿には男子禁制で神官が女性のみのものがあり、ブリジット崇拝においては女性優位であった。神殿には女神を象徴する聖なる火が絶やさず灯されていたとされる。後にキリスト教会は民衆の信仰篤く根絶しきれないこの女神を聖女として取り込んだ。デビルサマナー、及びペルソナシリーズに登場した女神。ペルソナシリーズでは地母神的性格を重視した種族分類に配している。金属製の篭手で覆った手でもう片方の手の火鉢から炎をかき出す姿が優美だ。デビルサマナーでは忠誠度を上げてやってから回復役として活躍が期待できる。(willseek)

ブリューナク〔ぶりゅーなく〕
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ケルト神話における光明神ルーの神槍。巨人族の長バロールとの戦いで、ケルトの神ヌアザを飲み込んだクロウクルーワッハをこの槍で仕留めた。ブレスの陰謀(クラウソナス参照)で城を追放されたヌアザは、ルーの勧めで医の神の息子ミァハに会い、先の戦争で失った腕を元通りにしてもらう。そしてそれをきっかけにブレス王との戦争を始め、結果、自分がブレスに代わり王に就くのであった。しかしブレスはブレスで今度は巨人族と手を組み再びケルトを攻撃、たちまち支配し、恨みとばかりに圧制を敷くのであった。騎士として成長を遂げたルーは、圧制に苦しむ元王ヌアザと、ヌアザの元へ重い税金を取り立てに来た兵を見て怒り、その兵を迷わず叩き斬るのである。その事実を知った巨人族の長バロールは怒り、ルー率いるケルト軍との抗争が再度始まったのであった。ゲームでは女性専用の武器。真1ではかなり抑えめの威力であるが、真2によってある程度の名誉回復はしている。(ARL)その切っ先は5つの光線となり一度に複数の敵を攻撃できたと言う。また光線はルーが望めば自動で敵を追尾し貫く事ができた。この光の槍を振るう姿から、ルーは「ルー・ラヴァーダ(長腕のルー)」と呼ばれたのだ。(キ○ヤシ風に)つまり、ブリューナクはビームジャベリンだったんだよ!(willseek)名称は新紀元社のゲルマン・ケルト神話解説書「虚空の神々」で現れた本書独自の説であるが、この名はムアコックのファンタジー小説「永遠の戦士」シリーズ内「紅衣の公子コルム」シリーズに登場する武器「ブリオナクの槍」から採られた可能性がある。この小説作中用語が実在の神話伝承解説書に引用された原因としては、コルムシリーズはケルト神話の影響が色濃く、名称もそこから直接引用したものが多い事から、本作を実在の伝承と混同したのかも知れない。余談となるがこの「虚空の神々」は、かの有名な「レーヴァテイン=スルトの炎の剣」説を初めて取り上げた書籍でもある。又、語義としては「痩せこけた死体」を意味するキンコウカ(ユリ科植物の一種)のゲール語名ブリョナッハblionachとの関連を指摘する声もあるが、これは無関係だろう。ルー神の持物である「エリン四至宝の一つである槍」「五叉の矛」「バロールを倒す際に用いた武器(槍もしくはタフルムという石弾)」、この3つの武器の内2つないし全てがしばしば同一のものと解釈、又は混同され、現在ではそのいずれかを指して「ブリューナク」の名が用いられる様だ。一般にはこれらが同一視される事は余りなく、神話原典に固有名は確認出来ないとされる。尚、例として先述の「虚空の神々」ではエリン四至宝の槍とバロールを倒した武器を同一と解釈し、形状は槍ではなく石弾であったという説を採っている。メガテンシリーズでは基本的に槍として登場。ペル1ではMAGICIANイルダーナの帰還アイテムで、何故か両手剣に分類。ペル2罪では同一視される「魔弾タスラム」として、SUNイルダーナの魔晶変化、分類はハンドガン系銃器となっている。P3Pでは突剣分類だが、分類内には他にも明らかに槍が含まれる。銃器としての名のみの引用は、偽典の入手不可EN系銃器「DBW8ブリューナク」、SJのSG系銃器「ブリュナクS」など。(ICBT)デビルサバイバー2にてルーグの力を宿し、種族が魔神となった新田維緒の敵専用スキルとして登場。彼女を擁する勢力と敵対するルートを選んだ場合に見られる。強力な万能属性単体攻撃で、種族スキルの効果もあって1周目では強烈な破壊力を誇る。敵グラフィックで彼女の持つ雷の形をした槍や、6日目の龍脈召喚イベントにて都庁前に突き刺した巨大な槍も恐らくこれ。(春魔解丼)

ブルドック〔ぶるどっく〕
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闘牛犬だった犬種の事ではなく、銃身・銃床を切り詰め加工(ソウドオフ)したレミントンM870ショットガンの事。M870は1950年にアメリカのレミントン社が開発した代表的なポンプアクション式散弾銃で、操作性の高さと頑丈さが評価され狩猟はもちろん警察にも採用され、多くのバージョンモデルが製作・販売された。日本でも海上保安庁が非常用装備としてモスバーグM500と並んで海上で携行させる事がある。ちなみにブルドックは日本のエアガンメーカー・マルゼンがかつて販売していた商品名に由来していると思われる。デビルサマナー登場の前半向けショットガン。前衛から敵前衛にしか攻撃できないがその威力は前半銃器の中では結構強力である。(willseek)

ブローニングM2〔ぶろーにんぐえむつー〕
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第一次大戦に遅れて登場した重機関銃。1.3センチの巨大な弾丸を連発する。真1ではM249ミニミとさほどかわらない攻撃力であるが、攻撃回数0の可能性を含むので、値段の面から見てもM249ミニミを選んだ方が賢い。(ARL)1930年代に、対軽装甲車両を目的として開発された重機関銃の傑作品で、現在まで変わらず使用されていると言う意味では珍しい銃である。ちなみに乾燥でも38.0kgと言う超重量であり、車載や三脚を使って使用するのが基本である。彼等はどうやってこれを携帯していたのだろうか……(マッギネスト)

プールソン〔ぷーるそん〕 悪魔
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端正王とも呼ばれるソロモン72柱魔神の一柱にして地獄の大王の一人。22の軍団を率い、元座天使または力天使であったとされる。ライオンの頭を持つ大男の姿で片手に蛇を持ち、熊に跨ってラッパのファンファーレと共に現れるという。隠された財宝のありかや過去及び未来の出来事を知り教えてくれるとされる。この辺の権能はほとんどテンプレ化している印象だ。また優れた使い魔をもたらしてくれるとも言われる。デビルサマナー登場の堕天使の一つ。物理攻撃に打たれ強く、中盤の前衛候補としては悪くない。合体継承次第では魔法を使わせるのも悪くないだろう。(willseek)

プシュパカ〔ぷしゅぱか〕 道具
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NINE、邪鬼ラクシャーサ専用プラグイン。能力や攻撃回数が上昇し、ナビ時に鬼族のCP消費を半減する。同悪魔のコーディング変化アイテムだが、同悪魔作成条件であるボス版ラクシャーサ撃破の際に入手する為、わざわざコーディングする必要は無い。プシュパカ・ラタ。「花の如き山車」の意で、ラーマーヤナに登場する神々の乗り物の一つ。太陽神スーリヤから削り取った光を素材として工匠神ヴィシュヴァカルマンは三つの品を製作した。ヴィシュヌのスダルシャナ・チャクラ、シヴァのトリシューラ、そしてこのプシュパカ・ラタだ。都一つに匹敵する程の巨体は黄金製であらゆる花と宝石で飾られ、意のままに天空を高速で飛行する姿は輝く雲の様に見えたという。この乗り物はブラフマーからクヴェーラへと授けられたが、クヴェーラを追放しランカー島の王となったラーヴァナが、追放した先のカイラース山へ攻め込みクヴェーラ達ヤクシャの軍勢を倒して強奪した。そしてラーヴァナはこれを用いて三界を巡り、国々を征服し、女達を攫った。そしてラーヴァナの討伐後はラーマ達が故郷へ凱旋する際に用い、その後クヴェーラへと返却された。chariotと英訳された事から「戦車」と和訳される事が多いが、直接戦闘に用いた場面は無く、作中の描写から読み取れるイメージは機能的にも極めて優れた豪華な馬車といったところであり、又これ自体が財宝・芸術品でもある。よって「戦車」の表現は適切とは言い難く、この事から近年では「天車」と表現される様だ。一部のオカルト解釈では超古代文明による航空戦艦や空中要塞などともされ、巨大な上に速度も思いのままという描写から、体当たりや蹂躪走法を行えば現代人の感覚では充分に兵器足り得るが、ラーマーヤナにおける戦闘ではこの程度では戦闘用にはならないのだろう。(ICBT)

プスケント〔ぷすけんと〕
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NINEより、攻略本にも記載されない未登場アイテム。ファラオの二重冠。上下エジプトの統一支配者であるファラオのみに許された冠。但しこれは人間に限っての事で、神々ではホルス神やムト女神等がプスケントを被るとされる。プスケントという名称は「2つの強きもの」を意味する古代エジプト語「パ・セケムティ」がギリシャに伝わった際に転訛したもの。上エジプトの白冠ヘジェトと下エジプトの赤冠デシュレトを結合したデザインであり、白冠はネフベト女神、赤冠はネイト女神もしくはウアジェト女神、これらの冠はそれぞれの神の後見の証であるとされ、それらを併せた二重冠を被るファラオは、この両者の神々に後見されると信じられた。(ICBT)

プッツ〔ぷっつ〕 悪魔
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オーストラリアの森に棲む地の精で、木を切りに来る木こりに声をかける事があるとされる。それはこの木を伐れば利益が上がるといった内容で、木こりは素直に従えば良質の木を得て儲ける事が出来る。しかし機嫌を損ねるような事があると災いが降りかかったり、酷い場合は後で死ぬ事になってしまう事もある。運がいいと小人の姿のプッツがモミの木の上に居るのを見る事が出来、そのモミの木を切ればその中から山盛りの金貨を得る事が出来るともいう。ただしその金貨の山は後で木の実や木の葉に変わってしまうとされる事も多いようだ。ソウルハッカーズ登場の序盤レベル地霊。ウラベのビジョンクエストにも登場し、ウラベ最後の戦いをベス、リャナンシーと共に支えた。ミノムシっぽい姿でやや打たれ強く、銃撃は受け付けない。単体では攻撃力不足なのでより強力な仲魔への合体に役立ってもらう事になるだろう。(willseek)

プラズナーソード〔ぷらずなーそーど〕
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プラズナーとは飛鳥昭雄がその著書に記した、アメリカ軍が極秘に開発したとされるプラズマ兵器。マイクロ波や中性粒子ビーム等を2点ないし3点から交差させるように照射し相互干渉させ、その交点にプラズマを発生させるというもの。同氏によれば、米国内で目撃されるUFOの正体はこのプラズナーによって発生したプラズマとのこと。その原理から察するに、かつて旧ソ連がカザフスタンのサリシャガンにて研究実験していると噂され、今ではSFネタとして使われる「サリシャガンの虎」から着想を得たものと思われる。いわゆるトンデモ兵器である。デビルサマナーに登場。プラズマソードが自衛隊開発という設定だが、これはその米軍版という位置付けなのかも知れない。(余談だが、個人携帯型プラズナー第一号の名が「サターン」。デビサマでの登場はセガサターンでのメガテン1作目だから、というのはこじつけ過ぎか?)又、TRPG覚醒篇ではオオツキ専用のプラズマ系特技の最上位として「プラズナー」が、コンシューマ版ifで存在した「プラズマッシャー」に代わって登場している。(ICBT)

プラズマソード〔ぷらずまそーど〕
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温度が上昇すると固体は液体に,液体は気体にと変化するのだが、気体の温度が上昇すると気体の分子は解離し原子となり,さらに温度が上昇すると原子から電子が離れる。その電子を含む気体をプラズマと呼ぶ。プラズマ=放電現象と見て良いだろう。そして常に放電を続ける科学的武器がこのプラズマソードなのだ。こりゃ大槻教授もビックリである。いや、逆にプラズマを極めている彼にしてみれば全然対したことのない武器なのかもしれない。真1・真2両方においてロウサイドの男性専用武器で、攻撃回数が高い。(ARL)制作は五島司令官。ヤクトアーマー装備兵の標準武器である。だというのにロウ専用武器と化し、テンプルナイトが所持している。ミカエルが呪い(彼から見れば祝福)でもかけたのだろうか。五島司令官を崇拝する極カオス者はクリアまで所持しているらしい。装備したいよぅ。()放電に関連付けられるプラズマはプラズマのごく一部分でしかなく、実際のプラズマの概念としては「物質の構成粒子が電荷を持ち強力なエナジーを空間に生じさせる状態」とされ、気体・液体・固体のいずれにも当てはまらないとされている。火炎燃焼や液中のプラズマメッキ、荷電粒子照射の類もプラズマ現象に含まれる。プラズマソードの場合は刀身の周囲に高温プラズマを生じさせ攻撃対象を焼き斬るイメージだろうか。ソウルハッカーズでは店購入可能な男性用武器では最上級クラス。本来使い手次第な武器なので、属性による縛りなどは無い。この技術をとことん突き詰めていったらライトセイバー・ビームサーベルのような武器になっていくのだろうか。(willseek)

プラズマライフル〔ぷらずまらいふる〕
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『女神転生2』が初出。ゲーム中に登場する銃(ガン)で購入できる中では最大の攻撃力を誇る。攻撃力を採るならコレ、攻撃範囲を採るなら「ギガスマッシャー」を購入することになるが、「ギガスマッシャー」は男専用になっている。
元ネタはおそらく映画『ターミネーター』と思われる。映画の中でターミネーターが銃砲店で「射程距離400のプラズマライフル」(ちなみにこれは民放の吹替え版のセリフ)と言うシーンがあるがココではないだろうか。もちろん、「未来」の銃なので、「現代」には存在していない。『ターミネーター』シリーズの関連作品ではさまざまなモデルが登場する。『ターミネーター2』のノベライズ版では「ウェスティングハウスM25位相プラズマ・パルスライフル」なるモデルが登場し、プロップのレプリカが発売されたモデルは「M95A1フェイズ・プラズマ・ライフル」というモデルであった。この「M95〜」は『ターミネーター2』の映画冒頭、頭蓋骨を踏み割って登場するターミネーターが構えているモノで、他にもモデルは多数存在すると思われる。『ターミネーター2』のスピンオフノベライズに「40キロワットレンジ位相プラズマライフル。高圧エネルギー弾使用、完全絶縁仕様」という記述があり、「弾丸に封入されたエネルギーを解放、射出している」、もしくは「射出された弾丸がプラズマ化している」などが考えられるが詳細は不明。…余談だが『ターミネーター』シリーズでの未来世界は「審判の日(ジャッジメント・デイ)」に端を発する核戦争によって荒廃しきっており、生き残った人類は地下に潜っているという、まるで『真1』の「大破壊後」を思わせる世界である。その世界を我が物顔でのし歩くのは「人類絶滅」をプログラムされた「鉄の悪魔」達である。 『ターミネーター2』の作中で、人類は捕獲した「ターミネーター」を再プログラムして特殊作戦に投入している事が明かされる。その全てが悲劇的な最期を遂げたが、『真2』プレイヤー諸氏の仲魔となった「メシアン:ターミネイター」の最期はどうであろうか…。…ちなみにFC版『女神転生2』でコレを売っているのは「黄色いガイコツ」…。…元ネタの事もあるが、コレを手にするのは「魔界」に入ってからという事もあり、「高度に発達した科学は魔法と区別がつかない」というのも、なんとなく頷ける。(アレイ)

プララヤ〔ぷららや〕 特殊攻撃
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[Pralaya]
ペルソナ系で2以降におけるシヴァ専用の強力な物理スキル。これに対し、ヴィシュヌのスティティ、ブラフマーのスリスティはペル2のみの登場となり、これら3つは合体魔法「オーム」の発動に関わる。創造・維持・破壊の変節を繰り返すヒンドゥーの世界観において、これら三つの段階はトリムールティ三神に対応し、ブラフマーが展開(スリスティ)、ヴィシュヌが維持(スティティ)、そしてシヴァが溶解(プララヤ)を行うとされる。一つの世界におけるこの一サイクルがブラフマーの一生における一日の昼の時間、即ち1カルパ(約43億2千万年)をかけて行なわれ、その後ブラフマーの夜として世界は1カルパの休眠を経て再び一つの世界が創造される。この創造から次の創造までの2カルパがブラフマーの一日に相当し、ブラフマーの夜となる帰滅から創造までの世界の休眠期が「ラヤ」、そしてラヤへと移行する際に起こる世界の崩壊が「プララヤ」である。ラヤは「溶解の結果」を意味し、例えば水に入れた塩や砂糖が溶け尽くした後、個体として存在・認識出来なくなった様な状態を指す。そしてプララヤとはこのラヤの直前もしくは初期の状態、ラヤへの移行期を指し、つまり形あるもの一切の完全な消滅へと繋がる徹底的な破壊を表わすのだ。そこから転じて災害や戦争による大規模な破壊を「世界の終わり」に喩えてプララヤと呼ぶ事もある。ヴィシュヌの化身である大魚マツヤが救った人類の始祖マヌを残し全生命を流し去った大洪水や、11世紀ジャワで起きた反乱によるクディリ王朝の崩壊などもプララヤの名で伝えられる。プラーナ文献に拠れば4種のプララヤが言及される。ブラフマーにおける百年(=約311兆4百億年)の寿命の全うにより発生するあらゆる世界の消滅であるプラークリット・プララヤ(ブラヴァツキーはこれをマハープララヤと呼んだ)、前述したブラフマーの一日毎に行なわれるナイミッティカ・プララヤ、人間の死や日常的な睡眠としてのニティヤ・プララヤ、そして魂の救済モクシャによる苦の消滅アティヤンティカ・プララヤに分けられるという。(ICBT)

プリンシパリティ〔ぷりんしぱりてぃ〕 悪魔
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天使九階級の内下級第一位の権天使。国家の運命を司る天使であったが、次第に支配する領域が広がり、文明の盛衰や世界の歴史も司るとされるようになった。強固な善悪の価値観の下、国家レベルで信仰を守護するのだ。指導者はアナエル(ハニエル)、ハミエルなどとされる。真2以降に登場する天使。国家を象徴するかのような冠を被った権力をイメージさせる姿だ。物理攻撃に魔法による攻撃・回復と多彩な能力を持っている。(willseek)

プリンセスクラウン〔ぷりんせすくらうん〕
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ペル2より、女性用頭部防具。同社のSS用ゲーム「プリンセスクラウン」より。尚、略称が同社の「プリント倶楽部」と同一である「プリクラ」となるが、これは意図したものではなかった為に会社側から開発陣にタイトル変更を求められたが、ストーリーと関連が深いタイトル名である事から開発陣が反対し、変更は控えられたという経緯がある。(これに対し、意図して同略称を用いたゲームタイトルには「プリクラ大作戦」があり、このプリクラはプリンセス・クララの略。)(ICBT)

プリンパ〔ぷりんぱ〕 魔法
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敵を混乱状態にする魔法。喰らった相手はPANIC状態となる。しかし相手を混乱させても特に良いことは無いような気がする。気休め程度の魔法と考えたほうが良いかもしれない。しかしこちらが混乱させられると、ピンチとまでは行かないものの、なかなか厄介な状態になってしまう。(ARL)ペルソナ1の主人公の歌声はプリンパ以上に恐ろしいらしい・・・・・ジャ○アン?(Green Man)弱点属性を突く事が大事になっている作品では精神属性弱点の悪魔に用いると非常に有効。ダメージ効果の伴うテンタラフーも同様に用いる事ができるだろう。防御力や回避力には本来精神状態も大きく関係するものだ。(willseek)

プルクェ酒〔ぷるくぇしゅ〕 道具
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プルケとも。竜舌蘭の一種マゲイの花茎の汁を発酵させてつくられるアステカ起源の醸造酒。神話においては、人々に飲酒の喜びを教えようと考えたケツアルカトルがマヤウェルの亡骸から芽吹いたマゲイで作り出したとされる。(その経緯は「ツィツィミトル」の項目に詳しい。)このプルケの原料となるマゲイは、現地では「テオメトル」の名で呼ばれる。NINEに登場、最大HPが2倍となるが、最大MPが半減する効果を持つプラグインソフトで、ケツアルカトル等アステカ系悪魔が所持する。又「テオメトル」も、ハッカーズにおいて人間の最大HPを上昇させる消費アイテムとして登場。(ICBT)

プルシキ〔ぷるしき〕 悪魔
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インドの神ガネーシャに似たネパールの神。冥界の使者。その嘶きは人々を狂気に導くとされる。ガンダルヴァ族からナーガ族の土地を取り返そうとしたヴィシュヌのアバタールとも言われる。真1にて登場。中盤戦で仲魔になった場合どんどん前線に出してあげよう。(ARL)正確にはプルキシ(Prukisi)というらしく、最近の作品では改められている。第3の目をもち、頭部に蛇を巻き付けた姿から、シヴァにも通じる土着神の息吹を感じる神である。読み方によってはプルーシーにもなり、これはファミコン版1の魔獣プルーシーの名前の元ネタとなっている。(willseek)

プルトニウム弾〔ぷるとにうむだん〕 弾丸
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核分裂を起こすプルトニウムを含めた弾丸。仕組みはウラニウム弾と一緒。弾丸としての威力は上位クラスに含まれる。(ARL)プルトニウムはウラニウムよりも臨界量が少なく核分裂発生が容易で、結果莫大な熱量を生み出し易くなっている。その為放射線兵器でもウラニウム使用のものより強力な扱いとなる。発火し易さとウラニウムと同じく放射能汚染での恐怖が伴う物質だ。(willseek)核物質は基本的に極端な重金属でもあり、理論上では銃火器の弾頭素材としても有効と言える。尚、化学的な毒性や強い放射性からプルトニウムは人体に対して極めて有害な物質であり、この点もゲーム内の威力に反映されているのだろうか。アバチュでの猛毒の追加効果はこの点を考慮したものと思われるが、US版名「Neutron Shot」を再度訳すと「中性子弾」となり、この名は確かに核兵器を表わしている。SFC版真1ではバグにより悪魔の種族名がこの「プルトニウムだん」となる事があった為に、悪魔が所属する謎の団体「プルトニウム団」というネタが生まれた。全く関係ないが、D&Dの有名な誤訳「プルトニウム貨」もネタとして押さえておきたい。(ICBT)

プルバダガー〔ぷるばだがー〕
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ペルソナ1に登場する片手剣。又、アバチュ1のラスボス最終形態が召喚する物の名が「プル“パ”」となっているが、これは通販サイト関係に多く見られる誤字である。形状も全く異なり球体であり、ラスボスとの神話的関連も無い。プルバ・ダガー。(これは俗称的な呼び方。クリスをクリス・ナイフと呼ぶような。)プルバとはチベット密教の法具で、和名は「けつ」または金剛杭。マントラ「フーム」の力を持つ、諸魔を刺し殺す聖なる短剣。結界をつくる儀式で用いられる。インドにおけるヴァジュラの一種、キーラがチベットに伝わり生まれた武器で、柄の片端に鬼面の彫刻、もう一方は槍の穂先のような刃となっている。(ICBT)

プロミネンス〔ぷろみねんす〕 特殊攻撃
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[Prominence]
真3より、高威力の攻撃をランダム対象で複数回行う火炎系スキル。そのイメージからか、太陽神とされる悪魔が所持する傾向が見られる。初登場であるRONDEでは装備時にマハラギオンが使用可能となる鞭系武器であった。この語自体は「突起物」程度の意味。通例、太陽における突起物、磁力線の影響で下層の大気が上層のコロナへ噴き上がる紅炎の英名「solar prominence」の事を指す。コナミのシューティングゲーム「グラディウス」シリーズのステージギミックとしての採用が有名か。尚、太陽は上層であるコロナの方が格段に高温であり、プロミネンスはそのいかにも炎的な見た目に反して温度は(コロナと比して)むしろ低い。(ICBT)

プロメテウス〔ぷろめてうす〕 悪魔
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「先に考える者」を意味する名を持つギリシャ神話の神。ティターン神族の系譜だがオリンポスとは敵対していない。天空を支えるアトラスの弟でもある。プロメテウスは太古の人間達があまりに貧しく(感じる知性がない為に)喜びのない生活を送っていたのを哀れみ、オリンポスから火を盗み出し知性や技術の発露と共に人々に与えたという。ゼウスはこれを反逆行為として怒り、プロメテウスはカウカソス山の山頂に磔にされ毎日生きながらにして肝臓をハゲタカについばまれる責め苦を強いられた。神族である為不死であったプロメテウスの肝臓は夜中には再生してしまい、死による拷問の終了はない。だが後に英雄ヘラクレスによって解放が果たされたのであった。プロメテウスの行為を業を伴う文化英雄や運命に抗する反逆英雄として捉える見方は古くからあり、アイスキュロスやゲーテ、リスト等の芸術家達に題材にされたり、メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン─現代のプロメテウス」のように小説のモチーフに用いられたりもしている。デビルサマナーに地味ながら魔神の一人として登場している。ローブをまとった老人が両手に火を抱えた姿でデザインされている。ペルソナ2罰ではパオフゥの上位専用ペルソナとして登場し、物理耐性と魔力に優れた能力を発揮する。アルカナが犠牲になった者と解釈できるHANGEDMANなのが感慨深く、作成時のセリフも面白い。「喩エコノ身ガ忌マワシキ縛鎖ノ虜トナロウトモ 汝ラヲ愛シ知恵与エルノガ我ガ役目… 我ガ授ケシ炎トハ 力ニ媚ビヌ不屈ノ魂ト心得ヨ」。(willseek)

ヘアリージャック〔へありーじゃっく〕 悪魔
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むく犬ジャック。イギリスのリンカンシャー周辺に出没する、黒いもじゃもじゃした毛を持つ大きさが子牛程もある妖犬。ブラックハウンドの一種であろう。死者の霊が犬の姿をとって現れたものとされ、老人等の姿をとることもあった。人気のない荒地や農園に現れ、人が襲われる事もあるという。デビルサマナー登場の序盤レベル魔獣。ちょっとスカイ・テリアっぽい?物理攻撃に強く、序盤では結構てこずるので早めに仲魔に引き込んでしまおう。魔晶変化アイテムのシャドウジャックは攻撃回数が多く結構強力。(willseek)

ヘイムダル〔へいむだる〕 悪魔
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北欧神話の光の神で白い神とも呼ばれ、金色に輝く歯を持ち神々の中でも最も美しいとも言われた。九人の母親から生まれたという…。眠りを必要とせず、千里眼と草の伸びるわずかな音すら聞き取る鋭い聴覚を持っていた事から、アースガルズに至る虹の橋ビフレストで門番の役割を担っている。ギャラルホルンという角笛を持ち、神々の黄昏ラグナロクが到来した時に吹き鳴らす。ラグナロクにおいて、戒めから解放されたロキと戦い相打ちになるとされる。男女問わず奔放な神々が多い中で、彼は珍しく身持ちが堅かったらしい。だが異伝では彼はリーグという人間に扮して多くの人間の祖先になった(胤をまいたとも言う)ともされる。デビルサマナーシリーズで最上位クラスの幻魔として登場している。幻魔なのはその生まれや能力が人造人間じみている所為だろうか。デビルサマナーでは「ヘイムルダム」だったがソウルハッカーズでは改められている。特筆できるスキルがジャッジメントで、NEUTRAL属性以外の敵味方に特大ダメージを与えられる。ソウルハッカーズでは隠しボスで生かせる事が多いのだ。(willseek)神話では、ロキによって奪われたフレイアの首飾り(ブリーシンガメン)を取り戻す逸話や、ラグナロクの際でのロキとの一騎打ち(相討ち)が有名であり、ロキのライバルとも言える存在。人造人間や超人のような印象が強いが、フレイアの娘フノス(フノッサとも)にいろいろとお話をしてあげ、慕われている良いお兄さん(おじさん?)でもある。(テラダイン)

ヘカーテ〔へかーて〕 悪魔
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ギリシャ読みではヘカテーになる月と子育てと予言の女神。名は「遠くから働くもの」を意味し、魔術または潮の満ち引きにまつわるネーミングとも考えられる。ヘシオドスの神統記ではゼウスにより海・地上・天界で自由に活動できる権能を与えられているとのみある。またエジプトの多産と復活の女神へケトを起源としているという説もある。処女・母・老婆、または犬・馬・獅子といった三位一体の姿で表される事が多い。三叉路においてその力が集まるとして崇められ、中世ヨーロッパでは魔女達の女王とされ、ボルボとも同一視された。ファミコン版1ではボスたる魔王の一人として登場した。条件を満たさないと直接攻撃が通用しない。真2から再登場し、三面神・月神としての特徴を反映したキャラクターになった。魔力が高く、呪殺・間接攻撃魔法が得意なようだ。(willseek)死の神、疫病の神とされた時期もある。三叉路に犬の首を埋めると、その上を歩く人々の精気をそれが吸い取り、十分に溜まった所でそこから疫病が広まっていく。ヘカーテの名の下に行われた呪詛とされた。つまりは魔女狩りを行う良い口実に使われたのである。原因不明の流行り病の不安や苛立ちを、ヘカーテ崇拝する魔女達にぶつけたかっただけなのだ。(クラン犬)

ヘカトンアックス〔へかとんあっくす〕
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「DDS2」に登場した、巨人ヘカトンケイルの名を冠する強力な武器である。攻撃力56、攻撃回数2〜3。バエル城に出現する怪獣スキュラが落とすのであるが、この時点ではまさしく名に違わぬ凄まじい破壊力を誇り、これを入手するか否かでバエル戦は勿論の事魔界編の攻略難易度も大きく上下する。ロキ狩りも兼ねてダークゾーン近くで粘りたいところ。(aba)ヘカトンアックスのヘカトンはギリシャ数字の「百、百倍の」に由来すると思われ、超重量の斧である事の比喩である。「偽典〜」でも巨人系の悪魔しか装備する事ができない。(willseek)

ヘカトンケイル〔へかとんけいる〕 悪魔
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ギリシャ神話に登場するガイアとウラノスの息子の巨人達で、その名は「百手の者」という意味。複数形ではヘカトンケイレスで、コットス・ブリアレオス・ギュゲスの三兄弟である。五十の頭に百本の腕という異形の為、ウラノスに嫌われ暗黒の地下世界タルタロスに封じられていた。ティタノマキアの戦いの際、ガイアの勧めによりゼウスはこの三人を独眼巨人キュクロプス共々助け出し、三人は強大な戦闘力でティターン神族を圧倒し、膠着状態に陥っていた戦況を変えてゼウス側を勝利に導いたという。敗北したティターン達はタルタロスに幽閉され、ヘカトンケイルはその牢番の役を与えられた。牢番と言えば聞こえはいいが、結局また地下に戻されてしまったのである。現代においては多頭多腕からの連想か、多くの仕事を同時にこなす高性能コンピュータシステムにヘカトンケイルの名が使われる事がある。真2・if...に最上位の邪鬼として登場した。体力の高さ、物理攻撃力の高さは特筆ものである。神経弾は有効だが。ぐちゃぐちゃと頭や腕が寄り集まり、錠の付いた鎖を身に付け、なんとも恐ろしくも哀しげな姿である。(willseek)ストレンジジャーニー、真4でも、終盤で登場。物理に耐性があるため、弱点属性の魔法で攻めたほうがいい。DDSAT2ではあのグラフィックのまま、まさかの3Dで登場。その数多の腕を振り回し、全体攻撃スキル「百裂の拳」を繰り出す。(HAZE)

へケト〔へけと〕 悪魔
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エジプトの水と誕生の女神。蛙、または蛙の頭を持った女性の姿で描かれる。創造の神クヌムの妻としてその創造物に命を与える。蛙の産む卵の多さから多産を象徴し、生まれてくる子供達に命を吹き込む所からヘケトは生命を与える魔術師として蘇生、復活を司るともされた。 当時の産婆たちは「ヘケトの召使い」とも呼ばれていたのだ。へケトは「王の母」とも呼ばれ、王族の出産も守護するとされた。ギリシャにその魔術師としてのイメージのみが流入し、月と予言と魔術の女神へカーテの元になったという説もある。初登場はファミコン版1の序盤レベル獣人、へケットとしてであった。旧約1では妖魔になり、真2からは聖獣になってややルーツの女神にふさわしい扱いになってきた。ソウルハッカーズで初めて女の子っぽくデザインされるまでは小柄な半魚人風味な姿だったんですがね…。回復魔法を得意とし、序盤の仲魔には悪くないだろう。(willseek)

へシアンブーツ〔へしあんぶーつ〕
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ソウルハッカーズで画廊ラダーにて販売される中級足用防具。へシアンはドイツを意味しており、ドイツ人騎馬兵の拍車が付いた頑丈なブーツである。映画「スリーピー・ホロウ」の伝説の首なし騎士はドイツ人の騎馬傭兵で、「へシアン・ホースマン」と呼ばれていた。(willseek)「ヘシアン」とはヘッセン人の事。アメリカ独立戦争にて英国側に傭兵として雇われたドイツ兵の多数がヘッセン地方からの派兵であった事から、同戦争におけるドイツ人傭兵の総称としてヘシアンの呼称が用いられた。スリーピー・ホロウで語られる騎士の亡霊がこの独立戦争で戦死したヘシアンであったというのは、都市伝説を元にアーヴィングが小説化した「スリーピー・ホロウの伝説」で付け加えられたもので、映画はこの小説版を基とする。ヘシアンが用いた騎乗用ブーツも又そのまま「ヘシアン」の名で呼ばれる。18世紀におけるポピュラーなスタイルの乗馬靴であり、元は軍用であったが一般にも普及した。鐙に足を通し易くする工夫として尖った爪先と低い踵を持ち、踵には拍車が、裾の前には装飾の為の房が付くのが特徴。後のウェリントン・ブーツやウエスタン(カウボーイ)・ブーツへ発展したとされる。(ICBT)

ヘッドギア〔へっどぎあ〕
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スポーツ等で用いられる頭部防具の総称。ラグビーの選手が試合のときに頭に付けているものもこう呼ばれる。昔オウム真理教で「PSI」というヘッドギアが開発されていたことは割と有名。これを装着すると尊師と同じ脳波を得られるのだという。PSIとはパーフェクト・サルベーション・インストゥルメントの略。真1では吉祥寺のサバイバルショップに売られている。値段1500円というのは結構安物の部類に入ると思われる。(ARL)日本国内では主にスポーツ用防具に対してこの名が用いられるが、原義としてはそれに限らず、帽子からマスク・フードといった頭部に身に付ける物全般を指す。本来なら頭部装備の総称として使われるべき言葉だ。(ICBT)

ヘッドショット〔へっどしょっと〕 特殊攻撃
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[Headshot]
SJ、ダメージに加え一定確率の即死効果を持つ銃器スキル。他に身体部位を狙う銃器スキルに、攻撃力低下効果を持つ「アームショット」、命中回避を低下させる「レッグショット」がある。射撃における頭部への命中弾の事。FPS等の銃撃戦を扱うゲームでは標準的に搭載されるシステムであり、耐久力に関わらず即死、もしくは単に大ダメージといった何らかの特別な効果を発揮する。これに対し頭部以外では、特定部位への命中に特殊な効果を持たせる例は少ない。ゲームシステムとしては目新しいものでもなく、シューティングやアクションにて敵(主にボスキャラ)に弱点となる部位が設定されるのは初期から既に行われていた事だ。しかしここでの直接的な由来は本作のゲームエンジン同様「世界樹の迷宮」シリーズとなる。「世界樹〜」では「頭封じ」「腕封じ」「足封じ」という状態異常が存在し、それを付加するのがダークハンターの「ヘッドボンデージ」「アームボンデージ」「レッグボンデージ」に代表される特殊な攻撃スキル各種だ。これら部位封じを受けた際には部位に応じた能力値が低下すると共に、対応するスキルが使用不能となる。具体的には、頭なら直接攻撃でない特殊行動が、腕であれば一般的な直接攻撃スキルが、足の場合は突進系や移動を伴うスキルが、といった様にだ。しかしこのシステムは「世界樹〜」に登場するキャラや敵が基本的に人か野生動物のみで、こうした身体部位の分類も然程困難ではなかったからこそ可能であったのだろう。それに対しメガテンの悪魔はそうした動物的・生物的な身体特徴を大きく逸脱している者も少なくはなく、さらにはスキルもそういった区分ありきで設定されていない事もあり、この部位封じシステムはメガテンに適合するものではなかった様で、その名残として見られるこれらのスキルもメガテンのシステムに合わせた効果に改められている。(ICBT)古来、「スライムは首をはねられた」のファミコン版ウィザードリィからのCRPGの伝統。敵の形状に応じて、いちいちテキストを変えるわけにはいかない。世界樹にだってスライム(アメーバ?)がいるから違和感が拭い去られたわけではない。(HAZE)

ヘッドバッシャー〔へっどばっしゃー〕
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真2が初登場の男性用武器で、棒の先にトゲ鉄球が付いている棍棒の一種。打撃部に相当な重量があり、当たった時の打撃力はまさに頭を潰しかねない程。序盤武器ではかなりの打撃力だが、いかんせん重いので攻撃回数が少な過ぎるのが欠点。(willseek)小説「魔術師エベネザムと不肖の弟子」に登場する呪われたメイス。ゲーム中では特に呪われたりするという事はなく、普通の武器となっている。(ICBT)

ヘル〔へる〕 悪魔
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北欧神話のロキの娘にして冥界ニブルヘイムの主である女神。死者の魂を支配し、死と終焉、夜闇の象徴とされる。死の影を纏う女性として想像されるが、その顔は半分が生者、もう半分は死者のものである(ゾンビか骸骨か?)。幼い頃オーディンに冥界に投げ落とされたが、代わりに他の世界全てに影響を及ぼせる権限を与えられ、神々も死後はヘルの下へと送られる運命に逆らえない。また彼女は死者の爪を集めてナグルファルという船を作るともされ、ラグナロクの際にはそれに死者の軍勢を載せて攻め上ってくるのだという。NINEに死神として登場した。下半身氷漬けなのがかわいそうというか、彼女は冥界の主人なんで閉じ込められてる解釈のデザインはちょっと違う気もするが。(willseek)NINEのヘルは氷漬けなのではなく、もともと氷のような女神なのだということを表しているのかも知れない。ポーズもあぐらに似ていて拘束感は薄めに見えるし。上半身が出ているのは…色気が足りないと困るから?彼女は父ロキと共にラグナロクの立役者となるわけだが、この親子関係はドライに描かれる事も。NINEの特殊会話でもそうした描写が見られる。どことなく寂しそうなヘルの姿が思い浮かばれ切なくなるが、ママ呼ばわりされて冷や汗もののロキもいい味出していて必見。(Sakanon)「デビチル赤・黒」ではアイスランドを支配する魔王として登場。見た目は全身氷漬けの巨大ジャックフロストという表現がしっくり来る気がしなくも無い。漫画版ではフロストタウンを雪崩で全壊させるわ刹那側の仲魔二体の捨て身の攻撃食らって瀕死にされながらもなお未来とベールを道連れにするわの大活躍&大滑落。一巻目の「掴み」に大いに貢献してくれた、筈だ。(aba)ペルソナ3の満月ボスシャドウ、列車のプリーステスのデザインが何故かヘルに似ている。まず半身で色が違う点がヘルを彷彿とさせ、見た目もそのままアトラスの下半身氷漬けっぽいヘルのデザインに似ていると思う。ペルソナ3と言えば、「死」がキーワードなはずであるが、「死」に大きく関わりがあるヘルに似せてみたのかもしれない。(テラダイン)

ヘルズアイ〔へるずあい〕 特殊攻撃
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邪視・邪眼の能力の一種で、敵を呪いの視線で睨み付け即死させる。真2が初登場の特技で、モリーアンやティターニアなど、意外な悪魔が使う事もあるから要注意だ。(willseek)菊地秀行の小説「魔界都市〈新宿〉」より、エジプト出身の魔道士レヴィー・ラーが持つ悪魔と契約した証である魔眼「地獄眼(ヘルズ・アイ)」が元ネタ。この眼を介して対象の意思や生気を奪う術「地獄眼吸魂」を使う。(ICBT)

ヘルズエンジェル〔へるずえんじぇる〕 悪魔
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「地獄の天使」の名を持つ魔人。真2・3マニアクスに登場した激しい怒りの心の実体化。激情に任せて猛スピードで突っ走っており、そのマシンであるハーレーの車輪も怒りのオーラで形成されている。1960年代のアメリカ西海岸には同名の巨大暴走族集団がおり(現在は一応アメリカ最大級のオートバイクラブ)、黒のレザー系で上から下までキメてハーレーに跨りヒエラルキー社会への怒りを込めて暴走を繰り返していたという。己の在り様を憎み、周りを憎むようになった魂は暴力とスピードを己の拠り所としているのである。暴走族の悪魔はなかなか現代的な発想である。ただしそのデザインコンセプトはアメコミの有名ダークヒーロー、ゴーストライダーも思わせる。素早さが突出しており、こちらの攻撃を回避されやすい。真3マニアクスでは倒せば合体で仲魔にでき、衝撃・火炎系に優れた攻撃・防御能力を発揮してくれる。ウィリー状態でエンジンを噴かすヘルエギゾーストが格好いい。怒りを支配できればスピードの向こう側を見せてくれるかも知れない。(willseek)いろいろとシュールで突っ込みどころ満載なナイスガイである。ゴーストライダーに酷似しているのはもちろんのこと、暴走族っぽいがしっかりヘルメットを被っているところは真面目であり、炎の車輪はパイナップルを思い出させる。マニアクス(マニクロ)では、ぶっ飛んだ登場シーンや、仲魔の際の人修羅(プレイヤー)にアイテムを渡す時の台詞(「バハマ産の上モノだぜ」「ありがたく受け取りなよ、ブラザー」のような感じ)でプレイヤーを癒してくれる(あるいは腹筋を攻撃してくる)。また、口を開けた際には赤いマフラーがベロに見えてこれまたシュールである。(テラダイン)US版名「Hell Biker」はゴーストライダーの愛車「ヘルバイク」に由来するらしく、US版においては純粋にゴーストライダーのパロディである様だ。どちらにしろ名称は同種族である魔人の黙示録の四騎士「〜ライダー」と被らせない意図もあるのだろう。(ICBT)

ヘルハウンド〔へるはうんど〕 悪魔
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イギリスでよく伝承される、遭遇した者に死をもたらす犬。ブラックドッグとも呼ばれ、体色は(死の)黒か(血の)赤が多く、燐光か火炎をまとっているとされる事が多い。異界や地獄の獣の類とされる。広義ではギリシャのケルベロスや北欧のガルムなども含めていいだろう。ゲーム等創作作品に登場するヘルハウンドは地獄のイメージから火炎系の攻撃手段を持っている事が多い。シャーロック・ホームズシリーズの「バスカヴィル家の犬」のモチーフになったのもヘルハウンドの系統と考えられる。ファンタジー系では有名なモンスターだが、女神転生シリーズではソウルハッカーズの序盤レベル妖獣が初登場。ケルベロスやガルム等の有名どころの登場が先行していた所為だろう。ファイアブレスは序盤では十分脅威。ペルソナ2罰では須藤竜也に使われるボスキャラに採用されていた。(willseek)

ヘルファング〔へるふぁんぐ〕 特殊攻撃
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[Hell Fang]
比較的定番な攻撃スキル。真2や真3系、DDSATシリーズに登場している。「地獄突き」と比べると、毎回強力な通常物理攻撃という点で共通しているが、真3系でのみ、名前の通りな「かみつき」系のスキルとなっている。真2でも「菩薩掌」等と並んで強力なスキルだったが、何といっても真3系での「ヘルファング」が強い。仲魔のスキルの中では最も強力なスキルの1つであり、「かみつき」系スキルで最強の威力を誇る。レベルMAX時に威力は約1120となるという。「玉砕破」の1HITや「爪(ひっかき)」系の最強スキル「アイアンクロウ」と同じ威力である(ちなみに、人修羅の「至高の魔弾」は威力約1300となり、スカディの「大地震」は約1420となる。ただし、「大地震」はクリティカルが出ない)。この「ヘルファング」はクリティカルも非常に出やすく、ボス戦等でも大活躍し得る。しかし、命中率が非常に低い。(テラダイン)

ヘルメスヘルム〔へるめすへるむ〕
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ギリシア神話におけるゼウスとマイアの息子であるヘルメスをモチーフとした兜であろうと思われる。ヘルメス神はアポロン神との親友でもある。真1では目立つことのない普通の兜である。(ARL)古代ギリシャにはぺタソスという、装飾を施した冠から発展した帽子があり、ヘルメス神もトレードマークとして羽飾りの付いた帽子を被った姿で描かれる事が多い。ヘルメスヘルムは羽飾りの付いた兜という事になるのだろう。装飾もまた頭部を守る役目を果たしている。(willseek)

変異〔へんい〕 悪魔
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ロンドで登場した種族。ミューテーションが発生した時にある確率で突然変異を起こし全く別のものに生まれ変わったもの。 ムギン・不知火・オセ・天乃斑駒などが属する(Green Man)ゼパル、グクマツ、ジャランダーラ…その種族構成はかなりランダムな印象だ。(willseek)元々は魔神2にてミューテーション結果専用悪魔が複数の種族に分散していたのを、本作で専用の一種族とした事による。LB3における合体事故結果専用種族「ミュート」に倣ったともいえるか。これとは別にペル2や真3にはシステムとしての「変異」があり、特に後者、一部の悪魔を成長させる事でより上位の存在に変化するというのはLB3におけるシステム「ランクアップ」から引き継がれている。変異前後の悪魔の神話的関連がやや微妙なものが多い所までも同様だ。(ICBT)

ベイコク〔べいこく〕 悪魔
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アメリカインディアンのオジブワ族における夜の精霊。透明のヴェールのような皮をまとった骸骨で、その目は赤く光っている。戦士によって召喚されたベイコクはその狙いを確実に仕留めると言われる。真1で登場。オザワが召喚してくる最初の悪魔である。序盤の強敵であるが、しばらくたつとただのザコキャラとなってしまう。(ARL)

ベイバロンの気〔べいばろんのき〕 特殊攻撃
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ソウルハッカーズに登場した全体範囲の魔力属性特技。相手の脳裏に強烈な肉欲のイメージを抱かせ、魅了する。快楽感情を行使しその与え手という事で相手を操るのだ。イメージを抱かせる為のそれなりのルックスは必要なようだ。ベイバロン(Babalon)とは、「バビロン(Babylon)」の事であり、ヨハネの黙示録に登場する「バビロンの大淫婦」の事を指している。詐欺師にして魔術師のアレイスター・クロウリーは自らのテレマ思想の中で「緋色の女」と呼び、魔術的女性パートナーの称号にして闇の聖母女神としてベイバロンの名を用いた。杯を象徴とし、ベイバロンがそれに接吻すると中の血が発酵しサバトのワインと化すのだという。(willseek)上記の「バビロンの大淫婦」はのちに魔人マザーハーロットとして、真3から登場している。(HAZE)

ベス〔べす〕 悪魔
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エジプトの民間信仰の神。有名な王族・貴族に崇拝される神々とは異なり、ベスは民衆に身近な存在として悪霊や毒蛇などから守ってくれるとされた。容姿もいわゆる長身ではなく三〜四頭身の頭でっかちな姿で、顔はぎょろ目で巻き毛のヒゲに覆われ、ライオンの毛皮と尻尾を纏う。ベスの姿は魔除けとして多くの日用品に刻まれ、また数多くの権能が時代によって付与されていった。元来は戦いに関わる神であったが、ハトホルと結び付き歓喜や愛、酩酊(踊り)を司ったり、生殖や出産を司り回春・精力増強を促してくれるとされた事もあった。民衆の俗っぽい悩みを心の内から支えてくれるのも神の在り方だ。ソウルハッカーズ序盤レベルの幻魔で登場した。ウラベのビジョンクエストにも登場しウラベ最後の戦いを力強く支えた。攻撃力が高く、回復魔法も持っているので仲魔に加えれば序盤がかなり楽になる。ルックスは結構可愛いと思った…。(willseek)

ベス〔べす〕 人名・キャラクター
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真2で主人公のパートナーとして登場するテンプルナイトの少女(名前は記憶回復イベントで変更可)。ベスはベト、ヘブライ文字の2番目である。彼女はメシアのサポートの為に人工的に生み出された存在であり、メシアである主人公の為に文字通り己の全てをかけて尽くし抜く。GBA版のビジョナリーイベントではメシアへの献身は神への信仰よりも優先する程であった。中盤に主人公をかばって命を落としてしまうが、敵であるダレスをも思い遣る優しさを見せた。後にケセド仏殿で再会し、主人公に自らの魂の力を託し(主人公全ステータス1ずつアップ)、消え去ってしまう。創られた存在とはいえ、彼女の献身と優しさにはけなげさと哀しさを感じざるを得ない。エジプトの同名の神さまとは別なので念の為。(willseek)ベスの衣装は、前作(真1)のヒロインの赤系だった衣装を、青系にまとめ直したものとなっている。 前作のヒロインの衣装を模している辺りに、センターの色々な思惑を感じたり何なり…。(名称未設定)何はともあれ、太もも。(wac_toriaezu)

ベズルフェルニル〔べずるふぇるにる〕 道具
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NINE、凶鳥フレスベルグをコーディングして得られる同悪魔専用プラグイン。魔力・速さが上昇し、スキルも「虚空の眼界」に強化される。ヴェズルフェルニル。名は「風を打ち消す者」の意で、世界樹の梢に留まる鷲の眉間に座る鷹であるとされる。この鷹に関するこれ以上の記述は存在せず詳細は不明だが、一説にはオーディンが率いる2羽の鴉の様に、情報を収集しこの「鷲」に伝えるのがその役割ではないか、との推察がある。ヴェズルフェルニル同様にこの鷹が依る「鷲」に関しても詳細不明で、この「鷲」はその名すら明らかではないが、その僅かな特徴が一致するフレスベルグの事を指している可能性はある。フレスベルグはその羽ばたきで世界中の風を起こしているとされ、ヴェズルフェルニルの名の意味との関連を見出す事も出来る。又、別の説では「鷲」がヴィゾフニルの事であるともいわれるが、その根拠となる理由は見付けられなかった。(ICBT)

ベテルギウス〔べてるぎうす〕 悪魔
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映画「ビートルジュース」で道化た悪魔または大物悪霊として登場した。ベテルギウスの綴りを英語で読むとビートルジュースになるのである。蠅や巨大なモンスターなどに変身する能力を持ち、派手に騒ぐのを好む。なお、ベテルギウスは元々はオリオン座を構成する恒星の一つの名であり、「巨人のわきの下」を意味するアラビア語「ベイト・アルグイーズ」が訛ったものだともされている。真2で発掘現場のボス悪魔の堕天使として登場した。イベント後は姿を変えて通常敵で出現する。ハッピーダンスなどのHAPPY状態化攻撃を得意とし、火炎系魔法も使う。…とりあえずユニバーサルスタジオへ行けば会えます。(willseek)ホーリータウンのキングフロストとバジリスクは、センターがアレフの手柄を立てさせるために用意させたものであるが、ファクトリーのベテルギウスもそうなのだろうか?しかし労働の邪魔であっただけのようにしか見えないため、そのような感じはない。ファクトリーのベテルギウス戦はその後が問題であり、ベテルギウスを倒す前は基本的にレベル10〜20くらいの悪魔しか出なかったのに対し、倒した後はゴーレムやラビ、集団で出てくるテンプルナイトなど、明らかにベテルギウスより強い敵が登場するようになる。お前らがベテルギウス倒せよ。(wac_toriaezu)

ベノンザッパー〔べのんざっぱー〕 特殊攻撃
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デビルサマナーが初登場の斬撃系物理攻撃スキル。敵複数にバッドステータスPOISONを伴う可能性があるダメージを与える。真3からは敵全体への攻撃になり、また威力も残HPで増減する為、決して軽視できない攻撃技になっている。POISON状態になるとHP減少だけではなく、攻撃力・命中率・回避力等が大幅に低下する為、放置は極めて危険だ。(willseek)

ベヒモス〔べひもす〕 悪魔
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ヘブライ語で獣を意味する名の複数形で表される巨大な生物。ベヘモス、ベヘモットとも呼ぶ。その姿はカバとも水牛ともサイとも言われ(要は正体不明)、旧約聖書のヨブ記によると、獣達の王として神に創られ、ヨルダン河を流れる水さえも飲みつくす巨大さであったという。別の記述ではレヴィアタンと共に創られ、レヴィアタンだけで海は目一杯だったのでベヒモスは陸地に住まわせ、世界の終末の日には殺して選ばれた心清き人々の食料にするのだという。この時点では単に途方もなく巨大なだけの存在だったのだが、中世ヨーロッパの悪魔学では直立し腹の突き出た象の姿をした大悪魔と解釈され、暴食または貪欲を象徴するとされた。学者の解釈次第で詳細が大きく変わってきた悪魔だ。ファミコン版1では象人間な邪神、真2やif...ではカバ人間ぽい姿で最上位の妖獣として登場した。物理攻撃力は強大だが速さは際立って低く、神経弾を利用しない手はない。ちなみにバハムートはベヒモスの概念がアラビア圏に入って生まれた存在で、世界を支える巨大魚とされている。(willseek)

ベリアル〔べりある〕 悪魔
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ソロモンに封印された72柱の悪魔の中で最も強力な存在。ルシファーの次に地獄に堕とされたアークエンジェルと言われる。そのルシファーとはしばしば同一視され、食欲の権化を産んだサタンともされる。黙示録の世界では炎の戦車に乗り地獄の80個軍団を引き連れて現れると言われる魔王。人の悪の感情につけ込んで欺こうとするが、その感情が無い人間には力を及ぼせないという。また、召喚者には地位と使い魔を与え、希望する相手の愛情と憎しみを逆転させると言われるが、人間の生け贄を用いなければそれも不可能である。真1で登場。何故かロリコン趣味の中年オヤジとして扱われている。彼はそのエゴを達成させるため六本木にてに仮初めの平和をつくり上げているのであった。(ARL)元は天使(特にヴァーチャーとされる)だが、最後の審判の日キリストを裁判にかけた事から堕天する。どうやら法を司る天使であったようだ。最も放埓で淫猥、しかし最も美しい姿を持っていた。堕天後もその美しさは奪われていない。また、彼は神によって地獄に落とされても、同じく地獄に落ちてくる人間を支配する権限を与えられている。美しさの件しかり、地獄の権限しかり、堕天したわりには随分と優遇されている。もしかすると、神の寵愛を失っての堕天ではなく、正式な命令による派遣執行官なのかもしれない。あるいは神でさえ力を奪いきれなかったか。どちらも私の邪推である。彼を信仰する者には財産と地位と愛と長い友情を与え、また危機には必ず救いに現れるとされた。当然相当数の信仰者が集まるため、唯一神教であるキリスト教にとっては邪魔な存在である。よって堕天。簡単な話だ。父なる神よりも都合の良い存在がいては困るらしい。(クラン犬)名は元来ヘブライ語で「無価値・無頼」を意味する。つまり「悪」を指す言葉がやがて擬人化され、悪魔として扱われるようになったものと考えられる。中世ヨーロッパのオカルティズムによってソロモン72柱魔神の一柱に加えられたようだ。別名サタナエルとも言われ、ノアの数代前にマステマと共に地上に知識をもたらす為に降臨した天使の長の一人ともされる。彼らは人間の女の色気に惑わされ彼女らと交わり堕天したという。サタナエル伝承に準じると、真1においてはネビロスと共に幼きアリスに心惹かれた事になる。だがずっとアリスを見守ったりさんざんわがままを聞いたりして付き合っているのは私利私欲だけからとは考え難い。悪魔の入り込まない結界は、強大なる彼ら自身には不要なのだから(消耗する人間=ゾンビも本来効率が悪い)。(willseek)真1でのアリスイベントでの登場が有名だが、ファミコン版2でも、魔界の一角を統べる魔王として登場している。(HAZE)

ベリス〔べりす〕 悪魔
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ソロモンの72柱魔神の一人。26の軍団を率いる残虐なる公爵。赤い着衣をまとって赤い馬に跨り黄金の冠を被った兵士の姿で現れる。ベリスは二枚舌であり信用できない性格ではあるが、召喚した者が上手く命じることができれば、過去や未来、錬金術に関する知識や威厳を授け、また直接金属を黄金に変えてくれるという。ファミコン版2で邪鬼として初登場し、真1以降はほぼレギュラーの堕天使である。ゲーム中ではエリゴールの上級タイプな感じである(得意属性等は異なるが)。火炎系魔法を得意としている。真3ゲーム中の悪魔全書解説はよく似た名前の72柱魔神であるベレスと混同している節がある。(willseek)

ベル神〔べるしん〕 悪魔
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デビルサバイバーにおけるボス種族。属する悪魔はベル・デルやイザ・ベルの様に、特徴として名称に「ベル」が区切られ含まれる。この「ベル」の綴りは「bel」であり、二次創作に見られる様な「ber」や「ver」等を含むといった失態は流石にしていない。この種族の悪魔を無理矢理バアル神に関連付ける意見も見られるが、ア・ベルやバ・ベルといったものが居る辺り、製作側にその様な考えがあったかは疑わしい。単純にベルを含む名を持つ悪魔を並べた所、結果としてその殆どが意図せずにバアルに結び付いていたというのが真相と思われる。「王・主」を意味するバアルのより古い呼称が「ベル」であり、女性形は「ベリト」。古代メソポタミアにおいて神々の統率者・主神の称号として用いられ、かつては天空神アヌがこの名で呼ばれていたが、マルドゥークがティアマトを倒し神々の王となった事でこの称号を継承し「ベル・マルドゥーク」と呼ばれる。「ベル」や「ベル神」といった呼称は通例、この神々の王マルドゥークの事である。さらに溯れば暴風神エンリルの別名であったともされる。しかしデビサバではマルドゥークの事に関しては全く言及されていない。一方ベル神の呼称は登場しないものの、同じくバアル神の派生神格がストーリー上のボスとなる偽典ではマルドゥークもストーリーに絡んでおり、製作者の神話知識量の差が垣間見える。単純に「ベル」を名に含む特別な者達が登場する前例としてはファンタジー小説「ベルガリアード物語」があり、本作では神の弟子である7人の魔術師が名にベルを冠している。デビサバ作中のベル神の数との一致もあり、こちらが直接の着想元である可能性も考えられる。(ICBT)作中に登場したベル神はベル・デル、ベル・イアル、イザ・ベル、ベル・ゼブブ、ベル・ベリト、ア・ベル、バ・ベルの七体がおり、さらにベル・ベリトに吸収されたバアル、バエル、ベルフェゴールを含めれば十体に及ぶ。構成悪魔やデビルサバイバー本作の流れからバアル神との関連が大きく取り上げられる種族である。特にベル・ベリト(バールベリト)におい ては、一般的な綴り“Baalberith”のBaal部分を変換して“Belberith”にしている点や、ベリトに吸収された悪魔バエル、バアルが“ベル”の語呂合わせが効かない上で加入しているところが興味深い。またバ・ベルに関しては、女神転生シリーズにおいてメソポタミア・ウガリット系悪魔やバアルの分霊がバベル神族として偽典やTRPGに登場していたのも無関係ではあるまい。(viraj)

ベルセルク〔べるせるく〕 悪魔
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北欧神話・伝承に登場する狂戦士。名は古ノルド語で「熊の毛皮をまとう者」を意味する。英語ではバーサーカーと呼ばれ、戦神でもある主神オーディンの加護を受けた戦士で、戦闘の極限状況においてトランス状態となって鬼神の如く戦うが、その後は虚脱状態になってしまうという。狼男のルーツともされる戦士ウールヴヘジン(オオカミの毛皮をまとう者)と同一視される事もある。バイキング時代には無法者、乱暴者の代名詞に使われる事もあった。三浦建太郎の中世ファンタジー漫画のタイトルにも使われている。デビルサマナーシリーズに登場した上位の妖鬼。豹の毛皮を被ったボディペインティング姿は映画「ブレイブハート」の影響を受けてのデザインらしい。物理攻撃力の高さと氷結系攻撃への耐性が特徴だ。上位の鬼神系悪魔の合体素材としてもいいだろう。(willseek)

ベルセルクパイル〔べるせるくぱいる〕
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デビサマより、妖鬼ベルセルクの魔晶変化品である男性用の槍系武器。2回の攻撃回数とPOISONの追加効果、各パラメータ上昇の装備効果があるが、入手時期に比して攻撃力は序盤レベルであり、PSP版で攻撃力が1.5倍に修正されたが元が低過ぎる為に大した違いは無く、どちらの版でも使用価値は無いだろう。デザイン上では長槍だが、パイル(杭)とパイク(15〜17世紀の欧州で使われた歩兵用の長槍)を取り違えている様だ。伝承上でパイル(杭)を武器とする例はせいぜい対吸血鬼用に見られる程度であり、デザイン上の勘違いであるパイクと共にベルセルクとの神話的関連は全く無い。この武器の元ネタはアニメ「装甲騎兵ボトムズ」に登場するAT「ベルゼルガ」、及びその搭載武装として初登場し別作品にも広まった「パイルバンカー」だと思われる。但しゲーム中の武器性能との関連は見出せず、別の元ネタがある可能性も。メガテン内で他にパイルバンカーを元ネタとするものには、ハッカーズよりムーウィス三戦目の打撃系特技「デストロイパイル」がある。又、アバチュ2のインドラのクリティカル時攻撃モーションがこの武器の影響を受けている様だ。(ICBT)

ベルゼブブ〔べるぜぶぶ〕 悪魔
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サタンやルシファーと同一視される事もある七つの大罪のうち「暴食」を司る12魔王が一柱。でもハエ。「蝿の王」、「糞山の王」とも言われる。もともとベルゼブブはカナアンのバール神だったが、唯一神との戦いに敗れ地獄へ落とされた時に四肢を千切られいくつもの肉塊に分かれた。その肉塊から生まれたのがバールの名を冠する魔王たちで、そのうちの一柱がベルゼブブである。メガテンシリーズではルシファーと共にFC時代からほぼ全てのシリーズに登場する常連さん。でもたいがい戦わなくてもいい相手だったりハエだったり何か太ってたり辺境の島にいたりハエだったりラスボス前の経験値稼ぎ用だったりハエだったりハエだったりでどうもルシファーと比べると冷遇されてるのは気のせいか?ハエだし。ちなみにソウルハッカーズではマーラ様とともに大暴れ。マハジオンガ+ナイスショートの必殺コンボで半端な実力の挑戦者をボコボコにしてくれる。でもハエ。(aba)ベルゼブブがハエの姿をとるのは、多くの古代宗教において蠅が魂を運ぶと信じられ、霊魂のシンボルとされた事によるとも言われる。蠅の王とは霊魂の王の事でもあるのだ。蠅は腐敗の中より生じ、再生を願う不浄な霊魂の仮初めの姿とも考えられ、その支配者であるベルゼブブはチベットのハゲワシのごとく死者の魂を導く大いなる存在なのだ。一神教からすると主以外の存在に魂を勝手にされるという事で冒神行為なのだが。ゲームにおいては腐敗で腹を膨らませた原始人風のシャーマンを思わせる格好と、有名な巨大蠅の二つの姿で登場する。真3やアバタールチューナーにおいて使ってくる死蠅の葬列は呪殺が無効でない相手はほぼ即死させる恐るべき技になっている。まぁ、こちらが入手すると強力無比な攻撃手段にもなるのだが。(willseek)魔神2ではセクシーな黒髪の姐御風でボスとして登場(Green Man)「DIGITAL DEVIL SAGA アバタール・チューナー」シリーズでは一作目と携帯アプリ“A’s TEST Server”に登場する。一作目では隠しボスとして人型と蠅型の両方が登場。元は「アサインメンツ」の構成員だったが、悪魔化ウィルスに侵された後精神に変調を来して自分を“魔王”と称し敵味方関係なく喰い散らしたことでスワディスターナのアジトB2Fに幽閉される。後にハーリーQに代わってスワディスターナを制圧したサーフと接触した際に、弱肉強食の摂理こそ絶対の掟であると主張し襲いかかるが一敗地に塗れ逃走する。その後サーフに対して復讐を誓い、さらに多くの者を喰らって蠅型に変化しマニプラ地下水道でエンブリオン一行を待ち受ける。この際意識は完全に“魔王ベルゼブブ”と化しており、サーフ達を「何も知らぬ紛い物」、ジャンクヤードを「仮初の煉獄」と呼んで現世(ニルヴァーナ)に登ってそこを恐怖と腐敗で覆い尽くすことを宣言するなど、アスラプロジェクトの核心に触れていたと思われる。そしてベルゼブブ蠅型を撃破することで、その力を宿した“貴主”曼斗羅が出現する。“A’s TEST Server”ではカルマの塔90Fから始まる「試しの地」に君臨する大悪魔として登場し、道中ベルゼブブの配下である軍団所属の喰奴と再三にわたって戦うことになる。99Fにある“魔の結界”直前でセラを攫って、結界の先“66,666m”でサーフ達と「バアル伯爵」と自称するサーフに似た青年(DDSAT2のサーフ・シェフィールド)の姿で対峙することになる。セラを花嫁にしてニルヴァーナで楽しく過ごすなどとうそぶくが、所詮は作られた姿でしかなく悪臭を撒き散らすベルゼブブの本性をすぐに現して戦闘となる。また、90F以降のダンジョンの壁面にはベルゼブブの姿がいくつも描かれている。(HUM)実はDDSAT2にも出演している。ただし、普通にゲームを進めていて現れるわけではなく、特定の場所で衝撃的な登場をする。ある種の裏ボスである。シエロビームで頑張って撃退するのだ!(テラダイン)

ベル・デル〔べるでる〕 悪魔
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女神異聞録デビルサバイバーに登場した最初に戦うベル神。初登場時は鎖が出現する 不死身の体を持ちあらゆる攻撃を無効化にするうえ、”吸血瘴気”というマップ技を使い一定率ダメージを与え自分のHP回復する元々は北欧神話に登場する光神バルドル。 彼は不死身の体の持ち主だがたった一つだけ契約していない物つまり”植物のヤドリギ”だけが彼の体を傷つけることができ災いと悪神ロキは盲目の神でバルドルの弟のヘズをだましてバルドルの殺害を図るのである。(シシン)ビジュアルのコンセプトは死後鎖で冥界に囚われ、身も心も闇に染まったというもののようだ。(willseek)実際は、冥界ではヘルによって丁重に扱われたらしい。座席やお酒まで用意されてあったとも言う。用意周到である。また、『マザー・グース』のクックロビンは彼のことではないかという話もある。(テラダイン)他のベル神がある程度バアル神と関係のある悪魔(イザ・ベル=聖書のバアル信仰推進者、ベル・イアル=悪魔学者による“Baal Ial”表記)なのに対して、唯一北欧神話出典の悪魔ということで異彩を放つ存在である。だが、バーバラ・ウォーカーの説によると、バルドルとはバアル神のノルウェー名とされる。曰く、一度死んでラグナロクの後に復活して新たな世界を構築する“再生”というバルドルの神話中の役割とスコットランドで行われるケルトの祝祭ベルテンでバルドルの像が焼かれる行為が、供儀の生贄となる神バアルと符合するという。ちなみに、ベルテンは“Belの火”を意味する言葉で、Belを遡ればバアルに辿りつくといわれる。ただしこのバルドルの説はバーバラ・ウォーカーの思想が大いに混じった内容で信憑性の薄いものである。また真・女神転生兇悩里蕕譴拭屮汽織鵝瓮札函Ε▲鵝淵札箸慮ぁ法廚皀弌璽丱藥瓩砲茲訐發如△海譴發なり根拠に乏しいとされる。しかし、上記のようなわずかな神話的背景さえあれば取り入れ活用するという姿勢はメガテンシリーズならではの魅力と言えるだろう。(HUM)真4では同グラフィックで元のバルドルの名前で出ている。(HAZE)

ベルフェゴール〔べるふぇごーる〕 悪魔
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女神転生ではお馴染みの邪神だが、本来は女性に売春や貫通を行わせまた疫病をまき散らすと言われ、七大罪のひとつ「怠惰」を司る魔王、つまりかの大魔王ベルゼブブやルシファーと同じレベルの大悪魔なのである。でも何故か便器に座った姿で出現。しかしメガテンシリーズにおいて彼の扱いは極めて優遇されてるとは言い難く、初登場のFC2では鈴木社長のガードマンだったり、便器に座ってたり、トイレの個室で相方(?)と漫才(??)してたり、どうも他の魔王たちにくらべると見劣りする。下ネタという点ならマーラ様の方が印象深いし。で、何で便器に座ってるかと言うとかつてヨーロッパでペストが大流行した時人々はこれをベルフェゴールの仕業と思い、彼を便器に座らせた像を象りこれを崇める事で疫病を鎮めようとした。そしてそのイメージをアトラスが採用したわけであって、決して便秘で困っているからではない。それとこれは割と有名なエピソードなのだが、かつて他の悪魔と「この世には本当に幸せな結婚が存在するのか」という事で議論となり、それを確かめる為地上に派遣された。しかし彼は結局「本当に幸せな結婚」を見つける事は出来なかったとの事。これ以来彼はひどく人間嫌いになったと言う。(aba)さらに言えば、便座に座るベルフェゴールの図案自体はC・ド・プランシーの「地獄の辞典」における記述と画家M・L・ブルトンの挿絵に因っている。この書及びそのイラストはベルゼブブやバエル、アスタロトといった有名悪魔達のビジュアルイメージを固めるのに大きく寄与した。神としての由来はバアル・ペオル(ペオル山の主)。フェニキアのモアブ人が崇めた神とされ、数多くのバアルの内の一柱であった。なお、本来悪魔としては女性の姿で現れる事が多いらしい。(willseek)

ベル・ベリト〔べるべりと〕 悪魔
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女神異聞録デビルサバイバーに登場するベル神。 カイドーとジャアクフロスト曰く「肉ダンゴ悪魔」との事。蜘蛛の様な足を持ちべルフェゴール、バエル、バールを取り込むほどの実力者。 おそらく老人の様な顔がベル・ベリトである。 イザ・ベル、ベルぜブブと同じく巨大悪魔で「荒らぶる神」という能力を持ち射程無限であるが移動はしない。元来はバルベリトと呼ばれかつての智天使の君主。地獄の祭祀長兼式武官である。人間と悪魔が契約を交わす時、常に証人となるべく現出する。コラン・ド・プランシーの「地獄の辞典」によれば、諸同盟の指導者であるという。 人間を殺人に誘うモノであるとされています。 地獄における書記官であり、悪魔と人間の間で執り行われた契約の記録を保管している。デビルチルドレンシリーズではバール三兄弟の次兄ベリトとして登場している。姿は真紅の鎧に赤い馬に乗り黄金の冠に剣を持つ魔界最強の剣士である。 デビチルシリーズで兄弟として呼ばれている理由はベルゼブブ=ぜブル、バルベリト=ベリト、べルフェゴール=フェゴールと同一の悪魔ではないかと思われる(シシン)別項のベリスはこのバアル(ベル)・ベリトから派生した存在であろうと推測されている。デビチルでの容姿はそれに準拠している。(willseek)

ベレッタ92F〔べれったきゅうにえふ〕
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米警官が腰にぶら下げている銃。高性能で軍でも採用されている。真1において値段18000円。性能はニューナンブよりも良い。(ARL)一九八五年に、ベレッタ社が同社のM1951を参考に開発。マガジン容量十五発。9mm×19弾使用。現在は米国の陸海空、海兵隊、沿岸警備隊の五軍に相当数が配備、支給されている。初期のM92Fはスライドの耐久性に問題があり、軍用の強装弾を使用するとスライド側面が破損、ブローバック時にスライドが後方に飛び出して兵士の顔面に当たり、負傷すると言う事件が起きた。そのため、ハンマーピンを大型化して事故に対応したM92FSが現在の主流である。(マッギネスト)実は破損したスライドは全てイタリアから納入された部品であり、ベレッタUSAで製造されたスライドは十分な熱処理が施されている為そうした問題は起こらなかった。だがライバルメーカーやアンチユーザーからは後々まで強度についてのネガティブキャンペーンが展開されたのだった。(willseek)

ベロボーグ〔べろぼーぐ〕 悪魔
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スラブ系民族の創世神話で見られる光と善を象徴する「白い神」。暗黒と死を象徴する「黒い神」チェルノボーグと善悪二元的対立関係にある。多数の配下がいたと思われるが、神話体系が完成する前にキリスト教との勢力争いに敗れ、また宗教を否定する共産党支配の中で歴史の中に埋もれていった。if...に登場した魔神。対立するチェルノボーグが多くの作品に登場するのに対して非常に不遇を被っていると言える。その容姿は青いマントを羽織り杖を構えた白き骸骨男、なんとかバット、ワハハハハ!…所持魔法が充実しているが、魔力は低めなのが残念なところ。(willseek)元々は12世紀のドイツ人司祭ヘルモールトによる「スラヴ年代記」にて初めてキリスト教圏に伝えられたチェルノボグの伝承から、悪を司る黒い神が存在するならその反対である善の白い神もいるだろう、と後世の研究者達によってその信仰や伝承の存在が推測された神格である。しかし全く無根拠の推論という訳ではなく、地名などにその痕跡を見出せるという。ベロボーグの伝承は実在が確認されておらず、従って現在知られているベロボーグの逸話、及びチェルノボグとの関連はその全てが憶測によるものの筈だが、日本における解説ではそういった経緯は省略され、その逸話のみが断定の形で語られている様だ。(ICBT)

ベンヌ〔べんぬ〕 悪魔
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正しくはベヌウ。黄金に輝くアオサギの姿をしたへリオポリスの聖鳥。ピラミッド頂上のベンベン石や聖なる塔であるオベリスクに盛んに彫られ、太陽神であるアトゥムやラーなどの化身または使いとされた。夜明けに飛び立つイメージから死と再生の象徴ともされ、ギリシャのフェニックスの原型になったとも考えられている。真2・if...で序盤レベルの妖鳥として登場した。由来からするともっと高レベルの霊鳥扱いでもおかしくはないのだが。やや素早く、ディア・パトラを持っているので序盤の回復役候補には悪くないかも。(willseek)

ペイルライダー〔ぺいるらいだー〕 悪魔
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真1に登場する魔人。黙示録の世界における終末の世界に現れる四人の騎士。ゲームでは馬に跨る死神として描かれ、ごくまれにLAWサイド最強の武器である「天使のラッパ」を落としていく。天使のラッパとはヨハネの黙示録において天使が七つの封印を解くために吹き鳴らす道具である。それらの封印が解かれることにより、地上には多くの災いが訪れるとされる。そしてその一つ目から四つ目の封印を解くとき、四人のペイルライダーが災いとして現れるという。四人のペイルライダーにはそれぞれ役割があり、一人目は「白い馬に跨り弓を引く冠をもった全ての勝利者」二人目は「大きな剣を持ち赤い馬に跨った平和を奪う者」三人目は「黒い馬に跨り天秤を持って経済的な支配を行う者」そして四人目は「青白い馬に跨り黄泉を従える「死」と呼ばれる者で、地上で四分の一の人間に対し剣と飢饉と獣でもって殺戮する権利を有する者」とされる。ゲームに登場するのはこの四人目のイメージに最も近い。(ARL)真3マニアクスに登場。上記説明の「四人のペイルライダー」のうちの『青白い馬に跨り黄泉を従える"死"と呼ばれる者』の姿で登場している。残りの3人はそれぞれ「白い馬に跨り弓を引く冠をもった全ての勝利者」=ホワイトライダー、「大きな剣を持ち赤い馬に跨った平和を奪う者」=レッドライダー、「黒い馬に跨り天秤を持って経済的な支配を行う者」=ブラックライダー という名前で登場。(HAL)メガテンシリーズおなじみの希少出現敵「魔人」の一。 初出はSFCの真・女神転生で、特定の悪魔出現ポイントに1/256の確率で出現し、倒すとまれに「天使のラッパ」という強力な武器が手に入る。真・女神転生3マニアクスにおいても魔人として登場する。真1とは違って主人公が取るルート次第で必ず戦うことになり、倒すと特定条件下で合体作成も可能となる。戦闘においては、POISON状態の相手を必ずあの世送りにする万能属性スキル「ペストクロップ」が凶悪。でも仲魔にして使ってみると今ひとつ使い勝手が悪い。原典は「ヨハネの黙示録」。神の七封印のうち第四が解かれると地上に顕れる。第三の封が解かれると顕れる黒馬の騎士・ブラックライダーと共に戦争と冥府を司り、地上の人間のうちの四分の一を飢餓と戦争と疫病と狂騒の獣とで殺す権利が与えられている。(平 敦司)ブラックライダーは上でも記されているように、その手に持つ天秤が象徴する飢餓を司り、食物を欠乏させ人々を苦しみの内に殺す事が許されている。四騎士はそれぞれ異なる災いを象徴しているのだ。(willseek)ウェイト版のタロットカードにおける大アルカナの一つ「死神」の札に描かれている、甲冑を身にまとい、馬に跨っている死神の絵は、このペイルライダーがモデルである。(エト)詳しくは上記説明を参照。ペイルとは「蒼ざめた」という意味であり、「ペイルライダー」は一応4騎士の最後の1騎のことを指す。しかし、4騎士の代表的存在で、4騎士を指すと言っても過言ではないだろう。同名の映画が存在し、ゲームでは4騎士中最古参でもある。マニアクスでは、王冠のメノラーを持っていた。ブラックライダー撃破後、アサクサB1(ガラクタ集めマネカタのお店方面)に出現。固有スキル「ペストクロップ」は万能属性で攻撃し、毒状態の者を即死させる効果を持つ。「マハブフダイン」や「ベノンザッパー」、「永眠の誘い」も備えている。しかし、ブラックライダー同様、「デカジャ」も「デクンダ」も持っていない。最も気を付けるべきは、召喚されてるロアである。主に「毒かみつき」「ドルミナー」をやってペイルライダーを援護しているが、何より「自爆」が恐ろしい(こちらのダメージが深刻なだけでなく、ペイルライダーは自爆を受けると回復するため)。そんなペイルライダーだが、おそらく4騎士の中では最も使えない仲魔である…固有を含め、スキルがいまいち使いにくく、耐性もブラックライダーに劣る。要は愛である。(テラダイン)

ペガサス〔ぺがさす〕 悪魔
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ギリシャ神話に登場する背に翼を持つ天馬。ギリシャ原語ではペガソス、ローマではぺガススと呼ぶ。英雄ペルセウスがメデューサを斬り倒した時に噴き出した血から生まれたとされる。一説にはペガサスは醜くされる前のメデューサがポセイドン神との間に授かった子であり、神々の系譜ともされる。非常に気性が荒く、通常人に背を許す事はない。後にコリントスの英雄ベレロポンがアテナの黄金の手綱を借り受けペガサスを駆って魔獣キマイラを退治した。だがベレロポンは次第に増長しペガサスに乗って天に昇ろうとした為、ゼウス神の怒りを買って高空でペガサスの背から振り落とされてしまい、墜死したとも足や目が不自由になって荒野を彷徨ったともいう。ペガサスは天に昇り星座になったとされ、また堂々とした姿からその名は様々な航空機や軍船、某小宇宙を燃やす漫画にまで用いられている。ファミコン版2序盤に登場した魔獣。神話的由来からすれば聖獣などでもいいと思うのだが。攻撃・回復魔法をそつなく持っている。魔界のビストロアングリーではUMAディナーの材料にされてしまっている。ウマなだけに…。(willseek)

ペクヨン〔ぺくよん〕 悪魔
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ペクリョン。朝鮮の守護神と語られた白い龍神。白は朝鮮の国と太陽の輝きを表し、龍は東方を意味すると考えられる事から、東方より昇る太陽を朝鮮の国土の栄光に重ねて神格化したものだと考えられる。しかし元々龍神信仰は中国から仏教と共に伝播していった概念であり朝鮮初期の王朝には龍神信仰があったりもしたのだが、14世紀末の李氏王朝の成立以降は儒教が隆盛し、龍神の存在は現在では民俗劇等で見られるもの程度のようだ。真1・2・if...・魔神2に典型的東洋龍の姿で登場した。高めの物理攻撃力が特徴。前述のように朝鮮半島では龍神信仰自体はほぼ廃れており、韓国においては儒教が文化・精神面で大きな影響力を保っている(仏教徒もそれなりにいるのだが)。(willseek)

ペトラアイ〔ぺとらあい〕 特殊攻撃
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相手を睨むことによって石化させることが出来る技。敵キャラに使うと即死させるのと同じ効果がある。使ってみると「**は睨みを効かせた」と表示される。ここは人によって「担任教師」「社長」「奥さん」等を当てはめると、固まってしまうキャラの気持ちがよく判るのかもしれない。(ARL)邪悪な人間の眼力は、それ自体が悪であり、他人に害を成す。いわゆる「邪眼」である。コレは「凶眼」、「魔眼」などとも呼ばれる。「ペトラアイ」もこのグループに含まれるだろう。その古典とも言えるのが「ゴルゴン3姉妹」で、「ペトラアイ」と聞けば彼女たちを連想する方も多いだろう。睨まれた者は石と化すあの視線のことだ。 そこで、映画『タイタンの戦い』を挙げておきたい。ペルセウスがアンドロメダと結ばれるまでの冒険を題材にした映画である。この映画の後半にメデューサによる「ペトラアイ」のシーンがあるのだが、この時に「目からビーム!」と言ってはいけない。…この映画に登場するメデューサの生首が『女神転生2』の「メデューサ」のグラフィックの元ネタ か? (アレイ)アバチュでは「石化光線」の名で登場(US版名はペトラアイ・石化光線共に「Stone Gaze」)。先立ってハッカーズでは石化効果を持つ敵専用特技「光る眼」がペトラアイとは別に存在した。メデューサの石化の魔眼が目から放たれる光線として表現されたり、メデューサ(ひいてはゴルゴン)の姿が蛇の下半身を持つといったビジュアルイメージは上記の映画を起源とし、様々な映像作品やゲームへと引用されている。(ICBT)

ペトラディ〔ぺとらでぃ〕 魔法
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[PETRA-Di]
味方一人の石化状態を治す。唱えられた者はSTONEが治る。STONEになること自体が滅多にないので、あまり使われることの無い魔法。まあ無いよりはあったほうが安心である。(ARL)真2で仲魔がペトラディを覚えていればコトシロヌシの石化を解除するのに使う事もできるが、ディストーンを持っていない事が前提条件。なおこの時はMP0でも使える。(wac_toriaezu)

ペナンガル〔ぺなんがる〕 悪魔
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マレーシアのジャングルの木の頂に住む蜂の守護精。蜂の巣を見守っており、蜂蜜を奪おうとする輩を襲う。ペナンガルに捕まると殺されるか、運良く逃げられても全身に針で刺されたような痛みを感じ、動く事もままならない。また悪臭を放つ事も出来、それを吸い込むと吐き気や目まいに襲われるという。なお同じマレーシアのペナンガランはポンティアナクとも呼ばれる抜け首系の妖怪で、人の生首が内臓をぶら下げて夜中飛び回り吸血するという別物。ソウルハッカーズ登場の序盤レベル妖精。ぶっとい両腕を生やした怪しい人面バチのようなデザインだ。序盤だとブフが結構貴重。後の合体の為にも仲魔にしておきたい。(willseek)

ペリ〔ぺり〕 悪魔
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イランの高原地帯に住む妖精の一種。パリーとも。四大元素の中の火から作られた妖精で、アラビアのジンに近い存在といえる。麝香(ジャコウ)や紫檀(シタン)などの香木の香りを摂って生きている。背中に翼の生えた人間の姿をしており、魔法を使うことが出来る。男女とも美しく、男性は威厳があり、女性は華麗。普段は険しい山の頂上や深い泉の底にいるが、人間の世界に出てくる事もある。ペリの女性が人間の男性と結婚したという逸話も伝わっている。デビルサマナーシリーズに登場する上級妖魔の一つ。ベールをして舞い踊る美しい天女の姿だ。電撃・補助魔法に強いので活用しよう。(willseek)STRANGE JOURNEYでは最高位の天女、デビルサバイバーシリーズでは1,2共にシナリオ中盤あたりのレベル帯で鬼女として登場している。位置づけが難しいのか登場作品の種族が偏り気味なのか、種族が安定しない悪魔のひとり。一応、STRANGE JOURNEYでは妖魔も鬼女も存在しているので天女が本来の種族、とも考えられるが……。最近それなりに出番が多いため、今後の種族に注目したい。(春魔解丼)

ペリの財宝〔ぺりのざいほう〕 道具
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ソウルハッカーズにおける妖魔ペリの魔晶変化アイテム。その名に相応しく、宝箱に金銀財宝がザックザクである。ショップで売却するとなんと100000円にもなる。狡猾・冷静・愚鈍の悪魔の忠誠度を最大まで上げられる贈答品としても使えるが、仲魔に贈るにはあまりに勿体無い代物である。これのために二上門地下でペリを勧誘しまくったプレイヤーも多いことだろう。ちなみにペリはスク・カジャ持ちな上に電撃魔法の達人であり、戦闘要員としても合体要員としても非常に有能。ソウルハッカーズに登場する悪魔の中でも屈指の万能ぶりである。 (CF)

ペルーン〔ぺるーん〕 悪魔
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スラヴ神話の主神であり、雷神。 その名は「打つ/壊す」を意味し、雷と嵐を司る神であることを想起させる。 類似する多くの雷神と同じように、髭を生やした中年男性の姿をしており、手には稲妻を表す斧や槌を持つ。 罪を犯した者や敵対者に向かって武器を振りかざし、または投げつけて罰するところなどはゼウスやトール、ペルクナスなどと共通している。ペルーンは嵐としての雨だけではなく、農作物の実りを豊かにする慈雨をもたらす神であり、また雷をもって敵を退ける性格から戦争や闘争と結び付けられ、しばしば戦士の守護者として崇められた。 また、天空に座するペルーンと大地に座するヴェレスはしばしば対立したといわれ、そのどちらもスラヴ人の信仰には欠かせない神として捉えられていたようである。その神殿は東スラヴ地域の各所に存在したと思われ、特にウラジーミル1世が立てたキエフの丘の聖所が有名である。 そこでは、ペルーンの神像は頭部は銀箔、髭は金箔で彩られた老神として表現されていたという。このキエフの丘には他に5柱の神(風の神ストリボーグ、太陽神ダジボーグとホルス、女神モコシと聖獣セマルグル)が祀られており、そのいずれもスラヴにキリスト教がもたらされた後は異教として排斥された。(Mr.ダルクン)ゲームでは、魔神2にてやや高位の魔神として合体作成し、使用できる。電光を内包した黒い渦のような姿だ。マハジオンガとMP奪取のEXTRAスキル・イービルアイズを活用すれば飛行ユニットに対してそれなりに壁役になり得るだろう。(willseek)P4では板系武器に「ペルーンプレート」がある。最強クラスの性能なのは装備者である完二の初期ペルソナ・タケミカヅチとの雷神繋がりによるものかも知れないが、板・プレートとした神話的由来は無いと思われる。神話におけるペルーンの武器としては斧や槌、石の矢といったものであり、特に「ペルーンの斧」は北欧のトールのハンマーの様に、アミュレットとしてペンダント・トップの意匠にも用いられている。(ICBT)

ペルセポネー〔ぺるせぽねー〕 悪魔
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ギリシャ神話の女神で冥界の女王、すなわち冥界神ハデスの妻。ゼウスとデメテルの娘でしばしばコレー(少女)とも呼ばれる。野原で花を摘んでいた時にハデスに冥界へと誘拐され、そこで冥界のザクロを食べたペルセポネは神々の取り決めによって一年のうちの一定期間を冥界に属する者として過ごす事になった。母デメテルは、憤りから娘が冥界に居る時期には地上に実りをもたらすのを止めるようになった。これが冬の季節の始まりなのだという。ペルセポネが地上に戻る春にはデメテルは喜びから春の新緑を解き放ち、よってペルセポネは春の芽吹きの女神ともされる。シュメールのイナンナやメソポタミアのイシュタルなどでも見られる、豊穣神の死と再生神話の一形態と言えるだろう。ローマ神話に入るとプロセルピナと呼ばれるが、中世ヨーロッパの悪魔学にかかると冥界の女王からの連想で女大悪魔とされ、悪霊 たちの女王とされてしまった。ソウルハッカーズに登場した死神。本来は春の実りの訪れも象徴する女神だ。その為黒と白半分ずつの身体に分かれ、冥界の果物ザクロと豊穣のリンゴをそれぞれの手に持っている。所持魔法は強力だが、いかんせん敵として登場するダンジョンでは一撃で屠れる状態だろう。中盤の仲魔として合体作成を狙ってみるのもいいだろう。(willseek)

ペルソナ〔ぺるそな〕
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1996年に第一作「女神異聞録ペルソナ」が発売された女神転生シリーズの外伝シリーズの一つ。ユング心理学のペルソナ(表層心理)とタロットカードの概念を引用し、if...のガーディアンシステムを基にして、基本的に人間のみで構成されたパーティで「ペルソナ」という守護霊のような形で悪魔(のイメージ)を召喚・使役して困難に臨む、という世界を構築している。人の心の中から魔が生じる、というコンセプトに更に踏み込んでおり、物語の構成次第では荒唐無稽な事象も大勢の人の共通認識・願望であれば実現してしまうという心の世界の危うさと可能性が示唆されている。また人対人の関わりも多めになり、そうした情緒・軋轢が数多く物語に織り込まれているのもシリーズの特徴である。ペルソナにおいては悪魔そのものは行使しないが、悪魔のイメージとしてのペルソナを状況に応じ、複数使い分ける事になる。より強力なペルソナを求める事もでき、その際合体の形でペルソナを作り出し、手助けする施設がベルベットルームと呼ばれる青い部屋である。イゴールなる異形の人物が取り仕切るこの施設は限られた者しか立ち入る事が出来ず、常にピアノの音色と歌声が流れ、いる者を心の深層へと導くという。ラテン語で「人」を意味し、ユング心理学の代表的概念の一つで、人は外部の世界に対する時、状況に応じた自己(ペルソナ)を使い分けて生きている、というものである。コンプレックスや集合的無意識、導く者としての老賢者フィレモン(ピレーモン)にシャドウ(自我の忌まれる影)と、ユング心理学用語から物語に用いられているモチーフは数多い。(willseek)大本を辿れば女神転生シリーズなのだが、ジュブナイルRPGという点、人間がメインという点を考えても女神転生シリーズとは全く異なると思われている事の方が多い。どちらかと言えばifを別方向に進化させた感じだろうか?やたらと人気が出たためにペルソナシリーズばかりゲームが作られてしまい、マニアックな女神転生シリーズは一気に日陰に追いやられてしまった…。どうやらアトラスはペルソナプレイヤーにPS版ifからメガテンにハマってもらおうと思っていたらしいが、もちろんペルソナ好きがメガテンに振り向く事はなく…。(wac_toriaezu)真3が作られた以降も、ライドウを初めとした外伝が続編が作られない中、ペルソナシリーズが続いているのはやはりコンセプトが大きく離れている(人が中心)ことが要因であろうか?個人的には真3リマスターでライドウが再登場(マニアクス準拠のため)したので、デビルサマナーシリーズの復権を望むが。(HAZE)

ペレ〔ぺれ〕 悪魔
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ハワイ島で多く見られる火山を象徴する女神。キラウェア火山の噴火口に住まうとされる。美しいが大層気性の激しい女神で、家族や雪の女神ポリアフ、豚の神カマプアアといった神々との愛憎劇が物語られている。一説には彼女はサモアまたはタヒチから移り住んできた女神とされ、これは火山帯の分布のルートと共通するという意見もある。ペレは火山の噴火が近付くと麓にそれと判る姿で出没し、島民に危機が迫っていると警告する事があるともされる。ソウルハッカーズ登場の地母神で、見た目からして火炎系魔法を得意としている。氷結系には弱いので気を付けよう。(willseek)

ペンタグラブ〔ぺんたぐらぶ〕 籠手
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ペンタグラム+グラブ、という事で、五芒星が描かれた手袋。「帝都物語」では魔人・加藤保憲がこれを用いている。デビサマより。偽典では「ドーマン手袋」の名で登場しているが、ゲーム内解説の「六芒星」の部分は誤り。(ICBT)

ペンタグラム〔ぺんたぐらむ〕 道具
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六芒星のことで、古代ユダヤの象徴としても用いられていた。強力な魔除けの符なのである。真1ではマカラカーンと同じ効果を発揮するが、マカラカーンと違い実際に威力を発揮するまで効果が持続するので使いやすい。但し一度で壊れてしまうのが難点だが。(ARL)六芒星はヘキサグラムであり、正しくは五芒星。陰陽道では晴明桔梗紋・ドーマンセーマン等と呼ばれ、陰陽五行説の相克・相生を表わす強力な呪符の一つ。古代西洋では天文学・占星術における五惑星を表わした図形とされ、ユダヤではソロモン王が六芒星と共に用い、他にも後世には錬金術に用いられる等、世界の広範囲にて使われる魔術紋様である。(ICBT)

ペンドラゴン〔ぺんどらごん〕 悪魔
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最強の竜。様々な伝承でこの称号の名前が出てくるが、女神転生に登場するものは単純に最強の龍王という意味で捉えて良いだろう。真1にて登場。尻尾を振り回し炎を吐き、相手を噛み砕こうとする。これはまさに竜の持つイメージそのものなのであるが、そのキャラクター性の無さからか、真2では登場しなくなった。(ARL)名の「ペン」は「巨大な」という意味である。ちなみにエクスカリバーで有名なアーサー王もペンドラゴンという名を持ち、また彼の掲げた紋章にもこのドラゴンが描かれている。近世キリスト教においてドラゴン=敵対者の構図が作られてきたが、それ以前においては王権の象徴であり、偉大なドラゴンの紋章を偉大な王が掲げるのは当然と言える。(クラン犬)厳密には元来の意味はウェールズ語で「竜の頭」であった(「ペン」は「頭」から「偉大なる」の意が派生した)。アーサーの父・ユーサー(ユーゼル)もペンドラゴンを名乗っている。親子揃って女絡みのドロドロ内紛なんぞやってますが。(willseek)

ホゥアコン〔ほぅあこん〕
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女性専用頭防具(don)真2・if...において剣合体で作り出せる最上位女性用防具の一つ。(willseek)タイの仮面舞踊で使われる仮面、フア・コーン。フゥァhuaはタイ語で「頭」の意味、コーンkhonとは仮面舞踊劇の一種。コーンで代表的なものは、ラーマーヤナがタイに伝わり生まれた「ラーマキエン」が知られる。フア・コーンは登場人物の名を取り、ハヌマーンの仮面であれば「フア・ハヌマン」といった様に呼ばれる。(ICBT)

鳳凰〔ほうおう〕 悪魔
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天帝の遣い。鳥の王。風の精。その姿は諸説様々。麒麟と鹿の体つきで魚の尾を持ち、頸は蛇であると言わる。朱雀と同一視されることもあり、炎の守護神ともされる。竹の実を食べ、甘露を飲むらしい。善政を行った皇帝の前にその姿を現すと言う。真1ではもっともレベルの低い霊鳥。どちらかというと合体要員として役に立ってくれる悪魔だ。(ARL)雄が鳳で、雌が凰。平等院鳳凰堂(10円硬貨に描かれている有名なあの建造物)の屋根に乗る鳳凰も、ちゃんと雄と雌で作りが違うらしい。建築した大工さんは芸が細かい人のようだ。(クラン犬)2004年から発行されている新一万円札の裏面にも平等院鳳凰堂の鳳凰像が印刷されている。ちなみに現在屋根にある鳳凰は複製で、本物(国宝)は取り外して別途保管されている。(willseek)最近は四聖獣が常に登場するため、フェニックスとともに影が薄い(HAZE)

法王の靴〔ほうおうのくつ〕
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ローマ法王(教皇)の履く靴は「漁師の靴」と呼ばれ(名の由来は「漁夫の指輪」と同様)、赤色の革製ローファーである事がならわしとされる。その色は殉教を意味するという。NINEに登場するLAW専用防具。他の同系防具(ホワイトズケット・法の衣・漁夫の指輪)と併せて装備するとセットボーナスが得られるが、その全てがドロップアイテムとしてのみ入手可能で、内三つがライト系悪魔のドロップというレア装備セット。(ICBT)

宝玉〔ほうぎょく〕 道具
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[Orb]
強い魔力を秘めた魔石の、より純度の高い物である。使用者はHPが完全に回復する。女神転生ではほぼ全てのシリーズに登場しており、ボス戦においての非常時や、普段の悪魔との交渉など、幅広い場面で役立ってくれるのであった。(ARL)強力なエナジーで七色に輝いている。球形で想像するかも知れないが実際は原石のままであり、その形は様々である。(willseek)ファミコン版1では、唯一の使用アイテム。故に、魔法の役割は非常に重要だ。(HAZE)

峰津院都〔ほうついんみやこ〕 人名・キャラクター
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デビルサバイバー2、3DS版に追加されたトリアングルム編(セプテントリオン編の後)に登場したキャラクター。トリアングルム編における峰津院大和ポジション、ジプス局長の女の子。17歳。顔立ちや髪色、話し方など、非常に大和に似て居る。(仲間に加入後の縁では大和そっくりの天然っぷりと主人公へのデレっぷりを見せる) その為、主人公の選択肢に「ヤマトの女装?」と表示される。実際は、ヤマトの不在によって、その空白を埋めるためにカノープスが生み出した存在であり、その力を発揮し、人型を捨てた状態では「コル・カロリ」となる。 ただし、サダクの様な存在とは違い、峰津院大和と同じ立ち位置であり、「人間」峰津院都と「人外」コル・カロリを併せ持つ存在である。彼女はサダクを管理者に据え、主人公を含む管理者権限を持つ13人を装置に組み込んで無理矢理に管理者にする方法で世界を救おうとし、都の案を受け入れるとバッドエンドとなり、他のルートでは一度敵対し、コル・カロリの力を使って戦い、負けた後にサダクの『生きろ』に心を動かされて仲間になる。その後は主人公の選択肢によっては弱々しい彼女を見ることも出来、徐々に仲間と打ち解けていく。 尚、主人公に対する心の開きっぷりは凄まじい。実は都自身も最初は自分の正体を知らなかったが、サダクとの接触によってコル・カロリとしての記憶が目覚めて蘇り、自分の正体、全てを知った事が本人の口から明らかになる。 そして都は自分の思いも全てカノープスによって作られたものなのではないかと疑問を抱き、アイデンティティを見失いかけたが、人類を守ろうとするその意思をサダクに認められ、共に人類を救うため、協力してトリアングルムへの対策を進めていた。 しかし、無理矢理管理者を作るという案だった為、サダクは首を縦には振らず、幽閉された。しかしサダクが口を割らなかった管理者権限を移譲された人間達を炙り出すため、ニカイアを配信し、悪魔召喚アプリを撒き散らし、管理者権限を持った主人公含む13人の捜索を進めていたのであった。尚、味方としての都は力魔型であり、大和同様決め手に欠けてしまう残念なキャラである。(ただし、大和よりは全体的に割り振られてはいる)実はデビルサバイバー2時点での没キャラで、大和の双子の妹設定だった。(メガテンヲタク)

峰津院大和〔ほうついんやまと〕 人名・キャラクター
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ジプスの局長で、ジプスの創始者一門であり、代々日本の霊的守護を担ってきた一族である峰津院家の嫡男。17歳。ジプスに所属、あるいは協力する悪魔使い達に指示を出し、時には自ら行動するリーダー的存在。日本を守るという使命に基づいて行動しており、その為には手段を選ばないフシがある。また、自らの立場を自覚しており、それからくる高圧的な態度は一部の人間の不信感や反感を招いている。しかし、ただ傲慢なわけでもなければ非情なだけでも無いことは立場と自負に伴った実力や、自ら行動すべき時は行動し、自らにとって有用な人材(≒日本を守るのに必要な人材)を厚遇する態度などから窺えるだろう。それなりの期間悪魔使いをやっていたであろうジプスの名無し職員ではなく、悪魔使いとしては新米もいいところな主人公達が対セプテントリオン戦で率先して戦っているのは彼の実力主義によるものが大きい。まぁ、物語的な都合もあるとは言え、新米にも関わらず正式なジプス職員の援護なく、日月2体のセプテントリオンを撃破してのける主人公達も大概だが。セプテントリオン襲来の真相とその意味のほぼ全てを知っている人物。木曜日の侵略者アリオトを倒した時、その事実と自らの目的を明かす。その目的は新世界の創造。この事態の黒幕の力を用いて実力主義の世界を創ろうと目論む。このような考えを持つに至った背景には、保身のために他人の足を引っ張るような腐敗した権力者達や強者に依存しいたずらに日々を過ごす人々など、自らが守るべき者たちへの深い失望があったようだ。彼の掲げる完全な実力主義の世界は真・女神転生3をやった人にならヨスガのコトワリみたいなものと言えばわかりやすいかも知れない。家柄やそれまでの社会での立場は何の意味を持たなくなり、腕っ節の強さだとか頭の良さだとか、そういったものが絶対的な価値基準になる。そんな世界では、何の才能・資質も持たない者は社会に不要な役立たずとして見向きもされないだろう。実力のある者たち、即ち〈強者〉のための世界である。冷酷非情かつ傲慢といった印象が拭えないが、自らの立場とそれに伴う責任・使命に忠実であり、それを全うしようと奮起する中で守るべき日本に住む者たちに失望してしまった不幸な人物でもある。少なくとも日本を守る意志と日本の未来を憂う想いに嘘はない。自らの態度と行動により(正確にはジプスの行動だが)栗木ロナウドから敵視されている。本人は気にも留めていない様だが、展開次第では当のロナウドに打ち倒されることになる。その生い立ちからか世俗に疎く、たこ焼きも知らない程。そしてそのたこ焼きイベント後の彼のルートでは、晩餐としてたこ焼きが振舞われることに…彼のルートではものすごくデレ、彼以外のルートでは凄まじいヤンデレと化す。その凄まじさは主人公の目の前で主人公の選んだ相手の首を掻き切ってやる、などと言う程。能力はイオと同じ力魔型。ただし彼だけ地味に他キャラに比べ能力の合計値が高い。強いには強いが4ルート中2ルートしか仲間にならず、ルート選択の時点で物語は終盤のため使える機会が限られているのが最大のネック。一応あるキャラが死んでいる場合、そのキャラの代わりにメグレズ戦で使うこともできるが…余談だが、デビルサバイバー2を真・女神転生3の系譜としてみた場合、彼の立ち位置は橘千晶に当たると思われる。そう考えるとヤンデレっぷりに少し納得がいく…かも知れない。(ad)

方天画戟〔ほうてんがげき〕
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「三国志演義」において後漢の武将呂布が使っていたとされる槍状武器。西洋のハルバードに似て、切る・突く・叩く・薙ぐ・払うと多くの用い方ができた。真2・if...に登場した武器で、重量の為男性専用になっている。またPOISONの追加効果もある。…呂布のキャラの反映か?(willseek)真直ぐな穂先の両側に「月牙」と呼ばれる三日月型の刃を備えた戟が方天戟。その中で柄に装飾画が描かれたものを方天画戟と呼ぶ。余談だが、方天戟が発明されたのは10世紀頃のことであり、呂布の活躍した2世紀末には存在しなかったものである。とはいえ「三国志演義」によって巷間に流布したこともあり、今では呂布の得物といえば方天画戟と広く認識されるようになっている。これも「伝説の武具」の一つの形だろうか。(ky)

法の衣〔ほうのころも〕
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偽典女神転生では「法衣」として登場。「魔力を秘めたセラミックファイバー製の神官の服」と説明されていた。真1ではロウサイド専用の防具。雷を吸収する効果がある。 (ARL)

蒲黄〔ほおう〕 道具
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NINEに登場するプラグインソフト。国津神オオナムチのコーディング変化アイテム。COMP内にストックしている間、装備中の悪魔の状態異常(DEAD以外)を回復する。蒲黄とは生薬としての蒲(ガマ)の花粉の事で、下用で傷薬としての効果がある。鰐鮫に毛を毟り取られた因幡白兎に対し、オオナムチがこれをつけるように助言した。(ICBT)

ホーソンスピア〔ほーそんすぴあ〕
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SJより、CLOSEの追加効果を持つ。フォルマによる通常の作成の他、カリーナでドワーフから依頼されるEXミッションにてランスオブカースを素材として作成出来、その時点では他の武器と比較して高性能だ。この武器自体にはクドラクに対する特効などは設定されていないが、デルファイナスのEXミッションにてクルースニクが対クドラク用の武器としてこれを必要としている。ホーソンhawthornとはサンザシの事。セイヨウサンザシは薬効として消化補助や心臓病への効果があり、古代ギリシャでは希望のエンブレムとして用いられ、古代ケルトでは妖精郷への入り口に生い茂るとされた事からドルイド達によって神聖視された。キリスト教においてはイエスの茨の冠に用いられたとされ、魔除けの木として知られる。吸血鬼伝承において吸血鬼への止めは心臓に白木の杭を打ち込む事とされるが、クドラクの場合はその杭がセイヨウサンザシに特定される。これは例えば十字架の様に、単純にキリスト教における聖なる物が吸血鬼に限らず魔物全般に対して有効な事から来ているに過ぎない様だ。(ICBT)

ホームレス〔ほーむれす〕 言葉
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野宿者、路上生活者。定まった住居を持たず、公園や河原等の公共の場所にダンボールやブルーシートを用いて住み着き日々を過ごす者達の事。かつては浮浪者・ルンペンなどと呼ばれていたが、差別的表現だとして改められている。勤労や納税等の義務を放棄し社会的束縛から解き放たれた自由人と見る事も出来るし、国を支える国民の義務から逃げ社会的保護を受けるに値しない人々と見る事も出来る。生活環境は苛酷で、栄養状態や社会的受容に恵まれず早死にしたり自殺に至ってしまう者も少なくはない。ある意味俗世から飛び出し解脱した立場とも言えるので、たまに賢者のように達観した目で世間を分析したり、常人には分からない事に勘が働く者もいる。あまり清潔とは言えない者が多いが、彼らの立場でしか見えない視点というものもあるだろう。ゲーム中では真1の物乞い以降、印象的なセリフを語ったり、重要な情報を持っている者もしばしば見かけられる。(willseek)ちなみに不法に空き家や空き倉庫などに住み着くのはスクワッター(不法居住者)と言われホームレスよりも罪が大きい(メガテンとは無関係だが)(Green Man)

ホーリーゴースト〔ほーりーごーすと〕 悪魔
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父(神)と子(キリスト)と共に三位一体を成す聖なる霊。万物に内在する神の働きや生命力を表す非人格的な概念であり、守護霊や天使のように明確に人格化された存在ではないとされる。ヘブライ語でルーアハ(霊的な風)、ギリシャ語ではプネウマ(霊気)と呼ばれ、神の存在がこの世にあまねく広がっている事を表す概念である。if...でエンジェルより下位の天使として登場した。エンジェルより人格化が弱いという事で幽霊に羽が生えたようなおぼろげなビジュアルになっている。単独での戦闘力は知れているが、序盤段階の合体にはいれば便利だろう。あらゆる力というのは積み重ねなのだから。なお、偽典にも登場するが遭遇するのはまれらしい。(willseek)

ホーリータウン〔ほーりーたうん〕 地名・場所
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TOKYOミレニアムにおいて、センターがメシア教布教の中心とする為に開発したエリア。巨大な大教会を中心に構成されメシア教信仰の地盤を固める予定だったが、人々は享楽・歓楽に流れより自由な気風のヴァルハラエリアへ集中し、いまいち盛り上がりに欠ける。更に魔王キングフロストや邪龍バジリスク、マグネタイトを奪われる謎の塔の出現と、ヴァルハラエリアに次いで散々な目に遭うエリアである。(willseek)

北斗星君〔ほくとせいくん〕 悪魔
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中国の人間の寿命と富貴を司る神で北斗七星の神格化されたものである。死とその後の命運に関わる厳しく冷徹な神であり、逆に生とその禍福に関わる温和な南斗星君(射手座の一部、南斗六星の神格化)と対になって現れる事が多い。碁を好んだようで、ある時二人で夢中で碁を打っていた所、自分の寿命が残りわずかだと聞いた若者が二人の元を訪れ、黙って干し肉や酒を捧げた。知らずに飲み食いした南斗星君は感謝の意味で北斗星君の反対を押し切って若者の寿命を伸ばしてやったという。そういう凸凹コンビなのであった。if...でアキラ用ガーディアンの破壊神の一人として初登場した。デビルサマナーでは時間制限付きの隠しボスとして魔神ナントセイクンと共に挑んでくる。真3では上位の破壊神であり、強力な呪殺・破魔系スキルを使いこなす。身体に死のイメージの氷柱をまとっており、火炎攻撃が弱点になっている。(willseek)

星の葬列〔ほしのそうれつ〕 特殊攻撃
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アマツミカボシの専用技。 頭上に3つの隕石を一列に落とし万能中ダメージを与える。隕石が落ちた地点はしばらく残り触れるとダメージ願望ですが、真女神転生シリーズの新作で是非ともアマツミカボシが仲間になってこの専用技と共に出て欲しい(シシン)

炎の壁〔ほのおのかべ〕 特殊攻撃
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[FLAME-WALL]
炎の壁を張る。シリーズで水の壁もある。この二つは共用不可能。地味な技だが、氷魔法を得意とする悪魔が集団で出てきた場合、かなり重宝する。(ARL)

炎の短剣〔ほのおのたんけん〕 道具
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NINE、未登場プラグイン。データ配列位置から没悪魔・天使セラフの専用と思われる。熾天使セラフの持物とされる。しかしこれは日本(及び日本語文章から引用した資料)における誤解で、本来の持ち物は扇である。創世記には、神は人間を追い出したエデンに回る剣の炎をケルビムと共に配置した、とある。誤解の経緯は、英語圏にて羽扇flabellumが炎flameを連想される語感である事(熾天使が炎のイメージを持つ事も一因とされる)から、セラフの持つ扇がこの「剣の炎(flame of sword)」と混同され、さらにはこれが「炎の剣(flaming sword)」と誤訳された事に拠る。しかし日本では何故か短剣とされ、剣が短剣となった経緯については不明。(ICBT)

炎の腐海〔ほのおのふかい〕 地名・場所
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旧来からのメガテンユーザーにとってはアンフィニ宮殿や蝿の穴同様すこぶる恐れられているダンジョン。メガテン最強ダンジョンと言っても過言では無いだろう。迷路自体が地獄の業火で形成されており一歩歩くごとにHPが減っていく。弱った所へ大量のサイクロプスに襲われた時には目も当てられない。とりあえずここに来たらまずはこの歩数ダメージを防ぐためにここのどこかに捕らえられているイザナミを助け出し、彼女を助けた際に貰える「イザナミの衣」なるアイテムを入手する必要がある。しかしこの果てしなく広い迷路から死ぬ思いでようやくイザナミを見つけても彼女はルシファーの作り出した仮面で封印されており、封印を解くにはその仮面に正しい順序で正しい位置にあら玉、しず玉、ふる玉をはめ込まなければならない。ここまでにプレイヤーの神経がだいぶ磨り減っているのでここでキれてしまうプレイヤーも多い。そしてイザナミの衣を入手し、最後の魔王セトに挑むのであるが最強のダンジョンには最強のボスが待ち構えているもので、このセトの強さはそれはもう半端では無い。ロクに戦力が整わないうちに挑んでもブリザトンで凍らされた後ガボアット連発で臨終するのが関の山である。でもここまで来れたなら大魔王ルシファーも目の前。是非とも根性でクリアして欲しい。(aba)個人的かもしれないが、マズルカやアンフィニより、ここのターラガに一番エナジードレインを食らった気がする。そういう意味でも、厄介なエリア。(HAZE)

ホブゴブリン〔ほぶごぶりん〕 悪魔
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『田舎のゴブリン』。ゴブリンに比べて多少人間味のある妖精のようである。しかし女神転生では悪い意味で人間っぽくなってしまい、愛嬌のかけらも無い。真1で登場。実は前衛で闘わせられる実力の持ち主であるのに、あまりファンは居ないようである。(ARL)所持魔法がタルカジャ・マカカジャ・マハラギオンと非常に強力。常に集団で出現するため、敵に回すと苦戦を免れないが、味方にすれば銀座の街を歩くのが格段に楽になる。銀座に着いたら真っ先に仲魔に引き入れておきたい。特に銀座の悪魔使い戦や旧警視庁の警備システム戦では大活躍してくれること間違いなし。(CF)元来の伝承ではゴブリンの内、より神秘的で小型のものを指すとされ、善良な性格を持つとも。「夏の夜の夢」に登場する妖精パックが代表的なホブゴブリンのイメージとされる。シェイクスピアはプーカとも呼ばれる同名の妖精種族から名のみを拝借した様で、このパックはプーカそのものではないとの事。近年に見られるその真逆のイメージ、屈強で大型のゴブリンという定義はトールキンの「ホビットの冒険」における独自のもので、そして後の「指輪物語」でオークの上級種族ウルク=ハイの口語としてホブゴブリンの名を用い、D&Dがこれらを引用した事から、そのイメージが以降のファンタジー作品やRPGにおけるスタンダードとなった。(ICBT)

ホヤウカムイ〔ほやうかむい〕 悪魔
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ホヤウ、オヤウカムイとも呼ばれるアイヌの蛇神。名前も「(異形の)蛇の神」を意味する。尖った鼻先と、翼を持つ蛇の姿をしているとされる。ラプシヌプルクル(羽を持つ魔力強き者)、サクソモアイプ(夏に語られぬ者)等の忌み名でも呼ばれる。ホヤウカムイの住む沼は「カムイト(魔神の沼)」と呼ばれ常に酷い悪臭が立ちこめており、無理に近付くと皮膚が爛れたり髪が抜けたりと身体を傷めるという。万が一戦いになった際には炎や暑さは効果がなく、逆に吹雪や寒さには弱いとされる。一方、巫女に神託を与えるなどの善き神としての側面も伝えられる。硫黄等の火山性のガスが噴出している場所などが神聖・禁忌視されて生まれたカムイとも推察出来る。ソウルハッカーズ登場の上位龍王。絵師曰くカジキマグロみたいなデザインになってしまったそうで、自分にはウルトラ怪獣ぽくも見えた。力が強く、ゲーム上では弱点は特に持たされていないので、合体継承でスキルを工夫すれば強力な前衛として期待出来る。(willseek)

ホラワカ〔ほらわか〕 悪魔
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エチオピアのガラ族に伝わる霊鳥で名は「神の羊」の意。神から遣わされ、人間に「歳を経て弱くなった者は脱皮して若返る事が出来る」力持つ言葉を与えるはずだったが、その途中で出会った蛇から死肉を分けてもらう為にその言葉を蛇に与えてしまった。そうして蛇の不死性と人の寿命による死が定まったとされる。ホラワカは神の罰を受け、いつも羊に似た呻くような鳴き声を上げるのだという。ちなみに実際は蛇の脱皮は体の表面を構成する外皮組織が一度に更新される結果、広範囲に剥がれて視認されるのである。人間の皮膚組織も毎日少しずつ剥離して入れ替わっているのだ(要するに垢だが)。デビルサマナー登場の妖鳥。体色が鮮やかな人面鳥だ。剣ダメージに耐性を持つが弱点も多く、特筆すべき能力も少ない。霊鳥や大天使作成の礎として役立ってもらう事は多いか。(willseek)

ホルス〔ほるす〕 悪魔
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ホルとも。「高みにいる者」を意味する名を持つ天空神でハヤブサを象徴とし、王権を担う神の一柱。オシリスとイシスの息子とされ、父オシリスを謀殺したセトを法廷と戦場の両方で破り、王権を継承した。またハロエリス、ホルベヘデティ、ホルアハティ、ハレンドテスといった数多くの異名・化身を持つ。元々エジプトの王朝は時代によって力を持った都市がその守護神を主神として祀り上げる事が多く、その度に神々の習合・変質が盛んに起こった。ラーやホルスといった神々の王に異名が多いのはこうした歴史が影響しているのである。真2以降から魔神として登場している。太陽神のモチーフも入れて、光り輝くハヤブサの姿である。破魔・回復魔法に優れている。真3では本当に光らせていて、まぶしい。(willseek)「太陽の子 ホルスの大冒険」をはじめとして、色々な漫画やアニメに登場しているため、それなりに有名(HAZE)

ホワイトズケット〔ほわいとずけっと〕
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ズケット(Zucchetto、イタリア語、発音的には「ツッケット」)とはカトリックの聖職者が被る、椀を伏せたような小さな円形の帽子。カロッタ(Calotta、ラテン語)またはスカルキャップ(Skull cap、英語)とも。13世紀頃からミトラ(司教冠)の代用として使われはじめたとされる。位階によってその色は決められており、白は教皇のものである。NINEに登場するLAW専用頭部防具。セットボーナスが得られる組み合わせである法の衣・漁夫の指輪・法王の靴、そしてこれの4つの防具はローマ教皇が身に付けているものに由来しているようだ。(ICBT)

ホワイトライダー〔ほわいとらいだー〕 悪魔
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ヨハネの黙示録の4騎士の1騎。白馬に乗り、手に弓を持ち、4騎士の中で唯一冠を被っている。勝利の上の勝利(支配すること)を得る役割を担っているとされる。マニアクスに登場。慈悲のメノラーを持つ。白馬には目がたくさん付いており(ペイルライダーとの区別化のためか?)、冠を被っているため4騎士の中でもとりわけ目立つ存在である。「ははっ!」が口癖で少し陽気な印象の魔人だが、マタドールと並ぶ恐怖(詰み)の象徴だったのではないだろうか?アマラ深海の第3カルパ(層)に辿り着いた時のイベントの後から、各都市のターミナル前(ダンジョンのターミナルは除かれる)に出現するようになるという厄介な魔人であった(決して「どう見てもストーカーです。本当にありがとうございました。」と言ってはいけない)。「プロミネンス」と固有スキル「ゴッドアロー」が強烈である。しかし、仲魔にするとその「ゴッドアロー」が非常に心強い。物理攻撃スキルをあまり継承しないくせに物理攻撃力がやけに高いという難はあるが(これはペルソナ4においてさらに顕著である)。ヨハネの黙示録になぞらえてか、「勝利のチャクラ」を覚える。せっかくだから「勝利の雄叫び」を覚えてほしかったものである。また、「全体攻撃」を継承させると、放つ矢が1本なのに敵全体に当たってちょっとシュール。(テラダイン)

暴威弾〔ぼういだん〕 弾丸
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葛葉ライドウ中最大の威力を持つ弾丸。鳴海探偵が金王屋に特別に仕入れさせている描写から舶来品と思われる。名前や金王屋の取り扱い注意の言からすると目標着弾時に爆発を起こす炸裂弾のようだ。銃撃を戦闘で重視したいなら手に入れたい弾薬だ。とはいえ悪魔には物理攻撃や銃撃が効かない個体も存在するのだが。(willseek)

暴飲暴食〔ぼういんぼうしょく〕 特殊攻撃
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〔DDSATシリーズ:Insatiable 真SJ:Binge Eating〕
DDSATシリーズに登場するハントスキルで、敵全体にハント属性中ダメージを与える。このスキルの売りはダメージ系ハントスキルの中でも最大の威力を持ち、複数の敵に攻撃できる点にある。さらにDDSAT1ではパワーチャージの効果が適用された為、敵をおびえさえてから繰り出すチャージ済み暴飲暴食の威力は目を見張るものがあった。しかしDDSAT2ではシステムが変更されてパワーチャージ無効になり、おびえ状態の敵に対して威力上昇することもなくなってしまった。真・女神転生SJでは、セクター・カリーナのボス邪神オーカスの専用スキルとして登場。“食材調達”で呼び出したカタキラウワを喰らい、その時点のカタキラウワのHP1/2分回復する。呼び出されたカタキラウワ自身もムドを使用してくる為、スキル“食材調達”も含めて攻撃・回復を広くカバーした戦略的なスキルと言えよう。ただし、カタキラウワになんらかの状態異常を付着させて“暴飲暴食”をさせると状態異常をオーカスが引き継ぐという弱点がある。例をあげれば魅了なら数ターンの間オーカスが自身を攻撃して大幅にダメージを与えられ、魔封なら以後オーカスはほとんどのスキルが使用不能となる。DDSAT版の英訳“Insatiable”は「貪欲な、飽くことを知らない」という意味があり、作中のアートマを得た人間が覚える喰らうことへの衝動に合致しているといえる。一方、SJの“Binge Eating”はbinge(酒盛り、過度の飲酒)とeating(食べる)を繋げた“暴飲暴食”本来の形にかなり近い構成である。DDSATの主題でもある悪魔としての飢えと発現した理性の板挟みの中で『喰らう』ことに特化したハントスキル“暴飲暴食”。片や、同じ悪魔でありさらに似た容姿のカタキラウワをただの食材とみなして喰らうオーカスの“暴飲暴食”。両スキルは同族を喰らうという点で符合してるとも言えるが、向けられる対象と使用の経緯が正反対である。(HUM)

ボーグル〔ぼーぐる〕 悪魔
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イギリスの妖精。日本で言う座敷童子、ネパールで言うキャクに性質は近い。意味もなく道行く人の後を付けてみたり、夜中寝静まった家で大騒ぎしたりとその害も悪戯程度のものである。また、沼地に関係のある魔物ともされる。真1に登場。その伝承からは想像も付かないほど凶悪な悪魔となっている。(ARL)元来決まった姿はなく、舞い上がった塵・埃が寄り集まった姿をしていると言われる。デビルサマナーに登場した時の姿が判り易い。暗い処を好み、大事なものをしまい込みあまり開ける機会のない戸棚や宝箱を好んで住みかにするとされる。(willseek)ファミコン版1,2にも登場しているため、それなりの登場回数。ファミコン版1で同型の地霊ドワーフとの合体で作れる精霊サラマンダーはそれなりに有用(HAZE)

母子合体悪魔人〔ぼしがったいあくまじん〕 悪魔
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「偽典」に登場する悪魔で、種族は「魔人」。主人公・葛城史人の所属するデビルバスター第2部隊の隊長、西野義雄の妻・陽子と息子・知多の成れの果てである。ムールムールによって悪魔の侵攻を受ける初台シェルターのファームでは、結界が破られたことによる悪魔憑依現象が発生、避難していた住民が次々と憑依されては他の住民を食い殺すという惨状が広がっていた。母子合体悪魔人もこうした状況で生まれた悪魔だが、特筆すべきは陽子の胸にすがりつく形で知多が融合しているというむごたらしいその姿であろう。メガテンにおいて登場人物が悲劇的な末路をたどるのは最早恒例行事と言えるほど一般的だが、この母子合体悪魔人のような例は極めて稀である。西野の声に反応し、生前の陽子と知多の声を発する(無論、会話の内容は支離滅裂であるが)姿は、強大な力を持った悪魔に弄ばれる哀れな人間の象徴と言えよう。しかし、幾ら生前の面影を残しているとはいえ悪魔は悪魔。戦って倒すのがせめてもの慰めである。ちなみに倒すとダイヤモンドを落とす。恐らくは結婚指輪だったものであろうが、なんとも皮肉である。(ブタイヘイ)

ボティス〔ぼてぃす〕 悪魔
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ソロモン72柱魔神の一柱で、26の軍団を率いる地獄の総裁または大公。蛇の姿で現れ、命令されると大きな牙と二本の角を生やした人間の姿に変身する。過去と未来についての知識を持ち、その事で問われるとぶっきらぼうに答えるとされる。デビルサマナーシリーズに登場した中級の堕天使。電撃魔法に優れ、物理攻撃力も高め。下半身が蛇のナーガっぽい姿でデザインされているが、フェイスガードに両手の護拳付き短剣、直立するのに用いられている歩行器と、細かい遊びが面白い。(willseek)デビルサバイバー2でも登場しており、ビフロンスと共にある人物に仕えている。 一週目では、頑張れば倒す事が出来るが弱点はないので、無難せずフミを正気に戻す方へ優先した方が良い(Mr.カリウス)

ボディコニアン〔ぼでぃこにあん〕 悪魔
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80年代後半から90年代初めのバブル期における六本木等のディスコ周辺にはボディコンシャスと呼ばれる身体のラインを色っぽく強調するファッションに身を包んだ女性が大勢出没していた。ワンレングスと呼ばれるロングヘアにボディコンスーツで扇子を振り回し、Tバックパンツが見えるのも構わずに先を争ってお立ち台で踊り狂う姿はメディアに盛んに流されたものであった。そうした不気味なまでにお揃いな風俗もバブル崩壊や客離れ等もあって衰退していく。そうしたお揃い風潮の不気味さや怖さを表現する魔物がゾンビとしてワラワラ沸いてくるボディコニアン達なのだろう。襲われた者はモノもカネも場合によっては命までむしり取られていく。ちなみにボディコンスーツの下の肌はやっぱり劣化・腐敗が進んでいるらしい。ファミコン版2では悪霊、真1・2で屍鬼として登場した。ディスコ周辺は比較的出現しやすいようだ。魅了の踊りや毒引っかきの能力を持ち、大勢でワラワラ集う事が多いようだ。さすがにネタが古い為か、最近の作品には登場していない。(willseek)

ボドリビン〔ぼどりびん〕
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真・女神転生IIに登場するガンの一つで、旧都庁で手に入る属性LAW専用の武器。ゲームクリア後のご褒美として見ると、やや物足りない性能である。元ネタは映画『レッドブル(原題Red Heat)』に登場する「ポドヴィリン」という拳銃だと思われる。デザートイーグルをベースに作られたプロップガンで、当然架空の銃。9.2mm口径のロシア製拳銃という設定である。劇中ではアーノルド・シュワルツネッガー演じるロシア人刑事が使用している。(ky)上記にあるようにプロップガンのベースになった銃はデザートイーグルである。数あるバリエーションの中で「.357マグナム弾」使用のモデルを改造したと言われている。デザートイーグルがベースに選ばれた理由は、当時のソ連(現在のロシア)の機関で使用されていたピストルとシュワルツェネッガーのガタイでは「銃があまりに小さすぎて絵にならないから」という説があることを記しておこう。 (アレイ)

ボルヴェルクのラティ〔ぼるう゛ぇるくのらてぃ〕 道具
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ボルヴェルク(「禍なす者」の意)はオーディンが詩の蜜酒を奪う際に巨人に化けて名乗った名前。その際の彼の持ち物の一つが錐のラティであり、らせん状の錐またはドリルのようなもの。ドワーフ兄弟から詩の蜜酒を手に入れた巨人スットゥング、その弟バウギに農奴として雇われたボルヴェルクは、労働の対価として詩の蜜酒を要求した。バウギはこれを承諾したがスットゥングは拒否、そこでボルヴェルクはバウギと共謀する。バウギにラティを貸し与え、フニトビョルグ山地下にある蜜酒の隠し場所までの小さい穴を掘らせる。穴が開通すると、ボルヴェルクは蛇に変身してそこを通り、蜜酒の所に辿り着いた。魔神転生1で登場するイベントアイテムで、入手すると「忘れられた道」と呼ばれる抜け道が現れる。そこは巨人のボルヴェルク達とは違い、人間のヒーロー達にとっては蛇に変身しなくとも通れる広さの洞窟である。また、このアイテムはある方法により、バグを利用して装備可能で、全能力値が最大となる効果がある。(ICBT)

ボルボ〔ぼるぼ〕 悪魔
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北欧の予言を行ったりする女シャーマン達の名称、また彼女達が崇めた女神。血を求める残酷な性格と全てを包み込む愛に満ちた包容力を併せ持つ。典型的な地母神の系譜である。ギリシャの月と冥府と魔術の女神へカーテと同一視され、ボルボ=へカーテの名でも呼ばれた。ちなみにボルボとはラテン語で「私は回る」という意味でもあり、スウェーデンの有名自動車メーカーはそこからこの名を名乗っている。ファミコン版2で初登場の鬼女。異形の顔でドレスをまといポーズをとる印象的なデザインだった。魔女達の女神らしく魔力が高めで多彩な魔法を持つ。ソウルハッカーズではへカーテの三面神としての側面を強調したアレンジデザインになった。デフォルトで強力な魔法持ちである事は共通している。(willseek)真2,ifでも登場。ムド系を使うため、出来限り仲魔にストックしておきたい(HAZE)

ボロックナイフ〔ぼろっくないふ〕
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真2・if...最序盤登場の武器。アタックナイフより若干攻撃力は高い程度。当然後々手に入れていく武器に攻撃力は及ばないが、重要なのはそれを手に戦いに赴く決意である。本来ならナイフ一本持てば人を殺める事は可能なのだ。デモノイドのスパルタン達も戦闘及びパフォーマンス用に持たされている。歴史的には全長が20〜30cm程になる、中世ヨーロッパの騎士達に使用された男子用短剣。ボロックは「こう丸」という意味で、これは柄の両側に球状の部分が付いており剣がさながら男根のように見えたからという下世話な理由とされる。刀は真っ直ぐで突き刺して用いられ、切り裂いて使うにはあまり向いていなかった。球状の突起はナイフを引き抜く際の手がかりにしたり、相手の攻撃を受ける役目を果たした。後の時代にはキドニー(腎臓の形をした)・ダガーとも呼ばれるようになった。(willseek)さらなる別名として「ダジョン・ダガー(不機嫌な短剣)」という名も持つ。ボロックbollock本来の意味は「睾丸」だが、後世のイギリス英語のスラング表現で「くだらない」等といった(現代のアメリカ英語でいうfuckに近い)意味でも用いられる事となる。「キドニー・ダガー」という別名はこのbollockという表現を下品と考え排除しようとしたヴィクトリア朝時代の歴史家によって付けられた名である。この別名の「キドニー・ダガー」について、kidneyの意味は「腎臓」であるが、日本では何故か「親切な」の意味と解説される。kidneyは「気質」の意味も持つが、英語資料をどう意訳しても親切という意味で用いているものは見付けられない。恐らくkidneyをkindly(親切な)と誤読か誤訳した資料が初期にあり、それが日本にて広まったのか。又、同じく日本では負傷者への止め・介錯に用いられたとも解説されるが、英語資料でこの短剣が特にその用途を担ったという記述もやはり存在しない。この部分は先述の誤訳からのこじつけ、及び同用途を名称の由来とする短剣ミセリコルデとの混同と考えられる。(ICBT)

ポイズンミスト〔ぽいずんみすと〕 特殊攻撃
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[Poison Mist]
初登場は真2、恐らく「地獄突き」辺りと同様にプロレス技からの引用と思われ、ならばこれはブレス攻撃に分類されるのだろう。以降長らく見かけなかったが、突如アバチュ2で再登場した後はP3・P4と連続して出番を得ている。いずれの作品でもその位置付けは毒付加攻撃の上〜中位スキルだ。「毒霧」の英直訳だが、実際の英語では「Asian mist」や「Green mist」と呼ばれる。プロレスにおいてはパフォーマンスもしくは反則技の一種で、グレート・ムタが得意とする事で有名。何らかの仕掛けを仕込み、試合中に口に含んだ緑や赤の液体を霧状にして吹き付ける。本人が公言する所ではその材料は劇薬や蛇の毒・ウィルス等を含むというが、当然これは冗談で実際には食品系のものを組み合わせて使用している様だ。(ICBT)

ポイボス〔ぽいぼす〕
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LBシリーズのみに登場する、最強クラスの槍系武器。槍とされた由来・関連は不明。フォイボスとも。「輝く者」を意味するとされ、太陽神としてのアポロンの別名、もしくは称号の様に用い「ポイボス・アポローン」と呼ばれ「光明神」とも訳される。この名はパラスアテナの「パラス」同様、かつては別の神であったものを習合により別名として取り込んだものと推察されてれる。ポイボスは一説には月に関わりのある光明神であったとも。この語の女性形である「ポイベー」はウラノスとガイアの間に生まれた女神の名で、アポロンの祖母にあたる。又、ポイボス同様に称号として、こちらは月神の名に付けられる事も。(ICBT)

ポイント配分〔ぽいんとはいぶん〕 言葉
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レベルアップした時に行うもの。伸ばす能力を自分で決められるため、キャラの能力はプレイヤーによって様々。ヒロインなどの性格は設定されているが、パラメータは自分で設定できるもう一つの性格かもしれない。ただし、ちゃんと先のことも考えて振り分けなければ後悔する。自分好みのパラメータに振り分けるのであれば、たとえそれがネタに走ったものであろうがそれでやっていけるように努力しなければならない。とか偉そうなことを言ってしまったが、自分もよく失敗する。ソウルハッカーズでは耐に二人ともまったくポイントを振り分けてないせいで今現在非常にスリリングなバトルとなっている。作品によってパラメータの効果は結構違ったりする。どの作品でも上げないと苦労するパラメータと言えば、おそらく「速」だろうか。(daidai)葛葉ライドウシリーズでは速のパラメータがなく、意外に「魔」や「耐」のパラメータが仲魔使役や戦闘勝ち抜きに重要になっている事が多い。作品によって有効な配分を選ぶべきだという事だろう。(willseek)レベルアップ時に上昇させる能力をプレイヤーが選択出来るというこのシステムはコンシューマRPGにおいてはかなり珍しい部類に入るが、これはTRPG系のシステムをそのまま採用した事が由来だろう。そもそも真1からの採用である6つの能力値も(その並びから直接の参照元はwizであろうが、元を辿れば)D&Dの影響が強く、魔法系アビリティが「知力」・「魔力」の2つに分かれている事も、D&Dにおいて魔法系職業が魔法使い・僧侶の二種存在し、それぞれに分類される魔法に影響する能力値が別々である事に起因している。メガテンも上辺だけこれに倣ったのだが、魔法系統が二種に分かれている訳ではない為、その必然性は全く存在しなかったのだ。特に「知力」の立ち位置が曖昧となり、「魔力」程は魔法威力に影響せず、悪魔会話・状態異常付加系魔法の成功率・魔法習得、さらには命中や回避にも若干影響するという少々ややこしい能力であった。この悪習とも言える状況は実に真1〜NINEまで長らく続き(途中、ペル1・2で変更があったものの定着はせず)、魔法系アビリティの「魔力」への一本化が定着するのは実に真3を待たなければならなかった。(ICBT)魔神転生2では「はやさ」のパラメータに差があると、速い方のキャラが二回攻撃出来るという変わった特徴がある。ストラテジーであるために攻撃順序が固定され、命中率もターンのやり直しである程度融通できるので追加されたのだろう。(魔神転生1では、実際にほとんど割り振らなかったが問題なかった)(HAZE)

ポジトルヲの結晶〔ぽじとるをのけっしょう〕 道具
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葛葉ライドウ対アバドン王に登場する、人々の幸運の結晶。転じて人々の抱く希望の塊とも言える。絶望の念に対して対消滅作用があり、ネガティブな念の結界や洗脳状態を打ち消す作用がある。絶望に立ち向かう希望という訳だ。槻賀多一族の秘伝として伝わる運喰い虫達は人の幸運を喰らい、生まれた場所である天斗永君堂に戻って来る。そこで吸収した幸運を貯め込む球状の大きな巣を形成する。これがポジトルヲと呼ばれるのである。物語終盤、ポジトルヲが必要になったライドウ達であったが、ポジトルヲの巣は深淵世界の門封印に使用されてなくなってしまっていた。運喰い虫の創造者である蟲人を頼ったライドウ達に、蟲人は運喰い虫を大量に集めさせるとその腹を割き、取り出した幸運を練り合わせて光り輝く塊を作り出した。このポジトルヲの結晶を希望の力として、ライドウ達は最後の決戦に赴くのであった。(willseek)

ポズムディ〔ぽずむでぃ〕 魔法
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[POSM-Di]
味方一人の毒を中和する。唱えられた者はPOISONが治る。SFC版真女神転生ではBADステータスになると、2DMAP移動時のダメージ表現が非常に鬱陶しいので、毒にかかった仲魔が居たらこの魔法ですぐに治してあげよう。(ARL)

ポルターガイスト〔ぽるたーがいすと〕 悪魔
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ドイツ語で「騒がしい霊」を意味する名の悪霊、または怪奇現象そのもの。家中で誰も動いていないのにガタピシと音が聞こえ(ラップ音)、家具調度が勝手に動いたり飛んだり、電化製品が勝手に動作したりする。多くは思春期の子供による悪戯だったり多くの住民が同時に下水を流すなどの思いも寄らぬ原因で引き起こされる物理的現象として説明できるものである。だがごくたまに霊的存在の介在でしか説明できないケースが存在するらしい。いずれにせよ、見守る人間がいてこそ顕在化する存在である。妖怪だと家鳴り(やなり)という事になるのだろう。ファミコン版1で初登場の物怪、真2以降は悪霊。レベルは低いが使ってくるザン等の魔法は序盤では十分脅威である。子供のサイコキネシス説に従い、子供の幽霊のような姿で描かれている。ソウルハッカーズでは空飛ぶ椅子での攻撃だ。(willseek)ストレンジジャーニーでは、持っている椅子を落としかけて、慌てて持ち上げるアニメーションがかわいい。真2でも、跳ね回るアニメーションが「生まれたての悪魔」のNPCのグラフィックに流用されている。(HAZE)

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